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AQUOS sense4 liteレビュー 圧倒的なバッテリーと大きく改善された性能、実質2万円台が破格に感じるおすすめのミドルレンジスマホ

AQUOS sense4 liteレビュー 圧倒的なバッテリーと大きく改善された性能、実質2万円台が破格に感じるおすすめのミドルレンジスマホ

AQUOS sense4 liteを購入して利用しているのでそちらのレビューを行いたいと思います。

今回は楽天版のsense4 liteですが、基本スペックに変わりはないためドコモで販売されているAQUOS sense4の参考としても使えるかと思います。

詳しいAQUOS sense4シリーズの違いといったところは記事内でも触れているので、liteやbasicといった種類のある中でどのAQUOS sense4を買えばいいのか、というのに迷った時にも見てもらえればと思います。

今回楽天版を選んだ理由、そのメリットといったところも紹介しているので、AQUOS sense4シリーズに興味を持っている方はそちらも確認してもらえると嬉しいです。

楽天モバイル:AQUOS sense4 lite

OCN モバイル ONE:AQUOS sense4

ドコモオンラインショップ:AQUOS sense4

Y!mobileオンラインストア:AQUOS sense4 basic

 

AQUOS sense4 liteのスペック

AQUOS sense4 lite
OS Android 10
SoC Snapdragon 720G
ディスプレイ 5.8インチ
(1080×2280)
RAM 4GB
ROM,SDカード対応 64GB,micro SD 1TB対応
アウトカメラ 1200万画素(広角)
800万画素(望遠)
インカメラ 800万画素(標準)
サイズ 148 x 71 x 8.9 mm
重量 176g
バッテリー 4570mAh
通信機構 Wi-Fi: 802.11 a/b/g/n/ac(5GHz対応)
生体認証 指紋認証・顔認証
その他 防水・防塵、おサイフケータイ、イヤホンジャック、MIL規格19項目、eSIM

まずはAQUOS sense4 liteのスペックから確認をしていきます。

防水・防塵、おサイフケータイを備えたモデルとなっており、今作ではさらに耐衝撃性能や過酷な環境下での利用も可能なMIL規格に19項目も準拠することになり、利便性と安心感を持った格安モデルというものになっています。

従来の日本向け機能を持った使いやすさはそのままに、今回はSoCがSnapdragon 720Gへと大幅にアップグレードされています。

こちらのSoCの実力はこの後の検証結果や以下の記事なんかにもあるように、価格の割にかなり良い性能を見せてくれるため、これまでの安いモデルとは一線を画した使い勝手の良さを見せてくれるはずです。

Snapdragon/スナドラ 765G/730G/720G/665スマホのまとめ ベンチマーク、動作比較 | スマホ辞典

全体的に32,800円で買えてポイントが8,000円分ほど付いてくるような低価格スマホとは思えないぐらいに充実したスペックとなっています。

 

AQUOS sense4シリーズの違い

上記は今回購入したAQUOS sense4 liteのスペックとなりますが、他の『AQUOS sense4』の名称を備えたスマホとの違いといったところも確認をしていきましょう。

現在AQUOS sense4シリーズにはドコモ版の『AQUOS sense4』とY!mobileから発売されている『AQUOS sense4 basic』が存在しています。

これらの機種の主な違いは、

カメラ、RAM、周波数、指紋認証

といったところです。

基本的なデザインやSoCがSnapdragon 720Gであるところは変わりませんが、所々でコストダウンがされていたり販売キャリア内での最適な周波数を用意したモデルというものへとマイナーチェンジがされています。そちらを詳しく確認していきましょう。

AQUOS sense4 AQUOS sense4 lite AQUOS sense4 basic
カメラ 3眼
(広角/超広角/望遠)
2眼
(広角/望遠)
2眼
(広角/望遠)
RAM 4GB 4GB 3GB
生体認証 指紋・顔認証 指紋・顔認証 顔認証
SIM対応 nano SIM
(SIMフリー版はnano SIM×2)
nano SIM/eSIM nano SIM
LTE Band B1/3/5/8/12/
17/19/39
B1/2/3/5/8/12/
17/18/19/39/41
B1/3/5/8/12/
17/18/19/28/41

