追記:AQUOS Zeroの実機レビューを行ってみたのでそちらも価格情報とは別に見てもらえればと思います。
AQUOS Zero実機レビュー 146gの軽さは魅力も不満点も多い惜しい機種
AQUOS Zeroの価格が発表されています。
12月14日から予約を開始、発売日についてまだ発表はされていませんがY!mobileの14日予約開始機種が21日発売なのを見るとそれに近い日程での発売になるでしょうか。
当初上旬の発売からずれ込みましたが、12月中には発売が行われることになりそうです。
今回はAQUOS Zeroの価格を確認する記事ですが、AQUOS Zeroの場合、というよりもSoftBankの全てのスマホがそうなのですが、機種変更をする際に1月31日までに契約を行わないと従来適用されていた月月割が付かなくなってしまい、実質価格での契約ができなくなってしまうという非常に大きな変更が行われます。
この変更は既存のSoftBankユーザーにとっては非常に大きな変更点となってしまうため、この辺りの注意点を中心に今回のAQUOS Zeroの価格を見ていきたいと思います。
AQUOS Zeroの価格と月月割
AQUOS Zeroの価格についてまとめましょう。
価格は全契約変わりませんが、割引の有無で機種変更と新規/MNPの内容が異なります。
- 新規MNP
AQUOS Zero | |
販売価格 | 99,840円 (2,080円×48回) (4,160円×24回) |
- 機種変更
AQUOS Zero | |
販売価格 | 99,840円 (4,160円×24回) |
月月割 | ▲2,280円 |
実質価格 | 45,120円 |
10万円を超える価格がフラグシップモデルにおいて一般的になってきた中で、ギリギリ9万円台を維持しています。
新規とMNPの場合には「通話基本プラン」しか現状選択できなくなっています。こちらのプランは月月割が非適用のいわゆる分離プランとなるため、端末割引の類は用意されていません。
端末代の支払いは割引等なしで全額支払う必要性があります。
通話基本プランの場合、端末代と通信料に関わり合いがないためにわかりやすい形の契約になる一方で、従来のプランと比べた時に高額な支払いになってしまうユーザーも多いために、使い方によっては従来のプランよりも満足度としては厳しめのものになっています。
機種変更の場合には通話基本プラン以外にも従来のホワイトプランおよびスマ放題での契約が継続することが出来、そこに月月割の適用を行うことができます(ただし新プラン移行済みの場合は契約できません。ホワイトプランかスマ放題を既に契約している方のみ対象です)。
これによって実質価格は45,120円という価格になっています。
この月月割を適用した場合、ホワイトプランやスマ放題5GBをベースに考えた時の維持費としては以下のようになります。
ホワイトプラン | スマ放題ライト+5GB | |
基本料 | 1008 | 1836 |
S!ベーシックパック | 324 | |
パケット | 6156 | 5400 |
月月割 | ▲2280 | |
合計(一括) | 5,208円 | 5,280円 |
iPhone XR 64GB 端末代24回払い |
4,160円 | |
合計(分割) | 9,368円 | 9,440円 |
機種変更場合通話基本プランの割引キャンペーンの一部が適用できなかったり1年間限定のものがあるために、分離プラン化によって高くなってしまう場合が多々見られるわけですが、この月月割の利用によって従来に近い料金で契約することも可能になっています。
機種変更の場合にはこの月月割を適用しての契約も可能となっており、一応プラン選択の幅は広くなっているのですが、実際にこの契約を行うに際して多くの注意点があるために次の項目からはその注意点をまとめていきたいと思います。
AQUOS Zeroの月月割付き契約は1月31日まで、店舗では契約しづらい報告もあり
AQUOS Zeroの契約について、特に月月割を適用させた機種変更で行いたい場合には大まかに2つの注意点があります。
- 契約時の月月割の適用が1月31日までで終了
- ショップ店頭では通話基本プランを強く推奨される、またそもそも月月割があることを知らないor契約させてくれないところも
この2つが月月割の適用を受けて契約しようとした際の注意点です。
まず一つ目ですが、SoftBankでは現在機種変更のみに月月割の適用を可能としているわけですが、この機種変更で残っている月月割の契約時受付というものが1月31日までとなっています。
