ドコモが年末に向けてMNPを中心にセールを実施しはじめました。
機種変更でも安いモデルの販売を実施してはいますが、MNPは2017年夏モデルを中心に高性能かつ人気の高い機種の安売りセールが実施されており、長期的な利用を前提とした契約には非常に助かる価格での販売がされています。
他キャリアやMVNOからのMNP(docomo系除く)で安く高性能なスマホへと乗り換えることが出来るので、来年度に向けて準備しておきたいという方はこの年末のタイミングで乗り換えを実施してみると良いでしょう。
新生活に余裕を持って準備出来るタイミングでの契約が出来ると思います。
MNPで安い上に性能の良いおすすめ機種は5機種
現在ドコモではMNP契約をすることで安くなるスマホというのが多く用意されていますが、その中でも特に性能面でも優れた上で格安な価格に落ちているスマホというのはおよそ5機種選ぶことが出来ます。
5機種の内一つはまだまだ余裕で現役のiPhone 7が。残りの4つはAndroidスマホにおいて非常に安定した性能を見せるSnapdragon 835を搭載したスマホが、年末という事もあって大きく値下がっています。
S835は2017年のフラグシップモデルに搭載される最高のCPU性能を見せるため、どれも機種変更価格なんかは高くなっているのですが、今回の契約方法であるMNPであれば性能比でのコスパといったものがかなり良いものになってきます。
具体的な価格と機種変更価格の差を確認してみましょう。
MNP | 機種変更 | |
---|---|---|
iPhone 7 32GB | 一括10,368円 | 実質15,552円 |
Xperia XZ Premium SO-04J | 一括15,552円 | 実質39,528円 |
Galaxy S8 SC-02J | 一括15,552円 | 実質36,288円 |
Galaxy S8+ SC-03J | 一括15,552円 | 実質58,968円 |
Galaxy Note8 SC-01K | 実質26,568円 | 実質76,464円 |
1万円台のスマホはどれもMNPだと一括で契約することが出来ます。端末購入サポートではありますが、一括でハイエンドを契約できる魅力は大きいでしょう。15,552円以下という安さも目を見張るものがあります。
機種変更価格と比較すると安いだけでなく一括というのがお得感といったものを大きく感じさせてくれます。

iPhone 7はご存知の通り、1年前のiPhoneシリーズのフラグシップモデルです。
10,368円は32GBのみとなりますが、それでも性能比で考えた時の安さは破格でしょう。うまくクラウドサービスなどを利用すればROMの容量の少なさはある程度カバーできるはずです。
iPhone 7 Plusも安くなってはいるものの、こちらは流石に2万円以上する価格からのスタートになります。

人気の高いXperia XZ PremiumもMNPならばこの安さです。auやSoftBankにはないドコモ限定のキャリアモデルスマホです。
従来のXperiaは発熱の問題が評価の足を引っ張っていましたが、Xperia XZ PremiumではSnapdragon 835を採用しておりその発熱をほとんど心配する必要のなくなったモデルとなっています。
デザイン性も高級感溢れるものになっており、触っていても高い満足度を得られる高級機となっています。
レビューはこちら⇒Xperia XZ Premium実機レビュー(SO-04J) 評判・評価を知りたいなら

Galaxy S8とGalaxy S8+もSnapdragon 835を搭載したハイエンドモデルです。
どちらも価格は9万円以上もした機種ではありますが、MNPであれば一括15,552円とこれまでとは比べ物にならない安さになっています。
快適な操作性・使い心地を得られるのはもちろんですが、どちらも大画面にも関わらず端末サイズが比較的コンパクトになっており、5インチを超える大きさではあるものの持ちやすさもある稀有なモデルとなっています。
あらゆる面で使いやすさを実感できるスマホとなっているので、こちらも強くおすすめすることが出来ます。
レビューはこちら⇒Galaxy S8+実機レビュー 評判・評価を知りたいなら(SC-02J/SC-03J/SCV35/SCV36)

