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カケホーダイライトが誕生 基本料金が1,700円/月も、制約強めでメリットは4回線持ちから

カケホーダイライトが誕生 基本料金が1,700円/月も、制約強めでメリットは4回線持ちから

docomoがスーパーカケホ、スマ放題ライトへの対抗プランとしてカケホーダイライトを発表しました。

通話し放題の仕様に制限はかかるものの、基本料金が2,700円から1,700円と1,000円割引されることによって、よりデータ通信量に比重を置いた料金プランを形成できるようになりました。

内容はauのスーパーカケホおよびSoftbankのスマ放題ライトを踏襲しており、5分までの通話は何回でも無料、超過分は30秒/20円という内容になっています。

個人的にはこのプランの登場でかなりシェア回線全体の料金が下がって安くなると試算できています。4人家族以上でdocomo回線をシェアしていた方なら、今回のライトプランの登場はかなりの節約になるものかと思われます。一方でほとんど安くならないという方も出てくるデメリットもあるため、この辺りを決めるであろう今回のカケホーダイライトプランが持つデメリットとなる仕様、そしてメリットとなる仕様をまとめてみたいと思います。

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デメリット

データSパック・シェアパック10への契約不可

カケホーダイの基本料の高さに不満だった方には今回の値下げされたカケホーダイ・ライトの存在は待望のプランとなってくれることでしょうが、今回のカケホーダイ・ライトは他社のスーパーカケホ、スマ放題ライト同様に、契約には所定の条件や通常のカケホーダイとは違う仕様での各種割引が組まれる等の制約があります。

まずはそこの制約やデメリットになる部分をまとめておきましょう。

このデメリットの最たるものは「データSパック」「シェアパック10」といったデータパックおよびパケットパックの最低プランを契約できない点です。

おそらく最も需要の高かったであろう、「データS+カケホライト」あるいは「シェア10+カケホライト」という低価格パケットプランでの組み合わせは出来ないようになっており、最低でも「データMパック」もしくは「シェアパック15」へ契約していることが必要になってきます。そのため個人で契約する方にとっては直接的な値下げにはならず、データ容量込みで考えてようやくの値下げ的なプランという位置づけにしかなりません。

データS+カケホ+sp=6,500円、データM+カケホライト+sp=7,000円が単独最低維持の料金となるため、単純に切り替えただけでは適用条件が妨げになって値下げにはならないプランということになります。

各種割引が一部で減額

こちらも大きなマイナス面になりますが、「U25応援割」「シニアはじめてスマホ割」「光スマホ割」の割引内容が通常のカケホーダイに比べると大幅に劣化している点が挙げられます。

「U25応援割」に本来用意されていた毎月500円/月の割引は、カケホーダイライトだと発生せず、1GBの追加ボーナスパケットのみが特典となります。また現在U25応援特割が適用されている場合は、1年間適用されているはずの1,350円/月の割引が850円/月へ下がります。

「シニアはじめてスマホ割」も同様で、通常のカケホーダイだと1,520円/月を2年間割引出来ていたのが、カケホーダイライトだと850円/月と割引金額が下がってしまいます。

「光スマホ割」に至っては本来1年間1,350円/月の割引がされていたところを、わずか350円/月の割引にまで減額され、カケホーダイからカケホーダイライトへと変更して浮かしたはずの割引金額1,000円分がそのまま割引適用額から消えて行ってしまっています。

こうした各種キャンペーン系の割引を利用している場合、特に光スマホ割なんかを利用している方にとっては、今回のカケホーダイライトへのすぐさまの変更はほとんど価値のない内容になってしまっているのは事実です。割引が満額適用されないキャンペーンが含まれている、この点はカケホーダイライトのデメリットになります。

 

メリット

月々サポート中心でコストを下げていた多回線持ちには確実に値下げ

安い料金で使えるプランが組めない、一部割引が満額もらえないということでデメリットとして一般ユーザーにも結構な問題を含んでいるカケホーダイライトですが、それでもメリットを享受することの出来るユーザーも多いので、どういった利用者にメリットがあるのかを説明していきましょう。

