なんかタイトルが色々重複していて分かりづらいですが・・・。
今回はゲーミングスマホに特化した訳ではないものの、ゲーム向けに適した機能や性能を持った「ゲーミングスマホとして『も』優れたスマホ」というものを紹介していこうと思います。
ゲーミングに特化したスマホはデザイン面の問題や購入方法の問題なんかから、ゲーム向けにスマホを新しくしたいけどゲーミングスマホ自体には食指が動かないという人もいるかと思うので、今回はそうした方向けにゲーム「も」できるスマホというのを紹介していこうと思います。
性能や機能、それに価格・コスパといったところも考えながらいくつか適したスマホを挙げてみています。
色々と意見はあるかと思いますが、実際に触って使ってきたスマホをベースに選んでいるのでその点はご了承いただければ。
ゲーミングスマホ候補① Xperia 5Ⅱ:擬似240Hz&HSパワーコントロールがゲーム向けに便利すぎる
Xperia 5Ⅱの注目点
- 120Hzの倍速ディスプレイ、さらに擬似240Hz駆動も可能な表示機能
- HSパワーコントロールによる給電機能
- Snapdragon 865搭載でゲームにも余裕を持った性能
SoC | Snapdragon 865 |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB |
ディスプレイ | 6.1インチ |
バッテリー容量 | 4000mAh |
機能 | 防水・防塵 おサイフケータイ 指紋認証 |
ゲーム向け機能 | ゲームエンハンサー (パフォーマンス設定 リフレッシュレート変更 タッチレスポンス調整 メモリー解放機能 各種ロック、通知非表示機能 検索、画面録画機能など) |
まず最初にゲーミングスマホとしても使えるスマホとしておすすめしたいのが、Xperia 5Ⅱです。
こちらのスマホは高性能かつ持ちやすいコンパクトさを持ったスマホで、バッテリー持ちも特に待機状態の時に優れているために普段使いの時点でも非常に使いやすさがあります。
そうしたXperia 5Ⅱには独自機能として特にゲーム利用に最適化された機能が2つほど用意されており、こちらを活用することによってゲーミングスマホとして利用しても十分すぎるほどの快適さを見せてくれるものになっています。
その2つの機能というのは
- HSパワーコントロール
- 120Hz/疑似240Hz駆動対応のディスプレイ
です。
HSパワーコントロールはXperia 5Ⅱのゲームエンハンサー機能の中に含まれた機能になっており、こちらをオンにして電源ケーブルをつなぐと「バッテリーに充電するのではなく本体に直接給電する」状態に切り替わります。
この本体に直接「給電」するというのがこのHSパワーコントロールの強みになっており、これをオンにしたままゲームをすると
バッテリーが減らずに長時間プレイできる
バッテリーの発熱がない=負荷もなく長時間プレイできるからバッテリーが傷まない
といったメリットを受けることができます。
長時間プレイしてもバッテリーが傷まない=長期的にスマホを使っていこうと思った時に普段の電池持ちにも好影響を及ぼすことができるため、ゲームを遊ぶためにスマホを使っていくと生じてしまう「2年ぐらいでスマホを取り替えないといけないぐらいに日常生活で電池が持ちにくくなるまでバッテリーが消耗する」、という問題を避けることができます。
HSパワーコントロールにはこうしたゲームをしている時のバッテリー消費を抑える効果と共に、長期的な視野におけるバッテリーの消耗といったものも抑えられるため、正にゲーミングスマホとして利用していくのに便利な機能となっています。
まずこの機能が使えるのがXperia 5Ⅱをゲーミングスマホとしておすすめする理由です。
もう一つは120Hz駆動に対応したディスプレイを持っているという点があります。
こちらは文字で説明するよりも実際に触れて見てもらった方が実感できる良さかと思いますが、120Hzに対応することによってとにかくヌルサク感といったものが高まり、ゲームをする際に動きの激しい場面でも残像でにじむことなくクッキリと色々な表示が見やすくなってくれます。
これによりレスポンスの良さを要するゲームなんかだと如実にスコアが上がるユーザーも多くなると思います。
さらに120Hz表示に黒画面を挟み込むことによって、肉眼で見た時に240Hz相当のクッキリした残像感の無い表示ができる240Hz駆動も利用可能です。
こちらはゲームによってはうまく機能しないものもあるかもしれませんが、こちらの機能もより表示を気持ちよいものにしてくれるゲーミング向け機能の一つとなっています。
これら2つの機能があるためにXperia 5Ⅱはゲーミングスマホとしても使える普通のスマホとしてまずおすすめすることが出来ます。
ゲーム操作を向上させてくれる120Hzディスプレイと、ゲームをしてたら問題になってくるバッテリーの消費・消耗を解決してくれるHSパワーコントロールの存在は、ゲーミングスマホとして間違いなく利用しやすいものにしてくれます。