同じS835搭載のGalaxy Note8 SC-01Kについては冬モデルということもありMNPで一括契約も出来なければ価格も26,568円といった実質価格になっています。
自分は上記のS835搭載機種の3つとiPhoneについては全て使ってきて、どれも非常に満足しているのですが、それらを超える2017年のベストバイとしておすすめしたいのはこのGalaxy Note8です。
動作の快適さにはほとんど違いはありませんが、Galaxy Note8にはSペンというスタイラスとそれを活かしてくれる各種機能とアプリが用意されています。
これがかなり便利に使えており、仕事でもプライベートでもこのSペン+ノートアプリを中心にスマホ1台で色々とこなせるようになっています。
性能は他の機種とは変わらないものの、ペン1つで利便性がさらにアップしているのがこのGalaxy Note8の凄いところとなっています。
ただしその代わり価格は今回のMNPで安い機種の中でも高額となっているので、そこはよく考えて契約する必要があると思います。
レビューはこちら⇒Galaxy Note8(SC-01K/SCV37)実機レビュー評価 6インチ超えスマホの決定版に
1万円台の4機種は端末購入サポートで一括契約可能
ここからはそれぞれの契約についての補足や注意点を。
まず一括15,552円で買える4機種は、端末購入サポートが適用されることでこの一括購入というものが実現しています。
端末購入サポートなので月々サポートの類の割引は0円になります。今のところ下取りプログラムや家族まとめて割は制限されていないので、料金などをさらに安くしたい場合にはこちらの手を使うようにするといいでしょう。
また端末購入サポートは一括で安く買えるようになっている一方、端末だけを安く手に入れて回線を即座に解約されることを防止するために、短期的な契約解除料といったものを追加で用意しています。
契約解除料は機種によって異なるものの約3~4万円です。契約解除料がなくなるのは契約してから14ヶ月経過するまでとなっています。
端末を安く購入できますが、最低でも14ヶ月は継続してドコモ回線を使わないと、契約解除料としてかなりの負担を強いられることになるので計画的な運用を考えておく必要があります。
[blogcard url=”https://smaho-dictionary.net/special/tanmatu-support/”]
dカード GOLDを使うと維持費が削減できる

