ほとんど注目はされていないと思いますが・・・。
スペックと価格を見て「これ良いのでは?」と思って買ってみました。
Y!mobileで販売中のLibero 5Gは、Y!mobileでも格安に販売されているのはもちろん、白ロムでも安く売られているために格安SIM運用にも使える低価格スマホです。
※3月の値下げからさらにY!mobile価格が下がっており、この記事を書いた時点よりもさらにコスパが良くなっています。
販売価格はY!mobileでも白ロムでも1万円前後という安いものになっているため、低価格かつある程度しっかりとした性能を持ったスマホとして紹介を兼ねてレビューをしたいと思います。
Libero 5Gの良かった・悪かった点
良い所
- 白ロム、Y!mobile公式価格共に安い
- 安さの割に一定以上の性能と利便性の高い機能を持っている
悪い所
- デザインや質感などは価格相応で安っぽさが感じられる
- 中華スマホにありがちなタスクキルの強さによる通知の遅れなどが見られる
- SoC性能と防水・おサイフケータイ以外の特徴がほぼない
発売日と価格
Libero 5GはY!mobileから4月7日に登場。
販売価格は25,920円、ただしY!mobileとの契約込みで割引が行われて以下のような価格で売られています。
※3月4日より価格が大幅に変更となりました。そのため現状では白ロム購入よりも圧倒的な安さで機種変更ができるようになっています。
Libero 5G | |
販売価格 | 25,920円 |
MNP/新規契約時価格 | 1,980円~3,980円 |
機種変更価格 | 1,980円 |
自分の場合MNPで契約したので1万円以下で買えてしまいました。新規とMNPならば7,920円という価格の安さはかなりのものです。
ここにヤフーショッピングやPayPay周りのキャンペーンなんかも同時に適用できるようならもう1割ほど安くすることも可能でしょう。
さらにこのLibero 5Gは白ロムでも安く売られており、大体新品未使用で13,000円以下ぐらいの価格となっています。
イオシスでの2021年8月時点の相場にはなりますが、この辺りの価格がベースとなりそうです。
相当に価格自体は安いものになっているため、低価格機種としては知名度はないものの面白い存在となっています。
Libero 5Gのスペック
Libero G | |
OS | Android 11 |
SoC | Snapdragon 690 5G |
ディスプレイ | 6.5インチ/液晶 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB(micro SD 512GB) |
アウトカメラ | 1600万+800万+200万 |
インカメラ | 800万 |
サイズ | 166×77×9.2㎜ |
重量 | 201g |
バッテリー | 3900mAh |
その他 | 防水・防塵,おサイフケータイ、指紋認証 |
各種諸機能
ナビゲーションキー配置 |
左:戻る 中央:ホーム 右:履歴 (設定で変更可能:ジェスチャー操作) |
---|---|
SDカード対応 | 最大512GB |
指紋認証・顔認証対応 | ○/× |
バッテリーセーバー機能 | 〇(アプリ通知などに影響があるため、購入後自分好みに設定することが望まれる) |
リフレッシュレート変更機能 | × |
ゲーミングモード | ─ |
その他 | 防水・防塵、おサイフケータイ |
さきほどにもあるように白ロム価格が1万円台となっている中で、スペックは結構充実しているものになっているのがわかります。
個人的にもこの無名に近いスマホをレビューしたのもこれが理由です。
Snapdragon 690 5Gを搭載して白ロム13,000円以下はかなりコストパフォーマンスが良いものになるでしょう。
同じSoCを搭載したXperia 10Ⅲが4万円前後の価格ということを考えると破格なレベルです。
さらに機能では防水とおサイフケータイを搭載しており、そういったところにおいても白ロム価格の安さを考えると充実度の高さに驚かされます。
見た目や価格の安さに反して十分以上の見栄えのスペックを有しているのがこのLibero 5Gです。
Libero 5Gの各種基本性能
Antutu/3DMarkなどのベンチマークスコア
まず性能面をベンチマークアプリで確認をしていきましょう。
性能に関するベンチマークについては最もポピュラーなAntutu Benchmarkアプリを利用し確認していきます。
こちらの数値を他のモデルと比較していくことで、Libero 5Gの実力がどの程度あるかというのを確かめてみます。
