ここではahamo向けのスマホとして販売され、その驚異的な安さで話題になっているiPhone 11の契約について、その価格や維持費周りの金額、それにiPhone 11自体のレビューや賢い運用方法などをまとめてみたいと思います。
iPhone 11はiPhone 12と比べても、
- 性能差・機能差が目立ったものになっていない
- それでいて価格差は4万円以上ある
- 維持費が安くできて運用の仕方を工夫するととても便利に使える
といった特徴を有しています。
特に価格の安さといったところは、前作のiPhone XRや最新のiPhone 12と比べてもこのiPhone 11シリーズは安い金額に設定されており、さらに今回ahamo向けスマホとしてより安さを強調された契約が可能になったことによって本当にお買い得感といったものを強く感じられるものになっています。
iPhone 11の契約を評価をする際にはその性能の高さとこの価格の安さといったところの、『コストパフォーマンスの良さ』といったところに焦点が当てられ、高額化が目立っていたiPhoneシリーズの中であっても「買いやすさ」が特徴的なモデルとなりました。
このiPhone 11、個人的にiPhone 12シリーズよりもトータルバランスの優れた1台だと感じているため、今回の記事を通じてahamoのiPhone 11というのをおすすめしたいと思います。
その辺りのiPhone 11の契約について今回は以下の
- 価格
- 維持費
- 性能・カメラ性能
- iPhone 11の特徴を活かした賢い運用方法
といった情報をまとめてお伝えできればと思っています。
ahamoのiPhone 11価格
ドコモではahamoプラン向けにiPhone 11の価格を刷新しています。まずはそちらの内容を確認してください。
新規/MNP | 機種変更 | ||
iPhone 11 | 64GB | 49,390円 | 62,590円 |
128GB | 54,890円 | 68,090円 | |
256GB | 66,990円 | 80,190円 |
iPhone 12 mini/12/Pro
容量 | 価格 | |
---|---|---|
iPhone 12 mini | 64GB | 87,912円 |
128GB | 95,832円 | |
256GB | 110,088円 | |
iPhone 12 | 64GB | 101,376円 |
128GB | 109,296円 | |
256GB | 123,552円 | |
iPhone 12 Pro | 128GB | 129,096円 |
256GB | 142,560円 | |
512GB | 169,488円 |
比較対象としてiPhone 12の価格と比較をしていますが、そちらと比べると相当に「安い」のがわかるかと思います。
iPhone 12との価格差は5万円以上となっておりその価格差自体も大きいわけですが、単独でiPhone 11の価格を見た時にはなんと49,390円からというその価格も驚きの安さと言えるはずです。
後述もしていますが、iPhone 11の性能と機能の高さといったところを考慮すると、この価格はまさに「破格」と呼べるものです。
Androidの同等のハイエンドモデルでも10万円近い価格がする中で、このiPhone 11の安さはiPhoneの中で型落ちではあると言っても安さを実感できるものであるのは確かなはずです。
iPhone 12なんかと比べると僅かな性能の違いとカメラ周りの機能の違いしかない中で、このコストパフォーマンスの良さを見せつけており、今ahamoのiPhone 11は価格面を中心に性能面や機能面で非常に高い満足度を得られる契約になっています。
高くて新型iPhoneに手が出せない、と思っている人もいるかと思いますが、こちらのahamoの契約ならば、
維持費も端末価格も安い形で高性能なiPhoneを運用することができます。
ahamoのiPhone 11:契約後の毎月の維持費
ahamoでのiPhone 11価格については上記のようになりますが、実際に契約後に毎月どれくらいの料金がかかってくるのかというところも、詳しく見ていこうと思います。
ahamoの料金プランとiPhone 11を分割で購入した時の総額といったものをまとめています。
ahamo基本料
20GB +5分通話定額 | 基本料 |
ahamoプラン | 2,970円 |
