8月の中旬頃から、ミドルスペックで比較的性能が良くて、それでいて料金が安いというスマートフォンの紹介を続けてきました。
どれも2年間の契約をする前提のスマホとして、ようやく2年満期使えるようなスペックのスマートフォンが出てきています。
Blade Vec 4Gやイオンのスマートフォン第3弾なんかは、S400/HDスマートフォンとしてこれまでよりも料金は同じなのに高いスペックで出てきています。
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月2980円のイオン格安スマホ第3弾はついにLTE対応、スペックアップで本命候補に
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NTTコムストア専売の「ZTE Blade Vec 4G」は、ミドルレンジ格安スマホを全て葬り去る価格破壊を招いたかもしれません
今回紹介するのもそんなおすすめ出来る格安スマホの一つです。最近はずっといい格安スマホを紹介ばかりしていて、どれを選んでいいか迷わせてしまっていますが、やっぱりいいものはいいので今回も挙げていきます。
今回は前にも紹介したことのあるBIGLOBEスマホであるうれスマです。
2980円でLGのG2 miniを使った格安スマホが第2弾として登場したばかりですが、今回はそれではなく第1弾のAQUOS PHONE SH90Bを使った格安スマホについてを改めて紹介したいとおもいます。
メリット・デメリットをおさらい
まずはBIGLOBEスマホ第1弾となったSH90Bのメリットやデメリットといった特徴をおさらいしておきましょう。
すでに前の記事でも書きましたが一応確認のために書いときます。
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BIGLOBEスマホ「うれスマ」、SH90Bを使った格安スマホセットは過去最高の性能と価格
メリット
- Snapdragon600と、格安スマホでは最も性能の良いCPU
- 解像度はこちらも格安スマホで最も高いFullHD
- ワンセグが見れる
デメリット
- タッチパネルの判定があまり正確ではない
- SH-06Eの白ロムのほうが安かった
- 料金が毎月3754円ぐらいかかった
メリット的な特徴と言えば、現在格安スマホとして販売されているスマートフォンの中では、mineoで販売されているスマートフォンの次ぐらいの高性能であることです。
mineoではS800/RAM2GB/FullHDのスマートフォンをセットに用意しています。
BIGLOBEではそれより1段ほど性能は低いものの、高性能な部類に入るS600/RAM2GB/FullHDのSH90Bを使っています。
これだけの性能が備えられていれば、2年間の利用には困ることはないとおもいます。
デメリット的な特徴としては、タッチパネルの判定があまり良くないことです。
それほど悪くはないものの、違和感は感じる程度にはあるのでそれほど良くない感じです。
そして毎月の料金は格安スマホというには高くなっています。
SH90Bはこれまでの格安スマホ、特に最近紹介しているS400/RAM1GB/HDよりも確実に性能が良く、2年間使うに足りるスペックです。
一方で毎月の料金が高く、格安スマホとして料金競争をするには不利な価格になっていました。
毎月3180円(税込み3434円)に値下げ
そんな性能はいいけど高かったSH90Bですが、9月1日からの24ヶ月の利用料金が値下げされました。
これまで3476円(税込み3754円)だった24ヶ月利用時の毎月の料金が、3180円(税込み3434円)へとなりました。
わずか300円ほどの値下げですが、税別でも3180円になったことで、2980円という格安スマホでは一般的になった価格設定に近づくことになりました。
2980円のスマートフォンはイオンや家電量販店の格安スマホが似たような価格で提供していますが、それとほとんど大差のない料金で、BIGLOBEならばS600/RAM2GB/FullHDの端末を使うことが出来るようになっています。
今までの料金ですと同列には扱えなかった価格ですが、今回の値下げは価格と性能との比較を他の格安スマホとすることが出来る料金になったとおもいます。
内訳としては、24ヶ月間496円の割引が発生して、本来のSH90Bの端末分割価格1876円が安くなっているという事になります。
そのため、本来は4万5024円のSH90Bの本体代は、24ヶ月利用することで実質3万3120円になるという、So-netがBlade Vec 4Gを実質1万4160円にしているのと同じ方法です。
