Xiaomiスマホ、というよりもそれらのスマホに搭載されたMIUIの独自機能の中から面白い機能として「セカンド・スペース」を紹介したいと思います。
こちらの機能は
スマホの中に全く別のスマホとして使えるホーム画面を作れる
というものになっており、スマホは1台なのですが中身は2台持ちに近い形でスマホを利用することができます。
この機能を使うと人に見られたくないアプリやそのやりとりなんかを、普段使う画面から完全に隔離させることができるために、色々とやましいことなんかに使えてしまうものになっています。
人によっては結構便利に使えてしまう機能になるため、今回はこちらの機能についてを紹介していこうと思います。
スマホ内部で2台持ちのように使える機能「セカンド・スペース」がXiaomiスマホでは利用できる
Xiaomiスマホ、その中でMIUIを採用している大多数のモデルには今回紹介する独自機能として「セカンド・スペース」というものが利用できます。
この「セカンド・スペース」は、
スマホの内部に別のスマホ的なホーム画面が作れて、内部で2台持ちのように扱う事ができるスペースが生まれる
というものです。
こちらの機能を使うと、今使っているスマホとは全く別のGoogleアカウントなどを使った異なるスマホのような空間を作ることができ、普段使っているスマホでは扱いにくい・見られたくないアプリなんかを置くことができます。
具体的に見てもらうとなんとなく掴んでもらえるかと思いますが、
こちら通常のホーム画面で、アプリの一覧にセカンド・スペースが用意されています。
そしてセカンド・スペースを選択すると、画面が切り替わって同じスマホなのに先ほどとは全く異なるホーム画面に移ります。
こちらの画面ではGoogle Playのアカウントなんかもメインで使っている画面とは連携しておらず、再ログインあるいは別アカウントでのログインが求められるものになっており、メインの画面とは独立した扱いであるのがわかります。
通信周りは共有となっているのですが、それ以外のアカウント情報などはメインとは異なるものになるため、メイン画面側で使っているアカウントとは違うアカウントを1つのスマホ内に共有できるという面白い使い方をすることができます。
こちらの画像にもあるようにセカンド・スペースを活用することでLINEを複数持つことができますし、あまり人には見られたくないマッチングアプリなんかをこちらの画面に任す、というような使い方もできます。
Google Playのアカウントを変えられるので変なアプリのダウンロード履歴が残らないですし、アプリ自体のアカウント情報も違ったものが持てるので、ログインや認証が必要なアプリの複垢なんかを簡単に持てるようになります。
(ただしLINEのようなアプリは電話番号認証が必要なため、メインで使うアカウントとは異なる電話番号が必要)
さらに「セカンド・スペース」上から元のホームに戻る際に生体認証などが必要となるため、一時的にスマホを友人などに渡す時にプレイベートなファイルなどをのぞき見される心配というのがありません。
調べもののためにスマホをちょっとの時間貸して欲しいと言われた時に、こちらのセカンド・スペース状態で渡せば他の余計なファイルやアカウントの中身というのを見せることなくスマホを貸すことが出来るというわけです。
このようにXiaomiスマホ、MIUIに用意されている「セカンド・スペース」という機能は、面白い使い方が間違いなく出来る機能になっています。
このためにXiaomiスマホを買っても良いぐらいにちょっとイケない使い方にも対応することができるので、もし気になった方は色々とXiaomiスマホについてレビューをしているのでそちらも見てもらえればと思います。
「セカンド・スペース」が機能に無いモデルは「ショートカットプラス」で呼び出せる可能性あり
なおこの「セカンド・スペース」、MIUIの独自機能の中では唯一Xiaomiスマホのモデルによっては利用できない機能になっており、機種によっては機能の一覧の中に出てきません。
どのような理由からかはわかりませんが、とりあえず共通点の一つとしてはストレージが64GBのモデルが発売されている機種だと、セカンド・スペースが機能として用意されていないことがあります。
こちらに関しては機能が削除されたわけではなくてメニューから隠されてしまっている状態のモデルもあり、そちらを呼び出すことで「セカンド・スペース」を利用することができるようになります。
隠された機能のメニューを呼び出すには、「ショートカットプラス」というアプリを使ってメニューを呼び出す必要があるので、そちらをまずインストールしてください。
こちらであとはアクティビティからセカンド・スペースを選べば、セカンド・スペース機能が呼び出されて利用することができるようになるので、ストレージ容量なんかをよくチェックしながら、利用をしてみるといいでしょう。
現状この方法で確認できたモデルはRedmi 9TとRedmi Note 9Tです。こちらもレビュー記事を用意してあるので、気になったら見てみてください。