iPhone 11 分割36回払い+ahamoの総支払額
36回払い端末代 | 分割支払い総額 | |
iPhone 11 64GB | 1,371円×36回 | 4,344円 |
iPhone 11 128GB | 1,524円×36回 | 4,494円 |
iPhone 11 256GB | 1,860円×36回 | 4,833円 |
ahamoの維持費の安さはもはや説明不要でしょう。
キャリアメールが使えない、ショップ店頭でのサポートが有料、留守番電話が使えないといったデメリットはあるものの、5分通話定額と20GBのデータ通信量が使えて2,970円というのは本当に維持費として安すぎます。
ここに端末代を含めた場合、36回払いでも5,000円以下の総支払いになるというのは、iPhoneの契約としてはかなり安い内容と言えます。
iPhone 12だとahamoであっても8,000円以上は余裕でかかってきてしまうわけですが、そういった維持費の高さと比べるとこのahamo+iPhone 11の契約は本当に安いです。
割引系の特典は利用できないものの、それらがなくても十分に安いのがこのahamo契約となっているので、スマホ代を節約した上で性能の良い機種を利用したい、という人には理想的なセット契約になっているのがこのahamo iPhone 11です。
今の自身の契約内容と比較してもこちらの方が基本料が安くなって、端末代込みでも十分に許容できる料金・維持費となっているはずです。
※ahamoの注意事項について
- ahamoでは、キャリアメールなど⼀部ご利⽤できないサービスがあります。
- ahamoはお申込みからサポートまで、オンラインにて受付するプランです。 ドコモショップなどでのサポートをご希望の場合は、「ahamoWebお申込みサポート(お客さまのご要望に基づき、ahamo専⽤サイトからのお申込みの補助を⾏うものです。)」(税込3,300円) をご利⽤ください。
- なお、お申込み時の端末操作はお客さまご⾃⾝で実施頂きます。また、端末初期設定およびデータ移⾏などは 本サポートの範囲外となります。 端末初期設定およびデータ移⾏の補助をご希望のお客さまは「初期設定サポート(有料)(お客さまのご要望に基づき、ahamoアプリおよび専⽤サイトからのお⼿続き補助を⾏うものです。)」を別途お申込 みください。
- 機種代⾦は別途必要
- 通話料は5分超過以降は、22円/30秒の通話料がかかります。「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料⾦ がかかります。
iPhone 11の性能について
このように価格面で安くなっているiPhone 11ですが、その性能といったものも優れているというのを確認しておきましょう。
まずiPhone 11の特徴をまとめると、
- 液晶ディスプレイで6.1インチ
- 広角・超広角レンズの2眼カメラ
- ゲームにも余裕を持った高性能さ
- eSIMが使えてデュアルSIM運用ができる
といったiPhoneモデルになります。
特徴としては大画面で利用できるハイパワーモデルということになるでしょう。
有機ELを採用したProシリーズとは画面の美しさや解像度の高さといったところが異なりますが、より大画面で操作することができるためにゲームや動画などが見やすいものになっています。
カメラは2眼構成となり、広角と超広角という特徴的な画角での撮影ができる他、ナイトモードを持っているために使いやすく夜景撮影といったところにおいても優れた性能を持っています。
スマホとしての性能もAntutu46万点を有しており、ゲームも非常に快適に利用できる能力を持っています。
特にiPhone 12じゃないから操作できないアプリというのもほぼないため、性能としてはこのiPhone 11で十分なものになってくるのは間違い無いでしょう。
またこのiPhone 11ではeSIMにも対応しており、キャリアモデルながらもデュアルSIMスマホとして運用することができ、これまで以上にiPhoneとしては便利に使うことができます。
それぞれ詳しく確認をしていきましょう。
iPhone 11の性能は十分すぎるほどに高性能
iPhone 11は2019年に発売されたモデルではあるものの、その性能といったところは2021年のハイエンドスマホと比較をしてもほとんど引けを取らないものになっています。
