ドコモの2019年夏モデル最安価格を見せるarrows Be3のレビューを行っていこうと思います。
ドコモのスタンダードモデルの中で最も安い価格となるarrows Be3。価格が安い分スペックが低いですが、それを補う独自機能の多さというのが魅力の機種です。
デザインなどを見ると洗練さというのはないですが、機能面ではユーザーのことを考えたものが揃っており、価格以上に使いやすさを感じるスマホになっています。
主に中高年世代を中心に「安心できて使いやすいスマホ」として利用できる機種になっているため、安価でスペックは低いといっても十分に利用に耐えうる「格安スマホ」感があります。
とにかくドコモで安いスマホが欲しいという方へ向けて、あるいはすでに価格をチェックしてこのarrows Be3が安いなりにどのような性能・機能を持っているのか気になるという方に向けて、今回はarrows Be3のレビューをしていきたいと思います。
ドコモスタンダードモデルの特徴
こちらのスマホはドコモの販売するスマホの中でも性能を抑えて安価に購入できる『スタンダードモデル機種』という位置付けがされています。
性能を抑えているため、従来の高性能スマホと比べると一部のアプリでは性能不足を感じてしまう場面が出てきてしまう可能性があります。
このためこの『スタンダードモデル機種』のラインナップを購入する場合には、自分の日々の使い方をしっかりと把握した上で、その利用方法が性能に見合うかどうかを確認しておく必要があります。
主にドコモの『スタンダードモデル』とされるいわゆるミドルレンジモデルで出来ること出来ないこと、向き不向きの場面というのは以下のような使い方です。
不向きな使い方・できないこと
- 話題性の高いゲーム全般・3Dキャラクターを動かすタイプのゲーム
- 動画編集など
- ノイズが少なく白飛びや黒つぶれのない写真撮影(一部例外除く)
- 最新のVRやAR機能の利用
- マルチタスク
向いている使い方
- LINEやTwitter、その他ネットや動画、地図など「普通」なアプリを使うのが中心
- 1回の操作時間がどのアプリでも短い
- 同時に複数のアプリを利用しないシングルタスク中心
ドコモのスタンダードモデルでは性能的にこうした向き不向きの使用方法があるため、こちらをあらかじめ把握して許容できる方でないと合わないかもしれません。
この点についてはよく注意してください。
詳しい対象機種は以下から確認してください。
arrows Be3 F-02Lのスペック・デザイン
arrows Be3 | |
OS | Android 9(Pie) |
SoC | Snapdragon 450 |
ディスプレイ | 5.6インチ (1080 x 2220) |
RAM | 3GB |
ROM,SDカード対応 | 32GB/400GB |
アウトカメラ | 1,220万画素 (美肌・AI認識・ポートレート) |
インカメラ | 800万画素 (美肌・暗所合成・ポートレート) |
重量 | 145g |
バッテリー | 2780mAh |
その他 | 防水・防塵 MIL規格23項目準拠 ハンドソープで洗える 指紋認証 おサイフケータイ ワンセグ |
スペックは2019年のドコモ夏モデルの中では最も低いものになります。
SoCはSnapdragon 450。2018年のミドルレンジモデルでおなじみのSoCですが、2019年の他のモデルがSDM600番台のものを採用しスペック・性能の底上げを行ってきている中では、見劣り・物足りなさを感じるSoCの採用になっています。
ディスプレイのアスペクト比は18:9。16:9の比率が中心だったこれまでのarrowsシリーズからディスプレイが縦長になっています。現状唯一の18:9比率のarrowsです(OEM品除く)。
解像度はフルHD+。docomo with時代のarrows Beに比べても文字の見やすさなどは向上しています。
端末にはストラップホール、それにワンセグ用の内蔵アンテナを有しているため、他のスマホと比べても取り回しはしやすい機種・デザインとなっています。


価格は安いですが防水・防塵は当然ついてきますし、後述のようにMIL規格23項目に準拠しているため塩水や氷結耐性なども持った堅牢性があります。
機能性全般は高く、スペックは低めではあるものの使いやすさというところでは並みのミドルレンジ以上となっています。
ベンチマークスコア
arrows Be3に関して性能面を見ていきましょう。