基本的にsense4との比較でsense4 liteが劣っている所というのは超広角カメラが排除されている、という点だけです。

それ以外での違いといったところではむしろsense4 liteの方が良い部分というのもあり、対応周波数やeSIM対応といったところは優れています。超広角カメラさえ問題なければ、sense4 liteの方が価格が安くて使い勝手も良いものになる、という事になります。

なので単純にliteの方が廉価版、とも言いにくい状態です(あくまでも2020年11月時点でのAQUOS sense4シリーズの比較)。

一方でbasicは完全な廉価モデルとなっています。

カメラが減らされているだけでなく、RAMも指紋認証も減らされてしまっています。

こちらは今回のレビューとはまた微妙に違った使い心地(大部分がネガティブな変化)になるかと思うので、その点はレビューを参考にして貰う際には注意してもらえればと思います。

 

AQUOS sense4シリーズの価格とキャンペーン

販売価格については以下の通り。

AQUOS sense4 AQUOS sense4 lite AQUOS sense4 basic
販売価格 37,244円 32,800円 36,000円

AQUOS sense4キャンペーン(ドコモ)

  • 抽選で10,000dポイントが当たるキャンペーン

AQUOS sense4 liteキャンペーン(楽天モバイル)

  • Rakuten UN-LIMIT同時契約で8,000楽天ポイントプレゼント
  • Rakuten UN-LIMIT1年間無料キャンペーン・eSIM発行も無料
  • 抽選で2,000楽天ポイントが当たるキャンペーン

AQUOS sense4 basicキャンペーン(Y!mobile)

  • PayPayボーナス3,000円分必ずプレゼント
  • 新規・MNPでプランM以上の契約15,840円引き(販売価格が20,160円に)
  • 機種変更で7,200円引き(販売価格が28,800円に)

 

楽天モバイルやY!mobileでの販売においては、回線セット契約によって非常にメリットのある特典や割引が付いてきており、実質価格で2万円台に突入していきます。

最も良いのはやはり楽天モバイルのAQUOS sense4 liteでしょう。

こちらは

  • 8,000ポイント
  • 1年間通信費が無料になる楽天回線
  • 抽選ながら2,000ポイント

といった特典が用意されており、ポイント還元によって実質的な価格が約2.5万円からになります。

回線契約がセットですが今まで楽天モバイルを契約したことがなければ1年間無料で使えますし、eSIMでのデュアルSIM運用が可能なので使いたかった回線と併用できます。

これはちょっと安すぎるというかコスパ良すぎでしょう。端末の実質価格も回線の維持費も負担がなく、それでいてこれから紹介する性能面での良さを持っているというのはちょっと破格です。

 

※追記:SIMフリー版発売、OCNモバイルONEが特に安い

上記の各キャリアやサブブランドでの販売の他にSIMフリーモデルも登場してきました。

SIMフリーモデルは35,980円ほどの定価となっており、各MVNOがキャンペーンでもう少し安く売りだしています。

その中でもOCNモバイルONEの安さが際立っています。

OCNモバイルONEでは音声契約セットで19,800円、MNP&330円/月のオプション加入で13,200円という安さで販売されます。

これはSIMフリーかつAQUOS sense4ということを考えると破格でしょう。

SIMフリー版を最も安く契約したいのであればOCNモバイルONEがベストになりそうです。

楽天モバイル:AQUOS sense4 lite

OCN モバイル ONE:AQUOS sense4

ドコモオンラインショップ:AQUOS sense4

Y!mobileオンラインストア:AQUOS sense4 basic

 

AQUOS sense4 liteのデザイン

デザインとしては全体的に非常にシンプルなものになっています。

AQUOS sense3よりは丸みが消え、四角いスマホといった印象が強くなったでしょうか。

イヤホンジャック搭載。

前面指紋認証かと顔認証にも対応しています。

 