メリットがあるのはこれまで月々サポートのみを中心にして複数回線を運用してきた個人及び家族です。基本構成をしている場合、大体3回線から4回線目でカケホーダイ運用とカケホーダイライト運用でコストが逆転します。たとえシェアパック15に加入したとしても、3回線目でパック10からの3,000円分の値上げをカケホライトの値下げ分でカバーできるため、U25などの別要因が関係していなければこの時点でお得さは上になります。4回線目以降から単純に1,000円づつ通常カケホよりも安くなるため、25歳以下を含まずに音声契約プランを個人あるいは家族のシェアパック内に4回線以上所有しているという方は、値下げの恩恵を受けることが可能です。

カケホーダイライトはシェアオプションでの適用も代表回線がシェアパック15以上に加入していれば問題なく出来るため、子回線として所有する音声プランが多ければ多いほどカケホライトへのプラン変更は値下げにつながります。

自分の場合も現在docomoの音声回線は家族名義合わせて7回線ほど無駄にあり、家族まとめて割の関係で最初からシェアパック15へ加入しているため、カケホライトのおかげで毎月7,000円は安くなる計算になります。これに月々サポートを多段で重ねた割引が入るので、データプラン含めて十数回線所有していても毎月の負担はありがたいことに0円となりそうです。


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このように「U25応援割」や「光スマホ割」などとあまり関係なくプランを構成しており、4回線以上音声契約プランを保有している場合には直接的な値下げを実感できるプランになるでしょう。

家族間通話が無料

その他のメリットとしては、auのスーパーカケホでは今のところ有料とされている「家族間通話」が、docomoのカケホーダイライトならば無料で利用できるという点を挙げられます。これはメリットに加え入れて良い内容でしょう。

家族間の通話が5分以降の有料モードの対象外になることで助かる方は多いことでしょう。これだけでカケホーダイライトへの移行を考慮するのに値する内容です。

家族間通話以外は事務的な数分間の通話で済む場合がほとんどのようならば、このプランへの変更はおすすめ出来る内容になっています。

ドコモにチェンジ割が満額割引

メリットに加えるには若干厳しい内容ではありますが、ドコモにチェンジ割などの一部の割引サービスは満額割引が適用されるようになっているため、こうしたサービスとの併用を行うことで月の維持費を極端に下げることも可能にはなっています。

例えばこのドコモにチェンジ割、毎月1,350円の割引が発生するキャンペーンですが、これをカケホライトに適用すると基本料1,700円がわずか350円で利用できるという計算になり、ここに月々サポートの適用を加えることで更なる安さで利用が可能となってきます。

代表回線自体は割高になりますが、これから月サポ含めて高額な割引を持った回線やシェアオプションの追加を考えていた方には、割引がそのまま同じ内容で使えるこのチェンジ割の存在は大きいものになるでしょう。

といってもあんまよく分からないメリットかもしれませんが、要はこれからMNPでiPhone回線を追加契約しようとしてた人は確実に安くなる、ということです。


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個人的には非常にメリットの大きい「値下げプラン」にはなっているのですが、普通に使う方にとっては5000円のデータMパックからしか契約できないため、2GBから5GBに通信量は上がっても500円の「値上げ」になってしまうプランにも捉えることが出来て、その評価がとても難しいプラン内容になっています。

とりあえずは、シェアパックで4回線以上の音声回線を持っていて通話をほとんどしない、という状態ならばカケホーダイライトは値下げになり、それ以外のもっと回線数の少ない契約だとデータ容量は上がるものの同時に値上げになる可能性のほうが大きいというのが大体のまとめになります。既にデータMやシェアパック15以上への加入をしている場合も、データ容量を下げずに値下げすることが出来るという点でメリットはあるでしょうか。

制限が強めなせいでメリットを受けられる対象が限られているのがもったいないプランですが、とりあえず4回線以上の音声契約を所有している方やネット重視の方にはメリットの生まれやすいプランということを理解しておけばいいと思います。

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 4 )
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    • あら、本当ですね。変わったのまったく見ていませんでした。ご指摘ありがとうございます。各記事修正しておきます。

  1. 本末転倒も良い所ですねぇ。
    最近はおひとりさまも多くなって来てますし、恩恵の有るユーザーも限られてしまいますし・・・。

    最近は色々理由付けしては制度改悪を繰り返してますし、ホント利用者としては嫌になって来ますね。

    • 結局古事記運用的な無茶な回線構成にしないと安くはならないですからね。データ通信重視の人には得ですが、安くしたいという要求は満たせていないのは残念なところです。

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