基本的に数値としては25万点を超えるようになると普通の使い方なら体感での差は少なくなり、ゲームなど一部の重いアプリの挙動に差が見えるのみになってきます。
Ver9.1.1 | Libero 5G | Xperia 10Ⅲ | Mi 10 Lite 5G | Redmi Note 10 Pro |
---|---|---|---|---|
総合スコア | 244769 | 341279 | 376886 | 290697 |
CPU | 107103 | 109642 | 110782 | 75706 |
GPU | 0 | 75499 | 100197 | 90178 |
MEM | 57637 | 61397 | 70539 | 46807 |
UX | 80029 | 94741 | 95368 | 78006 |
Antutuのベンチスコアは一部計測・テストに漏れが発生しているために参考的な数値となりますが、同じSoCを持つXperia 10Ⅲ同等の34万点前後が目安の数値になるでしょう。
数値が高く出がちになったAntutuにおいても、これだけの高さの数値が1万円台のスマホに出てくるようであれば、十分すぎる内容と言えるでしょう。
他のベンチアプリを使ってみても価格の割に高い数値が出ており、Xperia 10Ⅲと同等に近い数値のため、性能面は個別の不具合なりがない限りは一定以上の快適さを持って扱えるスマホであるというのは間違い無いでしょう。
1万円台前半ぐらいで購入できるスマホとしては非常に優秀です。
ゲーミング性能
ゲーム向けの性能といったところも確認をしていきましょう。
Snapdragon 690 5Gはベンチスコアの総合点は大きいものの、GPU性能といったところは決して高くは無いためにゲーム性能自体はそこまでのレベルにはありません。
それでもある程度の負荷までであればそこそこ対応できるだけの実力は持っています。
原神:負荷がそこまで酷くはないため、ある程度遊べるレベルでは動かすことができます。快適、とはいきませんが細かいカクつきとかを気にしなければ遊べるレベルには達している印象です。もう少し性能がアップしたSnapdragon 700番台だとさらに快適度が増すのですが、現状の1万円台のスマホではこの辺りが限界でしょうか。「一応遊べる」レベルではあるため、過度な期待はしてほしくないですが、一定以上の動きは見せてくれるものになっています。1万円台ということを考えると上出来なのは確かです。
フォートナイト:このレベルになると多少動かせる場面があるとは言え、基本は重たい動作が続きます。また独自の制御の関係なのか、それとも重たいアプリだからなのか正常にプレイできるまでに3回ほどアプリが落ちてしまったため、検証目的以外でプレイをするとストレスが結構溜まってしまうでしょう。動きはするものの「遊ぶ」ことができるほどの快適さ、には少し足らないのを感じます。
ツムツム:ディスプレイのコーティングや質感といったものが高くないため、そこまで滑らかにハイスコアを狙えるわけではないものの、これぐらいの軽さならば普通に操作できるゲームとなってくれます。ただツムの移動や消える動きの際に少しカクつく場面が見られるため、その辺りが気になる場合にはもう少し上のスマホを購入したほうがいいでしょう。ハイスコア狙いよりも気晴らしに遊びたい、ということであれば何も不満のない動きにはなっています。
正直ゲームを遊ぶ目的にはもう少し性能がないと満足度は高くならないですが、軽めのゲームを暇つぶし程度に遊ぶことはできるため、そうした本格的に遊ぶつもりがないユーザーには十分な性能を持っている機種であると言えます。
バッテリー
テスト内容 | バッテリー状況 |
---|---|
AOD・アンビエント表示オン:スタンバイ状態で10時間 | ━ |
AOD表示オフ:スタンバイ状態で10時間 | 100%⇒97% |
明るさオートでYoutubeスポーツ2時間(720p) | 100%⇒93% |
フォートナイト、パーティーロイヤル1時間エモート |
100%⇒82% |
YouTube推移
(同時記録ではなくそれぞれ購入直後の推移。気温差などで同条件ではないものの、バッテリー劣化する前の結果として比較の参考にしてください。)
1時間 | 2時間 | 3時間 | 4時間 | 5時間 | |
Libero 5G | 98% | 93% | 86% | 80% | 74% |
Mi 11 Lite 5G | 95% | 90% | 85% | 80% | 75% |
OPPO Reno5 A | 94% | 89% | 83% | 78% | 72% |
Rakuten Hand | 92% | 84% | 79% | 74% | 68% |