AQUOS sense4 liteの各種性能について

性能・Antutuスコア

まず性能面をベンチマークアプリで確認をしていきましょう。

性能に関するベンチマークについては最もポピュラーなAntutu Benchmarkアプリを利用し確認していきます。

こちらの数値を他のモデルと比較していくことで、AQUOS sense4 liteの実力がどの程度あるかというのを確かめてみます。

基本的に数値としては20万点を超えるようになると普通の使い方なら体感での差は少なくなり、ゲームなど一部の重いアプリの挙動に差が見えるのみになってきます。

Ver8.4.3 AQUOS sense4 lite Redmi note 9S Pixel 4a Xperia 10Ⅱ
総合スコア 269267 249133 275962 172819
CPU 96166 100321 96723 70533
GPU 72648 49736 70825 34271
MEM 45499 46883 55931 35906
UX 54954 52193 52483 32109

AntutuのベンチスコアはAQUOS sense3の11万点から一気に2倍以上の27万点という数字に。

Snapdragon 720Gを採用したことによって、不満が出やすいポイントではあった性能面といったところのボトルネックというのが一気に解消されています。

これだけの性能アップが行われているため、sense3と比べて使うとその快適さ、動作の軽快さというのが如実に感じられるものになっていて、満足度は価格を考えたら非常に高いです。

ベンチスコアの高さがしっかりと動作に反映されているので、性能面においてあまり目立つことの無かったAQUOS senseシリーズの中ではポジティブな意味で異質な存在となっています。

ゲーミング機能について

AQUOS sense4 liteにはゲーム向けのゲーミング機能も用意されています。

  • 通知ブロック
  • 動作ブロック
  • ゲーム画質
  • パフォーマンス設定
  • 録画機能
  • 検索機能

といった機能です。

AQUOSのゲーミング機能についてはAQUOS R5Gでノッチ制御の問題と合わせて不具合が多発していたわけですが、今回のAQUOS sense4 liteについてはその問題が現状は発生していないため、よりゲーム向けに最適化されたと言っていいかと思います。

(もしも問題が起こった場合にはAQUOS R5Gでの対応方法を真似してみて下さい⇒AQUOS R5Gでゲームアプリが正しく動かない場合の対処法【荒野行動/第五人格(Identity V)など】 | スマホ辞典

これと言って際立った機能などはない訳ですが、不具合が起きなかったという点だけでも過去のAQUOSシリーズを知っていれば安心できるポイントでしょうか。

ゲームの操作について

ゲーム自体の挙動について確認していくと、やはりSnapdragon 720Gということでミドルレンジモデルとしてはかなり対応力が高いです。

常に快適、というわけではないですが、高画質設定なんかにしてもサクサク動かせてカクつきも少なく抑えられるため、従来のAQUOS senseよりも圧倒的にゲームもしやすいものになっています。

荒野行動はfpsや画質をアップさせてもしっかりと動かせ、重たく感じることも僅かです。

フォートナイトもある程度の画質を保った状態で動かすことが出来ます。多少はカクついたりする場面はありますが、スムーズな時はスムーズに扱えるため、従来のAQUOS senseシリーズやSDM665なんかのミドルレンジを触ってきた身には感動する快適さとなっています。

これまでのAQUOS sense3までの機種は「ゲームをしないで普段使い中心ならおすすめ」といった感じでしたが、このAQUOS sense4 liteは「ある程度のゲームもストレス少な目で楽しめるスマホ」といった新しい形でおすすめ出来る機種になっています。

 

バッテリー性能

バッテリー持ちについても複数の状況下で検証をしているので参考にしてもらえればと思います。

テスト内容 バッテリー状況
AOD・アンビエント表示オン:スタンバイ状態で10時間
AOD表示オフ:スタンバイ状態で10時間 100%⇒98%
明るさオートでYoutubeスポーツ2時間(720p) 100%⇒95%
黒い砂漠モバイル1時間オート戦闘 100%⇒89%
フォートナイト、パーティーロイヤル1時間エモート 100%⇒85%

YouTube推移

(同時記録ではなくそれぞれ購入直後の推移。気温差などで同条件ではないものの、バッテリー劣化する前の結果として比較の参考にしてください。)

1時間 2時間 3時間 4時間 5時間
AQUOS sense4 lite 98% 95% 92% 89% 85%
iPhone 11 Pro 99% 91% 86% 79% 71%
iPhone SE 89% 76% 63% 50% 26%
Xperia 1Ⅱ 93% 80% 76% 71% 62%
Redmi Note 9S 96% 92% 88% 82% 76%
Pixel 4a 92% 82% 76% 71% 62%
Mi 10 Lite 5G 96% 92% 87% 83% 78%

