mineoなんかの新プランが一気に霞むものに。。。
楽天モバイルが現行のRakuten UN-LIMITプランをアップグレードし、「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」として更新しました。
このプランでは従来の料金プランはそのままに、利用状況に応じて料金に値引きを加えることによって、データ通信量の利用が激しくないユーザーに対しても安さを実感できるものにしてきています。
革新的、というのは言い過ぎかもしれませんが、これまでのキャリアのスマホプランにはなかった衝撃的な料金設定が実現されたので、そちらの内容を確認していきましょう。
無制限3,278円はそのままに、「使わなかった分だけ割引」で最安0円で使えることに
Rakuten UN-LIMIT Ⅵとして新たに生まれ変わったRakuten UN-LIMITの料金プランでは、「データ使用量に応じて料金が安くなる段階的な仕組み」というのを用意してきています。
こちらの内容については色々と解説していく前に料金表を見てもらった方がその凄さがわかってもらえるはずです。
料金表
Rakuten UN-LIMIT Ⅵ | |
1GBまで | 0円 (2回線目以降、1,078円) |
3GBまで | 1,078円 (税別980円) |
20GBまで | 2,178円 (税別1,980円) |
20GB以降無制限で | 3,278円 (税別2,980円) |
その他
- 国内通話:30秒/20円
- Rakuten Linkアプリ経由での通話:無料
- 楽天回線エリア:速度制限なし
- auパートナーエリア:5GBで速度規制、以降最大速度1Mbpsに制限
- 海外パートナーエリア:2GBまで、以降は128kbpsの速度制限
※注意事項
- 1GB未満で0円の料金になるのは1回線目のみ。2回線目以降は1,078円からで3GBまでが対象
- 「1回線目」の定義はまだ定まっていない様子(通算で1回線目が対象、との噂もあるがそれだと総務省にまた怒られるのでは・・・?)
- 通話はRakuten Linkによるアプリ通話なら無料
- Rakuten Linkで発生する通信量のカウント扱いも明確な表記なしなので様子見
- アプリを使わずに電話をすると通話料が発生して1GB未満でも料金支払いが発生
Rakuten UN-LIMIT Ⅵでは1GB未満の通信量であれば、なんと基本料は無料ということになりました。
1GBまでなら0円になるという料金プランは衝撃的でしょう。
LINEとかを中心に使い、自宅や会社では常時Wi-Fiという使い方であれば、1GBや3GBに抑えることができて0円や1,078円という料金でスマホを使うことができるようになります。
「使っていないのに高い固定費を取られる」というのはこれまで長らくスマホのプランにおいては解消しきれなかった問題ですが、楽天モバイルではそれを0円からという本当に安い料金で解消をしてきました。
この料金プランは文句ないでしょう。
ahamoやpovoといった料金プランもすごいインパクトを見せましたが、1GBや3GBまでといったライトユーザーに対しては有効的なプランにならなかった中で、Rakuten UN-LIMIT Ⅵはそうしたユーザーへとしっかりと届くプランを用意し、なおかつmineoなどのMVNOに対しても強烈な一撃となっています。
1回線目のみが1GBまで0円というもので2回線目以降は1,078円からとなるもののの、それでも普通のユーザーにはほぼメリットしかありません。
「使わない分は相応の料金に落とす」「20GBまでなら2,178円、それ以上無制限に使っても3,278円」
というのは非常に多くのユーザーに対して最適な料金プランとなるでしょう。
このアップデートされたRakuten UN-LIMIT Ⅵは、これまで以上に契約する価値のあるプランとなっています。
1GB未満0円、だけじゃなく1年間0円で無制限通信/0円のスマホもあるのが楽天モバイル
今回のRakuten UN-LIMIT Ⅵのプランは特に低用量で使った時の料金の安さ、最安0円という衝撃的な安さが本当に魅力的なものであるのは確かですが、楽天モバイルはそれだけじゃない魅力を持っていて、「お得なスマホ」としてはもはや他社が追いつかないところまで来ています。
楽天モバイルでは既存のキャンペーン内において
- 1年間0円で無制限に通信できるキャンペーン
- スマホセット契約でスマホを実質0円以下で契約できるキャンペーン
というのを用意しており、Rakuten UN-LIMIT Ⅵの「使わなかったら維持費0円」以外にも複数の0円施策を実施しています。
どちらもこれまで何度も紹介しているために詳しい説明は省きますが、
1年間0円キャンペーンは対象者が残り80万人まで減ってきているので、なるべく急ぎで契約をしてキャンペーンを適用するようにしてください。
スマホの実質0円以下のキャンペーンはRakuten miniとRakuten Handが実質マイナス7,000円相当で売られています。
特にRakuten Handはスマホとしての性能が高いのに実質0円以下でのキャンペーン契約ができるコストパフォーマンスに優れたスマホなので、今回初めて楽天モバイルに興味を持ったという方にこの機会を通して手に入れて欲しいスマホです。
ポイント還元の条件や端末レビューの詳細は以下で。Rakuten Handはおすすめなのでぜひ目を通してみてください。
これらのキャンペーンも併せて今回のRakuten UN-LIMIT Ⅵの1GB未満0円施策と一緒に適用できるので、全て活用するとスマホとしては本当に安く契約することができるものになってきます。
iPhone XS以降ではeSIMに登録することができるので、メイン回線そのままにサブ回線として利用可能
また今iPhone XS/XR以降のiPhoneを使っている場合には、そのiPhoneとキャリアの契約をそのままにしながら、楽天モバイル回線をeSIMに登録することができてデュアルSIM運用をスタートさせることができます。
サブスマホとかを持ち歩きたくなく、シンプルに今使っているスマホで楽天モバイルを試したいという方は、これらの新しめのiPhoneを持っていれば既存の契約なんかを弄らずに0円から楽天モバイルのエリアや速度といったものを試すことができます。
詳しい内容についてはこちらも別記事を参照してもらえればと思います。
予想を超えてきた本当に魅力的な料金プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」
楽天モバイルではこのようにRakuten UN-LIMITを進化させてきています。
4月ごろから1年間0円キャンペーンが終了するユーザーが増えるということで、どのような手を打ってくるのか気になっていましたが、今回の最安維持費0円といったプランを用意してきたのは素直に驚かされます。
プラン内容としては本当に魅力的で不満もないはずです。
ネックとなるのはエリア問題ですが、これに関しては長い目で見ていくしかないでしょう。そのための1年間0円キャンペーンになっているかと思うので、とりあえず1年は様子見段階でしょうか。
楽天モバイルのエリアやサポートが成熟していった際には、このプランの良さというのは今まで以上に強くなるかと思うのでそこまでは耐える部分というのも必要になってきます。
今まで楽天モバイルを避けていた方でも、今回のプラン内容は契約する価値があるかと思います。
メインにはまだ時期尚早ではありますが、サブ回線としてはもう他のMVNOなんかが対抗できないレベルに到達しているでしょう。
音声回線もついてくるためポイ活系の複垢作成にも役立つので、本当に利便性の高い契約回線になってくれるはずです。