今注目の割引サービス「docomo with」対象のスマートフォン、Galaxy Feel SC-04Jが6月15日より発売になります。
廉価モデルのarrows Beとはまた違った用途でのdocomo with割引を契約できるスマホです。
arrows Beではとにかく端末価格も安くしたい方でそこに防水おサイフ・国産スマホという付加価値を求める方や、割引だけもらって端末は売却したいなんて方からの需要が大きかったように思います。
このGalaxy Feelはスペック面での向上が見られ、docomo withのずっと続く割引を長く同じ機種を使い続けながら受けれるスマホ、というのを実現したスマホのようになっています。
今回の記事ではこちらのGalaxy Feel SC-04Jの価格や維持費を中心に紹介したいと思います。
Galaxy Feel SC-04Jの価格
Galaxy Feelの価格とdocomo withの割引は以下の表のとおりです。
Galaxy Feel | 機種変更 | 新規 | MNP |
---|---|---|---|
端末価格 | 36,288円 | ||
docomo with | ▲1,620円 |
価格は同じdocomo withの割引を持ったarrows Beに比べると1万円ほど高くなり4万円に近くなっています。
Galaxy Feel SC-04Jの維持費
Galaxy Feel | データM | シェア10 | シェアOP | シンプル+シェアOP |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 1836 (カケホライト) |
1058 (シンプルプラン) |
||
spモード | 324 | |||
パケットパック | 5400 | 10260 | 540 | 540 |
docomo with | ▲1620 | |||
一括合計 | 5,940円 | 10,800円 | 1,080円 | 302円 |
端末代金 | 一括36,288円 |
シンプルプラン+シェアオプションの最小構成で維持費が302円と激安なのはdocomo withの強みです。
カケホライトにしても1,080円で済むために、子回線として所有することで長期間格安にスマホを使うことが出来ます。
維持費的には家族の子回線に契約させるとかなり全体の通信費負担を和らげてくれます。
スマホの料金に安さを求める場合にはこのGalaxy Feel SC-04Jの契約は維持費・価格共に魅力的でしょう。
docomo withの特徴
このGalaxy Feel SC-04Jに適用されているdocomo withの割引について、arrows Beの記事でも触れましたがここでもおさらいしておきましょう。
docomo withは通信費からの割引となり、考え方としては月々サポートに近いものと捉えて問題はありません。
ただdocomo withには月々サポートとはまた違う特徴があります。それは
- 割引が次の機種変更まで継続(2年で終わらない)
- 通称特価BLでも適用可能
という結構大きな月々サポートとの違いを持っています。
多くの方にメリットがある特徴は、割引が2年間に限らないという点です。
普通の月々サポートによる割引は、24回のみの割引=2年間しか継続しませんでした。そのため端末を一括購入時には2年後には割引終了で値上がり、分割でも24回払いにするとほぼ同じタイミングで残債と割引が消えて結局安くなることはありませんでした。
そのため今のスマホの契約の仕方としては2年ごとのサイクルで買い替えたほうが結果的に総額で安いということになります。
ところがこのdocomo withの割引は2年を超えても継続して行きます。割引が消滅するのはパケットパックを外したり対象外プランへと契約変更した場合、そして「機種変更をした場合」というのが条件になります。
つまり次に機種変更するまで毎月1,620円の割引が続くことになり、あまりスマホを買い替えない方なんかは2年以上機種変更しなくても割引が続いて最安302円で長く使うことができるというものになっています。
この特徴は最新のスマホを特に必要としていないもののそろそろ機種変更したいという方や中高年世代の家族で長く同じ機種を使う傾向のある方には特に効果があるでしょう。長く使えば使う傾向にある方ほど長期的に見てお得な運用をすることが出来るということです。
この点がdocomo withにおける最大の特徴となります。
またもう一つ特殊な特徴ですが、月々サポートのような割引とは種類が違うという体裁を総務省向けにとるために、一部ユーザーの陥っている月々サポートなどの割引が適用されない「特価BL」状態であってもこのdocomo withは適用されているとの報告があります。
そのため月々サポートが適用できずに困っていたという方でも、こちらならば最安で302円の割引回線を作ることも可能になっています。
Galaxy Feel SC-04Jを選ぶ理由/2年以上使っても耐えうる性能
今回のGalaxy Feel SC-04Jは、この機種単体で見ると一括36,288円と一括価格が安く購入しやすい印象があります。最初にこの端末代3.6万円を支払ってしまえば、その後は毎月1,620円の割引が適用された最安302円回線を次に機種変更するまで使えてしまいます。
そのためGalaxy Feel SC-04J自体は非常にお買い得な買い物と言えるでしょう。
ただ同じdocomo with端末で一括28,512円で購入できるarrows Be F-05Jと比較すると、価格面でのコストパフォーマンスというのはGalaxy Feel SC-04Jのほうが劣ってしまうのは確かです。
価格差がおよそ1万円ある中でGalaxy Feelを選ぶ理由というのはどこにあるのでしょうか。
arrows Beと比較すると、Galaxy Feelは高くなっているだけあってスペック・性能が上がっています。あえてGalaxy Feelを選ぶとしたらこの性能のポイントでしょう。
arrows BeはCPUにSnapdragon 410を搭載していますが、Galaxy FeelはExsynos 7870となっています。ベンチマークスコアではS410よりもExsynos 7870のほうが若干上回っており、海外のレビューなんかを眺めると発熱なども少なく使いやすい良ミドルレンジCPUであるという情報が入っています。
またRAMがarrowsは2GBとちょっと心許ないのに対して、Galaxy Feelは3GBと余裕を感じられます。これならいくつもアプリを開いても重くなりませんし、負荷の強いゲームアプリの類も扱いやすいでしょう。ROMもarrowsでは16GBとシステム向けに占められている分を考えると余裕は少ないですが、Galaxy Feelでは32GBとしばらくはSDカードなどを追加しなくても余裕のある容量となっています。
他にもバッテリー容量が3000mAh、キャップレス防水やおサイフケータイ、指紋認証にハイレゾ再生と割引モリモリの一括スマホとは思えないぐらいに充実しています。
あえてarrows Beを選ばずにGalaxy Feelを買う理由としては、これら性能・スペックがミドルレンジにしては高いというところが当てはまるでしょう。
arrows Beを2年以上利用しようと考えると、1年後や2年後から若干使いにくい場面が出てくるという想像が出来ますが、Galaxy Feelならば2年目以降でもある程度の作業などはこなせるだけの余裕を持ったスペックかと思われます。流行りのゲームなどが遊びにくいという問題も使っていく内に出てくるでしょうが、そうしたことが気にならない・興味ないようならば長く使うことを考えてこちらのGalaxy Feelを選んでみるのが良いでしょう。
これらの性能に加えてドコモからの手厚いサポートも受けられるわけですから、36,288円という価格もコスパは決して悪くないでしょう。
以上Galaxy Feel SC-04Jの価格と維持費、それにdocomo with関連の情報と端末情報についてでした。
ある程度長く使えると保証の出来る性能のスマホが、一括36,288円の安さで維持費も最安302円という格安運用ができる契約がこちらです。
性能と価格、料金でバランスが取れている機種であり契約でもありますから、節約を意識しながらもしっかりと使えるスマホが欲しいと思っていた方には最適解な機種となるでしょう。ここ最近arrowsやGalaxy S8など春モデルは人気が高くすぐに手に入らないことが多いので、気になっている方は予約または在庫がある内に即時購入をしたほうが良いかと思います。