楽天モバイル公式電池持ち時間

連続通話時間 約63.3時間
待ち受け時間 約1020時間

バッテリー持ちはAQUOS senseシリーズ共通の良い点ですが、このAQUOS sense4 liteでも最高クラスのバッテリー持ちを見せてくれています。

Youtube5時間で85%残り、フォートナイト1時間でこちらも85%というのは他のスマホでは見られないレベルのバッテリー持ちの良さです。

4,500mAhを超える大容量さ、省電力IGZO、省電力なCPUといった組み合わせによって驚異的なバッテリー持ちの良さを見せるスマホが完成されています。

このバッテリー持ちの良さ、というより凄さはAQUOS sense4 liteやAQUOS sense4シリーズの大きな強みになるでしょう。

ゲームをしても発熱も少ないために電池が減りにくいため、位置ゲー用のサブスマホなんかに使っても非常に優秀です。

 

発熱

発熱に関してはAntutuを連続で起動し、Antutuアプリで観測した数値を確認していきます。

Antutu連続起動 バッテリー温度 CPU温度
1回目 31.4℃ 36.7℃
2回目 33.3℃ 38.7℃
3回目 34.5℃ 40.6℃

(同じ環境下:11月の気温(20℃ぐらい、エアコンありでの設定)で比較)

比較機種/同一環境下 1回目 2回目 3回目
AQUOS sense4 lite 31.4℃/36.7℃ 33.3℃/38.7℃ 34.5℃/40.6℃
Pixel 4a 31.5℃/49.6℃ 35.1℃/49.9℃ 36.8℃/57.6℃
Xperia 10Ⅱ 31.6℃/38.3℃ 33.9℃/39.6℃ 35.1℃/40.8℃

発熱の低さといったところも高く評価できるポイントです。

Redmi Note 9Sほどではないものの、Snapdragon 720Gはこの辺りうまく制御がされた上で高性能を見せてくれるようなので、かなり安定感はあるかと思います。

Pixel 4aなんかと比べても発熱具合が少なくて、ベンチスコアも低くなったりしないので長時間使ってもパフォーマンスに大きな影響を与えないことが予想されます。

また上記にもあるようにバッテリー持ちにも悪影響を及ぼさなくて済むため、全体的な満足度の高さは非常に評価することが出来ます。

 

『AQUOS sense4 lite』のカメラ性能をチェック!

続いてはAQUOS sense4 liteのカメラ性能についてを実際の写真と共に確認していこうと思います。

カメラスペック

アウトカメラ 1200万画素(広角)
800万画素(望遠)
インカメラ 800万画素(標準)

用意されている撮影モード・撮影機能は以下の通りです。

 

撮影モード

  • 写真
  • 動画
  • 背景ぼかし
  • スローモーション
  • タイムラプス

撮影機能

  • QRコード読み取り
  • チラつき防止
  • 水準器
  • AIシャッター
  • 接写モード・逆光モードなどのシーン別に合わせた「おすすめプラス」

といった内容です。

AQUOS sense4 lite実機で撮影した写真

以下ではAQUOS sense4 liteで撮影した写真を載せておくので見てもらえればと思います。

サイトの容量の関係上、写真は圧縮してあるためアップで見ると多少ノイズが載っている場合がありますがご了承ください。大まかな雰囲気を感じて貰えればと思います。

標準カメラはこのようになります。

明るい場面での鮮やかさな写真は結構良いものになっているかと思います。逆光下でも白飛び耐性はある程度有しており、ミドルレンジモデルのカメラとしては及第点は十分に与えられると思います。

夜景に関しては夜景モードはないもののAI撮影をオンにすると長時間露光が可能になって準夜景モードでの撮影が出来ます。

若干明るすぎる夜景写真になってしまうため、この辺りは好き嫌いが強く出そうです。手ぶれ補正も夜景向けの露光では効きづらいために注意が必要です。

 

望遠レンズに関してはこのようになっています。

完全にピントが合っておらず、AF周りで修正が絶対必要なレベルで酷い写真となっています。

望遠レンズは本当に手の届く範囲でしかまともにピントが合わないため、明らかな不具合といっていい内容です。

現状発売から1週間の中では修正の案内などありませんが、どれくらいの期間でこれが修正されるのか、というところにも注目したいと思います。楽天モバイル専売の中で楽天・シャープがどれほど修正に素早く動いてくれるでしょうか・・・。

