Y!mobileの営業が8月から始まりました。まだイー・モバイルやウィルコムの看板を掲げているところもありますが、これからはどちらもY!mobileとして活動していきます。
Y!mobileに変わってからの一番の変化は、スマホ用の料金プラン新設と新端末の導入です。
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Y!mobile(ワイモバイル)の新料金プランは格安運用が出来るのか。特徴のまとめ
今回はこの新しくできたスマホ用の料金プランと、新しく追加されたスマホ端末とこれまでも人気のあったスマホ端末とが、組み合わさった時に果たしてどのような料金/維持費用になるのかを販売価格と共に計算してみたいと思います。
新しく追加されたスマートフォン端末はSTREAM S 302HWという端末で、人気のあった端末とはNexus5のことになります。これらのスマホとY!mobileの料金プランが組み合わさるとどうなるのかについてを紹介します。
端末価格
まずはSTREAM S 302HWとNexus5の端末販売価格を紹介します。STREAM S 302HWはスマートフォンの一括価格としてはとても安い価格になっています。Nexus5もイー・モバイル時代と変わらない料金にしています。
STREAM S 302HW
- 一括価格:2万5920円(税込み)
- 24回払い:月1008円(税込み)
Nexus5 (16GB)
- 一括価格:4万1472円(税込み)
- 24回払い:月1728円(税込み)
この2端末、というかY!mobileのスマートフォン契約には、今までイー・モバイルにあってその他のキャリアにもあった月割サービスが無くなっています。ですので、実質0円という売り方が出来なくなっています。Y!mobileで0円という表記があったら、それは頭金が0円になっているだけか、本体代金がまるっと一括0円になっているかの極端な2択になるとおもいます。
追記:Nexus6 32GB,64GBモデル
Nexus6の発売が決まりましたので、そちらの価格についても追記したいとおもいます。
- 32GBモデル:6万9600円(税抜き)、7万5168円(税込み)(24回払い3132円)
- 64GBモデル:7万9200円(税抜き)、8万5536円(税込み)(24回払い3564円)
Y!mobileの新型端末はGoogle謹製モトローラ開発のNexus 6になります。こちらは価格がNexus5よりも大幅に値上がっており、7万5000円超えとなりました。特に特別な割引や月額割引といった割引サービスが行われないため、高額な端末代が必ずかかってしまう契約になります。
恐らくこの端末代の高さだと販売に苦戦するかと思われるので、将来的にMNPなどで月額割引や一括安売りキャンペーンなどが行われて安くなるものとおもわれます。割引が無い内に買ってしまうと損してしまうこともあるでしょうし、購入するタイミングはよく考えましょう。
維持費用
この2端末をY!mobileの新しい料金プランで買った時の維持費用についてを計算しました。
Y!mobileについては、すでに別の記事で紹介したように維持費用はシンプルなプランが3つ用意されているだけです。
この中から最も安いスマホプランSで、本体を一括と分割で契約した場合の維持費用を計算してみました。
STREAM S 302HW
- 3218:スマホプランS
- (1080:本体の分割金)
- 3218円:合計(4298円:分割時の合計)
Nexus5
- 3218:スマホプランS
- (1728:本体の分割金)
- 3218円:合計(4946円:分割時の合計)
良くて3218円がそれぞれのフラット回線費用であり、最低維持費用でもあります。3218円で使えるのは安く感じる一方で、最低費用が3218円だと高く感じるとおもいます。
分割だとどちらも4000円を超えて、Nexus5は保証オプションを入れると毎月5000円かかってしまいます。イー・モバイルの時が分割でも3980円だったのと比べると値上げのように感じますし、単純に5000円近いとdocomoやSoftBankの実質0円スマホを契約したほうがいいかもしれません。
ただし、Nexus5は現在公式のオンラインストアにおいて、MNP一括0円で購入できるようになっています。MNPが可能な場合は本体代金が0円で済むため、2年間3218円で利用できる計算になります。
*追記:現在はMNP限定で月額割引が復活しています。それによって実質0円契約あるいは一括購入後1490円で利用できる状態になっています。
https://smaho-dictionary.net/2014/11/ymoba-getugakuwaribiki/
Y!mobileから現在発売されている主要なスマートフォンは302HWとNexus5の2つで、それらの価格は以上のようになっています。
今後、京セラからDIGNO T 302Kというスマートフォンが登場する予定です。こちらはまだ価格が出ていませんが、解像度がqHDという低解像度でCPUもSnapdragon 400という低価格スマホに使われるクアッドコアCPUを使っています。
おそらくDIGNO Tは格安スマホ級のスペックによって、格安スマホ同等の料金になるのではないでしょうか。
ハイスペックと呼ばれるものがイー・モバイルから引き継いだNexus5だけで、あとは全部格安スマホに使われるようなスマホであるため、Y!mobileの方向性がある程度見える気がしますね。
これからどんな価格のスマートフォンを出してくるのかは楽しみです。