ここではSoftBankが9月13日より提供を開始した新料金プランの特徴をまとめたいと思います。
ちょうどiPhone 11シリーズの発売も行われているため、そちらと合わせて特徴や価格、料金といったものをとりあげてみます。
一応ここでは
- SoftBankの新料金プラン「ギガモンスター+」「ミニモンスター」の特徴
- iPhone 11やiPhone 11 Proの価格
- iPhone 11シリーズを契約する際に利用できるキャンペーン
といったものをまとめています。
これからSoftBankを契約する方やSoftBankユーザーで新プランに変更しようとしている方なんかの契約の参考にしてもらえればと思います。
SoftBank新料金プランの特徴
早速ですがSoftBankが9月13日から新たに用意した新料金プランについて見ていきましょう。
新料金プランは基本的に従来のプランと内容自体は変わりません。名称もそのままで大容量プランは「ウルトラギガモンスター+」「ミニモンスター」となっています。
では何が変わったのかというと、縛りがなくなり解約金も無料になった、という点です。
新料金プランでは2年縛りというものがなくなり、解約金自体も0円になったことによって解約やMNPといったものが非常にしやすいものになりました。
これによって移動しやすいプランでありながら、料金自体はこれまでと変わらないというよりお得で便利なプランに進化しています。
新料金プランとして具体的に進化した部分としてはこうした点が用意されており、今までよりもMNPなどがしやすく気軽に契約できるプランとなっています。
まずこの点が新料金プランになって変わった点になります
以下ではより具体的なプランについてみていきましょう。
- ミニモンスター
ミニモンスター | ~1GB | ~2GB | ~5GB | ~50GB |
---|---|---|---|---|
基本料 | 3,980円 | 5,980円 | 7,480円 | 8,480円 |
1年おトク割 ▲1,000円 |
2,980円 | 4,980円 | 6,480円 | 7,480円 |
おうち割光セット(+1年おトク割) ▲1,000円 |
1,980円 | 3,980円 | 5,480円 | 6,480円 |
- ギガモンスター
ウルトラギガモンスター+ | みんな家族割/自分一人だけ ▲0円 |
2人で利用 ▲500円 |
3人で利用 ▲1,500円 |
4人以上で利用 ▲2,000円 |
---|---|---|---|---|
基本料 | 7,480円 | 6,980円 | 5,980円 | 5,480円 |
1年おトク割 ▲1,000円 |
6,480円 | 5,980円 | 4,980円 | 4,480円 |
おうち割光セット(+1年おトク割) ▲1,000円 |
5,480円 | 4,980円 | 3,980円 | 3,480円 |
- データプラン1GB+基本プラン料金(スマホデビュープラン)
スマホデビュープラン | 2,480円 |
---|---|
準定額オプション | 500円 |
▲1GB専用割引 | 1,980円 |
▲1年おトク割+▲1GB専用割引 | 980円 |
スマホ向けのプランの名称は「ウルトラギガモンスター+」と「ミニモンスター」です。さらにガラケー向けのプランから契約変更した際に「スマホデビュープラン」といったものを契約することができます。
「ミニモンスター」に関しては正直2GB以降の料金がauやドコモと比較しても高くなっているため、1ヶ月2GB以内に収めることのできるライトユーザー以外にはあまりおすすめすることが出来ません。相対的にこちらのプランは高くなってしまっています。
一方で家族でSoftBankを使っているという場合には「ウルトラギガモンスター+」がかなりお得なプランになってくれる可能性があります。
家族3人だと1,500円の割引が「ウルトラギガモンスター+」にかかるため、50GB使えるプランとしてはかなり割安になっています。
家族の定義もSoftBankの場合「シェアハウスの住人」も含まれるほどに広くなっているため、「ウルトラギガモンスター+」を安くしやすい仕組みがある点も嬉しいポイントになるでしょう。
個人的にSoftBankで契約をするなら家族で「ウルトラギガモンスター+」を利用するのをオススメしたいです。
