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MVNO

DMM mobile、高速・低速バースト転送時の速度の実力を再確認

サービスインから3ヶ月以上が経過したDMM mobile。IIJmioという高い品質のMVNOをMVNE元にする事でスタートダッシュに成功し、IIJ同様の高い評価を各種メディア媒体より受けています。

このサイトでも10社のMVNOを比較した際に優秀な好成績を出しており、今契約するならば断然お勧め出来るMVNOの一つとして評価しました。

MVNO格安SIM10社の実効速度を主に混雑する時間帯で比較してみた | スマホ辞典

今回の記事では再び現時点での速度を計測するとともに、低速時に機能するバースト転送についても解説と計測を行ってみたいと思います。

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高速通信時の速度

2月に測ったばかりではありますが、あれからユーザーも増えてきたかと思われるので、3月の速度について再び確認しておこうかと思います。

基本速度計測は回線帯域が混む時間帯で測っています。空いている時間帯でどれだけ高速になるかを調べて数値を比較してみるのもネタとしては面白いかもしれませんが、実用性を考えればMVNOの真の実力を見ることの出来る混雑時の速度さえあれば充分でしょう。
今回もモバイル回線が混みやすい時間帯で測ってみました。詳しい計測環境は前回10社のMVNOを比較した時と同じです。

dmmmato2
DMM mobile
下り速度
1回目 2回目 3回目 平均値
12時台 0.85Mbps 0.86Mbps 1.00Mbps 0.90Mbps
18時台 24.91Mbps 22.94Mbps 16.77Mbps 21.54Mbps
22時台 14.02Mbps 17.78Mbps 14.61Mbps 15.47Mbps

 

ネット上ではここ最近のソーシャルゲームのヒットや各種コンテンツによってDMMは認知度が非常に高くなっています。
更にIIJmio回線を利用しているという安心感もあり、ある程度MVNOへの知識やコンテンツへの関わりがある方が選びやすい存在になり契約者数も伸びているという中で、速度計測の結果は前回同様にMVNO回線としてはとても満足度の高い速度を維持しています。
同じ時間/場所/サーバーでの計測とは言え前回の測定と単純には比較することが出来ないという点はありますが、全体の速度は過去の計測よりも上がっているようにも見え、利用者数の増加に対応した設備投資などをしっかり行っているのが感じられます。
都内からIshikariサーバーへの接続でこの速度は相当なものかと個人的には思います。お昼時以外は完璧に近い結果です。

 

低速(バースト転送について)

またDMM mobileの特徴の一つにデータ容量を使い切って低速へと落ちても、快適な通信環境が用意されているという点があります。
低速回線で使うことになっても、最初の通信(およそ75KB)を速度制限なしでダウンロードすることが出来るという特別な機能があるため、軽めのサイトならば通信速度の低下を感じにくくなっています。
これはMVNE元になっているIIJmioの「バースト転送」機能をDMM mobileでも引き継いでいるために使えています。

この機能については中々データとして表しづらいので、体感した部分で語ることになりますが、バースト転送時にはたとえテザリングを経由したPC向けサイトでも、サイト全体のデザインの骨子や文章は最初の高速通信時にほぼ読み込まれます。
その後に画像が読み込まれるという感じです。文章に載った必要な情報はバースト転送時に表示されることでしょう。
普段良く見ている買い取りサイト(http://www.keitaikaitori.info/)なんかですと、最初にページ下の文章で構成された買い取り価格などが出てきて、その後にコンテンツの中央にある多数の画像がダウンロードされていく形になっています。

一応ビジュアル的にわかりやすいのは、UQ mobileの無制限プランのレビューの時にも出しましたが、以下の速度グラフの表示です。

ba-st3

左のDMM mobileの200kbpsで計測したデータの場合、速度グラフが序盤のみバースト転送の影響で跳ね上がっています。縦線のグラフを構成する速度の値が上下に極端に分かれているため、バースト時と通常の低速時の速度差がグラフの密度として表れてしまっています。対する右側のヨドバシカメラ ワイヤレスゲート Wi-Fi+LTEの250kbps回線では常に同じような速度で、グラフが同じ長さで平坦になっています。
結果は100kbpsの速度差が生まれてしまっていますが、短時間での通信では通信開始時にバースト転送機能が働いたDMM mobileでも接続するコンテンツによって快適に使えるというのがわかります。

200kbpsの低速とはいえ普通の低速回線よりは確実に使いやすいのは確かです。1GB+バースト付き200kbpsで660円からなので、下手なワンコイン低速回線を契約するよりもいいでしょう。

また一部の再読み込みを繰り返すストリーミング配信(radiko)やYahoo!トップのような再接続が発生するwebサイトにおいては、接続中に複数回のバースト転送が効くようです(IIJmio調べ)。
実際に観察してみるとその様子はDMM mobileでも同様に確認できます。

dmm3

radikoではバッファ中に複数回のバースト転送が発生しているのがわかります。対応しているサイトやサービスは限られていますが、再接続の可能なサイトならばバースト転送機能のみでの閲覧や視聴も苦ではないでしょう。

 

料金の安さによる格安SIMの選択というのは確かに重要なことではありますが、毎日使うスマホは生活インフラとして関わってくるものですので、その回線品質や速度にも拘るのがこれからの格安SIMの選び方に必要なことかと思われます。

DMM mobileは常日頃おすすめしているNifMoにはお昼時の速度こそ負けてしまいますが、それでも必要十分な速度は出せますし、お昼時以外では引けをとらない高速通信が可能になっているMVNOです。
しかも低速時ではバースト転送機能の恩恵を受けることが出来るため、そのまま200kbps前後に落ちてしまう他社MVNOに比べても使い勝手では格段に上の品質を備えています。
元々料金という指標では最高クラスの安さを備えるDMM mobileですが、今回の速度計測結果にもあるように、回線品質という側面の指標においても高いレベルを有するコストパフォーマンスの良い格安SIMの一つであることがわかります。

ユーザーが多くても高速通信できるポテンシャルだけでなく、低速時でも優位性を見せる機能もありますので、通信量超過による規制後の速度について気になってしまうという方には速度特化の他社MVNOよりもバランスのとれた格安SIMになるでしょう。

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