2020年モデルスマホレビュー

Surface Duoのバッテリー性能/ベンチスコア/使ってみての印象をレビュー

海外でSurface Duoが値下げされたということで、試しに購入してみました。

約11万円、関税やら決算手数料などで12万近くしましたが、これでも当初の17万円ぐらいの価格からは大幅に安くなっています。

国内販売・・・が今後されるかどうかわからないものの、2画面系のスマホでは面白い存在・かつては注目されていたスマホということで、今更ながらレビューっぽいものをしていこうと思います。

中々扱いが難しいスマホになっているため、ちゃんとしたレビューというよりは基本性能の確認と使ってみた印象といったところを確認していきます。

Surface Duoのスペックとデザイン

  Surface Duo
OS Android10
SoC Snapdragon 855
ディスプレイ 5.6インチ,フルHD,4:3
RAM 6GB
ROM,SDカード対応 128or256GB,micro SD 非対応
カメラ

1100万画素

サイズ 145.2mm×93.3/186.9mm×9.9mm
重量 250g
バッテリー 3577mAh
生体認証 指紋認証

 

この薄さはちょっと感動的。

同じ折りたたみ端末と並べても薄さが実感できるはずです。

かなりフラットなものになっていて、カメラや折りたたみ機構によるズレというのもないために、見た目的にも気持ちよいボディになっています。

このフラット感、カメラ周りの凹凸が無いのは魅力の一つとなるはずです。

Surface Duoのベンチスコア/バッテリー性能の検証

Ver8.5.6 Surface Duo Galaxy Z Fold2 Xperia 1Ⅱ iPhone 11 Pro
総合スコア 452888 605985 548762 539249
CPU 142447 170618 182784 162700
GPU 175594 237722 208291 229733
MEM 65757 103761 82540 63037
UX 69090 93884 75147 83779
テスト内容 バッテリー状況
AOD・アンビエント表示オン:スタンバイ状態で10時間
AOD表示オフ:スタンバイ状態で10時間 100%⇒99%
明るさオートでYoutubeスポーツ2時間(720p)(メインディスプレイ) 100%⇒81%

YouTube推移

(同時記録ではなくそれぞれ購入直後の推移。気温差などで同条件ではないものの、バッテリー劣化する前の結果として比較の参考にしてください。)

  1時間 2時間 3時間 4時間 5時間
Surface Duo(1画面) 90% 81% 73% 65% 53%
Galaxy Z Fold2(メイン) 93% 86% 79% 72% 64%
Galaxy Z Fold2(サブ) 94% 88% 83% 77% 71%
Xperia 5Ⅱ 95% 89% 83% 78% 72%
iPhone 11 Pro 99% 91% 86% 79% 71%
iPhone SE 89% 76% 63% 50% 26%
Xperia 1Ⅱ 93% 80% 76% 71% 62%
Redmi Note 9S 96% 92% 88% 82% 76%
Pixel 4a 92% 82% 76% 71% 62%
Mi 10 Lite 5G 96% 92% 87% 83% 78%

検証の数値にもありますが、バッテリー性能は弱いです。

1画面運用時のYoutube動画のバッテリー推移を見てもらっていますが、結構減りやすいのを感じます。

2画面で長時間触っていくと、夕方ぐらいに一度充電しないとダメかもしれません。

薄さのためにバッテリー容量といったところが犠牲にされ、なおかつ特に省電力なSoCでもないために、バッテリー周りに関しては長く使っていくことを考えると厳しさが出てくるかと思われます。

ベンチスコアは優秀ですが、後述するように性能面とは異なるソフトウェア面のバグから使いにくさといったものを感じやすいです。

この点は性能とはまた違った問題なので、スコアが良いから使いやすい、といったものではありません。

ゲームも比率が特殊ですができます。

ただディスプレイ2画面を使った1画面化の表示には難があるため、その点には注意が必要です。

普段の検証内容よりも薄いですが、大体の基本性能に関しては伝わってくれるかと思います。

Surface Duoを触ってみて

結構長めにこのSurface Duoを触っていますが、やはり特殊さといったところで中々癖があり、評価もしづらいところがあります。

他の2画面スマホや折りたたみスマホとまた異なった使い勝手となっており、かなり人を選びそうです。

今回のレビュー、というか触ってみての印象というのも、「合わなかった」側の人間の内容となるので、そこは前提として見てもらえればと思います。

セットアップ直後、アプデ前の不安定さはかなり酷く、一瞬買って後悔

まずSurface Duoに関して、購入直後はかなり「買って後悔」しました。

とにかく動作が不安定で、アプリ利用後にホーム画面に戻る際の挙動がバグっており、ホーム画面に素直に戻らず、なぜかアプリ一覧画面や検索画面になってしまい、使っていて「???」と感じることが多かったです。