望遠撮影の予定があるようならアプデ修正を待ってから購入するようにしましょう。

当然直してくれると思いますが果たして・・・。

 

AQUOS sense4のカメラを使う前に確認したい『カメラ設定』

AQUOSシリーズで写真撮影を行う際には、必ず設定画面を確認してから撮影するようにしてください。

AQUOSシリーズのカメラ設定は初期設定において確認すべきポイントとして、

  • オートHDR
  • 撮影比率

というものがあります。

従来AQUOSシリーズでは初期設定で『オートHDRがオフ』『撮影比率が16:9』という、万人向けとは言えない設定になっていることが多いです。

特に撮影比率で16:9というのはAQUOSシリーズぐらいでしか見たことない初期設定になっており、4:3に変更した方が今までのスマホのカメラと同じように使えるはずです。

撮影範囲も16:9の比率はただ単に4:3に比率の上下を切っただけの撮影手法になるため、4:3で撮影してトリミングした方が自由度は高まります。

16:9はこちら

4:3はこちら

どちらも同じ場所から撮影しましたが、4:3の方がより広い範囲を撮影できているのがわかると思います。

 

また今回のAQUOS sense4 liteではオートHDRは初期設定でオンになっていましたが、ここもチェックは必要でしょう。

カメラ性能を考えるとオートHDRはオンであったほうが撮影はしやすいものになるかと思います。

とりあえずカメラは撮影前に4:3の比率に直すことをおすすめしたいです。

 

動画撮影

動画性能はレビューと一緒にこちらに。

ピントが合いにくかったり、手振れ補正があまり効かなかったりと、動画性能に関しては非常に弱いと言わざるを得ないものになっています。

価格相応、あるいはそれを下回る性能になっており、この点は全く満足感が得られないでしょう。

完全に動画を撮らない人向けになっています。

 

AQUOS sense4 liteレビュー:メリット・デメリット、良い点・悪い点について

1:動作レスポンスは大きく向上!ストレスはかなり少ないものに。ただしスクロールが制御されているため、高速な動きが出来ない別のストレスが

まずこのAQUOS sense4 liteに関して非常にポジティブになれる点は、動作面でのレスポンスの良さや操作中の引っ掛かりの少なさというのがAQUOS sense3から大きく改善しており、価格を考えた時のストレスの少なさというのはかなり納得のいくものになっています。

AQUOS sense3のSnapdragon 630ではパワー不足を感じる場面が多かったですが、今回のAQUOS sense4 liteでは結構重たく感じるアプリでもしっかりと反応してタッチ後の変遷といったところもモッサリすることなく操作できるのは確かな進化です。

従来のAQUOS senseシリーズを触ってきたことがあるならば、この性能の良さといったところは強く感じて貰えるかと思います。

 

この動作の良さは非常に高く評価することができるかと思います。ミドルレンジモデル、3万円台前半やそれ以下で買える可能性が高い機種でありながらこの性能というのは、安心して他の人におすすめできる内容です。

ゲームの相性問題も現状見る限りは解決しているようですし、なおかつパワー不足といったものが感じにくいだけの性能の高さがあるため、低価格でスマホを機種変更したいけどゲームもある程度楽しみたい、という人であっても満足できるだけの能力を持っています。

この辺りの「ゲームもできる」という評価が従来の格安スマホと比べてもかなりアップしたのがAQUOS sense4 liteになっており、「とりあえず安くて機能もあって性能も良いスマホが欲しい」という方なんかに本当におすすめです。

 

こうした高い評価が出来る性能の良さを感じる一方で、実際に使っていくと自分の操作にしっかりとついていかない挙動が見られます。

これはレスポンスが悪いというものではなく「スクロールの速度が一定以上上がらない」というものになっており、早く目的の箇所へと移動したい時にかなりストレスを感じます。

SHARPスマホはこの「スクロール制御」といったものがかけられていることが多く、自分の操作とスマホの動作が合わない=体感として操作が鈍く感じられてしまうものになっており、性能とは異なる理由で動作にストレスを感じる場面が確かにあります。

