ドコモオンラインショップにおいて実施されている各種割引といったものが7月以降変更されるといった告知がされています。
今回の変更によって特に強力だった新規での5Gスマホ契約と機種変更で格安ハイスペックスマホが手に入った契約というものが出来なくなるため、もしもスマホの契約を予定していてなるべく安く購入しておきたい、ということであれば6月中の契約といったものが望ましいかと思います。
ここでは今回の変更点や6月中に狙うべき契約といったものを紹介していきます。
7月から新規の5GスマホWELCOM割、機種変更の端末購入割引が無くなる
7月からの割引に関しては以下のように大幅な変更が発生しています。
契約手法 | 割引の変更内容 | |
---|---|---|
5GスマホWELCOM割 | 新規 | 割引・dポイント特典終了 |
MNP | 対象5Gスマホ、22,000円割引に増額 | |
端末購入割引 | 新規 | iPhone XR/XS以外の25機種の割引・dポイント特典終了 |
他社4GからMNP | iPhone・SDM855搭載機の割引増額、一部ミドルレンジ割引減額 | |
機種変更 | iPhone XR/XS以外の15機種以上の割引・dポイント特典終了 | |
はじめてスマホ購入サポート | FOMA→Xiの契約変更 | iPhoneや主要Androidスマホのdポイント特典終了 |
他社3GからMNP | iPhoneやSDM855搭載機の割引増額、一部ミドルレンジ割引減額 |
割引やdポイント特典が増額となるのは一部のみ。
多くの契約においては割引が終了する形になってしまっています。
特に影響が強いのは5GスマホWELCOM割の2万円引き。
データ回線契約でも適用が出来たため、そちらを利用することで維持費を安い状態にしながら比較的高額な端末割引を受けることが可能でした。
特にGalaxy S20辺りと組み合わせると約8万円で新規解約が可能になるなど、性能比で考えた時にお得な契約が実現可能だったわけですが、それが出来なくなってしまいます。
5Gスマホをお得に契約することができる新規の割引が無くなってしまい、7月以降は基本的に音声回線を使用したMNP契約しか高額な割引が得られません。
一応機種変更向けの5Gスマホ割引は継続するものの、そちらは5,500円のみとなります。
また5G以外の機種変更での割引といったものも多くの機種において終了します。
特に効果の高かったiPhone 11、それにXperia 5への機種変更における割引が終了してしまうのは非常に残念なポイントです。
こちらの割引を適用出来ればiPhone 11やXperia 5は機種変更価格で76,912円から契約することができたため、結構機種変更価格としては魅力的なものになっていました。
これが7月以降は利用できなくなるというのは、安く機種変更できる選択肢が減ってしまうということで非常に残念なところです。
iPhone 11とXperia 5は発売からしばらく経つとは言え、現行のスマホの中ではかなり安定した実力をもったスマホになるため、こちらが安く買えなくなってしまうというのは既存ユーザーには厳しい内容です。
今回の7月以降の割引内容の変更においては、特にこの2つの内容が影響としては強いものになるでしょう。
新たな割引の用意、もしくは定価変更といった施策が7月から開始されないと以降の契約はこれまでよりもお得さの少ないものになってしまいます。
7月からの新たな施策といったものを期待したいところですが、もしそうしたものが発生しないようだと既存のスマホのお得な契約というのは6月中の方が望ましいものになってくるでしょう。