おそらく多くの方が気になっているであろうiPhone5sのMNP一括0円販売。
現時点でもiPhone5sのMNP一括0円は出てきていますが、そのどれもが条件付きです。
ある契約条件は2台同時で。ある契約条件はコンテンツを複数契約。ある契約条件は光ファイバーへの加入を・・・など多くの条件を満たせばMNP一括0円になるというものです。
このように、いまだにiPhone5sを低い条件でMNP一括0円で購入することは出来ません。どれもそれ相応の条件と引き換えに0円になるため、「今iPhone5sが安い!」という煽りには絶対に引っかかってはいけません。
こうした中で、では現在のiPhone5sのMNP一括相場(コンテンツや抱合せ商材無しの状態で)というのはどうなっているのでしょうか。今回は1月11日(3連休の初日)時点でのそれぞれの会社のiPhone5sのMNP一括相場を紹介して行きましょう。
SB版は一括5000円から1万円
SoftBankは実際もうすぐMNP一括0円になることでしょう。p-upと呼ばれる販売代理店が経営するテルルフランチャイズでは、SoftBankのiPhone5sがMNP一括5250円となっています。ここは関東を中心に店舗を広げている系列で、系列店に入る店はどこもほとんど契約内容に変わりがありません。
頭金用のコンテンツに3つ加入が必要ですが、条件としては大したものではないでしょう。
#SB #5s #16G #MNP一括 1台5250円 2台同時 #一括0円 3台同時 #一括0円+5000円CB 同一家族割一括請求、2年契約、Wホワイト、Sベ、フラット(翌月適用可)、Yプレ、基本、保証、ウーラ、コンテ3 合言葉は「ツイッター見た」049-237-5222
— テルル川越的場店 (@terurukwgemtb) 2014, 1月 11
このp-up系列は安くもないのですが高いと呼べるような店でもないので、充分な判断材料になるとおもいます。
維持費用について
iPhone5sを一括で買った場合は通信費が非常に安くなります。本体代を既に全額支払い済みとなるため、割引特典を全額通信費に適用出来ます。割引特典(SoftBankの場合は月月割というもの)を利用した場合に、フラット回線で運用した場合の維持費用を計算してみましょう。
- 0:ホワイトプラン(のりかえ割適用)
- 315:S!ベーシックパック
- 5460:パケットし放題
- -2835:月月割
- 2940円:合計
基本的な組み合わせで2940円から使えます。ここにさらに他のキャンペーンによって毎月の通信費がさらに下がる場合があります。
au版は一括2万5000円、2台なら一括0円
au版はSoftBank版よりも下がってはいません。MNPでは大体4万円引きが相場で所々で5万円引きが目に付くぐらいです。条件が強くなってくると6万円引きという内容も出てきていますが、auひかりへの加入等が条件になるでしょう。
【印西店限定】1/13日まで!!緊急値下げ!! iPhone5S MNP 本体47250円引き!!16GBなら一括20790円!!ご家族の機種変更と同時なら一括10290円!! 加入条件はauオプション加入のみ TEL0800-7000981 #MNP #iPhone5S #au — auショップ印西 (@auinzai) 2014, 1月 11
低い条件ですとMNP一括2万5000円から1万5000円ほどです。2台同時MNPならばiPhone5sが両方ともMNP一括0円というものをいくつかのauショップがやっていますが、こちらの場合は条件がついてきてクレジットカード契約などを求められることが多いです。店によって条件が大分変わるので、条件がいい店を探すことが必要になるとおもいます。店を選べば、以下のようにauオプションだけでも2台なら0円になるようです。
#au #MNP 【au iPhone5S一括0円】 セット数「超」限定! 他社からの乗換え #iPhone5S 16GB 家族2台同時契約で 【2台とも #一括0円】 有料コンテンツなし! auオプションのみ! 詳細はお電話にて! 0354260293 — auショップ 桜新町 (@au_sakura_1119) 2014, 1月 11
維持費用について
こちらでもau版のiPhone5sをMNP一括で買った場合の維持費用を計算してみましょう。
- 0:LTEプラン(auにかえる割)
- 315:LTEネット
- 5460:LTEフラット
- -2835:毎月割
- 2940円:合計
こちらもSoftBankと同じ維持費用です。一括価格が高い分auのほうが総合的には割高になりますが、電波の安定感ではauのほうを選んだほうがいいかもしれません。
docomo版は一括4万円近く
docomo版のiPhone5sはMNPでもほとんど安くなっていません。唯一安く出している契約条件としては、3台同時にMNPすることぐらいです。3台同時ならば、MNP一括0円は結構出てきています。ただ3台同時というのは普通の方には難しい内容でしょう。 1台ですと大体4万円以上と見たほうが良さそうです。そもそもdocomoのiPhone5sはツイッターで店がつぶやかないほどの安売りのしなさです。ですので、ほとんど契約条件として相場を測る方法はありません。今回は無理やりコンテンツ付きの契約条件から、コンテンツがない状態での一括相場を紐解いてみましょう。
♡当店限定♪ ドコモのiPhone5sキャンペーン延長 1台…一括12800円 2台…一括0円 3台…一括0円+30000円キャッシュバック サイトは30個! 在庫あります #MNP #iPhone5s #一括 #0円 #吉祥寺 #新宿 #所沢 #池袋
— もしもん秋津店@ドコモ割引13日まで! (@mosimon_akitsu) 2014, 1月 10
こちらの契約条件を参考にしてみます。
コンテンツは1つで1000円の報酬が相場です。ですので、これだと30個=3万円分の値引きが発生していると見ていいでしょう。そうすると一括で1万2800円ですので、合わせると4万2800円がコンテンツ無しの状態での相場に近くなると見れます。
SoftBankが5000円、auが2万円でiPhone5sのMNP一括価格として実現してきているのに対して、docomoでは4万円と全く安くなる気配がありません。
docomo版についてはまだ購入するタイミングではないとおもいます。今iPhone5sを安く欲しいならば、MNP弾を作ってSoftBankかauでしょう。スマホ電話SIMを使えばSoftBankのiPhone5sを総額2万円ぐらいで手に入れる事ができます。通信費も2940円から使えますので、節約思考の方には充分な内容だと言えます。
b-mobileがMVNO型MNP弾にスマホ電話SIM フリーDataを追加 費用を計算してみました | スマホ辞典
スマホ電話SIMの費用については既に書いてあるので、そちらを参考にしてください。
今後はさらにiPhone5sが安くなっていきますが、同時に割引きも額が少なくなっていく可能性があります。それを考えると5000円ほど本体代がかかりますが、一括価格が安く割引きも高いこの時期にSoftBank版のiPhone5sを購入すれば、通信費も本体代も安くすることが出来るでしょう。