
※10月1日よりau購入サポートの終了、アップグレードプログラムの変更等が行われており、おすすめ機種の内容が大幅に変更されています。極端に安いハイエンドモデルというのは契約できなくなっているので注意してください。
今回はauのスマホの中でも機種変更がしやすい安い機種というものをこの記事ではピックアップしていこうと思います。
毎月割の高い機種というものがなくなり、分離プランとなるauピタットプランやフラットプランでの契約が前提となってきている今のauでは、端末代の高さといったものがスマホ契約のネックになってしまっていることが多くなっています。
そうした中で一部のauスマホにおいては条件付きでの値下げが行われていたり、アップグレードプログラムNXの利用によって2年間前提の利用で安くなっていたり、スペックを抑えているがために安くなっている機種というものが出てきており、機種を選ぶことによって安く契約できるスマホというのも出てきています。
スマホが安くなればプラン単体では割安さを感じるauピタットプラン/フラットプランの活用もしやすくなるため、「安くauのスマホを契約したい」という方へ向けて現在値下げや割安な価格になっているauスマホをまとめたいと思います。
対象の契約は機種変更を想定しています。一応新規やMNPにも対応していますが、こちらの契約は今回の値下げ価格よりもさらに安くなっている場合があるため、参考程度に見てください。
auスマホの機種変更で「安い」状態は32通り
まず具体的にどのスマホが安いということの前に、auで今「安い」スマホというのがどのような条件で購入できるのかということを確認しておきましょう。
auのスマホの値下げ形態は現在以下の3つが主だった方法になります。
- 単純な定価値下げ
au購入サポートによる一括値下げ(実質1年縛り)- アップグレードプログラムNXを使った実質的な下取り込みでの値下げ(実質2年縛り)
というものです。
※2019年10月以降はau購入サポートが適用されない状態が続いており、現状では2通りという事になっています。
auにおける機種変更で安い価格というのは、単純に無条件で定価が安くなっているものや、au購入サポートを13ヶ月間適用することによって一括価格を下げている方式を使っている、またアップグレードプログラムEXを前提に2年ごとの取り換えを行う形で安くなっているというパターンが多いです。
主に発売から時間が経ったモデルに対して定価値下げやau購入サポートによる安売りというのが実施され、最新モデルについてはアップグレードプログラムNXを活用することで安く契約できるという分類がされます。
定価値下げにについては特に条件というのが追加でかかることはありません。
au購入サポートについては約1年間、途中解約や機種変更において値下げした分のペナルティが課せられてしまうため、実質的に1年縛り的に継続してその機種を使う必要があります。
アップグレードプログラムNXについては端末を36回払いに設定し、24回分の支払いを行わないと有効にならないために実質的に2年縛り的な扱いになります。(ただし13ヶ月目以降なら残りのオプション代を全額支払うことで2年以内のアップグレードプログラムEXを利用した機種変更も可能です。)
この違いについてはそれぞれ注意してください。買いやすいのは定価値下げではありますが、最新モデルに関してはアップグレードプログラムNXの安くなる買い方も魅力的です。
それでは以下に現在の安くて機種変更しやすいおすすめのスマホというのをあげていこうと思います。
Xperia 5:一括90,720円(アップグレードプログラムNXで実質60,480円)
販売価格 | 90,720円 (2,520円×36回) |
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au購入サポート・アップグレードプログラムEX適用時 | 60,480円 (2,520円×24回) 25ヶ月目以降機種変更で端末回収時 |
2019年以降大きな安売りが無くなってしまったために、ハイエンドモデルを安く購入できる機会というのは減ってしまったのですが、そうした状況の中でも定価が高すぎずにアップグレードプログラムNXを使えばそこそこ買いやすい価格になっているハイエンドモデルというものがあります。
その一つがこのXperia 5です。
