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LG G6レビュー 18:9の狭ベゼル大画面、DAC搭載で高音質、広角カメラのハイスペックモデル

韓国版のLG G6を触っているのでそちらのレビューを。

2017年向けの各メーカーフラグシップを発表していますが、その中でも個人的に気になった存在がLGの「G6」です。久々にデザイン買いをしたくなるような外観で、本体サイズに比べたディスプレイ比に魅力を感じ手を出しました。

個人的にはXperiaやGalaxy S8なんかよりも今回の新ラインナップの中ではお気に入りな見た目だったので、さっそく使ってみた感想を。

LG G6外観

見た目はこんな感じです。

王道なスマートフォンといった感じでしょうか。

LGG6back

色はプラチナムを選択。グレーな印象ですがかなり青みがかっています。Galaxyのコーラルブルーを控えめにしたような色あいで個人的には凄く好きな色です。

カメラはデュアルレンズで国内だとLG V20 Proに搭載されているのに近い広角カメラを備えたモデルとなります。指紋認証も即座に認証するようになっており、V10などの時代の反応や読み取り精度が鈍いということはありません。

表示領域が拡大!もあまり体感は変わらず・・・

それでは気になったところをパーッとレビューしていきます。

まずこのLG G6を購入する一番の動機であるディスプレイの占有率と使い勝手について。

LG G6では本体の前面パネルの内90%がディスプレイで占めるという表示領域の広さが持ち味の一つです。上下のベゼルがこれまでのスマートフォンに比べるとかなり狭くなっていて、表示される情報がこれまで以上に広がることが予想されたので購入を決意しました。

では実際にこの広領域ディスプレイを使ってみてこれまでのスマホとの表示領域の違いを感じたかというと微妙です。見た目のディスプレイサイズの大きさに比べるとあまり表示部分の広がりというものは大したものではないかなと感じています。

その理由としてはかなり個人的な要素が強いのですが

  • Xiaomi Mi MIXに慣れ過ぎた
  • ナビゲーションキーの幅が広い

という2つの理由からだと感じています。

これがもしもiPhoneあたりからの乗り換えであれば表示領域の広さに感動できたのかもしれませんが、同じようなディスプレイ領域の広いMi MIXから乗り換えようとしたために、そちらと比較すると表示領域の広さというものに対する感動やインパクトというものが少なくなってしまいました。

また実際に使っていると結構な領域をナビゲーションキーが占めてしまっているため、せっかくの狭ベゼル感というものが感じられなくなってしまっています。Android 7.0だかからあるDPI変更機能を使ってもこのナビゲーションキーのサイズは最小でも存在感のある大きさになってしまっているため、かなり勿体無い印象を受けます。コンテンツ閲覧時にはキーを隠せるなどあれば表示領域を最大限使うことも出来ますが、そういった機能は今のところ見当たらないので常時領域を埋めてしまっています。

そのため同じようなサイズでベゼル側にナビキーを配置したGalaxy系のスマホと結局は表示領域としては似たようなものになってしまっているので、あまりこのデザインの良さというものが期待していたほど感じられなかったというのが正直な感想です。

まぁそれでも見た目の良さや表示領域自体は普通のスマホよりも広いのでコンテンツ閲覧には良いのですが。Galaxy Note 5と比較してみるとナビキ―の箇所による微妙な違いはあるものの、結構スリムになったのに大画面というスマホを実現しているので、これまで狭ベゼル端末を持ったことのない方ならば満足度は確かにある画面占有率ではあります。

動作には不満無し

動作に関しては今更このレベルのフラグシップで何を書けばいいのか、というぐらいに安定していて不満も感じません。特定の動作で何か不具合があるとかいう問題もないので、問題なく使いこなすことが出来るでしょう。タッチパネル精度も問題ないので音楽系のリズム・パズルゲームも扱いやすいはずです。

一応ベンチマークとタッチパネル判定のアプリを使った情報を載せておきます。タッチパネルの判定は画面のように端から端までをなぞってタッチ切れがないかを確認しましたが、今のところ変に途切れてしまう所はありません。

G6kennsyou

まぁほんとに困ることないぐらいに快適です。サイズの割りに重さもあまり感じないので本当にサクサクと動かせています。

 

スマートドクターなどの各種使える機能について

一応LG G6の中で売りの機能とされているものがあるのでそちらの紹介も。

スマートドクター

スマートドクター機能は現在のLG G6の端末の状態を確認出来た上に、その状態の最適化を可能にする機能です。サードアプリでも似たようなサービスはありますが、一応公式のメモリ・バッテリー等の管理アプリになっています。

現状使っていて4GBのRAMを圧迫されるシーンも少なく、ましてやバッテリーに関してはLG V10や昔のLG機のような減り方もなく、非常に電池持ちが良い機種となっているので、この機能自体は良いもののほとんど使うことがありません。

端末最適化機能があるのは嬉しいですが、特にそれを必要としない性能の高さです。

 

スクリーンショットはナビキ―からも可能、しかも画面からはみ出してしまうコンテンツも自動的にスクロールしてロングスクリーンショットも可能です。

ロングスクリーンショット

こちらの機能は地味に便利です。他のスマホでもアプリで代替することが可能ですが、ナビキ―からワンタッチはシンプルなやり方になっています。

ただロングスクリーンショットは一部のアプリのみが対応しており、対応していないアプリだと普通のスクリーンショットしかできなくなります。ここはもうちょっと頑張ってほしかったところです。

 

DPIの変更は3段階から可能です。こちらはAndroid 7.0のデフォルト機能にはなりますが、情報量を多く表示できるようになるのでLG G6のような大画面スマホには本当に役に立つ機能でしょう。

またアプリごとに18:9の比率へと変えることが出来ます。正常に反映されなかったりすることも多いですが、今後ワイド幅なスマホも増えてくるでしょうから、そうしたスマホに対応したアプリなんかを今後も最大限活用することが出来ます。

 

LTE Bandは?

