docomoの新料金プランカケホーダイが始まりました。
従来よりも通話に特化した料金プランになっていて、基本料金がこれまでよりも高くなっています。そのかわりに、パケット通信量を家族同士で分けあえるようになりました。
電話をしない場合には値上げに近い状態ですが、家族が多い方にはパケットの分け合いも新プランは魅力的なようです。
170万人の利用者が変更をすでに予約しているとのことです。
ドコモショップも5月の終わりからものすごく混み始めており、しばらくこの新料金プランはdocomoの話題の中心になるかもしれません。
今回は、このカケホーダイを使って、docomoのiPhone5sへ契約した場合の料金プランを紹介したいとおもいます。docomoのiPhone5sの16GBを使って、カケホーダイを契約、あるいはカケホーダイに契約変更した場合に、いくらになるのかも計算します。
カケホーダイ＆データMパックの場合
最初はカケホーダイとデータMパックを合わせてみた料金です。
データMパックは5GBまで使えて5000円ですので、これならばパケホーダイ for iPhoneの比較になるとおもいます。
iPhoneだとカケホーダイは2700円のスマホプランになります。
月々サポートに最初から消費税が含まれているので、最初の計算も消費税込の料金にしてあります。
- 2916:カケホーダイ
- 324:spモード
- 5400:データMパック
- -3024:月々サポート
- (3024:24回の分割支払い代）
- 5616円：合計（8640円：分割の合計）
これはiPhone5s 16GBを一括で買った場合です。一括以外で割賦を組んだ場合は、月々サポートと同じ額の本体分割代がかかりますので、料金の合計は8640円になります。
同じく今iPhone5sを古い料金プランで契約していて、このカケホーダイのプランに変更した場合、4月以前の契約は月々サポートが2940円なので、合計5700円となります。
カケホーダイ＆シェアパック10の場合
データMパックと、シェアパック10では料金も特性も違います。
Mパックは5GBまでで、シェアオプションをつけられる回線は1回線、それもデータプランの回線しかつけられません。
一方でパック10から始まるプランは、シェアオプションをつけられる回線が9回線まであります。そして、データでも音声でもどちらでもつけられます。その分パケットパックの料金は高いのですが。
シェアパック10は、家族が多くて、それほどネットをしない家庭の方ならばいいかもしれません。代表回線以外は500円のオプションでパケット通信が出来ますので。
このシェアパックを使った料金も先ほどと同じように計算してみます。
- 2916:カケホーダイ
- 324:spモード
- 10260:パケットパック10
- -3024:月々サポート
- (3024:24回の分割支払い代）
- 10476円：合計（13500円：分割の合計）
これだけみるとすごく高く見えます。実際にこのプランを契約する場合は、別の家族の回線や自分の別の回線を複数繋げることになるので、すべてを合わせた料金だとちょっとは安くなるとおもいます。
カケホーダイ＆シェアオプションの場合
今のシェアパックに繋げるための別回線、いわゆる子回線というものの料金を計算します。
子回線だと、シェアオプションという500円のパケットプランとカケホーダイの組み合わせで持つことが出来ます。
これをつけるとパケットパックやデータパックのパケットをわけあえる、つまり「パケあえる」ことが出来るわけです。
このプランは、500円ですが形式上データSパック扱いになるので、月々サポートがつきます。ですので、今までのプランのように計算することができます。これもiPhone5s16GBです。
- 2916:カケホーダイ
- 324:spモード
- 540:シェアオプション
- -3024:月々サポート
- (3024:24回の分割支払い代）
- 756円：合計（3780円：分割の合計）
前提となる代表回線が存在するので、子回線扱いのこのプラン自体は非常に安く持つことができます。
旧料金プランだと、MNPで2835円で持てた時代もありましたが、それとはもちろん通話面でメリットが大きく違いますが、それでも料金は結構高くなってしまいました。
維持費用をもっと安く出来るように、大きめの料金割引キャンペーンがあればいいんですが。