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Blade Vec 4Gが更に安く!実質1万4160円と格安スマホ界トップクラスの安さでSo-netがセット販売
解約を途中でしてしまうと、1876円×残りの契約月分の端末代の支払いが必要になります。
2年間前提なら性能はトップクラスでありながら安いスマホに
2年間実質3万3120円だと、LGのG2 miniやHuaweiのAscend G6といった同じく3万円ちょっとで売られているスマートフォンと比べると、性能の高さが同じ価格なのに差が開いていきます。
AQUOS SH90B |
Ascend G6 | G2 mini | |
Android OS | Android 4.2 | Android 4.3 | Android 4.4 |
CPU | Snapdragon 600 | Snapdragon 400 | Snapdragon 400 |
RAM/ROM | 2GB/32GB | 1GB/8GB | 1GB/8GB |
ディスプレイ | 4.8インチ 1980×1080 |
4.5インチ 960×540 |
4.7インチ 960×540 |
バッテリー | 2600mAh | 2000mAh | 2370mAh |
販売参考価格 | 2年間実質 3万3120円 |
3万2184円 | 3万3600円 |
これは主要スペックの比較ですがSH90Bには、1300万画素のカメラ、防水機能、ワンセグ対応、ワイヤレス給電対応、テザリング可能など、質の高い機能が揃っています。
流石にBlade Vec 4Gとは価格差があるので比較できませんが、G2 miniやAscend G6を使った格安スマホを2年間前提で契約するよりは、SH90Bのほうがスペックに困らない環境を手に入れることができるとおもいます。
今回の格安スマホ記事もおすすめというベクトルに近い内容になってしまいましたが、実際に他の格安スマホと比較すると、価格に差があるBlade Vec 4Gのセット以外ではBIGLOBEのSH90Bセットは、2年間使うことが必要なものの突出して性能が上がっているスマホになります。
2年間使うことが前提ですが、この格安スマホはG2 miniやAscend G6を選ぼうとしている方には、再考の価値がある安くていいスマホの一つだとおもいます。
*BIGLOBE 3G・LTEに関する最近の速度について書いた内容もありますのでそちらもチェックしてから購入を検討してください。
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BIGLOBE 3G・LTE、5GB/1505円・8GB/2838円の大容量格安SIMを実現
いつも、参考にさせていただいております。ありがとございます。
たしかに、一見すると600と400では差がありますが、400の方が GPUが新しいので、普通に使う分には使用感としてつぃさないです。
また、重く作動するsharpのチューニングに比べて、軽くなってまてます。
この夏、格安スマホが気になって、あれこれと検討していましたが、
自分の選択と意見が一致して嬉しく読ませて頂きました。
現在使用中のガラケーの2年縛りが終わる12月まで我慢して、
MNPにてAQUOS SH90B 購入決定です。
12月まで待つのでしたら、もっと安くていい格安スマホもあるかもしれません。
ですので、MNP時期になったらもう一度このサイトを覗いて貰えればとおもいます。
3大ケータイ会社のキャッシュバックや特典もしょぼくなってきました。
ひょっとして、このまま、MVNOの時代に突入するんでしょうか?
キャッシュバックは結構増えてるとおもいますので、まだまだキャリアもメリットはあるのではないでしょうか。
いつも最新の情報ありがたく拝見しております。
我が家は、現在も家族4人ガラケーですが、MVNOの方が、維持費が安いことがわかり、smahoさん一押しのSH-90Bを買おうかと思っていた矢先、販売終了となってしまい、現在はLG端末のみのセット販売です。
MVNOの国産スマホはSH90Bのみのようでした。もう二度と販売はしないのでしょうか?韓国製、台湾製、中国製しかMVNOは扱っていなかったので、販売停止になったSH90B発売の再開を首を長くして待っています。
SH90Bはこれで終わりになるかとおもいます
今は台湾のZenFone5や中国のBlade Vec 4Gというスマートフォンとセットになった格安スマホが面白そうです。
国産だと富士通がイオンと格安スマホを提供する予定ですが、こちらは不具合の状態を確認しないと中々おすすめできません。