Redmi Note 9T | 96% | 91% | 85% | 80% | 74% |
iPhone SE | 89% | 76% | 63% | 50% | 26% |
AQUOS sense4 lite | 98% | 95% | 92% | 89% | 85% |
Redmi Note 9S | 96% | 92% | 88% | 82% | 76% |
Pixel 4a | 92% | 82% | 76% | 71% | 62% |
Mi 10 Lite 5G | 96% | 92% | 87% | 83% | 78% |
バッテリー性能は特にスタンバイ状態の時の持ちが良いため、自然放電による電池切れというものに困ることが少ない機種となっています。
そこまでヘビーにスマホを使うことがなければ、数日は充電をしていなくとも問題なく利用することができる優秀なバッテリー管理がなされています。
その分タスクキルの強さといったものはありますが、サブスマホ的な利用用途にはよく合ったバッテリー性能と言えるでしょう。
動画視聴時、ゲーム利用時のバッテリー性能といったところは特に目立つものではないものの良いレベルであるのは間違いないため、このバッテリー周りの性能に関しては良い評価というのを与えられるでしょう。
発熱
Antutu連続起動 | バッテリー温度 | CPU温度 |
---|---|---|
1回目 | 34.9℃ | 44.1℃ |
2回目 | 34.7℃ | 44.5℃ |
3回目 | 36.1℃ | 46.9℃ |
(同じ環境下:8月の気温(31℃ぐらい、エアコンありでの設定)で比較)
比較機種/同一環境下 | 1回目 | 2回目 | 3回目 |
---|---|---|---|
Libero 5G | 34.9℃/44.1℃ | 34.7℃/44.5℃ | 36.1℃/46.9℃ |
Xperia 10Ⅲ |
35℃/45.1℃ | 34.1℃/45.5℃ | 35.3℃/46.1℃ |
Pixel 4a | 33.9℃/48℃ | 34.5℃/52.4℃ | 37℃/54.1℃ |
発熱に関してはそもそもそこまで性能が高いSoCを使っていないために、あまり高くはなりにくいものになっています。
この熱の影響によって性能の低下やバッテリー性能の低下といったものはあまり見られないため、結構安定感の高いスマホであると言えそうです。
発熱周りに関してはテザリングやゲームをするということでなければそこまで心配をしなくてもいいでしょう。
Libero 5Gのカメラ性能
Libero 5G | |
広角/超広角/マクロ |
1600万画素 800万画素 200万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
8K動画撮影対応 | ─ |
4K動画撮影対応 | 30fps |
フルHD(1080p)撮影モード対応 | 30fps |
夜景モード(スーパーナイト) | ○ | 長時間露光 | 〇 |
ポートレート | ○ | デュアルビデオ | ─ |
プロモード | 〇 | Googleレンズ | 〇 |
AI撮影切り替え | ─ | ドキュメントスキャン | ─ |
マクロモード | ─ | タイムラプス | 〇 |
AR対応 | × | 連写対応 | ○ |
カメラ性能についても見ていきます。
それぞれの写真はサイトの容量の都合上、ファイルを圧縮しているためにあくまでも雰囲気を感じてもらえればと思います。画質に関しては本来の写真よりも劣化しています。
光量のある場面では特におかしいところもないでしょうか。
デジタルな発色は強めなものの、それでも価格を考えたときの写真の出来栄えとしては十分なものでしょう。
暗い場面では弱いですが、一応スーパーナイトモードが用意されていてそちらではしっかり明るく撮れます。
ただし画質が大きく下がる上に手振れもしやすくなってしまうために実用性といったところは少ないでしょうか。
超広角ではナイトモードが使えないために撮影能力はかなり低いものになっており、暗所性能はあまり期待してはいけない内容です。
価格的にもカメラ性能を期待するようなスマホではありませんが、最低限必要とされる性能自体は有しているため、ちょっとした記録用以上の写真は残すことができるでしょう。
Libero 5Gレビュー
1万円台のスマホとしてはかなり優秀な動作感
まず最も重要な性能面に関してですが、こちらは1万円で買えるスマホといったところを考えるとかなり優秀です。
Snapdragon 690 5Gということで、700番台よりも多少カクつきはするものの販売価格の安さといったところを考えれば十分すぎる動作感は見せています。
