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2021年モデルスマホレビュー

AQUOS R6にも給電機能!しかもテザリング対応!「インテリジェントチャージ」機能は電池を傷めずスマホを長時間操作できる

AQUOS R6に非常に便利な機能が用意されているので紹介をしていこうと思います。

Xperia 1Ⅱや5Ⅱで搭載され、ゲームユーザーを中心に非常に大きな恩恵を受け、評価も高かったHSパワーコントロールと呼ばれる「給電機能」が、今回AQUOS R6でも新たに機能として用意されています。

しかもHSパワーコントロールと異なり「ゲーム以外」にも対応することによって、Xperia以上に活用の幅が広がるものになっています。

これによりAQUOS R6の結構弱点でもあるバッテリー周りの問題を、充電環境によっては大きく改善させることができるものになっており、普段のスマホ利用においてもバッテリーを傷めずに使える場面が増えるために長期的にこのAQUOS R6を使っていこうと思った時に役立ってくれます。

相当な便利機能になっているのでAQUOS R6を使っている方、検討している方は是非チェックしてください。

本体に直接給電する「インテリジェントチャージ」機能はHSパワーコントロールの上位互換

Xperiaのフラグシップモデルで搭載されたHSパワーコントロールやASUSスマホの同等の機能といった、最近出てきた便利機能である「本体に直接給電する機能」というのが今回のAQUOS R6でも用意されています。

機能名は「インテリジェントチャージ」となっています。

普段スマホを充電する形でUSBケーブルを差し込んだ上でこちらの機能をオンにしていると、本体のバッテリーを消耗せずに充電ケーブル側からの電力で本体を駆動させるため、バッテリーの消費をしませんし発熱なんかが起きているときにもバッテリーを利用しないので、電池の寿命といった面でもバッテリーを傷めずに長時間操作を行うことができます。

より長く1台のスマホを使っていこうと思った時に、一番の懸念点であるバッテリーの寿命が縮まる、という問題を回避することができた上に、バッテリー残量を気にせずに長時間動画やゲームができる、という優れた機能です。

今回のAQUOS R6の「インテリジェントチャージ」では、2種類の設定を行うことができます。

  • 最大充電量を変更:90%まで充電し、その後は本体給電に切り替える
  • 画面消灯中のみ充電:画面消灯中は充電を行い、画面点灯中は本体給電モードになる

というもので、「最大充電量を変更」を有効にしたまま「画面消灯中のみ充電」も有効にできるので、90%までの充電で抑えてそのあとは常時本体給電モード、というような使い方もできます。

ここでポイントなのはHSパワーコントロールのように(一応は)ゲーム限定ではなく多くのアプリ利用において有効化される、という点です。

例えばYouTubeを見るときにこの機能をオンにしたい場合、XperiaではYouTubeアプリに対応していないためにゲームエンハンサー内に対応するブラウザアプリを登録し、そのアプリ経由でYouTubeを開かないとこの機能は使えなかったのですが、

AQUOS R6の「インテリジェントチャージ」では機能を有効にすればどのアプリでも常時この給電モードを利用することができます。

そのためYouTubeアプリをそのまま開いて使えるようになるため、Xperiaの同等機能よりもより使い勝手の良いものになっています。

Xperiaのように利用できるアプリが限られる、というものではなく現状ほぼ全てのアプリやスマホの操作でこちらの「インテリジェントチャージ」による給電モードを利用できるのが、AQUOS R6の良さとなっています。

テザリングにも対応!バッテリーを減らさず、傷めずモバイルWi-Fiルーターとしても活用できる神機能!

そしてこの「ほぼ全てのアプリやスマホ操作に給電モードを利用できる」という特徴が、他のスマホでは利用できない神機能としても効いてきます。

この「インテリジェントチャージ」を使う際に、設定周りを最適化させれば

「給電モード状態でテザリングができる」

「バッテリー消費や消耗を気にせずにテザリングできる」

という給電機能で使いたかった利用方法第一位である「モバイルWi-Fiルーター化してるのに電池消費をしない・消耗がない」という使い方を実現することができます。

これは神機能でしょう。

5Gギガホ プレミアのような無制限プランの回線を合わせれば、一人暮らしの回線としてスマホも自宅の回線もこのAQUOS R6一台で余裕でまかなえるものになってくるかと思います。

実際にAQUOS R6のテザリングを介してGalaxy Z Fold2にフォートナイトのゲーム(8.55GB)を2回連続(合計17GB)ダウンロードした時の発熱とバッテリー消費の様子を確認しましたが

バッテリー残量バッテリー温度CPU温度
テザリング前62%32℃42℃
テザリング&
インテリジェントチャージ有効
62%
(▲0%)
36℃44.5℃
テザリング&
インテリジェントチャージ無効
52%
(▲10%)
37℃48.1℃

という結果になりました。

AQUOS R6はCPU周りの発熱が高いために、それに釣られてバッテリー温度といったものがインテリジェントチャージを行っていても上がってしまいますが、それでも通常のテザリング状態の時よりも負荷が弱いのは数値からもはっきりとわかる内容かと思います。

