値下げが敢行されたことによって契約しやすいドコモのiPhone 8とiPadを使った運用方法を今回は一つのおすすめとして紹介してみたいと思います。
どちらもドコモでは価格が値下がりしたことにより購入しやすい料金で契約することができるようになっています。そのため2台同時運用を行っても最新モデルのiPhone XSとそれほど大差のない維持費で使えます。
最新の性能よりも利便性や利用方法といったところをモバイル端末の運用において魅力を感じるようであれば、iPhone XS単体での運用以上に実生活での便利さというものが向上していく使い方になるかと思います。
こうした『iPhone 8+iPad』運用をする上で今回は気になる維持費の問題と、実際に想定できる利用シーンなんかをいくつか紹介していこうと思います。
iPhone 8とiPadの価格と維持費
iPhone 8+iPadの運用をするにあたり一番重要なポイントになるのはその価格や毎月の維持費についてでしょう。
いくら便利に使えるといってもこちらが高額となってしまうと契約は難しいところにると思うので、まずはそちらから確認してみましょう。
iPhone 8とiPadについてはドコモは今かなり安い価格での販売をしています。
iPhone 8は機種変更もMNPも1万円台、iPadに関してはアップルペンシルが使える第6世代32GBがこちらも1万円以下という実質価格をつけており、どちらもiOSの高性能モデルとしてお買い得な機種となっています。
- iPhone 8
iPhone 8 | 機種変更 | MNP |
---|---|---|
64GB | 実質19,440円 | 一括10,368円 |
256GB | 実質38,232円 | 一括28,512円 |
- iPad 第6世代
iPad 6th | 新規契約 |
---|---|
32GB | 実質5,184円 |
256GB | 実質16,848円 |
実質価格は2台合わせて25,000円ほどに抑えられています。これだけを見れば実質価格で7万円を超える金額が設定されているiPhone XSシリーズよりも安いものになっています。
ただ2つとも契約が必要=維持費も別途かかるということで価格だけを見る形だとちょっと正確なiPhone XSとの比較ができません。
なので実際に2台持ちをした時の維持費というものをそれぞれ確認してみましょう。
iPhone 8 64GB | iPad 32GB | |
基本料 | 1058 (シンプルプラン) |
1836 (データプラン) |
spモード | 324 | |
パケット | 7020~ (ベーシックシェア) |
540 (シェアオプション) |
月サポ | ▲2889 | ▲2160 |
一括維持費 | 5,513円 | 540円 |
端末代24回分割 | 3,699円×24回 | 2,376円×24回 |
分割維持費 | 9,212円 | 2,916円 |
2台持ち維持費 | 6,053円 (一括合計) |
12,128円 (分割合計) |
2台持ちでiPhone 8を機種変更、iPadを新規契約した形をベースにしています。もしもiPhone 8がMNPの場合にはさらに合計額が安くなります。
維持費は端末代が分割の契約の仕方で平均して1万円程度となります。2台持ち、それもiPadを追加した形の維持費として考えるとそこまで悪いものではないでしょう。
一応iPhone XS/XS Maxの1台持ちの維持費とも比較してみましょう。
iPhone XS | XS 64GB | XS Max 64GB |
---|---|---|
シンプルプラン | 1058 | |
spモード | 324 | |
ベーシックシェア | 7020~ | |
月々サポート | ▲2457 | |
一括維持費 | 6,723円 | 6,723円 |
端末代24回分割 | 5,373円×24回 | 5,913円×24回 |
分割維持費 | 12,096円 | 12,636円 |
分割支払いの維持費で見るとiPhone 8とiPadの2台持ちは、iPhone XS1台運用より若干高くiPhone XS Maxの1台運用よりも若干安い、という内容になっています。容量が大きいモデルになるとiPhone 8+iPadのほうが安くなる形です。
ただiPhone XSの1台運用と比べてもそこまで大きな差はないため、次に説明する利便性の向上度合いなんかを考えると1台のみのスマホ運用に比べても満足度の高い契約になる可能性が高く、iPhone 8+iPadという運用もおすすめの契約方法として提案しておきたいところです。
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iPadはiPhoneにはない利用シーンを広げてくれる
今回の運用で一番のポイントになるのはiPadの存在です。
安いスマホの機種変更ということであればiPhone 8だけでいいですし、最新の高性能スマホを契約するということであればiPhone XSを選ぶことで十分に満たされるかと思います。
その中であえてiPadを運用に組み入れる理由としては、iPhoneでは十分に対応できない使い方に対してもiPadならば手が届くため、より幅広い利用シーンを生活に取り入れることができる、という理由からです。
以下ではそうしたiPadで広がる利用シーンについていくつか紹介してみます。こうした運用の広がりが上記で計算した維持費で実現することができるというわけです。
