iPhone 11 Proで写真撮影を行ってみたので、そちらの実際の写真と共に一緒に撮影した他社のスマホとのカメラ比較なんかをしてみたいと思います。
そこまでしっかりとカメラ周りの性能や機能を確認したわけではありませんが、とりあえず青空や夜景といった気になる場面での写り方の違いなんかは確認することが出来たので参考してもらえればと思います。
iPhone 11 Pro/iPhone 11のカメラについて
iPhone 11 Proのカメラスペックは以下のようになっています。
アウトカメラ | 1,200万画素(標準/F1.8~/26mm) 1,200万画素(望遠/F2.0~/52mm) 1,200万画素(超広角/F2.4~/13mm) スマートHDR,ナイトモード,自動手ぶれ補正 最大2倍の光学ズーム,10倍のデジタルズーム ポートレートモード(エフェクト6種) Live Photos,バーストモード |
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インカメラ (TrueDepthカメラ) |
1,200万画素(標準/F2.2~) スマートHDR,Retina Flash,自動手ぶれ補正 ポートレートモード(エフェクト6種) |
新たに超広角レンズが用意され、iPhone 11 ProだけでなくiPhone 11でもこちらは利用できます。
超広角レンズは画角が13mmとなっていて、16mmが多いAndroidよりも広い範囲を写せるようになっています。これ以上広く撮影できるのは12mmのGalaxy S10シリーズの超広角レンズのみです。
今回は写真のみの比較ですが、iPhone 11 Proでは動画撮影にも力を入れており、写真撮影中からスムーズに動画撮影へと移行することができるようになっているなど、カメラ性能の高さを強めています。
iPhone 11 Proの写真とP30 Pro/Galaxy S10+/Xperia 1との比較
ここからは早速撮ってみた写真を並べていきます。
iPhone 11 Pro以外にも
- P30 Pro
- Galaxy S10+
- Xperia 1
でも同じ位置から撮った場面というのがあるので、そちらも比較用として見てもらえればと思います。
撮影モードは基本的にAIオートでそのままカメラ任せの設定で撮影しています。
写真自体は容量の関係でリサイズ・圧縮しています。解像力を見てもらうよりも全体の色調なんかを中心に見てもらえればと思います。
というわけで早速写真の比較をしていきます。タッチ・クリックすると拡大するっぽいです。
青空
若干強調されすぎている他のモデルと比べると、iPhone 11 Proは大分自然な感じに寄っているのを感じます。
青空広角
超広角レンズではGalaxy S10+もP30 Proも一段色が濃くなってコントラストが高めになる傾向があるのですが、iPhone 11 Proの超広角レンズではそうした傾向が見られず自然な青空を再現しているのを感じられます。
色調と共にダイナミックな広角撮影ができる他社モデルとは異なり、自然な色合いで広角撮影をできるのがiPhone 11 Proという事になりそうです。
青空その2
Galaxy S10+の鮮やかさが見た目としては美しいですが、見た目に近いのはP30 Proの方です。
iPhone 11 Proに関しては青みが強く強調されてしまっている印象があります。
青空広角その2
こちらもGalaxy S10+の鮮やかさに目を惹かれますが、見た目に近いのはP30 Pro。画角が狭い分ダイナミズムは少な目ですが正確な色合いとなっています。
やはりこちらでもiPhone 11 Proは青みが全体的に被ってしまっています。
建物
逆光ではないですがこちらの比較ではiPhone 11 ProのHDRの強さを感じられるでしょうか。
青空や雲を白飛びさせないまま建物の陰の部分が浮き上がっています。
建物広角
超広角ではやはりまた青みがかっているのをiPhone 11 Proで感じてしまいます。
夜の建物
Xperia 1は撮り忘れ。
全体的に明るい印象があるのがiPhone 11 Proになるでしょうか。これといって大きな違いはないかもしれませんが、どの機種も白飛びしているようなところがないのがそのカメラ性能の高さを感じさせます。
夜景
夜景に関してもナイトモード搭載のおかげでP30 ProやGalaxy S10+に近い美しさを見せてくれています。
若干iPhoneの方では暖色が強いというのを感じるでしょうか。その辺りもうちょっと色々な場面で撮影して確かめてみる必要がありそうです。
夜景広角
超広角ではiPhone 11 Proはナイトモードを利用できないため、結構な差がつく結果になってしまっています。
Galaxy S10+やP30 Proが明るめでディティールの黒潰れなどが無い中で、iPhone 11 Proは暗めの超広角写真となってしまっています。
超広角での夜景撮影というのは他社との比較で不利な場面が目立つでしょうか。
比較写真としてはこんな感じに。
P30 ProやGalaxy S10+といった辺りのカメラ性能が元々高すぎるがゆえにあまりインパクトはないものの、こうした高性能カメラをもった機種と張り合えるだけの写真を記録できることは確かでしょう。
普通にしっかりとした良い写真が撮れるので全体的にあまり突っ込んだり語ったりといったところは出てきません。
ただSNS上では結構暖色系・黄色が強く出ている写真が多く上がっており、こちらの環境では青み被りが強いシーンというのが出てきています。これらが個体差なのかシーンによるものなのかというのは気になるポイントではあり、もう少し使ってみて判別してみようと思います。
その他比較ではないもののiPhone 11 Proで撮った写真は不定期にインスタグラムの方であげておきます。
逆光シーンでのHDRの強さというのは結構印象深いものになっており、場面によっては印象深い写真や記録として残しやすい写真が撮れそうです。
とりあえず現状はここまでですが、人物写真やナイトモードについてもっと撮っていければこの記事で追記等していきます。
購入の参考にしてもらえたらと思います。
その他iPhone 11 Proに関する記事は以下で。