他にも操作してておかしな挙動が起きやすく、ソフトウェア面においてかなり未成熟なのを感じました。

これを最初から動画などで撮影しておけばよかったのですが、セットアップから1日ぐらい経ち、さらに溜まっていたアップデートを3回ぐらい適用したらかなり挙動は落ち着いてきており、今では購入初期のようなイライラ・後悔した気持ちというのは少なくなりました。

内部の最適化が済んだ、あるいはアプデによってそうした挙動が改善されたのかわかりませんが、使い続けていく内にこの挙動のおかしさというのは一部解消されました(それでも変な挙動は時折みられる)。

ただこの問題はかなり印象としては悪いものになり、特に価格の高さや購入直後のワクワク感といったところを考えると、失望しやすいものになっています。

値下げされたといっても決して安い買い物ではなく、一時的だったとはいえ挙動に不安定さがあったというのは満足度といったところで残念さを感じる部分です。

ジェスチャー操作がしづらく、ナビゲーションキー操作もイマイチ

Surface Duoはデフォルトでの操作がジェスチャー操作設定となっているのですが、これが反応が鈍くて挙動もやはりちょくちょく「?」と思わせるところがあり使いにくいです。

そのためナビゲーションキーでの操作に切り替えた方が多少スムーズに使えるようになるわけですが、これもそこまで快適というものではなくて、やはりたまに変な動きをします(偶発性が高いので具体的に挙げる内容が常に出るわけではないものの、ホームボタンで戻るはずのホーム画面のタイルがズレていたり、それまで使ってなかったアプリドロワー画面などが表示されたりと他のスマホでは中々見ない挙動です)。

どちらが使いやすいかと言えば反応自体はしっかりしてくれるナビゲーションキーなわけですが、他のスマホのレスポンスの正確性とかを考えたらどちらもイマイチな精度になっているのを感じます。

特にジェスチャー操作は端末自体が大きいため、片手での操作がどちらの画面も難しく、結構意図しない操作になりやすいためにSurface Duoを使う上では向いていないのを感じました。

不安定さといったところでは、先ほど書いた内容と合わせてこちらの操作性といったところも気になるポイントになってきます。

カメラ性能が価格の高さに見合わず、UI周りも洗練さが足りない

カメラは1つだけで、アウト・インカメラのどちらも兼ねた面白い作りになっています。

用途に応じて外折りなんかにすることによって、カメラを切り替えることができます。

ただこのカメラも褒められるものではありません。

そもそもの画質がまず悪く、10万円以上するスマホのカメラ性能としてはかなり難のあるものになっています。

ざっと見てもらえればわかると思いますが、価格を考えるとクオリティの低い写真が特に明るさの少ない場面で多いです。

明るい時はなんとかごまかせますが、光量の多くはない場面ではカメラの弱さといったものが如実にわかるものになっています。

またUI周りもあまり良いものとは言えず、ほとんど設定項目はないですし、アウトカメラとして使う場合には左側の画面にカメラアプリを切り替えて使う必要があるのですが、それが折り畳んだ状態で切り替えるボタンなどが用意されておらず、ちょっとした傾きでイン・アウトの別のカメラモードに切り替わってしまうなど、ところどころ使いにくさを感じます。