ベンチマークは7万点台と同じSoCを使った2018年docomo with機と似たような数値になっています。SIMフリーモデルとの比較だとP20 liteよりも1万点ほど低いといった感じでしょうか。
arrows Be3 | Xperia Ace | AQUOS sense2 | P20 lite | |
総合スコア | 72079 | 88483 | 71932 | 86127 |
CPU | 34173 | 39174 | 33305 | 40339 |
GPU | 12253 | 19824 | 12005 | 12512 |
UX | 19907 | 25483 | 20937 | 24621 |
MEM | 5746 | 4005 | 5685 | 8655 |
体感としては結構サクサクと動きます。負荷が強くなると多少モッサリとしてタッチレスポンスなどが遅れがちになりますが、シングルタスク中心で使っていけばそこまで大きなストレスもなく使い続けることができるはずです。
解像度がフルHD+ということで常時負荷は高くなりますが、同じスペックのAQUOS sense 2に比べても動きは滑らかさを保っており、比較した時にこのarrows Be3の方が快適に使える感があります。
スペック的には低スペックに分類はされるものの、実際の操作自体はゲームや作業系のアプリを使わなければそこまでの支障はないレベルで動かすことができるでしょう。モッサリ具合はイメージされるレベルよりも薄いです。
ベンチマークの数字は低めですが価格などを考えるとしっかりと動かせるスマホだと感じられます。
Geekbenchの数字はこちらです。
Geekbench | arrows Be3 |
---|---|
Single Core | 780 |
Multi Core | 3961 |
RenderScript | 3377 |
Battery Score | 3109 |
ゲームは重たいアプリだとメニュー画面ですら変遷がモサっとしているのに長時間遊ぶことを考えるとやはり向かないと感じます。
一応高画質な3Dモデルでも動くことは動くものの、操作をしていて細かいところで無理をしている感があります。
ゲームの中身自体はある程度動いても、実際に触っていくとタッチレスポンスなども悪いためにゲーム目的とは相性が悪いスマホです。
電池持ち・バッテリー
arrows Be3のバッテリー持ちは優秀です。特にスタンバイ状態(放置状態)で電池が減りにくいというのは、このスマホを利用するユーザー層と見合っているかと思うため、評価できるポイントになるでしょう。
テスト内容 | バッテリー状況 |
---|---|
スタンバイ状態で10時間 | 100%⇒96% |
明るさ50%でYoutube映画2時間 | 100%⇒82% |
あまりスマホを頻繁に触るような使い方でなければ、数日充電をしなくても心配せず使える電池持ちの挙動かと思われます。
動画については標準的です。
こちらのバッテリー周り関してはドコモのスタンダードモデルの中でもXperia Aceと並んで優れているポイントになるでしょう。
Geekbenchのベンチマークスコアはこちら。こちらだと数値は低いですが実機使用の体感だと問題はありません。

発熱
発熱に関しても標準的で特に気になるところというのはありません。
Antutu(気温24度室内) | バッテリー温度 | CPU温度 |
---|---|---|
1回目 | 32.8℃ | 37.9℃ |
2回目 | 36.1℃ | 39.4℃ |
3回目 | 36.5℃ | 40.6℃ |
標準的なSDM450といったところでしょうか。そもそもあまり処理能力が高くないゆえに負荷も少なめなのか、強く熱がでるようなことはありません。
発熱がそもそもあまり大きくおこらない為に、発熱ゆえにバッテリーも減りやすいといったようなこともあまり感じられません。
arrows Be3の良いところ・悪いところ
上記のようなスペック面以外のところでarrows Be3を使っていて感じた良いところ・悪いところといった点をまとめてみました。
良い所
- 使いやすさと安心面に気を使った機能が充実
- 価格が安い割にそこそこ動く
悪い所
- 処理能力自体は高くないためスマホで色々したいという場合には不向き
- 従来のarrowsシリーズであった画面が割れにくくなるフチ構造がない
上記のようなスペック面以外のところでarrows Be3を使っていて感じた良いところ・悪いところといった点をまとめてみました。
相変わらずの機能性の高さ。高額モデルに使われていた機能が利用可能に
ここ最近のarrowsスマホ全体の傾向として、ハイエンド・フラグシップモデル路線を辞めて「ユーザーの使いやすさ」を重視した路線へと変更をしています。
このarrows Be3も性能よりも使い勝手の良さといったものを重視してきており、普通のミドルレンジスマホと比べても面白い・便利な機能が豊富になっています。
機能としてはユーザー補助系のソフトウェア中心のものから、割れにくい・壊れにくいといったハードウェア面のものが揃っています。
どちらのものも快適な利用と安心して利用できる機能になっているため、利便性というところの充実度は価格の安さを考えた時に結構良いものになっています。
具体的に以下で便利で安心できるarrows Be3の機能のレビューと紹介をしていこうと思います。
便利機能
Exliderは背面に 若干テクニカルにはなったものの画面を触らずにスクロールや拡大ができるのは快適

arrows NX F-01Kからarrowsシリーズに搭載されているExliderはこのarrows Be3でも搭載されています。
今モデルでは初の背面でのExlider操作になります(Exliderは指紋認証センサーを兼任)。
背面の指紋認証センサーを以下の操作をすることでExliderが機能します。
- センサーに触れて上に軽く指をスライドさせる:画面上方向へスクロール
- 下に軽く指をスライド:画面下方向へスクロール
- 左右に軽く指をスライド:対応可能な画面のみ左右方向へスクロール
- センサーに数秒触り続ける:画面を拡大、指を上下にスライドさせるとさらに拡大や縮小が可能
というスクロール操作全般を行うことができます。