また契約対象者はそこまで多くはなりませんが、「スマホデビュープラン」も基本料金が安くてよい選択になっています。
こちら1GBまでなので使い方は限られますが、間違いなく安い料金で利用できる内容になっています。
こちらの内容がSoftBankの新しい料金プランについてとなります。
SoftBank版iPhone 11 Pro/11 Pro Max,iPhone 11の価格情報

続いてはiPhone 11や11 Proの価格についてをまとめます。
- iPhone 11 Pro
販売価格 | 半額サポート+ | ||
iPhone 11 Pro | 64GB | 127,200円 (2,650円×48回) |
63,600円 (2,650円×24回) |
256GB | 145,920円 (3,040円×48回) |
72,960円 (3,040円×24回) |
|
512GB | 172,320円 (3,590円×48回) |
86,160円 (3,590円×24回) |
- iPhone 11 Pro Max
販売価格 | 半額サポート+ | ||
iPhone 11 Pro Max | 64GB | 142,560円 (2,970円×48回) |
71,280円 (2,970円×24回) |
256GB | 161,760円 (3,370円×48回) |
80,880円 (3,370円×24回) |
|
512GB | 187,680円 (3,910円×48回) |
93,840円 (3,910円×24回) |
- iPhone 11
販売価格 | 半額サポート+ | ||
iPhone 11 | 64GB | 89,280円 (1,860円×48回) |
44,640円 (1,860円×24回) |
256GB | 95,040円 (1,980円×48回) |
47,520円 (1,980円×24回) |
|
512GB | 108,000円 (2,250円×48回) |
54,000円 (2,250円×24回) |
SoftBankでのiPhone 11シリーズの価格はSIMフリーモデルよりも高めに設定されています。
これについては半額サポート+での運用を前提にしているから、というのが理由のようです。
一括で購入するメリットというのはSoftBankの価格では乏しく、基本的に半額サポート+を利用して2年間の運用価格を安くするというのがSoftBank版のiPhone 11シリーズを購入する意味となるでしょう。
半額サポート+の優位性
半額サポート+についてはSoftBankのiPhone 11 Proを契約する際に積極的に利用をおすすめしたいです。
その理由としては「5G対応モデルが将来的に出揃うから」というのがあります。
ちょうど2020年から日本でも5G網の拡充が始まり、サービスの提供についても広がっていくかと思います。
そうした中で今回のiPhone 11を含めて今販売されているスマホは5G未対応となっています。
そうなると将来的に5Gが広がった場合に、今のスマホが使いにくくなってしまう可能性があり、せっかく高額を出して購入した機種が勿体ない扱いを受けてしまいかねません。
それを避けるためにも半額サポート+を利用して2年間半額で使い、その2年後は5G対応のiPhoneに乗り換えるというのが2019年・2020年のスマホの買い方として理想的かと思います。
5Gという大きな変化があるために、この半額サポート+で2年間安く利用するというのは賢い選択と言えるでしょう。
SoftBankのiPhone 11 Pro、安く契約・値上げを避けて契約するには
総務省による値下げ上限規制の影響によって、各キャリアでは大きなキャンペーンが用意されなくなってしまいましたが、それでもある程度のキャンペーンや安く契約する方法といったものは用意されているため、そちらを確認していこうと思います。
下取りプログラム
10月以降の金額はわからないものの、9月中の下取り金額はiPhoneを中心に高額ではあるためSoftBankでiPhone 11を安く契約するのであればこちらは最大限利用しておきたいものになっています。
公式の割引系キャンペーンではほぼこの下取りプログラムしかまとまった値引き・割引が期待できないため、SoftBankのiPhoneを安く契約したいのであれば使えるように準備しておきましょう。
MNP引き止めポイント
イレギュラーな割引ですが、まだ有効かつ効果も大きいのがMNP引き止めポイントの存在です。