アップルペンシルと組み合わせて絵やノート・資料作成に
今回おすすめしている端末はiPadの第6世代です。このモデルでは従来iPad Proのみが使えていたアップルペンシルが利用でき、スケッチや図形の編集などをペン入力で操作することができます。
これによりAndroid含めてそこまで多くないお絵かき用タブレットとして存分に利用することができ、スマホ・iPhoneにはなかった使い方をすることができます。
PDFなどのファイルに直接書き込んで仕事の効率化を図ったり、絵を描くキャンバスといったものがアップルペンシルとの組み合わせで可能になります。
子供にペンと一緒に渡せば延々と描き続けられるお絵かき用タブレットとして知育目的での利用というのもできますし、そうした子供向け専用のアプリなんかも揃っているためにお子さんを楽しませることができます。
パソコンの代わりに、2画面操作も可能
無料のofficeアプリなんかもタブレットでは利用できるため、パソコン代わりに運用するというのもいいでしょう。
完全にPCを持たずにiPadにPCに必要な操作を任せることもある程度可能ですし、夜寝る前とかのPCをつけるのが面倒な時にiPadを操作して目的を果たすという使い方も行うことができます。
コンテンツ受容とちょっとした軽作業程度ならiPadで十分にPCの置き換えというのは役目を果たしてくれますし、専用操作が必要なものも対応アプリがあればそちらで代用できます。
またiOS11からは2画面でのマルチタスクに対応し、iPadでは複数の作業を1画面内で分割して行うこともできるようになっているため、大画面を活かしての作業というのもしやすくなっています。
パソコンよりもiOSの操作に慣れ親しんでいるという場合には、iPadで各作業をできる環境を整えたほうが幸せになれるでしょう。
dマガジンやキンドルに、もちろん動画コンテンツの視聴にも
iPadは画面の大きさが普通のスマホとは異なる大画面サイズとなるため、iPhoneでは文字が小さかったり迫力不足によって十分に楽しめない電子書籍や動画コンテンツといったものを存分に楽しむことができます。
電子書籍だとキンドルやドコモのサービスであるdブック、そしてiPadを持っているなら絶対に契約しておきたいdマガジンのような雑誌読み放題サービスといったところを存分に活用できるのはiPadの魅力の一つです。
大画面でくっきりと文字やディティールが表示されるため、目の疲れというのもiPhoneで見る時よりも大分軽減されます。雑誌も1画面内の情報量がしっかり読み取れるので、スワイプして拡大などを繰り返さずに手間なく読み進めることができます。
電子書籍や雑誌読み放題向けの端末として、サイズ感や重さ的にも非常に適したタブレットとしてiPadは利用できるでしょう。
そしてこの大画面を同じく活かしてくれるのが動画コンテンツの存在です。Netflixやdビデオで映画やドラマの見放題サービスが気軽に見れるようになりますし、DAZN for docomoのように数多くのスポーツが見れる定額サービスも始まっていることから、そちらを楽しむこともできます。
iPad第6世代ではステレオスピーカーの改良もされておりiPadだけでも十分に迫力のある動画体験をできるようになっています。
YouTube含めてタブレットでの動画視聴というのはスマホにはない快適さを持っているので、動画コンテンツに触れる機会が多いようならばiPadを用意しておくことはおすすめしたい内容になります。
家族の共有端末として
家族で暮らしているのならば上記の利用用途を家族でシェアするためにリビングに1台置いておく、というのも使い方としては魅力的かと思います。
ゲームや電子書籍に動画といったものを大画面で使いたい時にいつでも家族全員で利用できる環境というのは、生活の質というものを特にエンタメ方面で高めてくれるものになるでしょう。
家族共用タブレットとして家族のドコモ回線契約の中に一つ加え入れてみてはいかがでしょうか。
また家族向けの使い方としては高齢の家族に対してカメラとして渡すのも一つの使い道です。スマホだとカメラとして扱うのも文字や操作キーが細かくて扱いづらいと感じる高齢世代の方も多いですが、iPadならばカメラの扱いというのもしやすくなっています。
運動会や学芸会などをおじいちゃんおばあちゃんの視点から写真に残してもらうためにカメラ・ビデオカメラとして期間中渡しておく、というのもiPadの使い方としては考えられます。
このようにiPadの導入によって広がる利用シーンというのは多くあり、それらは多少増額する維持費を考えても得る価値があるものになっています。
単身ではちょっと厳しめの維持費かもしれませんが、家族で使うのであればそのコストに対してのベネフィットというものが非常に大きいために、1台家族用に導入してみるのも余裕があれば勧めたい考え方です。
今回のようにiPhone 8のようなほぼ最新に近い高性能なiPhoneとiPadが共に安いタイミングを迎えているので、機種変更やMNPとセットで契約してみるというのも一つ考えてもらいたい契約の仕方になります。
iPhone XSへと1台機種変更するよりも、こちらのiPhone 8+iPadのほうが利用シーンが広がって満足度やメリットが増えるというユーザーもいると思うため、ぜひ自分の使い方をよく考えた上で契約してもらえればなと思います。
他の安いスマホとの組み合わせにはこちらを参照してみて下さい。
ドコモの機種変更でおすすめのスマホ機種