端末購入サポートの回線は上記のように割引がないという特性から、dカード GOLDと組み合わせて所有すると相性がよく、毎月の維持費を大きく節約することが出来ます。
dカード GOLDはドコモ回線と紐づけることで、毎月その回線の通信費から10%をdポイントに還元してくれる、という特典を用意しています。
この特典は月々サポートなどの割引適用後の通信費から10%が還元対象になるという条件があるので、通常の月々サポート対象機種だと特典内容を100%活かせないのですが、端末購入サポートは購入価格が大きく安くなる一方で月サポなどの割引がない契約になるので、維持費は高いもののdカード GOLDの特典を活かせる契約になっています。
具体的に端末購入サポートの維持費を挙げておきますが、これらの料金から約10%分がdポイントで還元されていきます。
シェアOP | シェアオプション | データS | データM | シェア10 | シェア30 | |
---|---|---|---|---|---|---|
基本料 | 1836 (カケホライト) |
1058 (シンプルプラン) |
1836 (カケホライト) |
|||
spモード | 324 | |||||
データパック | 540 | 540 | 3780 | 5400 | 10260 | 14580 |
合計 | 2700円 | 1922円 | 5940円 | 7560円 | 12420円 | 16740円 |
実際にはもう一つの条件である税抜き時の金額から10%還元というものが関連してくるため、想定より100ポイントほど下がる可能性もありますが、1万円を超える支払いがあり得るシェアプランの代表回線であれば、毎月1,000ポイント近くdポイントが還元されることになります。
個人で使うデータプランでも700ポイントほど『毎月』得られるので、年単位で考えた時にdカード GOLDを持つユーザーと持たないユーザーとで相当に節約効果というものに差がつきます。
端末購入サポートの機種を子回線で契約する場合は効果が薄いですが、代表回線で契約するならdカード GOLDは持っておいて損のない節約手法の一つになっています。
dカード・dカード GOLDでドコモの通信費をよりお得に活用しよう iPhone 8契約でも役立つカード
Galaxy Note8 SC-01Kは実質価格も狙い目
おすすめ機種の内4機種は端末購入サポートでの契約が出来ますが、Galaxy Note8は2年間の月々サポートを適用させた実質価格での値段が26,568円となっています。
4機種に比べて高いだけでなく、14ヶ月で回線も端末も自由に出来る端末購入サポートと違い、月々サポートの適用を前提としているので24ヶ月は継続して利用しないとこの価格で購入したことにはなりません。
しかし、他の4機種と比べると価格や条件は悪く見えますが、Galaxy Note8の契約として見たらこちらのMNP契約もやはり安くておすすめです。
Galaxy Note8はドコモとauで発売していますが、ドコモの機種変更価格は同じ実質価格でも76,464円!、auでも実質67,176円と割引込の実質価格ですら高額な金額を付けています。
そうした中でドコモへのMNPのみが26,568円と安くなっているため、元々高額なGalaxy Note8の中では唯一お買い得な金額で契約できる方法になっています。
発売時期的にも元々の販売価格的にもしばらくは値下がらない機種の一つかと思うので、今このタイミングでMNPが安いというのは狙い目の一つかと思います。
MNPなら下取りスマホは問われない
今回のMNP契約では特にオンラインショップにおいて下取りプログラムを誰でも使うことが出来るというのがメリットとしてあります。
ドコモショップではたまに厳格に過去に本人が契約したスマホかどうかを調べられますが、基本的にはMNPの下取りプログラムは前使っていたキャリアで利用していた機種かどうかまでは調べられません。
そのため下取り用のスマホを中古スマホ・白ロムスマホでも代用することが出来ます。状態がよくて利用制限のかかっていない、iPhoneあたりの機種をMNPするキャリアに合わせて安く購入し、それを下取り機種として出すことで誰でも下取りプログラムを利用することが出来ます。
お得に契約するには白ロムの購入価格を下取り金額が上回る機種を選ばなければいけませんが、割と今はiPhoneを中心に見つけやすいと思います。
下取りに出せるスマホを持っていなくても、中古を買ってそれを出すという方法で1万円~5,000円ぐらいはお得に契約できるようになっているので、MNPを行う際には覚えておくと良いでしょう。
実際に実行する場合はある程度選定が必要ですし、安い価格で売られている機種を見つける運が必要になってきます。
MNPするならドコモのセール機種はこの年末からかなり熱い
というわけで12月から始まっているこのドコモのMNPセールはいずれも安い上に高性能な機種となっているので、MNPする予定を持っているようであればかなり熱い内容になっています。
iPhone 7の使いやすさはもはや説明不要でしょうし、Snapdragon 835を使ったAndroidスマホはこれまでのモデルと比べても快適でストレスのない利用が出来るようになっています。
大画面スマホが揃っていますが、その中でGalaxy S8は画面サイズの割に端末サイズが持ち易いサイズに抑えられているので使いやすいです。より大画面に特化したGalaxy Note8はその画面サイズの大きさによってももちろんですが、Sペンの存在によって作業効率というものがあらゆる場面で向上するので、大画面好きにはぜひ体感してもらいたいスマホです。
全て利用してきた経験から言って、どれを買っても後悔しない、どころかどれも非常に満足度の高いスマホであることは間違いないです。そうした性能面でも使い勝手の面でも非常に優秀なスマホがMNPで契約することによって安く買える状況が12月から始まっています。
機種変更ほどに一般的ではない契約方法になると思いますが、他社のキャリア回線およびMVNO回線からの乗り換えができる環境にあるならば、家族を連れてドコモのハイエンドスマホへMNP、というのもこの年末年度末のお得契約の一つとして考えてもらいたいものになっています。
契約はこちらから。
※月々サポート/端末購入サポート特価の特徴
今回の値下げ価格については、それぞれ月々サポート/端末購入サポートが適用されての価格になります。
実質価格:月々サポートを24回=24ヶ月適用し続けた場合の通信料割引分を端末値引きとして考えた時の価格。2年間の継続利用を前提とした価格になるため注意が必要
一括価格:端末購入サポート適用後の価格。端末購入サポートは14ヶ月の間機種変更や解約に対して解除料・違約金がかかる。一括で安く買えるものの、最低でも14ヶ月は継続して利用しないと一括値引き分の割引相当を解除料で支払う必要あり。
このように実質価格は24ヶ月の利用を前提とした価格、一括価格は最低でも14ヶ月は使い続けないとこちらの価格にならない、という注意点は確認しておいてください。
以下それぞれの割引サービスの説明についてです。
端末購入サポートについて
https://www.mydocomo.com/onlineshop/campaign/campaign_detail.html?campaign_code=support&_=1554117471684