実際本体を触ってみても、本体全体が熱くなる通常のテザリングに対して、インテリジェントチャージでのテザリングでは本体上部は熱くなるもののバッテリー側の本体下部はそこまで熱くなりません。

体感では数値以上に違いを感じられるものになっています。

テザリングでも本当にこうした給電モードが機能するのか、という不安もあるかと思いますが、現状「効いている」と言える発熱具合ではあるために機能の有効性については安心してよさそうです。

同じく別の実験としてPS5で約30分間、AQUOS R6経由でネットゲームをしてみましたが、以下の結果のように電池も減らずに普通にゲームプレイができたので自宅用の回線をこのAQUOS R6がルーター兼任しても余裕となる、といった印象を受けます。

APEX約30分バッテリー残量バッテリー温度CPU温度
テザリング前64%35℃38.5℃
テザリング&
インテリジェントチャージ有効
64%(▲0%)36℃50.3℃
テザリング&
インテリジェントチャージ無効
57%(▲7%)37℃54.7℃
テザリング&
インテリジェントチャージ有効&
ヒートシンク2つ設置
64%(▲0%)36℃47.3℃

放熱性を高めればもっと安心して使えるものになるかと思われるため、このようにモバイルWi-Fiルーター化をする際にはヒートシンクをセットしておくとより自宅回線用としても使いやすくなるでしょう。

「給電モード状態でテザリングができる」というのはXperiaのHSパワーコントロールが出てからずっと待ち望んでいた使い方かと思いますが、それがこうして(今のところ)問題なく実現できている、というのは神機能としか形容しようがないぐらいの最強に使い勝手の良い機能となっています。

「インテリジェントチャージ」でテザリングを有効化させる手順

今回「インテリジェントチャージ」による給電モードでテザリングを行える状態にしたその手順というのも紹介しておきましょう。

「インテリジェントチャージ」は基本的に「画面が消灯すると給電モードではなく充電に移行する」という設定内容になっているため、通常の方法だと画面を常時点灯させておかないといけません。

これだと発熱が酷くなってしまう上に有機ELディスプレイの焼き付きといった不安が生じるわけですが、

「スクリーンセーバーを有効化する」ことで画面を消灯に近い状態にしたままでインテリジェントチャージを有効化させ、これらの不安や問題を解消することができます。

インテリジェントチャージの機能の説明欄には、以下のように「スクリーンセーバー中は機能する」と書いてあるためにこちらと絡ませることで「画面を消灯させてモバイルWi-Fiルーター的に使える」状態にすることができます。

実際のスクリーンセーバー画面、消灯状態に近い黒画面

これなら画面の焼き付きや無駄な発熱が起きないためにより快適にAQUOS R6でのテザリングが可能になります。

スクリーンセーバーは電源ボタンで画面を消灯すると起動しないため、操作が終わったらそのまま放置して自然消灯するのを待ちましょう。スクリーンセーバー側の設定を行いインテリジェントチャージ用にちゃんと充電ケーブルも挿していれば、スクリーンセーバーが起動して「テザリングしたまま画面消灯状態」に移行することが可能です。

「電池の消費、電池の寿命を削らずにテザリングできる」のは間違いなく神機能。AQUOS R6の一つの大きな目玉機能になるはず

バッテリーの消費はもちろん、長期的に使うときに気になってくる消耗・ダメージといった問題を一切気にせずにテザリングが行える、という今回のAQUOS R6の「インテリジェントチャージ」に仕様はまさに「神」だと思います。

YouTubeアプリやChrome、Google系のアプリでも有効化できるというだけでもXperiaのHSパワーコントロールを超えているわけですが、そこからさらに一段進化が進んでおりテザリングをしても電池消費・消耗をしないというのは、Xperiaの機能が過去のものになるレベルの凄さを見せてくれます。

あまりにも出来すぎている機能のため、今後アップデートで機能制限がされるみたいなこともあるんじゃないかと思うぐらいに、「給電機能」として使いたかった利用方法を実現してきています。

この機能がAQUOS R6の特徴の一つとしてほとんど告知されていないのはあまりにも勿体ないものであり、知名度も本当に低いものになってしまっていますが、まぎれもなくこの機能は神機能となっているのでAQUOS R6を使っていく上ではぜひ活用をしてもらいたいです。

一人暮らしとかであれば固定回線的な役割を果たすことができるため、無制限系のプランと合わせて通信費全体の節約をすることも可能になってきます。

AQUOS R6自体は高額な端末価格がありますが、全体の通信費の節約ができるスマホ、として考えると決して高い買い物ではなくなるのではないでしょうか。

5Gギガホ プレミア+AQUOS R6+インテリジェントチャージ、という構成によってスマホの寿命を縮めることなく回線周りを一つにまとめる運用というのは、一つ提案したい使い方になっています。

スマホ兼5Gルーターとして使えるのであれば、AQUOS R6は安い・・・かもしれないです。

ドコモオンラインショップ:AQUOS R6 SH-51B

ソフトバンクオンラインショップ:AQUOS R6

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