これといった特に面白い撮影モードもなくてカメラ画質だけでなくUI周りでの使いづらさというのが確かにあります。

カメラに関してはフラットで邪魔にならない存在感となっていますが、10万円のスマホにしてはあまりにも全体の質が悪くてそもそもの存在感がありません。

1画面化しての漫画は読みやすい、ただし真ん中の境目が隠れてしまう

Surface Duoの利用に関して個人的に良さを見出せたのは電子書籍でマンガを読む時でしょうか。

表示のされ方がうまく見開きに対応しており、画面も大きいためににちょうど良い見やすさを実現しています。

こちらは電子書籍用途において高い満足度を得られると思います。

ただこの1画面モード、他の2画面スマホなんかとは違って真ん中のヒンジとなるディスプレイではない部分の表示が潰されてしまうものになっています。

他のスマホだと画面表示は物理的に切られていても画面上の表示は繋がっているのですが、Surface Duoは物理的に表示できない部分もディスプレイ表示的には有効となっており、1画面で表示した時に表示されない部分が出てしまいます。

これはマンガの見開きページやWebサイトの表示においてちょっと残念な部分です。

ゲームも1画面化できますが、やはり真ん中が切れてしまうために、キャラクターが表示されないゲームなんかも出てきてしまいます。

TPS/FPSゲームなんかはレティクルが表示されないゲームが多く、こちらはかなり致命的でしょう。

今のところ設定で変えられないっぽいので、2画面・折りたたみ系のスマホの中ではかなり特殊なものになっています。

薄さや軽さはとても気持ち良い体感

悪いところばかりを挙げている感じなので良いところも見ていきたいのですが、端末の薄さや重さを感じさせない作りは非常に高く評価できます。

特に薄さといったところは2画面スマホの中では現状所有しているスマホの中では最も薄く、重さも分散されていることによって数値ほどの重さというのは感じずむしろ軽さといったものの方が感じやすいです。

この体感でスマホを扱い続けられるというのは気持ちよいものになっており、触っていての満足度というのは高いです。

4:3相当の画面を2つ持てるのは他のスマホにはない圧倒的な魅力

そして個人的に一番良かったポイントは、4:3のアスペクト比で大画面をサクサクと動かせる、という点です。

Surface Duoは1画面のアスペクト比が4:3と、18:9や21:9といった縦長なアスペクト比が主流な最近のスマホの中で、正方形に近いサイズ感を見せてくれています。

まずこのアスペクト比だけでも非常に珍しく、かつてはOptimus Vuといった機種ぐらいしかこうしたアスペクト比を実現しておらず、最近でも似ているのはGalaxy Foldシリーズの開いた時のアスペクト比といったところしか出ていません。

そうした珍しいアスペクト比、しかも2画面連なっているというのはかなり変態チックであり、個人的にも面白いと感じる部分です。

特に1画面運用した時のサイズ感といったところはOptimus Vu3から長らく待ち侘びていた4:3比率の高性能スマホといったものになっており、高性能かつより大画面になった「Optimus Vu4」として扱うことができるのは結構気に入っています。

この比率で1画面、サイズ感的にはGalaxy Foldシリーズよりもコンパクト、という最近のスマホでは見ない形なのでこの点が面白いと感じるユーザーには魅力的なスマホになるかと思います。

ただし幅は広いので、結構指が動かせる範囲が狭い

ただこの特殊な比率で大きさもあるということで、結構幅があります。

この幅は多少の持ちにくさもあるのですが、それよりも親指での扱いにくさといったところが幅の分強くなっているため、特に開いて利用する時に親指だけで操作するのに難があります。

なので面白い形ながらも扱い周りにおいて若干のストレスというのはあります。

Windowsアプリとの連携、ペン利用、というものがない場合にはあまり利便性は感じにくいのかも

なおこのSurface Duoはマイクロソフト製ということで、WindowsアプリのPCとの連携ができるわけですが、現状自分がそれらのアプリをあまり使わないのでその恩恵がうまく感じられません。

こちらの連携を使えれば多少はこのSurface Duoも便利に感じられると思うのですが、正直自分ではそれを確認できませんでした。

ゆえにSurface Duoの利便性、といったところにおいてこのポイントでの評価ができません。

そこはご容赦ください。

面白さは確かにあるが、価格の高さに対する安定性の無さ、カメラやバッテリー周りの問題は満足度が低く人におすすめできない

メリット

  • 4:3比の画面を1画面でも2画面でも操れる面白さ
  • マンガなんかが読みやすい2画面の1画面運用
  • 薄さは2画面スマホの中では最強

デメリット

  • 低いカメラ性能
  • 高くないバッテリー性能
  • 不安定な動作と挙動、支障にはならないレベルではあるがバグがよくある
  • 1画面表示で表示されない箇所がある