この問題は全てのアプリや操作に起きるわけではなく、TwitterやYoutubeやGoogle Play、それに設定画面などで確認できるもので、Chromeやゲームプレイなんかでは問題なくスムーズに操作できるために適用されるのはあくまでも一部となっています。

ただそれでもどのアプリでスクロール制御が行われるのかその法則がわからないため、愛用のアプリに制御が効いてしまうと使いづらいものになってしまうかと思います。

このスクロールが強く制御されている点は不満を感じるものになっており、恐らく口コミなんかでもこの指の動作との乖離といったところから「レスポンスが悪い」「動作が重い」といった声も挙がってくるかと思います。

 

実際は動作が重いというわけではないですが、動作が重い・悪いと体感してしまうようなスクロール速度の調整がされていて、この点は動作周りにおいて評価できない点・多くの人に注意してもらいたい点です。

 

このように性能面ではSnapdragon 720Gというミドルレンジの中でもかなりしっかりとした性能を持ったSoCを採用したことによって、AQUOS sense4 liteはミドルレンジスマホ全体の中でも快適さの高いレスポンスを見せてくれるのですが、独自のスクロール制御の影響によって実際に使ってみると多くの場面で自分の操作についてこない動きの遅さというのが発生してしまい、あまり気持ちの良い使用感にはならないという問題を孕んでいます。

性能は良くて動きもカクつかないのですが、体感は気持ちよくないというちょっと変わった使用感になるスマホというのはしっかりと把握しておく必要があります。

 

2:バッテリー持ちの良さは異次元。「1週間以上持つ」との宣伝コピーも誇大ではない

AQUOS sense4 liteで最も高く評価できる点はバッテリー持ちの良さです。

こちらはもう検証結果にもある通りですが、まあ安心感が違います。

発熱もしにくい仕様なので、ゲームを長時間続けていてもバッテリーが減りにくいというのは中々他のスマホでは見ることのできない特殊さと言えます。

待機状態10時間でわずか2%しか減らないというのも心強く、「1週間持つ電池持ち」という宣伝コピーも誇大広告ではないでしょう。

IGZOパネルの省電力さ、省電力でゲームもできるパワフルなSnapdragon 720G、大容量なバッテリーといった構成は中々他のミドルレンジスマホでも見られません。

メインスマホとしてもちろん安心感を持って使えますし、高負荷なゲームは流石に快適さがそがれるもののある程度のゲームを長時間遊ぶためのサブスマホとしても非常に優秀な電池持ちと性能を見せる機種になってくれるはずです。

電池持ちの良さはこのAQUOS sense4 liteの一番の魅力となってくるでしょう。

 

3:sense4 liteはeSIM対応。カラーリングラインナップは少ないが、魅力的な機種なのは間違いない

今回自分が購入したのはAQUOS sense4 liteです。

AQUOS sense4 liteは sense4よりもカラーリングは少なく、超広角レンズも使えない代わりに、多様なLTE BandとeSIMに対応したデュアルSIMでの運用が可能になっているために、AQUOS sense4ではなくsense4 liteを選びました。

デュアルSIM運用が出来てマイクロSDも使える疑似トリプルスロット的な運用が出来るためにAQUOS sense4ではなくAQUOS sense4 liteを選んでいます。

先ほどのバッテリー持ちの良さからテザリングをさせても問題が少ないため、それ用にeSIMと物理SIMを併用できるliteはやはり魅力的です。

楽天モバイルをまだ契約していない人であれば1年間無料でeSIMを使えてデータ通信量も無制限なため、超広角レンズの利用頻度が少ないようならば今回はsense4よりもsense4 liteを選んでも良いかと思います。

それだけ今回はliteにも魅力があります。

 

4:便利機能にはPayトリガーが。指紋認証センサーを長押しで任意のアプリを設定可能

便利機能の追加といったものはAQUOS senes3からあまりなく、基本的にはSHARPスマホに用意されている機能を引き継いでいる訳ですが、AQUOS sense4 liteから新たに搭載された便利機能としてPayトリガーといったものがあり、こちらは使い方次第では利便性が高くなってきそうです。