同じSoCを搭載したXperia 10Ⅲも結構よく動きましたが、そちらが3~5万円という価格に対して今回のLibero 5Gは1万円台ということで、動作の良さに対して相当な安さを持っているのがこの機種です。
ゲームも重たすぎる3Dゲームなんかは弱いものの、それ以外の軽めなゲームやライトに遊ぶ目的であれば意外とゴリゴリ動かすことができますし、全体的な動作の安定感は1万円という価格を前提にはしているものの満足度の高いものになっています。
価格の話もついてまわってしまいますが、1万円台でSnapdragon 690 5Gを搭載しているというのは、非常にコストパフォーマンスの良い構成となっており、その動き自体にも不満は感じにくいものを実現しています。
機能面も充実しており使いやすさも揃っているのは高評価
さらに性能面だけでなく機能面も1万円のスマホとしては揃っています。
IPX7/IP5Xではあるものの、防水と防塵にも対応しているために雨の中で使ったりしても一定の安心感が得られますし、おサイフケータイにも対応しているところは利便性といったところで優れたポイントになるでしょう。
1万円で買えるスマホとしては十分すぎる高機能でしょう。
他の中国メーカーのスマホとは異なりZTE独自の機能といったところは少なめなので、その点では少し残念なところでしょうか。
アプリの複製機能や独自のゲーム機能といったものが用意されていない・充実していないといったところが感じられ、この点は色々と活用を考えたときに残念に感じるポイントだと言えます。
もう少し独自のソフトウェア機能があればもっとコストパフォーマンスに優れたスマホになり得たのですが・・・。
デザインが野暮ったくて重さもあるため、高級感とかは一切ない
白ロムが1万円、だからというわけではないのですが、それでもやはり投げ売りされて白ロム相場が落ちるスマホ、といったところがそのデザイン性や質感からわかります。
デザインや持った時の高級感の無さ、質感の低さといったところは本来の定価よりも白ロムの1万円台といった価格の方が相応感があります。
全体的に野暮ったく、ベゼル幅なんかも薄さを感じないデザインは高級感とは無縁ですし、プラスチッキーな手触りや光沢といったところは安っぽさが強いです。
この辺りの安っぽさというのは若干愛情を注ぎにくいところはあるため、使いつぶす前提での利用というのを意識した方がいいでしょう。
重たく幅広のために持ちやすさや使いやすさがなく、1度に長時間使うヘビーユーザーにはちょっと厳しい
デザインに関連しますが、ベゼルレスなスマホでもないためにスマホのサイズ感は高額な機種に比べるとひと回り大きめで、
幅広なものになっており持ちやすさといったものは追求されていません。
さらに端末自体の重さといったものもあるため、使いやすさといったところにあまり気を遣っていません。
単発的で1度のスマホ利用が短時間ならば問題は無いですが、長時間スマホを触る機会が多いようだとこの二つの要素は確実にストレスを高てしまうものになるでしょう。
この辺りの使い勝手においてネガティブなポイントがある点も留意してもらいたいです。
LINEなどの通知が遅れる・表示されない中華スマホでよく見られるアレが発生しており、メインスマホとしては微妙
1万円で性能もある程度しっかりあって、機能性も防水やおサイフケータイが用意されているということで、メインスマホとしても活用することができる実力をこのLibero 5Gは持っているのですが、
そうしたメインスマホとして使っていく場合の注意点として、中国メーカースマホによく見られる通知が来ない時がある、といったところをデメリットとして挙げざるをえないのがLibero 5Gです。
いわゆる中華スマホと呼ばれる機種は、バッテリーセーブの効果を出して電池持ちをよく見せるために、バックグラウンド処理を強く制御する傾向というのが見られます。
これによって確かに電池持ちは良くなるのですが、ネガティブな影響というのも発生してしまっており、
- アプリの通知の遅れ
- 再度アプリを開いた時にアプリ内再起動がかかる
- ダウンロードやアップロードが途中で止まってしまう
といった問題が生じやすくなっています。
特に困るのがLINEなどの通知といったものがしっかりと行われず、スマホを点灯させた時にようやく新着の通知が来たり、そもそもアプリを開かないと新着のメッセージが来てることがわからない、なんていうことがたまに起こる点でしょう。
扱いにくいのはこの「たまに」起こるというところで、常にこうした挙動ではなく何かしらの拍子に通知が来なくて焦る、といったものになります。
