スマートフォンの単体持ち/1台持ちでは通信料が高くなる、という認識が広まったのか、最近はMVNO+SIMフリースマホあるいは格安スマホでネットを利用し、通話を3Gケータイいわゆるガラケーへと役割を分けることで、1台持ちした時よりも費用を抑えようという方法も一般化してきています。
これまでは、MVNO+SIMフリーや格安スマホのおすすめ契約などをこのサイトでも紹介してきましたが、今回はガラケーの契約を最低限の維持費用で持つ方法について紹介したいとおもいます。

ガラケーは通話に特化した利用法が2台持ちでは想定できます。最近の通話定額の流れに乗って、電話し放題で1026円なんという驚くべき料金で使えるauのGRATINAという契約も現れています。
ですが、こうした通話定額で1026円という契約でも、電話をしない人や待ち受け専門に使っている人には維持費用としてまだ高いという感覚があるかもしれません。
そこで今回は、完全にガラケー側は着信用の端末として持った時を想定して、最低維持費用である2円で持てるガラケー契約について紹介してきたいとおもいます。

前提:一括で本体を買って、新規かMNPで実現がし易い

この2円ガラケーを所有するには、いくつか条件があります。それは

  • 一括で本体を購入すること
  • 新規やMNPの高い割引が必要

ということです。

機種変更で同じように2円ガラケーを作ろうとしても、今ある月々サポートや毎月割だと2円は難しくなります。大体数百円の料金は必要になります。

 

1026円だけでなく2円で持てるガラケーGRATINA

GRATINAは、過去に記事にしてあるとおり、MNPか新規で契約することで、1350円もの毎月割を得ることができます。この毎月割を使って、電話かけ放題プランへ一括で加入すると、毎月1026円でauの通話定額プランを使うことができます。
過去にはWILLCOMのだれとでも定額やdocomoのカケホーダイと通話定額系のプランはいくつもありますが、このGRATINA回線はその通話定額のプランの中でも最安で使うことができます

この詳細については以下の記事に書いてありますが、GRATINAを使った運用はこの方法だけでなく2円ガラケーとしても使うことができます。

*追記:GRATINAは2014年12月1日より毎月割が900円に下がってしまいました。そのため、1026円運用ではなく1476円運用に値上がりしてしまいました。『2円ガラケー』はまだ900円の毎月割で実現することが出来ますが、選べるプランは少し減ってしまいました。詳しくは次のリンク記事に書いてあります。

[browser-shot width=”200″ url=”https://smaho-dictionary.net/2014/08/feature-phone-1026yen/”]
GRATINAで通話し放題回線が月額1026円!auの電話カケ放題はガラケープランならデータ無しでも毎月割が継続! | スマホ辞典

毎月割が新規とMNPで1350円ついてくるので、これ以下の毎月割が適用できる料金プランを契約することで2円で通話もできる待受用のガラケーを使えることになります。
料金プランは以下のような例が挙げられます。

  • 802:プランEシンプル
  • -1350:毎月割
  • 2円:合計(ユニバーサル料金の2円込み)

こうすることで3円ガラケーを所有することができます。プランの仕組みはこういった簡単な内容です。
今回使った「プランEシンプル」がどういったプランかというと、無料通話がありません。EZnetを付けると下限0円からスタートでネットとメールが出来ますが、上限にいくとパケット料金が4500円ほどかかります。

無料通話とメールをしたい場合はプランが少し変わります。
メールをしたい場合は、EZnetへの加入が必要です。これは324円プラスになります。この場合だとEメール用にEZnetへ加入しても毎月割が余っているので、2円のままですが、メールをしすぎるとパケット定額プランの上限まで料金がかかってしまいます。
無料通話を欲しい場合は、無料通話用のプラン(プランSS以降)と、ダブル定額スーパーライトというパケットプランへの加入が毎月割の適用に必要になります。
例えばプランSSシンプル(1008円)と、ダブル定額の下限の401円~からを合わせると、今回のGRATINAの毎月割では3円では使えなくなってしまいます。それ以前に無料通話を使うなら電話カケ放題でプランを組んだほうがいいかもしれません。

この場合ガラケーの本体代金を計算していません。一括で買った場合はこのようになりますが、分割を組んでしまうと料金はまた違ってきます。
購入はauのオンラインショップか街の携帯ショップで買えますが、今だと街の携帯ショップのほうが店ごとに値引きやキャッシュバックをしているので、そちらを利用したほうが安く買える可能性が高いです。

http://auonlineshop.kddi.com/top/

docomoの2円ガラケー

docomoにも2円ガラケーがあります。
docomoの場合は大体の場合で新規かMNPによる契約が3円を実現するために必要です。機種変更では300円前後、新規だと100円以下が待ち受け用ガラケーの最低費用の平均になるでしょうか。最低維持費用としては数百円の違いしかありませんので、あまりこだわる必要はないかもしれませんが、3円で持てるのはMNPや新規が主流です。

MNPで月サポが高いのはN-01FやSH-07Fです。これから発売されるP-01GやN-01Gも金額によってはこの方法が実現できるかもしれません。
料金の例はこうしたものが挙げられます。docomoはカケホーダイでauのGRATINAのような運用方法はできないので、最安だとFOMAの古いプランを使う必要があります。SH-07FのMNPの月々サポートを使ってみましょう

