人を選ぶタイプのスマホではありますが、auにおける「高性能かつ安価なスマホ」として買いやすくて満足度も高くなりそうなスマホというのが発売されます。
あくまでもキャンペーンを掛け合わせた実質価格にはなりますが、約45,000円といった金額での機種変更というのもできる可能性があるため、スマホの買い替えを検討していて安く済ませたい方や、5Gの無制限通信な料金プランを利用したいが端末が高いと感じていた方なんかにおすすめできそうな契約になっています。
今回は発売時のキャンペーンによってかなり買いやすい実質価格を見せてくれる『ZTE a1 ZTG01』についてを紹介していきます。
ミドルハイスマホ『ZTE a1 ZTG01』は定価が低めでキャンペーンで高額還元
今回価格やキャンペーンを紹介するのはauスマホ『ZTE a1 ZTG01』です。
『ZTE a1 ZTG01』はミドルハイと位置づけられるスペックを持ったスマホになっており、ハイエンドに近い性能を引き出しながら価格は昨今のハイエンドよりも大幅に安いスマホといったものになっています。
スペックを見てもらえればある程度その実力といったものの大まかなところは感じて貰えるかと思います。
ZTE a1 | |
OS | Android 10 |
SoC | Snapdragon 765G 5G |
ディスプレイ | 6.5インチ (1080×2340) |
RAM | 6GB |
ROM,SDカード対応 | 128GB,micro SD 1TB対応 |
アウトカメラ | 4800万画素 800万画素 200万画素 ToF |
インカメラ | 3200万画素 |
サイズ | 164 x 76 x 9.2 mm |
重量 | 190g |
バッテリー | 3900mAh |
通信機構 | Wi-Fi: 802.11 a/b/g/n/ac(5GHz対応) |
生体認証 | 指紋認証 |
その他 | ─ |
性能に直結するポイントであるSoCやRAMといったところでSnapdragon 765G 5G/RAM6GBという構成になっており、AntutuベンチマークではSnapdragon 845と855の中間に位置するようなかなり性能面で優れたスコアを見せてくれるようです。
このスペックなら性能に関しては足りないと感じる場面は少ないはずです。
こうした性能の高さを持ったスマホが今回定価が低めの上に、キャンペーンによって実質価格が安くなります。
発売時点でauとメーカー側の方で用意されている特典・キャンペーンは、
- 5G夏トクキャンペーン:5,500円引き(前回の機種変更から12ヶ月以上経過している回線)
- ZTE a1購入キャンペーン:au Payに10,000円分をキャッシュバック(購入期間は8月23日まで)
といった2つです。
この2つによる合計15,500円の還元によって、『ZTE a1 ZTG01』の実質価格というのはスペックを考えたら相当に安いものになります。
『ZTE a1 ZTG01』の価格は以下のように約6万円といったものになります。
ZTE a1 | |
販売価格 | 59,980円 (1,580円×23回+23,640円) |
かえトクプログラム | 36,340円 (1,580円×23回) |
ここに15,500円分の還元を充てると、実質的なものにはなるものの価格は44,480円となります。
Snapdragon 845相当あるいはそれ以上のスコアを見せるSoCを搭載したモデルとしては、この実質価格の安さというのはかなりコストパフォーマンスに優れた契約内容と言えるでしょう。
そもそも実質とは言え4万円台で買えるauスマホというのは決して多くないため、安価なモデルに取り換えたかったという方にはこのキャンペーン込みでの『ZTE a1 ZTG01』の価格は魅力的なものになるかと思います。
2年以上同じスマホを使っている方なら、ほぼ確実に性能もアップするかと思われるため、その他のスペック面が許容できるなら興味を持っていい機種かと思います。
注意点としては
- 5G夏トクは12ヶ月以上の同一機種利用が条件
- 購入キャンペーンキャッシュバックは8月23日までの購入と期間が短め
- まさかの防水なし、おサイフケータイなしのモデルとなり完全に性能偏重
といったところになるでしょうか。
5G夏トクは1年以上同じスマホを使っているユーザーが対象となるため、年末にセールスマホなんかを買っているようだと対象外です。
キャッシュバックキャンペーンは条件が購入と応募と簡単なのですが、契約書類のアップロードが必要なのと対象の購入期間が短いという所に注意が要ります。
そしてスマホのスペックで気になるのはワンセグ・フルセグ、防水、おサイフケータイ、ワイヤレス充電のどれにも対応していないという点です。
CPUグレードなんかは高いのですが、日常の利用を便利にしてくれる各機能といったものが全く充実しておらず、こうした機能を普段利用している場合だと『ZTE a1 ZTG01』に切り替えることで使いにくさというのを感じてしまうことになるでしょう。
日本向け機能は一切ないものになっており、その特徴的にSIMフリースマホで人気を博しているRedmi Note 9Sのau版、的なものになっています。
スペックにおいて機能が無さすぎるという癖のある特徴を持っているため、そこをどこまで許せるかがこの『ZTE a1 ZTG01』を選ぶ上でポイントになるでしょう。
価格と性能は文句なしですが。