MNP引き止めポイントは「SoftBankから他社にMNPしようとすると、引き止めとしてポイントがもらえる」という仕組みのものです。
入手方法は以下のような一連の流れからです。
auの回線から157で問い合わせ
↓
番号案内からMNPを選択
↓
オペレーターにMNP予約番号を申請
↓
ユーザーの契約がオペレーターとの会話の中で「引き続きSoftBankを使うつもりがあればポイントをあげる」という発言が出るのでそれに乗る
↓
機種変更に使えるポイントが貰える
ポイント額はユーザーの利用状況によりますが3.5万ほど。
直接電話しなくても最近はネットでMNP予約番号を発行した後に電話がかかってくる、なんていう形でポイント提案されることもあります。
高額な引き止めポイントが貰えるのがSoftBankの特徴ではありますが、ユーザーによってはiPhone 11 Proが対象外といった可能性もあります。
状況によりますが元手無しで結構大きめの割引ポイントを手に入れられる可能性があるため、入手できるか試してみる価値はあります。
ウロポ(ウロウロポイント)
MNP引き止めポイントが貰えるかどうか試すのが面倒くさい、恥ずかしいという方はウロポが貰えるかを確かめてみましょう。
こちらは「SoftBankの解約ページをウロウロしていると解約防止ポイントがもらえる」という仕組みのものです。
入手方法は以下のような一連の流れからです。
スマホなどからMy SoftBankにログイン
https://www.softbank.jp
↓
解約やMNPに関するページを読んでいく
↓
SoftBank内部で引き止めに値するユーザーと判断された場合、
SMSで機種変更に使えるポイントが数分後には届く
ポイントは1万ほどですが、電話などせずに解約ページをウロウロするだけでポイントが貰えるのは簡単です。
MNP引き止めポイントよりも金額は少ないですが、ポイントを貰えるかどうかを気軽に確かめることができるのでおすすめしたい方法です。
こちらのポイントを貰えればMNP引き止めポイントも貰える対象ユーザーの可能性があるため、さらなる高額ポイントを目指してMNP引き止めポイントも狙ってみましょう。
ソフトバンクオンラインショップを利用して頭金を避ける
ソフトバンクオンラインショップのメリットについては以下の記事に書いてある通りです。
ソフトバンクオンラインショップは頭金が0円という非常に大きな特徴を持っています。
この特徴のおかげでオンラインショップではiPhone 11 Proを5,000円~10,000円ほどお得に契約できるようになっているため、安く契約したかった場合には利用しない手はありません。
ソフトバンクやau、iPhone・スマホ契約時の『頭金』について
これがオンラインショップ以外だとそのままこの金額分値上げされてしまう可能性があるため、値上げのないお得な形で契約しようと思った場合にはソフトバンクオンラインショップを利用するのが最も無難です。
頭金が無料であるというメリットの他にも
- 24時間いつでも契約可能
- 契約所要時間が10分もかからず待ち時間などもない
- チャットサポートがあるためある程度の疑問を解決できる
といった使い勝手の良さがあります。
今回からはオンラインショップがショップ店頭よりも予約が早いといったメリットもあるため、ソフトバンクオンラインショップの利用は安く契約できるだけなく素早くストレスなく契約するのにも最適と言えます。
ここまでがSoftBankの新料金プランとiPhone 11契約に関する情報のまとめになります。
縛りが無くなって契約しやすくなった上に、大容量プランが家族で契約するとかなり安くなるという新料金プランはヘビーユーザーに嬉しい内容です。
公式の実質値下げ系の施策が下取りプログラムしかありませんが、SoftBank内の条件を満たしている回線状況であるならば非公式の値引きポイントを得られる可能性が用意されており、そちらを利用すると強烈な値引きを行うことが出来ます。
非公式ポイントと半額サポート+を併用することができれば2年間の価格というのはiPhone 11 Proでも5万円前後にすることができるため、ポイントがもらえる状況かどうかを確かめることはSoftBankで機種変更する上では必須の作業かと思います。
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