Surface Duoは値下げされたといってもまだ10万円を超える価格となっていて高額です。

そしてこの高額さに使用感の満足度といったものが追い付いているかといったら、それは感じませんでした。

セットアップ直後のソフトウェア面の不安定さが印象が悪く、多少改善するとはいえアプデ後も不思議な挙動が多くてこの問題は不満を感じやすいです。

さらに価格を考えた時のカメラ性能の低さ、バッテリー性能の弱さ、それに1画面表示の画面隠しやバランスの悪さなど、結構粗さの目立つ内容になっているのを感じます。

Medias WやAxon M Z-01Kとかの時代の2画面・折りたたみスマホとは異なり、Galaxy Foldやアタッチメント式のLG2画面機種といった洗練されたモデルや利便性に特化した2画面・折りたたみスマホが出てきた中では、洗練さも利便性もイマイチなところを感じます。

洗練さといったところを感じるのは薄さやヒンジ周りの機構ぐらいでしょうか。

値下げ前の18万円前後の価格で買っていたとしたら、このスマホは結構な不満を持って扱うことになったかと思います。

値下げ後の価格でも頑張って買った価格、ということだとやはり全体的な甘さにがっかりさせられると思います。

ただこのSurface Duoでは4:3比率のあまり見ないディスプレイを2画面はもちろん、1画面で使えたり繋げて表示させることができるという、今他のスマホではあまり見ない強みを持っているために、その点では価値が高くて面白い存在感を持っているスマホです。

個人的にOptimus Vu3というスマホが好きで、そのサイズ感やディスプレイ比率を継承した後継機種を常に待ち望んでいたのですが、Surface Duoの1画面運用はそれに近い存在感となっています。

しかもそうした特殊な画面を2画面一度に持てるようにもなっており、個人的にはそこに満足しています。

といってもこれをどれだけの人に共有してもらえるのか・・・というのはありますが。

正直人におすすめできるスマホではないです。個人的な楽しみ方こそありますが、2画面・折りたたみスマホで良い機種が増えてきた中では色んな不満点も見えるのは確かなので、これを10万円超え・補償もなしで購入するのはちょっとやめておいた方がいいです。

特に動作周りは最近のハイエンドモデルの中でも不安定さを強く感じたので(動画とか具体的なおかしさの表現がちゃんとできていないですが・・・)、買うとしても後継機種の登場とその評価を待ってからにしたほうが良いでしょう。

今から買うものではなさそうです・・・。

追記:米国Amazonやbig apple buddyで600ドルちょっとの価格に。今から買う、という人はまあまあ安いかも

このレビューをした時が10万円ちょっとの価格でしたが、現在の価格はさらに値下がって7万円前後の価格に。

さらにAT&T版に至っては400ドルほど=5万円前後という安さを実現しています(ただし国内バンドには対応していないためにWi-Fi運用オンリーに)。

10万円では高い買い物にはなるものの、7万円や5万円前後ということであればまあまあお買い得というか不具合やカメラの弱さといったところも可愛く見れる価格にはなるため、面白い買い物になるかもしれません。

ただこの価格に輸入費用もかかってくるため、実際はそこそこの支払いが全体的にかかってしまうので注意が必要です。

個人的にはそこまでおすすめ度は高くないため、もしも購入するのであればAT&T版のような制限があるものの安いモデルを購入してWi-Fi運用をする形にした方が良いかと思います。

SIMを入れて遊ぶには不満な部分が多いため、Wi-Fi運用で安いモデルを買って扱うのがベストな感じがします。

米国Amazonでの購入方法については以下の記事を参考にして貰えばと思います。

Galaxy Z Flip3の公式ストラップカバーがカッコよくて可愛くておしゃれ!米国Amazonからの輸入方法について 高いけど買って良かった!と思っているのでご紹介。 国内販売もしてもらえるといいんだけど・・・。 Galaxy Z ...
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