このPayトリガーは指紋認証センサーを長押しすることでアプリを立ち上げられる機能となります。

初期こそPay系アプリ=決済系アプリが設定されているのですが、他にも普段使っているアプリを配置することができるために実質的なショートカットキーとなってくれます。

そのためもしも頻繁に利用するようなアプリがあるようならば、設定から立ち上げるアプリを変更してショートカットとして配置しておくといいでしょう。

ただやはり決済系のアプリが指紋認証センサーを長押しするだけで立ち上がるのは便利なので、楽天PayなりPayPayなりを良くいくコンビニなんかに合わせて設定しておくと便利になりそうです。

 

5:一方でGoogle アシスタントキーは変更不可、オフにはできる

一方で物理キーとして用意されているGoogleアシスタントキーに関しては、位置が電源ボタンと間違いやすくて扱いづらい上に、Googleアシスタント以外の起動に割り当てられない設定になっており使いづらさがあります。

一応間違って押した時に起動しないようにオフに出来る設定はあるのですが、この物理キーを活かして先ほどのPayトリガーのように別のアプリを配置することはできません。

Xperia 5Ⅱのように三脚に干渉するようなボタンの位置でないのは評価できるものの、Googleアシスタントを使わないユーザーにとっては不要な物理キーになってしまっています。

 

明確な不具合、スクロール制御のストレスはあるものの、全体的な使いやすさ・利便性の高さは3万円台前半のスマホにはない充実度

良い所
  • 圧倒的なバッテリー持ちの良さ
  • ゲームもできる高い性能を見せるようになり、普段使いにおいてストレスが少ない
  • eSIM対応
悪い所
  • 性能はいいが一部アプリや画面でスクロールが遅い
  • カメラの望遠レンズは明らかに不具合
  • 動画性能も非常に弱い

 

AQUOS sense4 liteに関しての問題としては望遠レンズ側の不具合やスクロール制御といったものがあります。

ただこうした問題や使いにくさといったものがあったとしても、AQUOS sense4 liteは買ってもいいかと思います。

 

カメラの問題はまあ望遠だけの問題かつ、AF周りなのでアプデ修正が期待出来そうですし、

スクロール制御の問題も動作自体が悪いわけではないのと、価格を考えたら許容できるものにはなっています。

 

主だった問題点と言ったものがこれぐらいでありながら、

  • 防水・防塵、MIL規格19項目準拠、おサイフケータイ
  • Snapdragon 720Gのストレスのない動きとゲームもできるパワフルさ
  • 圧倒的なバッテリー持ちの良さ

といった充実した内容のスマホが32,800円で手に入ります。

しかも回線セットなら高額な楽天ポイントと1年間無料で使える楽天回線も手に入れることができるため、トータルで見た時のコスパの良さはかなり光るものを持っています。

安定した性能・高いバッテリー持ち・日本向け各種機能といった、普段利用していく上でどの項目も満足度高いものになっているのは間違いないため、それがこの価格・このお買い得さで手に入るというのは万人におすすめすることが出来ます。

少しでもこのAQUOS sense4シリーズが気になっているならば、購入に対して前向きに考えてもらいたいです。

過去のAQUOS sense3と比べてパワー不足といった注意点が完全に解決され、これ1台でなんでもこなせるだけの実力を遂に手に入れているので、「安くて性能が良くて防水やおサイフが使える万能スマホが欲しい」という贅沢な声にしっかりと応えてくれるスマホとして、AQUOS sense4 liteおよびsense4は個人的におすすめします。

 

ただもしも「動きの質」といったところにこだわりたいようなら、スクロール速度の制御とちょっとした場面でのレスポンスの遅さというのは確かに体感として出てくるため、そこを重視するなら不満は出てきます。

「価格」を考えたらその性能も機能も総合的に満足度高いですが、「動き」を重視するならもう1万円ほど足してPixel 4aやMi 10 Liteなどの機種を選んだほうが良いかもしれません。

この辺り「動作」にどこまでこだわりを見せるかで、満足度が大きく変わってきます。

楽天モバイル:AQUOS sense4 lite

OCN モバイル ONE:AQUOS sense4

ドコモオンラインショップ:AQUOS sense4

Y!mobileオンラインストア:AQUOS sense4 basic

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