この記事を書いている時点で残り1ヶ月半ほど、AQUOS Zeroの発売日を考えると残り1ヶ月ほどしかないという期限の迫った状態です。
この期間中に1度機種変更で月月割の適用を受けてしまえば、その後最大で24ヶ月間は割引が適用されるわけですが、1月31日を超えてから契約してしまうと月月割の適用を受けることができないために割引なしでの契約となります。
この割引が適用できないと、ホワイトプランやスマ放題プランが自分に合っていたとしても料金の安さでは通話基本プランベースの方が多少良い条件になってくるので、半強制的に新プランである通話基本プランしか選びようがなくなってきてしまいます。
端末代を安くしたい場合には実質的なリース契約型のオプションを契約する必要もあり、従来のような端末が手元に残った上に安くなる実質価格での契約というものはSoftBankではできなくなっています。
iPhone XSの頃から注意喚起はしてきましたが、いよいよ月月割の適用ができなくなる日が近づいており、特にAQUOS Zeroの場合には月月割の適用ができる契約までの残り時間が少なくなっているので、契約をする上で非常に注意が必要なポイントとなっています。
もう一つの注意点は、この月月割を適用した機種変更をショップ店頭でしようとした時に起こる可能性の高い内容についてです。
SoftBank公式では1月31日までは月月割を適用しての機種変更が可能になってるわけですが、これがショップ店頭では周知されていない、もしくはショップ評価のために誤った案内を押し通すことがよくあります。
どうやらショップ店頭では新プランの通話基本プランの獲得率や48回分割契約の獲得率が規定値よりも下回った場合に、インセンティブが発生しないなどのペナルティが用意されているようで、この影響でショップ店頭での月月割を適用した形での機種変更というものがしにくくなっているようです。
間違った案内ならまだいいほうで、新プランに誘導するためにあえて間違った案内を続けるショップもあるため、ショップ店頭での月月割を適用した形での機種変更は悪い店に当たった時に難儀になってしまいます。
この注意点への対応としては機種変更ではオンラインショップを使うというやり方のように、スムーズに対応してくれるところで契約するという方法が無難でしょう。
この問題や契約の方法などより詳しくは↓で。
[blogcard url=”https://smaho-dictionary.net/sb-iphonexs-whiteplan/”]
なおオンラインショップでの契約では以下の画像に示してある項目を選択するとホワイトプラン、スマ放題を継続しての契約=月月割の適用が出来ます。
AQUOS Zeroで月月割を活かした実質価格で機種変更をする場合には、これら2つの注意点への対応が必要になってきます。
特に1月31日までで月月割の新たな受付が終了してしまうというのは、契約においてかなり重要なポイントとなるかと思うので、通話基本プランベースの料金体系が自分には合わないと感じるのであれば、発売直後ぐらいを狙ってこのAQUOS Zeroへの契約を行っておいたほうがいいでしょう。
AQUOS Zero、従来のホワイトプランやスマ放題のままでいいのなら1月31日までに契約を
というわけでAQUOS Zeroは意外にも10万円をギリギリ超えない価格設定になってくれたことで、フラグシップモデルの中ではこれでもまだ買いやすいスマホとなっています。
しかし一方でSoftBankユーザーであるならば急がないとお得に契約できる方法というのが一つ無くなってしまうことになります。
期間は短く、端末代も10万円は超えないとはいえ高額だと感じやすい設定のため、早期の購入決断というのは難しい所かと思いますが現状新たな割引系のサービスの話もないために、ポイントなどで値引きしながら契約できるようであれば購入しておきたい状況になっています。
予算やAQUOS Zeroがどれだけ欲しいのかといったところを考えながら決断は早めにしておきましょう。
オンライン予約で「加入中のプランを引き継ぐ」リンクがないんだけど...
オンラインの予約では「加入中のプランを引き継ぐ」リンクがないんだけど...
説明不足ですみません。
在庫入荷後の本契約に進む際に実際の購入手続きを行うので、その際に選択することが可能になっています。
なので現段階では予約のみが行える状況です。