LG G6には韓国版や国際版などのモデルが混在しており、購入するショップによっては場合によっては異なるLTE Band対応になることがあります。そのためどのモデルのLTE Bandを紹介すべきか迷いますが、一応今一番安い価格で買えるエクスパンシスで取り扱っている「LG-H870DS」モデルのLTE Bandをショップのスペック表より引用しておきます。イートレンでは韓国版のG600Kを取り扱っており微妙にモデルが違います。

LG-H870DS LTE Band LTE 1/3/4/5/7/8/12/20/26/28/38/39/40/41

LTE Bandでは1/3/8というのが国内ではY!mobileが対応している周波数となっているので、もしもLG G6を技適お構いなしに使うとするとY!mobile回線と組み合わせるのが理想的と言えます。

これだけのハイスペックスマホなので回線も使いやすいものと組み合わせておきたいところです。Y!mobileはそのパートナーとして適した存在と言えるでしょう。

広域対応のカメラは便利

カメラはここ最近のLGハイエンドモデルの特色と呼べるポイントになるでしょう。デュアルレンズで片方がワイドレンズになっています。

スマホのサイズに合わせたワイドレンズのため、端の方は多少歪みが生じるものの広角域のカメラをアタッチメントなしで使えるのは便利な機能です。歪みも記録用やSNS向けの写真であれば気になるレベルではないため、かなり常用しやすいカメラでしょう。

一応大したものではないものの広角域と通常カメラの撮影範囲の違いを実際の風景で比較してみました。

LG広角カメラ

人物だと周辺部の歪みで顔が変わってしまうかもしれませんが、風景だと特徴も出せていい感じの画面効果として作用しているのではないでしょうか。

DAC搭載でメディア再生がワンランク上に

個人的にもうれしく、またLG G6を他の方におすすめしやすいポイントとしてはDACが搭載されていることによって、メディア再生時の音質が上がっているという点があります。

LG V10やLG V20のDAC搭載スマホをメディアプレイヤー代わりに運用すると、大して音質にこだわりのなかった自分でもその品質の高さと違いに驚き、持ち歩き端末に1台はDAC搭載スマホを加え入れたいと思うようになりました。

このLG G6でもDACを搭載しているということで(詳細な型番はちょっと調べられず)、音質の良さを感じられるスマホとなっています。

18:9のワイド大画面という事で、動画との相性も現時点はもちろん今後も良いものであるため、かなり気持ちの良いメディア体験が出来るようになっています。

なおLG V20とLG G6のDACというか音質の高さはどちらが上なのか、というのは個人的にV20をメディアプレイヤーとして購入した身としては気になるのですが、どうやら韓国版のLG G6はV20よりも音質は同等かそれ以上なんていう評価が海外メディアによってされています。

The Korean LG G6 sounds sensational – The Verge

さっそくLG V20の使い道がなくなってしまってショックを受けているわけですが、別にV20をまだ買っていないという方はこちらのG6をメディアプレイヤー用途で購入するのも悪くない考えかと思われます。

防水も一応あるので夏頃使うのに助かるかも

一応機能としては防水がある点が地味にうれしいでしょうか。

ちょうど夏ごろまではメインで使っていく予定の端末なので、ここ数年定番化してきた夕立を超えたゲリラ豪雨に襲われる時期に使うスマホとして防水が付いているのは助かります。

 

デザインは優秀、大画面スリムスマホとしての使い勝手も良し

LG G6については個人的にはXiaomi Mi MIXがある中ではあえて購入しなくても良かったかなとは思っていますが、G6単体で見てみると5.7インチのディスプレイサイズとは思えないぐらいのスリムな形状をしており、5インチ級のサイズでは取り回ししやすい大きさの上に表示領域が広いというメリットは体感しておいて損はありません。

メディアプレイヤーとしては画面の大きさとDAC搭載による音質の良さで普通のスマートフォン以上の体験を出来ますし、1台持ちで全てをこなしたいという方にはハイエンドモデルの有力候補としておすすめ出来ます。

何より見た目が個人的には結構ツボです。グレーの青みがかった色合いも主張しすぎていないため好きです。この辺り共感できる方はまだ価格は高いものの手を出してみてはいかがでしょうか。

 

購入はイートレン、エクスパンシスが直輸入が出来るようになっています。特にエクスパンシスでは7万円台前半から購入可能です。また中古美品・新品がたまにイオシスにも入ってきています。こちらならば国内で最大6ヶ月の保証が受けられるので海外モデルといっても安心して購入することが出来ます。

⇒エクスパンシス

⇒イオシス

⇒イートレン.com

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