A13 BionicはSnapdragon 855相当で性能が高く、Antutuでは46万点といった数値を見せています。
これだけの性能があればほぼ性能面で困る場面というのは出てこず、ゲームにおいてもiOSに最適化されたゲームばかりということもあってか原神などの高負荷なゲームでもヌルヌル動きます。
処理能力に関して不満を感じることがほぼ無いため、ゲームプレイを中心にストレスなくスマホを操作することができるものになっています。
こうした性能の高さがありながら、価格は64GBであれば5万円以下で契約できるようになっており、iPhone 12に限らずに他のハイエンドスマホと比較した時にコストパフォーマンスの良さといったところが本当に優れた契約になっていると言えます。
iPhone 11はカメラ性能も高くて使いやすい
またこうした性能だけでなく、iPhone 11の特徴としてさらに用意されているのがカメラ性能の高さです。
今回のモデルでは通常の広角レンズだけでなく、超広角レンズも搭載した2眼構成になったことによって、色々な撮影アプローチも可能になっています。
またナイトモード搭載によって夜景の撮影能力がこれまで以上に強化され、かなり見栄えの良い写真を撮れるようになりました。
とりあえず具体的に撮影した写真を確認してみてください。
どれもスマホのカメラとしては文句のないレベルの写真が撮れているかと思います。
夜景もナイトモード搭載によって、多少ノイズが強めではあるもののかなり良い写真が撮れています。
超広角レンズでは若干ダイナミックレンジが狭く、白飛びや黒潰れといった現象がみられて周縁部が暗くなりがちですが、ある程度の明るさがあれば印象的でダイナミズムな写真を撮ることができます。
こうしたカメラ性能を持ったスマホが、最安では5万円未満で契約できるというのは、やはり魅力的なポイントの一つと言えます。
eSIMにも対応し、デュアルSIM運用ができる。楽天モバイルをサブ回線にすれば非常に便利
そしてこのiPhone 11はeSIMに対応しています。
eSIMに対応することによって、iPhoneで2つの回線を運用することができるようになっており、今回のahamoの契約以外にもう一つ別の回線を組み入れることができます。
特に今eSIMを提供している楽天モバイルをこのeSIM側に用意することで運用方法として、「基本料0円のサブ回線」として便利に使うことができるようになります。
この回線をahamoのiPhoneに用意しておけば、もしもドコモ回線にトラブルなりが起きた時に予備の回線として利用できる便利な使い方ができます。
楽天モバイル回線を追加契約する形にはなるものの、楽天モバイルは1GB未満のデータ使用量ならば基本料が0円になるため、サブ回線として使わずにおいておくことができるようになっています。
つまり「余計な費用をかけずに緊急用の通信網を利用できるというものになっており、スマホの利用方法として非常に便利な使い方をできるようになります。
電話番号もメインの回線とは別に用意できるので、あまり親しくない事務的な関係の人に教える用の回線として使うこともできます。
こちらの使い方も、今回のahamoなiPhone 11を利用する際に賢い運用方法の一つとして考えてもらえればと思います。
詳しい内容は以下の記事でまとめています。
コストパフォーマンスに優れた「ahamoのiPhone 11」
iPhone 11を評価するのには本来適さない言葉かもしれませんが、iPhone 11の契約内容を深掘りしていくとその評価をするときに「コストパフォーマンスの良さ」には触れざるをえません。
ゲーム向けとして買ってもいいぐらいの性能の良さ、夜景にも対応できるようになったカメラの良さ、そして防水やApple Payが使えてeSIMにも対応した機能性の高さ・付加価値の高さといった特徴を持ちながら、最安では49,000円で買えるようになっているというのは「コストパフォーマンスが良い」という言葉以外にありません。
最近のハイエンドモデルと比べても、全く遜色のない性能を持ったスマホであるのは間違いなく、そうしたスマホがこの安さで契約できるというのは本当にお買い得と言えます。
しかも今回はahamoによって維持費も安いというメリットがあるため、こちらを含めてトータルコストが安いというのは本当に魅力的な内容と言えます。
安く性能の良いiPhoneを契約したいのであれば、このahamoは最適解と言えるものになっています。