Xperia 5は同等のスペックのスマホが軒並み10万円を超えてしまうような価格設定がされている中で、9万円とハイエンドモデルの中では安価な部類に入る価格にされており、アップグレードプログラムNXを使った2年返却前提の利用においては6万円というそこそこ買いやすい価格になっています。
後述する一括2~5万円レベルのスマホと比べるとやすくはないものの、ハイエンドモデルの中においてはこれでも明確な安さを他の機種と比べても見せる機種であるのは間違いありません。
Xperia 5は比較的安い価格設定のハイエンドモデル、という特徴の他にも「情報量が多く取得できる特徴的なディスプレイがありながら持ちやすい」という他のスマホにはないXperia 5のみの特徴といったものを持っています。
この「画面に表示される情報量は多いのに持ちやすい」というのは特に情報収集用にスマホを使うユーザーにとっては便利に感じられるものになっており、他のスマホと比べても情報の取得効率が高いというメリットがあります。
バッテリー持ちもAlways On Displayを有効化しなければかなり良いものになるため、情報端末としての利便性はビジネスユーザーにもおすすめできる高さとなっています。
スペックはもちろん2019年の時点で最も性能の高いSnapdragon 855を搭載するなど、妥協のない高さとなっているために長期利用においても安心できるスマホです。
価格に関しては単体としてみるとまだ高いと感じられるかもしれませんが、ハイスペックモデルの中においては明らかにお買い得なレベルになっているためにおすすめの一台として推すことが可能な機種となっています。
より詳しいXperia 5の良さはこちらで。
Xperia 5(SO-01M SOV41 901SO)レビュー/評判/口コミ 持ちやすさと情報量の多さを両立させた「気持ちが良い」おすすめスマホ
iPhone 11:一括90,720円(アップグレードプログラムNXで実質60,480円)
販売価格 | 90,720円 (2,520円×36回) |
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au購入サポート・アップグレードプログラムEX適用時 | 60,480円 (2,520円×24回) 25ヶ月目以降機種変更で端末回収時 |
同じく高性能モデルでありながら相対的に端末価格が安い機種としてiPhone 11がおすすめの一台として挙げることができます。
iPhone 11はほとんどiPhone 11 Proと性能は変わりません。SoCやRAMといったところは11 Proと同等のスペックを持っています。
変化があるのはディスプレイサイズとその素材(液晶or有機EL)、それに望遠レンズの有無だけです。
たったこれだけの違いで3万円以上価格が違ってくるのが今回のiPhone 11と11 Proとなっており、iPhone 11 Proを買うぐらいならiPhone 11辺りを購入した方がコストパフォーマンスにおいては優れていると言える状態になっています。
実際iPhone 11は前回のiPhone XSやXRに比べても満足度はかなり高いものになっています。
性能が大きく上がり、ゲームなどもより快適に遊べるように進化しています。さらにカメラは広角と超広角レンズの2眼構成になっており、これまでのiPhoneではアプローチできなかった撮影手法が可能になっているのも特徴的です。
ダイナミックレンジが広く、夜景向けのナイトモードも搭載することによってこれまで以上にカメラ性能といったところは向上してきています。
iPhone XSやXR世代に比べても性能・カメラといったところがより使いやすいものになっていて、しかも価格がどちらも10万円を超えていた中でこのiPhone 11は9万円からという比較的安い価格をつけているため、ここ最近のiPhoneの中では最も購入しやすいモデルとなっています。
性能の高さ・カメラの質の高さといったところが揃い、Androidのハイエンドモデル以上にバランスの取れた機種になっていながら価格が10万円を超えず、2年返却での運用であれば6万円で済んでしまうというのはiPhone 11の持つ実力を考えれば破格と言えるでしょう。
auのハイエンドモデルの中ではXperia 5同様にコストパフォーマンスが優れているのがこのiPhone 11となるため、ゲームなどを快適にできる性能を持っているスマホが欲しいけれども価格の安さを重視したい、ということであればこのiPhone 11が適任になるでしょう。