こちらの利用は思ったよりも快適に感じるはずです。画面が指で隠れずにスクロールされるために、画面全体にどのようなことが書かれているのかを把握しやすいものになっていますし、指を大きく動かさずに指先だけを少しずらすだけでスクロールできるため、長時間の操作において疲れにくいというところも快適さを感じるものになっています。
またこのExliderの拡大機能は、通常だと拡大できないアプリでも無理やり拡大表示をすることができるので、より画面の表示を大きくして見やすい状態で操作したい中高年層には嬉しい機能となっています。
arrows NXやarrows Beといった従来機で使えたExlider同様に、画面を手脂で汚さずに利用することのできる機能というのをこのarrows Be3でも用意されているため、こちらは普段の操作といったところで便利に利用することができるものになっています。
スライドインランチャーを中心にさらに便利機能も用意

またExliderだけでなく最近のarrowsに搭載されていた
- スライドインランチャー
- キャプメモ
- スライドディスプレイ
といった機能も用意されています。
特にスライドインランチャーはアプリ操作中でもショートカットランチャーを呼び出せるため、しっかり設定しておくと便利な機能になっています。
良く使うアプリを配置しておけばより手数少なく目的のアプリを瞬時に起動できるようになっています。
3万円の廉価モデルなのにSuper ATOK ULTIASを搭載し文字入力が快適すぎる
個人的に近年のarrowsシリーズで強く気に入っている機能としてIME・文字入力ソフトに「Super ATOK ULTIAS」というものがあります。
こちらは日本語入力のアプリで、通常版だと1,500円ほどするATOKを富士通arrows向けにさらに改良したものとなります。
通常のアプリ版のATOKよりさらに動作が軽くなっており、手書き入力への対応、キーボード配置の切り替え、最新キーワード配信といったものに対応しています。
日本語入力ソフトとしてはかなりの完成度を見せているアプリなのですが、こちらが今回の3万円台の廉価モデルであるarrows Be3にも搭載されています。
さすがに日本語入力のアプリだけで購入するスマホを選ぶ、という選択はないかと思いますが、arrows Be3を選ぶとこの快適に使えて利便性も高いIMEを使用することが可能になります。
これはarrows Be3の一つの魅力であり快適に使える一要素となります。
中高年世代のスマホとして使いやすく:はっきり文字・くっきり表示、シンプルモード
arrowsのメインターゲットである中高年世代のスマホユーザーへ向けた機能というのも充実しています。
中高年向けでは特に画面の文字の見やすさといったものを強化しています。

くっきり表示は過去のarrowsシリーズからさらに進化し、画面上にアイコン表示がされるようになりワンタッチでくっきり表示への切り替えが可能です。
しかも表示もこれまでは若干縦に伸びすぎた表示にされることがありましたが、今回のarrows Be3ではちょうど良い引き延ばしのされ方が行われており見やすさが向上しています。
こちらの機能を使えばちょっと字が細かくて読みにくいサイトやアプリでも、表示を大きくすることができるので助けになってくれます。

もしも常時文字を見やすい状態にしたい場合ははっきり文字モードに切り替えると、表示サイズやフォントサイズといったものがより見やすい大きさに調整されてフォントもやわらかいものに変更されます。
各種調節が必要な設定を一発で変換することができるので便利です。
またらくらくスマホに近いわかりやすいホーム画面に変更できるシンプルモード・シンプルホームといった機能も用意されています。まだらくらくスマホを使う年齢ではないものの、ちょっとAndroidのホーム画面が複雑だと感じる方にはこちらのシンプルモードを使えば、わかりやすいホーム画面で操作をすることができます。
こうした機能があるため、自分用はもちろん親世代の家族にプレゼントするスマホとしても適した存在となっているのがarrows Be3と言えるでしょう。スマホを渡す前にある程度この辺りの機能を調節してあげておくと家族の方も使いやすくなるはずです。
安心できる機能
割れないスマホ路線を継続