デメリットとしてはディスプレイ比率と画面の大きさでしょう。
21:9の比率表示のゲームも増えてきましたが、画面をトリミングして対応しているアプリだったり、そもそも16:9や18:9以外は対応してないアプリだと左右に黒帯が出てしまいます。
その辺りのデメリットに関しては動画やレビュー記事に残しているので、そちらも確認をしてみて下さい。
とりあえずまずはゲーミングスマホとしても使えるスマホとして、このXperia 5Ⅱはおすすめです。
ゲーミングスマホ候補② Galaxy Z Fold2:大画面でSDM865+のパワー
Galaxy Z Fold2の魅力
- 120Hzにも対応したディスプレイ表示
- 持ち運びしやすいサイズに折り畳めるのに大画面で操作が可能
SoC | Snapdragon 865+ |
RAM | 12GB |
ROM | 256GB |
ディスプレイ | 7.6インチ(メイン) 6.2インチ(サブ) |
バッテリー容量 | 4500mAh |
機能 | 指紋認証/顔認証 |
ゲーム向け機能 | ゲームブースター (パフォーマンス設定 リフレッシュレート変更 アプリショートカットパネル 画面ロック機能など) |
続いてのゲームもできるハイエンドスマホとしておすすめできるのはGalaxy Z Fold2です。
こちらは変態スマホなのに実用性がものすごく高いという扱いにもなってくるスマホですが、ゲーミングスマホとしても実用性が高くて使いやすい機種になっています。
Galaxy Z Fold2は
7.6インチの画面でゲームを遊べる
7.6インチの大画面ながら折り畳めてポケットに入れたりと持ち運びしやすい
常時ではないものの動きのある場面で120Hz表示ができるディスプレイ
Snapdragon 865+のハイパワー
といったゲーム向けの魅力を有しています。
まずゲーム向けとして魅力なのがその大画面さでしょう。
7.6インチという大画面でゲームをプレイできるのはそれだけで快適です。
狭ベゼルで本体サイズいっぱいに表示領域が確保されるため、操作もしやすいですし迫力も普通のスマホとは全然違います。
小さいスマホだと目が疲れてしまって長時間プレイできないって人でも、この大きさなら文字も見やすく設定ボタンもタップしやすいものになるはずです。
コントローラーをBluetooth接続してスマホスタンドも組み合わせればさらに快適なゲームプレイもできるでしょう。
このゲームプレイにおいて非常に快適な画面の大きさを持ちながら、Galaxy Z Fold2は端末自体を折り畳むことができて、片手で簡単に持ち運ぶことができた上にポケットの中にもしまうことができるサイズ感に変化させることができます。
大画面端末はゲームをしやすい一方でタブレットなどを中心に持ち運びには適さない大きさになってしまうことが多かったわけですが、このGalaxy Z Fold2は大画面なのにスマホ同等の持ち運びのしやすさを実現している唯一無二なフォルダブル端末になっています。
出先でゲームをしたい時に大画面端末としてはタブレットだとカバン必須ですが、こちらのGalaxy Z Fold2であれば手ぶらでも余裕で大画面でゲームができます。
そして性能面においてもゲーム向けであるのがGalaxy Z Fold2の特徴です。
常時ではないものの動きのある場面で120Hz駆動に切り替わるディスプレイ、そしてSoCにSnapdragon 865+を搭載した高性能さといったところがゲームを遊ぶ上でより快適さを増してくれます。
Antutu60万点の性能に120Hzの表示はほぼどんなゲームでもヌルサクな動作を実現させてくれます。
この性能の高さ、ゲームに有用なリフレッシュレートを実現しているという点も、ゲーミングスマホ的に使えるスマホとしてGalaxy Z Fold2をおすすめできる理由です。
性能の高さ、そして大画面でありながら折り畳めて持ち運びもしやすいといったところから、ゲーム向けとして非常に高い快適な操作や運用といったものが出来るのがGalaxy Z Fold2なのですが、デメリットとしては
- 価格が高すぎる
- バッテリー持ちが悪い
- ディスプレイの耐久性は高くないとの報告があるので激しいタップに注意したい
といったものが挙げられます。
まず価格は定価で20万円超えとゲーム目的で買うにはあまりにも高いです。
さらにゲームを長時間すると普段使いに支障が出るレベルでバッテリーが減ってしまうため、ゲームをしながら普段のスマホとして使っていく場合にはモバイルバッテリーなり充電環境が必須になります。
そして今モデルでは改善されたとは言え、折り曲げるディスプレイということもありディスプレイの耐久性には若干の不安を感じられてい増します。強くディスプレイを押したり爪で引っかいたりすると傷が残る可能性があるため、激しいタッチをせず保護フィルムを貼るなどしてディスプレイを大事に扱う必要があります。