リセールバリューもある程度期待できるため、2年のみの運用以外でも端末売却によって実質的な支払というのは抑えることができるようになっていて、そうした側面から見ても
P30 lite:一括32,400円
販売価格 | 32,400円 (900円×36回) |
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ここからはミドルレンジモデル中心に紹介していきます。
価格が安い機種となると、どうしても性能が抑えられたスマホがラインナップの中心となってしまいます。
そのため先のフラグシップモデル・ハイエンドモデルに比べると性能や機能といったところで物足りなさを感じてしまう可能性が出てきてしまいます。
ただそうした安く購入できるスマホの中でも、使いやすい機種というのは存在しているためにそちらを中心に紹介していきます。
その一つがP30 liteです。
P30 liteは価格が一括32,400円という安さを見せながら、性能はかなりしっかりとしたスマートフォンになっていて価格以上にサクサクと動かすことができる安定した性能を見せる格安機です。
残念なことにおサイフケータイや防水・防塵といった機能が一切用意されていないという割り切り方をされているのですが、その分普通にスマホとして利用する分にはストレスの溜まらない快適な操作が可能となる性能面での強化がされています。
3万円台のスマホはauにおいてもいくつか出ていますが、その中でも操作がスムーズにできるというポイントにおいてはP30 liteが頭一つ抜けています。
ゲームが快適に出来るというほどではありませんが、それでも普通に使う分には価格以上に快適さを感じるサクサク操作を実現可能です。
ただ性能面に特化している半面、先にも書いた機能性といったところに欠けており、日常の中で使いたい機能といったものが利用できない点がデメリットとしてあります。
こちらに関しては価格に準じてしまっている内容となるので、自分の普段使っている機能を考えながら機種変更なんかを検討するようにしてください。防水とおサイフが使えないというのは結構痛いポイントです。
Xperia 8 SOV42:一括49,680円
販売価格 | 49,680円 (1,380円円×36回) |
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性能自体は高くないものの、先ほどおすすめしていたXperia 5の持つ特徴である「比較的持ちやすいサイズでありながら画面に表示される情報量が多い」というメリットを格安に得られるのがXperia 8です。
こちらはXperia 5と同じ21:9のディスプレイ比率を見せるスマホでありながら、5万円以下という安さを見せます。
21:9比率のスマホとしては最安の価格で提供されている機種になっています。
情報量を多く得られる機種でありながら、価格が高くなりすぎていないというのが特徴の機種になり、Xperia 1やXperia 5の価格が高すぎると感じられるユーザーにとっては手の出しやすいモデルと言えます。
ただ価格が安い分性能は低めとなっています。
ゲームなどは快適にできるとは言えず、普段の操作においても少しだけではありますがカクつきが見られることがあり、基本的にはシングルタスクで日常で役立つアプリを利用する程度の使い方を前提にした性能になっています。
Xperia 5と同じ21:9ディスプレイを搭載していて情報量が多く取得できるという非常に大きなメリットがあるものの、性能面では若干無理が出来ないという問題があります。
個人的には個別のレビューでも記しているように、この21:9比率のディスプレイの使いやすさや利便性といったところに大いに価値を感じられるため、多少性能が低めではあっても手を出す価値は十分にあるというのがXperia 8に対する評価です。
P30 liteなんかと比較した時に性能面での物足りなさはありますが、オススメできる格安系のスマホになっています。
Y!mobileとUQモバイルの格安Xperiaである「Xperia 8」の契約情報・価格・レビューのまとめ
AQUOS sense3 SHV45:一括36,720円
販売価格 | 36,720円 (1,020円×36回) |
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格安系のモデルで最もバランスに優れたスマホとなるのがAQUOS sense3になるでしょう。