次はarrows Be3の「安心面」での機能について紹介していきましょう。
arrows Be3では最近のarrowsシリーズ同様に「割れないスマホ」路線を引き継いでいます。
今までのarrowsでは「割れない」の範囲に画面割れも含まれていたのですが、今回のモデルは画面保護のフチは用意されておらず、ボディフレームの独自設計による頑丈さといったところが「割れない」仕様の内容になっています。
端末ボディはユニボディ化を果たしており、樹脂製に変えたことで剛性がアップ、1.5メートルの高さから落としてもスマホが壊れない耐衝撃性能といったものを持っています。
また端末本体にストラップホールを用意しており、そちらを利用することで単純に落とさなくて済む使い方というのも用意されています。
MIL規格23項目準拠で厳しい環境下でも利用できる

arrowsでお馴染みのMIL規格への対応も23項目に準拠しています。
耐衝撃や耐水、高温化や低温化でも動作する安心感というのが用意されています。
夏場や冬場の極端な環境下、それに外でスマホを使う方だと急な天候悪化などが起きても動作が可能になっているということで、こちらも安心して使えるポイントになるでしょう。
こうした便利な機能、安心できる機能・設計がされているのがarrows Be3です。
脈波センサー搭載、ララしあコネクトで健康面の簡易チェックも出来るスマホに

上記の機能はarrowsシリーズではお馴染みの機能にはなりますが、今回のarrows Be3から始まった機能として健康管理・健康チェックといったものが出来るようになりました。
アプリのララしあコネクトと本体裏に脈波センサーが搭載されることによって、健康状態のチェックをすることができます。
ララしあコネクトでは
- 歩数・歩速
- 心拍数
- 睡眠
といったものを記録することが出来ます。
そして脈波センサーと合わせることによって「血管年齢・体のストレス」といったものを測定することが出来ます。
どれだけこの脈波センサーが健康状態の管理に役立つか、というのは定かではありませんが、中高年世代をターゲットにしたスマホとして面白い仕組みを持っています。

便利で安心な機能としてはこのような機能がarrows Be3には用意されています。
性能やスペックは低いですが、使いやすさというところでは手を抜いていないのがarrows Be3の魅力と言えるでしょう。
価格は2019夏のドコモスタンダードモデルで最安値
arrows Be3ではこれだけの豊富な機能性を持ちながら、価格がドコモスタンダードモデルの中でも非常に安くなっています。
2019年夏モデルの中で比較をすれば最安です。
arrows Be3 | Xperia Ace | Google Pixel 3a | |
価格 | 34,056円 | 49,896円 | 46,728円 |
Antutu | 72079 | 88483 | 158349 |
SoC | Snapdragon 450 | Snapdragon 630 | Snapdragon 670 |
性能自体は価格を考えれば低めであるのは仕方ないところはありますが(といってもAntutu7万点)、ここまで紹介してきた特徴的な便利機能に耐久性や健康面でのサポート機能が使えての34,056円という価格は、かなり富士通も頑張っている価格設定ではないでしょうか。
性能と機能では恩恵の差があるために、コストパフォーマンスが良いと単純には言えないものの、価格の安さにしては使い勝手の良さを充実させたスマホとなっているのを感じるのがarrows Be3です。
arrows Be3のカメラ・実機写真
arrows Be3のカメラに関してはある程度使い物になっており、「とりあえず付いている」という過去のレベルよりは間違いなく向上しています。
アウトカメラ | 1,220万画素 (美肌・AI認識・ポートレート) |
---|---|
インカメラ | 800万画素 (美肌・暗所合成・ポートレート) |
3万円台前半のスマホのカメラにしては、夜景以外のところで平均的な写真を撮ることが出来るようになっています。
以下では少ないですが撮影した写真をあげておきます。
なお写真はサーバーの保存容量の関係で圧縮しているのでご容赦ください。細かいところの表現に関しては拡大した際こちらの写真ではノイズが乗ってしまっていますが、実際にはもっと少ないものになっています。







価格を考えれば意外と悪くない写真が撮れているように感じます。
本格的なものでは全くありませんが、出先でちょっと撮るのに使ってもあまり不満は感じにくいカメラです。
夜景・暗い所ではノイズリダクションが効きすぎているのか細部のディテールが潰れてしまっているところが見えていますが、明るい所での利用であればある程度十分な品質の写真は撮りやすくなっています。

シーン別の判定も複数タイプから選べますし、従来のarrowsシリーズで気になったライブビュー画面の重さというのも感じにくくなっているため、カメラは地味に進化が続いているポイントとなっています。
なおこちらのAIによるシーン撮影をする場合には露出補正や常時HDRオンでの撮影は出来ず、そちらはAIシーンに任せる形での撮影になります。
arrows Be3は最安モデルながら機能面は充実、中高年世代の機種変更先として十分な利便性を持ったスマホに

