Appleの発表した新製品の取り扱いを各キャリアが発表しました。
- iPhone 7
- iPhone SE
- iPad(第5世代)
の3種類が新たにApple・キャリアのラインナップに含まれました。
今回はこれらの製品の価格情報を扱おうと思っていますが、特にその中でも価格に目を見張るものがあるiPadを中心に紹介していきましょう。
iPadの新型は一括・実質共に安いタブレットの新定番に
今回ラインナップに追加された3モデルの内、特に注目に値するのはiPadの価格です。
iPadシリーズは従来のAirなどのモデル更新ではなく、第5世代の「iPad」として更新されています。
今モデルでは特徴的な変更点というものはないのですが、特に価格面においてiOSタブレットとしては非常に手に入れやすい金額になっているので紹介します。
まずはSIMフリー版や各キャリアの価格表から(全て税込み)
Wi-Fiオンリー、SIMフリー
iPad | 32GB | 128GB |
---|---|---|
Wi-Fi | 40,824円 | 52,704円 |
SIMフリー | 57,024円 | 68,904円 |
キャリア(Wi-Fi+cellular)
32GB | docomo | au | SoftBank |
---|---|---|---|
販売価格 | 57,024円 (2,376円×24回) |
60,480円 (2,520円×24回) |
56,800円 (2,370円×24回、1,580円×36回) |
基本料割引 | ▲1,944円 (GoGoiPad割で▲432円追加) |
▲2,520円 (タブレットプランds(3年契約)で使う場合 ▲2,295円) |
▲2,370円 (もしくは▲1,580円にタブレットずーっと割で▲562円) |
実質価格 | 0円 | 0円 (5,400円) |
0円 |
128GB | docomo | au | SoftBank |
---|---|---|---|
販売価格 | 69,336円 (2,889円×24回) |
68,400円 (2,850円×24回) |
68,760円 (2,865円×24回、1,910円×36回) |
基本料割引 | ▲2,025円 (GoGoiPad割で▲432円追加) |
▲2,520円 (タブレットプランds(3年契約)で使う場合 ▲1,080円) |
▲2,565円 (もしくは▲1,710円にタブレットずーっと割で▲562円) |
実質価格 | 10,368円 | 7,920円 (29,520円) |
7,200円 |
Wi-Fiのみであればなんと4万円台前半という安さです。タブレット端末、それもiOS端末としてはかなり購入しやすい金額となるのは間違いありません。税抜きで見ると3万円台ですから下手な格安系のタブレットを購入するよりもずっとコスパが良いでしょう。
キャリア版も一括価格は5万円台後半から。一括価格としては同一サイズであったiPad Air2よりも安くなっています。しかも全キャリア32GBモデルであればキャンペーンなど込みで簡単に実質0円で契約できるようになっており、一括・分割どちらでもお買い得さが目立つ契約をすることが可能です。
タブレット向けのデータプランは全キャリア比較的安いので実質0円契約をすることが出来れば、それほど大きな維持費の負担もなくiPadを運用することが出来るでしょう。仮に一括で購入してしまえば実質0円化に使われていた通信料割引がそのまま直接維持費割引に反映されるので、初期負担が強い分維持費は格安な料金で収まります。
ドコモやSoftBankが採用しているシェアタイプの料金プランだと一例としてこのような持ち方が可能になっています。
iPad 32GB | |
---|---|
タブレット向けプラン | 1836 |
ISPサービス | 324 |
シェア向けパケットプラン | 540 |
割引サービス(ドコモの場合) | ▲2367 |
一括維持費 | 333円 |
iPad 32GB(ドコモの場合) | 2367 |
分割維持費 | 2700円 |
実質0円契約だと1ヶ月およそ2,700円、端末代先払いの一括契約の場合は多少キャリアによってズレますが1,000円かからない数百円の維持費で毎月運用できるようになります。これならば2台目以降に追加するタブレットとして、許容できる料金でしょう。
Wi-Fi版はもちろんキャリア版も従来の9.7インチサイズモデルに比べて安くなっているので、タブレット端末としてかなりお買い得な契約をiPadにも関わらずすることができます。
2年間の利用を前提とすればドコモの場合一括0円モデルの在庫がないiPad Air2と総コストは同じですので、iPad Air2の一括案件を購入できていない方はこちらを選んでも良いでしょう。
負担の軽いコスパ重視のiPadとなっています。
iPhone SE(32GB/128GB)の価格

iPad以外にもiPhone SEの容量がアップしたモデルを発表し、そちらを各キャリア+Y!mobile,UQ mobileが扱っています。
Y!mobileとUQ mobileでiPhone SEが発売 価格/維持費について | スマホ辞典
Y!mobile,UQ mobileの価格は紹介済みなのでこちらでは各キャリア販売価格を確認しておきましょう。
iPhone SE | docomo | au | SoftBank |
---|---|---|---|
32GB | 51,192円 (実質15,552円 FOMAからだと実質5,832円) |
??? | 64,800円 (実質10,800円) |
128GB | 63,504円 (実質25,920円 FOMAからだと実質16,200円) |
??? | 77,600円 (実質22,680円) |
一部一括系の施策などが適用されていないものの、容量が上がっても価格は従来の16GBや64GBモデルから据え置きに近い内容になっています。
32GBという比較的に余裕のある容量で安い契約が出来るというのは嬉しい変更でしょう。
個人的にはY!mobileやUQ mobileの契約のほうがお得度が高いのでおすすめですが。
iPhone 7(PRODUCT)RED


新色として追加された赤色・レッドカラーの価格は特に現時点での他のカラーリングとの販売価格差はありません。
在庫も現状豊富で予約がしやすく、そもそも一般層にはあまり浸透していないようでそこまでプレミアムなモデルではなさそうです。
というわけでこの3月末に3種類のApple製品の新モデルが追加されました。
ただスマートフォンに関しては高い人気から暫くは手に入らない、というような性質の商品は出てきておらず、これまで通りの価格で購入できるモデルが増えたに留まるような状態です。
注目はiPad Air2の置き換えという形になっている新しいiPadであり、特にその価格に対してでしょう。Wi-Fiモデルでは4万円台前半から、セルラーモデルも6万円しない状態で同額の割引がついてくるという優れた契約内容になっています。
タブレット系の特価機種はここ最近ドコモでは行われていたものの、その他のキャリアでは実施されていませんでしたから、今回のこちらの契約はauやSoftBankユーザーにとっても格安タブレットを2台目として追加するのに適した魅力的な契約になってくれることでしょう。
タブレット関連の契約ではしばらく価格と性能の両方で迷う必要のない機種が出てきたと言えそうです。