このようにゲーミングスマホとして扱う上でのデメリットにちょっと厳しいものが用意されてしまっていますが、性能の高さや「コンパクトにして持ち運べる大画面」という他のスマホにはない特徴を持っているのがGalaxy Z Fold2です。
普段使いのスマホとしても変態でありながら実用性の高いスマホな訳ですが、ゲームにおいても個性の強さを活かせるスマホになっています。
デメリットやその他の魅力については動画やレビューでも紹介してます。
ゲーミングスマホ候補③Mi 10 Lite 5G:2万円でSDM765Gの高コスパ機
Mi 10 Lite 5Gの魅力
- Snapdragon 765G搭載でありながら価格が安いコスパスマホ
- 大画面でバッテリー持ちも良好なためにゲームプレイに適している
SoC | Snapdragon 765G |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB |
ディスプレイ | 6.6インチ |
バッテリー容量 | 4160mAh |
機能 | 画面内指紋/顔認証 |
ゲーム向け機能 | ゲームターボ (パフォーマンスモード メモリ例外設定 タッチレスポンス調整 タッチ感度調整 タッチ耐性エリアの設定 暗部を明るくする表示など) |
最後におすすめするスマホであるMi 10 Lite 5Gに関しては「安いのにゲームをするにも余裕がある」という点を重視して選ばせてもらいました。
Mi 10 Lite 5Gはauから発売されているスマホなのですが、その販売価格がちょっとバグってます。
スペックを考慮した時にその価格設定があまりにもおかしくて、普通にコスパが良すぎるスマホとしても破格になっており、ゲーム向けのスマホとしても性能が良すぎます。
Mi 10 Lite 5Gのスペックにおいては防水やおサイフケータイといった機能には対応していないものの、Snapdragon 765GというAntutu30万点を超えるミドルハイなSoCを搭載し、RAMも6GBと十分に高性能と言えるだけのスペックを有しています。
このスペックを持ちながらMi 10 Lite 5Gの価格設定は発売直後でも43,740円と安かったわけですが、現在これが1万円以上値下げされて28,990円というあり得ないほど安い定価を実現しています。
このスペックでこの価格設定は激安です。普通のスマホとしても性能が非常に良くてコスパも良いですし、ゲーム用としてももちろん高性能な格安スマホとして扱うことができます。
Snapdragon 765Gはゲーム利用において結構しっかりとしたパワフルさを見せてくれます。
設定をあまり高くしなければ原神でもカクつきも少なく操作できるため、その他の負荷の大きすぎないゲームであれば快適に遊ぶことができます。
この辺り実機動作はYouTubeレビューの方が確認してもらえばと思います。この価格でここまで負荷の強いゲームを動かせれば合格点でしょう。
さらに画面の大きさも6.6インチとゲームのしやすいサイズ感になっているので、この点も評価できるポイントです。
有機ELの大画面で操作できるのでゲームを中心にコンテンツ系と相性がいいです。
そしてバッテリー持ちも良いところもゲーミングスマホとして使っていく上で役立ってくれます。
バッテリー容量が大きく、MIUIのバッテリー制御もうまく作用して電池持ちはかなり良好なため、ゲームをしてもその日の他の操作にも十分な余裕を持てます。
この辺りもゲーム向けとしても利用していく上でメリットとなり、Mi 10 Lite 5Gをおすすめできる理由になります。
Mi 10 Lite 5Gはとにかく安く高性能なスマホが使いたい、という人に強くおすすめ出来ます。
たったの28,990円でAntutu30万点を出せるスマホが買えるのは本当に破格です。
普段使いのコスパスマホとしても格安なゲーム向けスマホとしても魅力のある機種になってくれます。
安さ重視でありながらゲームも遊びたいという贅沢な選択をしたい方にはこちらのスマホです。
※特にMi 10 Lite 5Gは期待値の高かったMi 11 Lite 5Gがゲーム向けスマホとしてかなり不具合の多い仕様となってしまったため、「ゲーム向けの低価格ハイスペックスマホ」としては現状選択肢の中では筆頭と呼べるものになっています。
これらの機種がゲーミングスマホではないものの、ゲーム向けにも十分に活用できるスマホとして個人的におすすめできるスマホです。
ゲーム目的で選ぶにはゲーミングスマホよりも見劣りするところもありますが、普通のスマホを選んでいく上でゲームも結構ガッツリ遊びたいから適したものを、と考えている方にはある程度参考にしてもらえるのでは無いかと思います。
性能も機能も優れた3機種ですし、価格も幅広く選ぶことができるのでゲーム以外の使い道で重視したいところがあっても結構しっかりと対応してくれるはずです。
スマホとしてもゲーム向けの利用においても優れた機種なので、もしもゲーミング特化のスマホ以外でゲームをしっかり楽しみたいならこれらの機種を選択肢に入れてみてください。
その他のスマホの選び方としては以下の記事を用意しています。