ソフトバンクのiPhone 12シリーズの価格が一部発表されています。
こちらをすでに確認した方は「SIMフリー版よりも高い」というのを感じたはずです。
iPhone 12だとまだ16,000円ぐらいの差ですが、iPhone 12 Proや大容量モデルになると2万円前後の差が出てきてしまっています。
こうした価格の高さを見るとソフトバンクのiPhone 12は「ぼったくり」感がありますが、キャリアのスマホ価格といったものは「割引き前提」といったところが強いため、そちらを考慮していく必要があります。
今回はそうした見た目では高いソフトバンクのiPhoneを、より安くお得に契約できる各種割引や施策・キャンペーンといったところを見ていこうと思います。
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ソフトバンクのiPhone 12価格とSIMフリー版の比較
まずは現在発表されているiPhone 12の価格についてを確認していきましょう。
iPhone 12 | iPhone 12 mini | iPhone 12 Pro | iPhone 12 Pro Max | ||
SIMフリー | 64GB | 94,380円 | 82,280円 | ─ | ─ |
128GB | 99,880円 | 87,780円 | 117,480円 | 129,580円 | |
256GB | 111,980円 | 99,880円 | 129,580円 | 141,680円 | |
512GB | ─ | ─ | 153,780円 | 165,880円 | |
ソフトバンク | 64GB | 110,880円 | ─ | ─ | |
128GB | 116,640円 | 137,520円 | |||
256GB | 131,040円 | 151,920円 | |||
512GB | ─ | ─ | 180,000円 | ||
AppleCare+ | 18,480円 | 18,480円 | 25,080円 | 25,080円 |
SIMフリー版と比較すると明らかに高くなってしまっています。
価格差では1万円以上、それどころか2万円以上をつけるモデルも存在しており、同じスマホでキャリア販売なのに高い、というちょっと一般ユーザーには納得しづらい価格設定です。
こうした価格は「割引適用を前提」にした設定となるため、ソフトバンクのiPhoneをSIMフリー版よりも安く買うためにはその割引各種について理解をしておく必要があります。
以下ではそうしたソフトバンクのiPhoneに利用できる割引や特典といったものをまとめています。
MNP:21,600円引き
恐らく今回のソフトバンクのiPhone 12の価格付けは、このMNPを前提としているところがあるでしょう。
現在ソフトバンクへとMNPをすると21,600円の割引を得られ、iPhone発売後でもその割引は継続していく予定のためにiPhone契約にもこの割引が適用することができるはずです。
この割引を適用すると、ほぼどのモデルもSIMフリー版同様の価格、あるいはそれよりも安くなるために、こちらの割引を利用できれば一気にソフトバンクで契約するメリットというのが高まります。
さらに後述している他の割引と合わせることによって、ソフトバンクのiPhone 12はSIMフリー版や他社キャリアよりもお得感を見せることになるため、まずこのMNPでの契約というのは他キャリアユーザーやMVNOユーザーに検討してもらいたいものになります。
Yahoo!ケータイショップの1万円クーポン
そのさらにソフトバンクのiPhoneを安くできる方法の一つがYahoo!ケータイショップのクーポンです。
こちらは新規かMNPが対象で、前月以前に取得完了してあるYahoo! IDを持っていれば誰でも取得だけはできるクーポンです。
こちらを利用すると1万円相当のPayPayボーナスライトを貰うことができるため、直接的な割引ではないものの実質的な還元として利用できます。
本来であればスマホの割引は2万円が上限となり、MNP契約をソフトバンクで行うと先ほどの割引だけでその上限額に達するのですが、このクーポンはまた別途利用できるものになっているため、合わせて3万円分の還元を受けることができます。
MNPの割引と組み合わせると非常に強烈で、ここまで来るとSIMフリー版よりもソフトバンク版の方が安くてお得になってくるはずなので、これらの施策を使えば価格設定の高さというのは気にならないものになってくるでしょう。
クーポン取得は以下のバナーから行えます。
トクするサポート+
そしてトクするサポート+の利用も推奨したいです。
昔はこうした買い方に懐疑的でしたが、最近ではスマホの性能や機能の進化といったものの進み方や価格の高額化といったものがあるために、こうした買い方も十分ありという評価になりました。
こちらは48回払いで契約し、24回分の支払いを済ませた上で端末をソフトバンクに返却することで、残りの24回分の支払いが免除になり実質的に半額で運用することができる契約方法です(ただし回収端末が破損している場合など、回収基準に満たない場合には別途22,000円の支払いが必要)。
端末を返却するため手元に機種は残らないものの、2年後のスマホの機能や性能、それに10万円以上が普通になったハイエンドの高さといったところを考えると、決して悪い買い方でないというか大体2年ごとにスマホの変更をしているというユーザーには負担額も少なくて最適に近い契約方法になるかと思います。
トクするサポート+ | iPhone 12 | iPhone 12 mini | iPhone 12 Pro | iPhone 12 Pro Max |
---|---|---|---|---|
64GB | 55,440円 | ─ | ||
128GB | 58,320円 | 68,760円 | ||
256GB | 65,520円 | 75,960円 | ||
512GB | ─ | 90,000円 |
上記は通常価格でのトクするサポート+価格ですが、これがMNPだと2万円引きで定価が安くなった上での半額化となるため、合わせて活用すると2年返却とはいえ見た目の価格はグッと手が出しやすいものになるはずです。
昨今のスマホの進化や価格の高さということを考えると、フルプライスの支払いといったもの自体がコスパの悪い買い方になってしまうため、こうした返却は前提ではあるもののそれだけで約半分の支払いで済むというのは影響は大きいはずです。
こうした各種割引や施策を利用していくことによって、ソフトバンクのiPhone 12シリーズは定価こそSIMフリー版よりも高いものの、実はSIMフリー版よりも安くなる可能性を秘めているため、もしも利用できそうな契約方法があるのならばソフトバンクでのiPhone契約というのはお得な方法の一つになり得ます。
これらに加えてソフトバンクオンラインショップを利用して「頭金」を0円、「事務手数料」を0円にすることによってよりお得に契約することを実践すれば、SIMフリー版を買うよりも満足いく賢い買い物になるかと思います。
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