  • 802:タイプシンプルバリュー
  • -1215:月々サポート
  • 2円:合計(ユニバーサル料の2円込み)(余った月々サポートはオプション代や通話料から割引ができます)

これのプランはauのときに説明したプランと同じです。出来ることも変わりません。無料通話用のプランで契約するときも、auと同じように下限の安いパケットプランへの加入が必要になります。
タイプSSバリューより上のプランには、パケ・ホーダイダブル(401円~)に加入しないと月々サポートが受けられないので、一例としてこうなります。無料通話込みの着信専用にしては安いかもしれません。

  • 1008:タイプSSバリュー
  • 401:パケ・ホーダイダブル下限
  • -1215:月々サポート
  • 194円:合計

一応今あるガラケーでどういう料金がそれぞれの契約でいくらになるのか、最初のタイプシンプルバリューで契約した場合で計算をしてみました。新しいガラケーP-01GとN-01Gの料金が発表されたら、さらに追加したいとおもいます。
ガラケーユーザーはdocomoで最も多いので、MNPだけでなく機種変更も一緒に計算の中に入れておきます。端末名の下に括弧で書いてあるのは、機種変更/新規/MNPのそれぞれの月々サポート額(10月5日現在のもの)です。これをタイプシンプルバリューの料金で計算しています。

*追記:2015年2月27日から、SH-07FとF-07Fの月々サポートが機種変更を含めて大幅にアップしました。これにより機種変更でも非常に安いガラケー回線が持てるだけでなく、F-07Fの新規やMNPだと相当な無料通話を含めた月2円ガラケーというものが利用できるようになってしまいました。

これからドコモのガラケーを購入する予定ならば、機種変更でも2円ガラケーが作れて、MNPなら更に大きな恩恵を受けられるSH-07FかF-07Fがベストな選択肢です。

ドコモ ケータイ:SH-07F

ドコモ ケータイ:F-07F

この内容について個別にまとめた記事もありますので、気になった方はぜひそちらを御覧ください。

機種変更で節約運用可能なdocomo格安ガラケー(SH-07F,F-07F)の在庫が復活 | スマホ辞典

 

タイプ
シンプルバリュー
SH-07F
(837/1215/1215)
F-07F
(1080/1890/1890)
N-01F
(648/864/1259)
P-01F
(611/827/1223)
SH-03E
(540/756/1151)
機種変更 2円 2円 154円 191円 262円
新規 2円
(-413円余り)
2円
(-1086円余り)
2円
(-62円余り)
2円
(-25円余り)
46円
MNP 2円
(-413円余り)
2円
(-1086円余り)
2円
(-457円余り)
2円
(-421円余り)
2円
(-349円余り)

 

2014年冬モデル

タイプ
シンプルバリュー
N-01G
(621/864/1296)
P-01G
(621/864/1296)
機種変更 181円 181円
新規 2円
(-62円余り)
2円
(-62円余り)
MNP 2円
(-494円余り)
2円
(-494円余り)

※2015年にはスマートフォンと同じOSを使用した「ガラホ」が登場しました。こちらはLINEなどのスマホ向けアプリが使えるフィーチャーフォン端末となります。ガラホでは契約プランがガラケーと同じものを利用できるため、今回のように2円ガラホを作ることも可能です。このプランではLINEなどのアプリは使えませんが、ガラホも普通のガラケーと同じ使い方を出来るため、低価格維持が出来るガラケーが欲しかった場合にはガラホも良いでしょう。特にデザインがかなりかっこよくなっているため、チープさのあるガラケーよりも見た目はいいです。

タイプ
シンプルバリュー
SH-06G
(702/1080/1512)
F-05G
(702/1080/1512)
機種変更 100円 100円
新規 2円
(-278円余り)
2円
(-278円余り)
MNP 2円
(-710円余り)
2円
(-710円余り)

2円に拘らなければ、そこそこの維持費用でガラケーを所有することができます。
購入はドコモオンラインショップか街の携帯ショップでできますが、こちらはauとは違って特に街の携帯ショップでは安くなっていません。逆に不要なオプション契約がされてしまうこともあり、docomoならオンラインショップを利用したほうがいいかもしれません。というのも不要なオプションや不要な頭金が発生せず、機種変更の事務手数料もオンラインショップのみ無料になっているからです。このお陰で大体5000円は安く契約できます(機種変更のみ)。

https://www.mydocomo.com/onlineshop/products/index.html

今回はガラケーの中でも特段オトクなauのGRATINAと、音声通話で最も安定した回線を持っておりユーザーからの需要が大きいdocomoのガラケーで計算をしてみました。
最低料金ではこのようなプランと、それを上回る割引があることでガラケーは3円という超低維持費用で所有することが可能です。
もしも2台持ちを考えていて、通話定額が不要な着信専用のガラケーを安く持ちたいという場合は、今回のような端末と契約方法をとることで安くすることができます。

なお、発信した場合は30秒21円からの料金やSMS送信料が使用状況に応じて発生します。

その他のプランの最低維持費については以下でまとめてあります。

カケホーダイ、カケホとデジラ、スマ放題の最低維持費用はいくら?【docomo/au/SoftBank】 | スマホ辞典