一括648円スマホとして人気を博した『MONO』の第2弾が2017年12月上旬に発売されます。
新モデル『MONO MO-01K』では648円という激安価格にはなりませんでしたが、今回の新作は第1弾にはなかった高額な割引(docomo with)が適用されるため、長く使っていくことを考えた時のトータルコストでは第1弾を上回るお得さを見せています。
さらにスペックなども向上して使いやすさが上がっており、価格の値上がりはしているものの前作の『MONO MO-01J』よりも廉価モデルでながら、高いコストパフォーマンスを見せるスマホへ進化しています。
今回はこの新モデルの価格とdocomo withになったことで実現する維持費、それにスペックや機能といったところを見ていきましょう。
MONO MO-01Kは一括25,272円!しかも1,620円の割引付き
MONO MO-01Kの価格は前回ほど安くはないものの、割引が今回は付いてくるのが異なる点です。
MONO MO-01K | |
販売価格 | 25,272円 |
docomo with | ▲1,620円 |
実質0円までの期間 | 16ヶ月 |
価格は一括648円ではないものの、それでも十分に安い一括25,272円という価格に。しかも今回はdocomo withの対象スマホになったことで毎月1,620円もの割引が通信料から引かれるようになり、割引が1円もなかった前作のMONOとはこの点が異なってくるポイントになります。
実質0円になるのも契約から16ヶ月後からということで、16ヶ月目以降は648円のMONO MO-01Jよりも毎月の割引分、トータルコストは安くなることになります。
後に説明するスペック面を見ても、この性能でこの価格というのはドコモの機種の中では相当にお買い得感が高いスマホとなっています。
見た目では一括648円のMONO MO-01Jのほうが安く感じるかもしれませんが、第2弾となるこちらのMONO MO-01Kのほうは価格は16か月目以降には割引の影響で逆転、しかもそれ以降もdocomo withは割引が続くという特性を持っているため、使い続けるほどよりMONO MO-01Jよりも安く使えることになるコスパ的には最強に近い契約の一つになっています。
難しいこと抜きにこちらの契約を行うことでドコモのスマホ代としては他の追随を許さないレベルで安く出来ます。
MONO MO-01Kは最安の維持費が302円、それが「ずっと」続く
MONO MO-01Kの維持費について続いては紹介しましょう。
端末は25,272円なのでこちらを一括で支払った前提として考えます。そして以下のような形でプランを構成した場合に、それぞれの基本料やデータプランを組み合わせた時の維持費を複数出しています。
プラン構成
- 基本プラン
- spモード
- パケットパック
- ▲docomo with
docomo with維持費
子回線 プラン構成例 |
シンプルプラン + シェアオプション |
カケホライト + シェアオプション |
カケホーダイ + シェアオプション |
代表回線 プラン構成例 |
カケホライト + データM |
カケホライト + シェアパック10 |
カケホライト + ウルトラシェアパック30 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
維持費 | 302円 | 1,080円 | 2,160円 | 5,940円 | 10,800円 | 15,120円 |
※対比として上記と同じ構成でdocomo withの割引がないMONO MO-01Jの維持費は以下の通り。
旧MONO MO-01J 端末購入サポート |
シェアOP | シェアOP | シェアOP | データM | シェア10 | シェア30 |
---|---|---|---|---|---|---|
基本料 | 1058 (シンプルプラン) |
1836 (カケホライト) |
2916 (カケホ) |
1836 (カケホライト) |
1836 (カケホライト) |
1836 (カケホライト) |
spモード | 324 | |||||
データパック | 540 | 540 | 540 | 5400 | 10260 | 14580 |
合計 | 1922円 | 2700円 | 3780円 | 7560円 | 12420円 | 16740円 |