SoCはSnapdragon 630ということで決して性能自体は高いものではないですが日常使いには十分に快適な性能を持っており、なおかつ防水やおサイフケータイ、それに耐衝撃性能を加えて壊れにくさも追加して使いやすくしたのがAQUOS sense3です。
要は性能と機能の両方が非常に良いバランスになっているために、多くのユーザーにとって扱いやすいスマホとしてオススメできる存在になっています。
特に機能性については日本向けの各種機能が揃っているのはもちろんなのですが、IGZOパネル搭載による省エネ仕様と4000mAhの大容量バッテリーで電池持ちが非常によく、AQUOSシリーズ独自の機能としてアウトドアビューやかんたんホームといったさらに便利に使える機能といったものが用意されており、利便性という意味においては価格以上のものを与えてくれるのがこのAQUOS sense3となっています。
主にビジネスユーザーやライトユーザーを中心に非常に満足度高く使えるスマホとなっており、価格的にも手を出しやすいということでオススメできるミドルレンジの機種です。
性能に関してはゲームなどをしなければ十分な快適さではありますし、長く使っていく上で便利で安心して使える機能が揃っているというのは他のミドルレンジにはない魅力となっています。地味に電池持ちの良さというのも非常に優れているため、最大公約数的に多くのユーザーが無難に満足できるのがこのAQUOS sense3です。
AQUOS sense3(SH-02M SHV45 SH-M12)レビュー/評判/口コミ バッテリー性能が高くてビジネスユーザー向けに安心できるモデル
安さを求めるならミドルレンジ 長く使えるハイエンドモデルは2年で6万円ほどはかかってしまう
というわけでau購入サポートが終了し、アップグレードプログラムNXも割引が3分の1に減ったことによって極端な安さで購入できるものが減ってしまっています。
その分定価は安くなっているので発売直後の機種や最新モデルというのは買いやすくなってはいるのですが、極端に安く買える状況というのは過去に比べても少なくなってしまっています。
安さを重視するならハイエンドモデルが2年で約6万円。ミドルレンジだと3万円台レベルのスマホが性能が必要な分だけ用意された上で機能や利便性などの使いやすさを備えた機種が揃っています。
この辺りのスマホを選べば価格比で満足度の高い契約というものができるでしょう。
今月は
- Xperia 5
- iPhone 11
- AQUOS sense3
が特におすすめできます。
どれも使いやすいのは前提でXperia 5とiPhone 11はそのスペックの高さが目立ちます。不具合や不満といったところも少ないために安定して使えるスマホといえましょう。
AQUOS sense3は性能は高くはありませんが、普段スマホを利用する中で便利な機能というものが非常に多く揃えられているため、価格が安いからといって使いにくさや不便さというものはほとんどないものになっています。
また在庫も今なら多いために、特に労力なく安く契約できる点もおすすめできるポイントです。
機種変更をするならauオンラインショップで
なおこちらのスマホを機種変更するのであればまずはauオンラインショップをチェックしておきましょう。
auオンラインショップは生産終了機種の在庫がすぐになくなってしまうというデメリットもあるのですが、もしも在庫が残っているならばオンラインショップには
- 頭金が0円
- 24時間受付
- 自宅配送送料無料(2,500円以上の商品)
- 待ち時間、契約時間が皆無
といった形のメリットがある契約ができるので、まずはオンラインショップでの契約というのを目指した方がいいでしょう。
特に頭金0円という特典はauで契約する上で非常に大きなメリットとなります。
auショップでは頭金が3キャリアの中でも結構取りにくるショップとなっており、中には1万円前後値上げした価格での契約となってしまうauショップというものがあります。こうしたショップでの契約というのを避けれる点において、auオンラインショップは非常に優秀な契約場所となるため、もしも安くなった機種の在庫が残っているようならばオンラインショップを優先したほうが良くなっています。
ソフトバンクやau、iPhone・スマホ契約時の『頭金』について
時間がかからない上にauショップよりも安く契約できるというメリットはかなり大きなポイントです。
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