- メリット:価格が安いなりに機能性は高く安心できる設計、性能以外のところでスマホを選びたいのであればコストパフォーマンスの良さが目立つ
- デメリット:性能やカメラは価格なりなのでスマホで色々したいと思った時にパワー不足
arrows Be3は初めてスマホを使う方やライトユーザー向け、世代で言うと中高年世代に適したスマホになっています。
初めてスマホを使う、あるいはスマホで行うことが限定的という中高年世代であれば、価格や使いやすさといったところで満足できるスマホになっています。
ドコモ最安級のスマホ価格でありながら機能性の高さといったところの充実度は高くなっており、価格以上に使いやすさというのは感じられるでしょう。ゲームや作業系アプリをあまり使わず、ネットや動画にLINE程度の利用が中心であれば困ることの少ないスマホになっています。
ただやはり性能・スペック自体は低いため、色々とスマホを活用したいという場合にはパワーが足りない部分というのも感じますし、カメラももう少しお金をかければGoogle Pixel 3aのような良いカメラを持った機種があることを考えると相対的にイマイチなところがあります。
arrows Be3に関しては自分の使い方を考えた上で購入するかどうかを選ぶべきでしょう。ネットで調べ物や動画、LINEでコミュニケーションをする程度でしかスマホを使わないのであれば、それらの動作はそこそこサクサク動きますし価格も最安に近いのでおすすめできます。
ただそれ以上を求めていくとarrows Be3の性能では不足する部分が目立ち、ストレスも感じやすくなるためおすすめすることが難しいです。
この辺りはよく考えながら選ぶ必要があるかと思います。使い方が合えば安いスマホとして満足度が高いですが、使い方が合わないと安かろう悪かろうといった言葉が浮かんでしまうスマホになってしまうかもしれません。
あくまでもライトユーザー向けの機種ではあり、バッテリー持ちの良さや壊れにくさ、ワンセグやおサイフケータイといった機能を中心とした利便性の高いスマホを安く欲しかった方向けになっています。
その他の廉価モデル機種のレビューはこちら。
[blogcard url=”https://smaho-dictionary.net/google-pixel-3a-review/”]
[blogcard url=”https://smaho-dictionary.net/xperia-ace-review/”]
[blogcard url=”https://smaho-dictionary.net/aquossense2-review/”]
機種変更なら頭金のないオンラインショップ
なお今回もしも契約をするならドコモオンラインショップを利用することをおすすめします。なぜならオンラインショップでは場合によっては12,000円以上お得に契約することが出来るからです。
また待ち時間や契約時間といったものにも悩まされず契約できるので、その辺りの時間の使い方についてもメリットのある契約が出来ます。
なぜドコモオンラインショップを利用すると安くなるのかというと以下の5つのメリットが用意されているからです。
- 頭金が端末にかからない
- 事務手数料が0円
- 待ち時間がなく契約完了まで5分程度
- 自宅への配達やドコモショップへ配達してくれて無料で初期設定
- チャットサポート完備でプラン相談などが可能
こうしたメリットがあるためにドコモオンラインショップでの契約というものを勧めています。
頭金と事務手数料は特にドコモオンラインショップのメリットとなるポイントです。頭金は5,000円ほど、事務手数料は最低でも2,000円かかる支払いですが、そうした支払いがオンラインショップでは無料になるため、そこは本当に大きなメリットとなっています。
他にもオンラインショップでは手続き全般がネット上で冗談ではなく2,3分で終わらせることが出来るようになっていて、時間的な浪費というのがかなり少なくなっています。どこからでも申し込み可能でありながら、時間が全くかからず契約できるのはオンラインの大きな魅力です。
さらに最近ではチャットサポートも実施することによって相談窓口というのも設置することが出来ており、オンライン契約の不安点であるプランや端末の疑問点が解決できない、という問題が解消しています。
オンラインショップではそのメリットとして頭金と事務手数料分お得に契約できるという特徴を持っています。そしてそれ以外にも時間をかけず(メンテナンス時間以外は)24時間いつでも申し込みをすることができる簡単さというのもありますし、サポートも充実しだしたという良さもあります。
こうした理由からオンラインショップは契約をするのにおすすめすることが出来るわけです。
せっかくコスパの良いスマホを契約するのですから、そのコスパの良さのままの料金で契約するようにした方がお得になるのは間違いないため、特に機種変更のような頭金の付けられやすい契約はオンラインショップで契約したほうがお得になります。