docomoには他社にはないサービスがいくつかあります。その中でも特徴的なのが、2in1という電話番号をもう一つもてるサービスです。
この2in1サービスは、一つの携帯電話で2つの電話番号を持てます。2in1の電話番号側は月々840円から持て、メールサービスや無料通話のついたプランも選択できます。
今回の話題はこの2in1のBナンバーをMNP弾として利用した場合の費用や注意点と、2in1の短期解約の危険性について紹介したいとおもいます。
この2in1のBナンバーを使ったMNPは決して多用はできないものですが、特に初心者の方がMNPをしようとする際には、初期費用が最安であり手続きも簡単に行えるため、おすすめしておきたいMNP弾の一つです。
2in1の作り方
2in1を作るにはまずdocomoの既存の回線が必要です。それもXi契約ではなくFOMA契約のdocomo回線です。2in1はFOMAには対応しているのですが、現時点でXiでは対応していません。そのため、Xi契約では残念ながら2in1自体が契約できませんのでご注意ください。
そしてもう一つ、これは厳密な条件ではありませんが、確認してくるお店が多くなっているので注意したいことです。
2in1の契約は電話ではできず、直接ドコモショップへ足を運ぶ必要があります。そこで2in1を申し込み、先ほどのFOMA回線に紐付け契約をしてもらうのですが、この際最近のショップは2in1に対応したガラケーを見せないと受け付けないというところが増えています。
MNP弾として非常に安く手軽に使える故に、ショップのほうも大分警戒し始めているようです。ですので、念のため2in1対応のガラケーを親や友人から借りておくのがいいでしょう。あるいはジャンクショップで調達しましょう。
以上のように2in1に必要なのは
- FOMA回線
- 2in1対応ガラケー
の2つです。
この2つを用意した上で2in1を作りに行きましょう。
2in1で契約すべきプランとMNP弾としての費用
2in1ではいくつかのプランが用意されていますが、MNP弾として契約すべきプランは一つだけです。
840円からの「」です。これ以外のプランを契約してしまうと2年縛りが発生してしまい、解約金が9975円かかってしまいます。
ですので、2in1を何か別の目的で契約するならば2年縛り付きのプランでもいいですが、MNP弾として使う場合は2年縛りのない840円のタイプ2in1にしましょう。
MNPにかかる費用や方法についてはこの通りです。
840円×契約月分 : タイプ2in1
2100円 : MNP転出事務手数料
2940円から : 合計
まずは費用についてですが、タイプ2in1ならば2年縛りの解約金がかからないため、このような非常に安い費用でMNPができてしまいます。算出した数字は契約した月での転出を想定しているため、840円です。正確にはこの840円、日割りになるため契約後2、3日で転出した場合は、100円もかからないのが実際のところです。ここでは便宜上840円としています。
MNPの方法については色々ありますが、最も簡単なのは電話かネットでしょう。
151へ電話してMNP転出番号を貰うか、My docomoから予約番号をとります。My docomoを使う場合はIDとパスワードを発行しないといけないので、注意してください。ショップでも取れますが、待ち時間や目の前に店員さんのいる気まずさを考えると電話が早いでしょう。
2in1の即解約の危険性とブラックリストは
2in1は現状最も安いMNP弾ですが、多用すると簡単にdocomoのブラックリストに入ってしまいます。docomoのブラックリストに入ると1年〜2年は新規契約できなくなるため、そういった事態は避けたいところです。
では2in1はどうなのでしょうか。即MNP弾として利用した場合、docomoのブラックリストに入ってしまうのでしょうか。確実なことは言えませんが、私自身の経験からいえば「1発目は誤射」として今のところdocomoは見てくれています。
1度だけの2in1の即時MNP弾としての利用は、ぎりぎりdocomoから許される範囲だとおもいます。ですが、これが2回、3回と続くと、確実にブラックリスト入りすることでしょう。
2回以上2in1をMNP弾としては使いたい場合は、最低でも3ヶ月、出来れば6ヶ月間維持してからBナンバーをMNP弾として使いましょう。
以上が2in1を利用したMNPに関する事柄です。費用やBL入りする注意点をまとめてみました。