アプリの優先度が下がってタスクキルが発生しているのか、このような中国メーカーのスマホにありがちな問題がこのLibero 5Gにも発生しています。
この問題の解決法としては確立はしていないものの、
- 設定画面から「アプリの最適化」をオフしてバックグラウンドで実行されやすくする
- 電池の設定画面からアダプティブバッテリーの項目をオフにする
といった方法で多少は改善がされる可能性があります。
バックグラウンド処理周りのバッテリーセーバー機能の設定を変えることで、少しは通知が来やすくなったりダウンロードなんかも止まらずに進む可能性があります。
こうした「電池持ちは良くなるけど使いにくくなる仕様」といった中華スマホに良く見られる挙動が、このLibero 5Gでも見られるのでメインスマホとして考えている場合にはこの点には注意をしてもらいたいところです。
アプリの展開時にフリーズが起きアプリの再起動が必要なことが他のスマホよりも多め
何が原因かわかりませんが、一部特定のアプリで何度かアプリのフリーズや落ちてしまうことが起き、何度かアプリを起動しないと正常に動作を続けることができないアプリがありました。
先ほどのゲームアプリの検証時のフォートナイトのように、ちょっと重ためのアプリにおいて画面変遷の際に躓くことがあり、何度かアプリを再起動しないと正常に進んでいかない場面というのが見られています。
何度かアプリを起動すれば普通に動くため、アプリが起動しないというような深刻な問題ではないものの、この問題が生じると若干面倒くさい操作が続くためにあまり好ましいものではありません。
性能面の問題で生じている、というよりは独自のタスクキルの強さやバックグラウンド処理の強さといったところが影響しているようなので、もしも改善が見られないならばバッテリーセーバー機能をオフにするなど先ほどと同様の変更を行ってみるといいでしょう。
Y!mobile/SoftBank系の回線と相性が良いため、LINEMO3GBなんかと合わせてサブ持ちがいいかも
公式の動作確認表には載っていないものの、Libero 5GはLINEMOが利用できます。
対応周波数的にこのLibero 5Gを使うのであればSoftBank系・Y!mobile系がベストのモバイル通信となり、比較的ライトユーザー向けの性質も持っているためにデータ通信量がそこまで多くない代わりに安い回線でもあるLINEMOの3GBプランと合わせるとちょうど良いかと思われます。
13,000円を超えない端末価格に、維持費990円という「格安スマホ」形態の運用といったものができるようになり、しかもLibero 5Gは性能や機能も揃っているために「格安スマホ」にありがちな不満といったものが少ないために、全体的に優れたコストパフォーマンスを持った運用といったものができるようになっています。
メインスマホとしては先ほどの通知周りの問題を中心に使いにくさはあるものの、サブスマホとして使っていくならばLINEMO3GBと合わせてコストのかからない良スマホとしてこの機種は挙がってくるでしょう。
話題が価格中心ではあるものの、安さの割に性能も機能も揃った超コスパスマホなのは間違いない
基本的にこのLibero 5Gは価格の安さが前提ではあるものの褒めることができるスマホであるのは確かです。
13,000円以下の白ロム価格でSnapdrago 690 5Gの性能を持てるというのはどう考えても安く、デザインや持ちにくさといったところはあまり評価できないものの、防水やおサイフケータイも使える副次的な要素も考えると破格すぎます。
タスクキル周りの強烈さといったものがあり、メインスマホとして使うのであれば注意が必要ではあるものの、LINEMOとの相性の良さといったところでサブスマホとして2台目に持つのに最適な存在であるのは間違いありません。
低価格スマホとしてはMi 10 Lite 5Gと並ぶ存在ながら、より安い価格で購入できるものになっているため、費用を抑えた上でしっかりと動くスマホが欲しい場合にはこちらのLibero 5Gの方が適任となるでしょう。
防水・防塵、おサイフケータイも備えた上でこの価格で購入できるので、サブスマホや保守機として利用していくのには最適な存在です。あるいは自宅で家族みんなで利用するスマホとして、家に1台置いておくというような使い方もできます。
性能だけを見ればもっと安いスマホが海外モデルなんかで見られるものの、日本向けの機能を揃えた上でこの安さを実現しているという点においてはLibero 5Gは唯一無二の存在感を示しています。
白ロムの在庫はY!mobileの投げ売り次第で手に入りにくいものになってしまうため、その点は注意を。
価格や性能が合っているようなら早めに購入してしまうのも一つの手です。