MONO MO-01KはMONO MO-01Jに比べると端末価格が高くなってしまっていますが、ご覧のように維持費には割引がしっかり効いてくるので、ランニングコストは648円のMONO MO-01Jよりも安くなります。実質0円以下になる16ヶ月目以降にはトータルコストでもMONO MO-01Jを大幅に下回るようになるので、契約のお得さでは前作のMONO MO-01Jを上回ってきたのがこの新型となるMONO MO-01Kの契約です。
一括25,272円というdocomo with端末最安の安さを実現しながら、毎月1620円の割引が効いてシンプルプラン+シェアオプションの組み合わせであれば、維持費最安302円を実現できるようになっており、コストパフォーマンスは本当に優れた契約が可能になっています。
何よりもこの1620円のdocomo withの割引は、その特色として『次に機種変更するまでずっと割引が継続する』という割引としては本当に特別な形で行われます。
それによってこのMONO MO-01Kは2年間の契約が終わった後も、他のスマホとは違って1,620円の割引が続いていくため、維持費302円を期間気にせず継続して利用することが出来るようになっています。
一括価格も安い上に維持費もずっと安いまま使えるこのMONO MO-01Kは、ドコモにおける格安スマホとして非常に魅力な契約となっています。
その他docomo withの特徴についてはこちら⇒docomo withとは 月額302円、スマホも一括契約可能な安さのドコモ格安スマホ契約
MONO MO-01Kはエントリー~ミドル級のスペックも比較的性能は高い
これだけの安さだと性能や機能といったスマホのスペック面での不安がでてくるかと思いますが、MONO MO-01Kはこうした安価な価格のスマホの中ではしっかりとした性能を有しています。
簡易的なスペック表を確認してみましょう。
OS | 7.1 |
---|---|
ディスプレイ | 5インチ/HD |
CPU | Snapdragon 435 |
RAM/ROM | 3GB/32GB |
メインカメラ | 1320万画素 |
バッテリー | 2800mAh |
機能 | 防水・防塵 ハイレゾ VoLTE マナーモードスイッチ |
CPUのチップセットにはSnapdragon 435と、同じdocomo withスマホのラインナップの中でも最も性能面では改善され優れたモデルを何故か価格が一番安い機種にも関わらず乗せています。
他にもRAMが3GBと余裕がありますし、デザイン面ではXperia風の見た目にすることで安っぽさも感じられません。Androidスマホには珍しいマナーモードスイッチや防水や防塵といった安心できる機能も用意されています。
まだ実際には触れていないものの、現状このスペックであれば普段の利用にそこまで支障をきたすことはないでしょう。ゲームなどをするならまた評価は違ってきますが、格安機ということをわかった上で購入するならば、価格の割りには不満を感じることの少ないスペックにはなっています。
ただ価格の安さというのは細かい機能のところで見えているのは確かです。MONO MO-01Kにはワンセグやおサイフケータイといったその他のdocomo withには搭載されている機能が省かれており、この辺りの「使う人は使う」機能が欲しい方にとっては充分なスペックではありません。
これらの機能が少なくなってしまっている、という点はMONO MO-01Kを購入する上で一つ注意しておきたいところでしょう。
コストパフォーマンスが物凄いMONO MO-01K。用途にあうならば最良のスマホの一つになる可能性
販売価格、そしてずっと続く割引によって長期間維持費の安い契約ができるというのは、類まれな契約内容になっているのは間違いないです。
コストパフォーマンスの良さはドコモスマホの中はもちろんdocomo withの契約の中でも優れたものになっています。
問題は機能としておサイフやワンセグがなく、これまでそうした機能を使ってきた方にとっては乗り換えにくいスマホとなっているのは他のdocomo withスマホと比較すると使い方が制限されています。
ただ性能自体は価格の割に良いものなので、その辺りの足りない機能が必要でないならばdocomo with対象のスマホの中では使いやすい機種に分類されるのでおすすめです。
あまりスマホに高い性能を期待しておらず、むしろ安さを追求したいと考えている方にとって、このMONO MO-01Kの契約内容は非常に魅力のある価格・料金設定になっていると思います。家族全体のスマホ代の節約のために、機種変更を1,2台しておいても良い機種でしょう。