家族向けに折りたたみスマホを安く買いたいと思っていたところ、ドコモの認定中古品であるdocomo CertifiedのラインナップにGalaxy Z Fold3があるのを見つけました。
通常の機種変更価格は10万円ほどとまだまだ高額だったのですが、MNPであれば49,000円からと折りたたみスマホかつ高性能なスマホとしては十分に安くてお得な内容になっていたため、こちらを契約してみました。
docomo Certifiedではスマホの状態によって「A+」や「A」といった中古品の格付けがされているのですが、自分が選んだのは今回のGalaxy Z Fold3の中では最も低い「B」クラスです。
最も低級な状態に分類されるために価格が他のクラスよりも安かったわけですが、届いたスマホは画面こそ大きな傷はないものの、カメラが割れておりUSB電源まわりやスピーカー周りに汚れが多く、ボディもそこそこの傷やチリが混入していました。
ドコモ公式の認定中古品ということでもう少し良さげなものが届くかと思っていましたがしっかりとした中古が届きました。
ケータイ補償に加入して外装交換、4,400円で見た目は新品に
通常ならこれだけしっかりした中古品が届くとテンション落ちてしまう感じなのですが、今回は
「docomo Certifiedで購入直後のスマホでもケータイ補償に加入すれば外装交換を利用できるのか。それも安く利用できるのか」
といったところを調べたかったのもあり、むしろ傷アリ状態は丁度良かった感じです。
そんなわけで「B」クラスのGalaxy Z Fold3が届いて2日後にドコモショップのGalaxyリペアコーナーにてケータイ補償を利用して外装交換をお願いしてみました。
その結果は
- 4,400円のケータイ補償価格で外装交換が60分ほどで完了
- 「B」クラスなのに見た目は新品同様(両ディスプレイ交換/カメラユニット交換/外装フレーム交換/電池交換/USB端子交換の対応)
- 2日間の間に移行したデータも消去無し(Galaxyリペアコーナーのみの特典)
といった非常に満足できる内容になりました。
本来であれば状態の良いスマホを購入するためには「A+」や「A」クラスのdocomo Certifiedスマホを選ばなければいけないところですが、
たったの4,400円で「B」クラスでも新品同様のコンディションに生まれ変わらせることができました。
「A」クラスのMNP価格が55,000円、「B」クラスが49,000円ということを考えると、差額以下の費用で「A」クラス以上のスマホを手元に置くことができたので、個人的には非常に満足のいく買い方をすることが出来ました。
これならば今後もdocomo Certifiedスマホで折りたたみ機種がラインナップに追加された時は購入していこうと思わされる内容になっています。
iPhone等ではどのような扱いになるかはわかりませんが、少なくとも修理対応中のAndroidスマホならば購入直後に外装交換を即時申し込むことで新品同様のスマホとして利用することができるので、少しお得になるかと思います。
一応内部基盤等は古いもののままですが、ここが悪くなることはそこまで想定しづらいために心配はいらないかと・・・。
折りたたみスマホデビューをしたい方にも現在のdocomo Certifiedのラインナップは魅力的かと思うので、中古品度合いが気になるという場合には今回紹介した即外装交換という方法を試してみてはいかがでしょうか。
注意点は以下の通り。
4,400円での修理・外装交換には契約時にケータイ補償への加入が必須で、ケータイ補償はGalaxy Z Fold3の場合550円/月。
外装交換が可能なスマホはドコモの「修理対応可能機種」に載っている必要があり、全てのdocomo Certifiedスマホにこの方法が通用するわけではないので注意が必要です。
またGalaxyリペアコーナーを利用する以外の方法で外装交換をするとデータが初期化される修理対応になるのでそちらも注意が必要です。
個人的には折りたたみスマホが使えてデータ消去無しで修理や外装交換ができるという点で、Galaxy以外のスマホをメインで使うことはここ数年無くなっている状態です。
その他、外装交換やGalaxyリペアコーナーについては以下の記事で。