都内のヤマダ電機やウィルコムの各ショップで、現在キャンペーン中である15円スマホをご存知でしょうか。
今ウィルコムのPHS端末を購入すると、2台目として月に15円でネットが使えるスマートフォンが貰えるというものです。
STREAMと呼ばれるSoftBankで発売されていた201HWという端末を、2台目として一括0円、音声通話+フラット回線付きで15円という破格のキャンペーンです。
ウィルコムということで、これまでのdocomoやSoftBankとの契約とは少し異なるので、どのような契約をするかわからないとおもう方もいるとおもいます。
今回はこの15円スマホを含めて、ウィルコムを購入しようとしている方に、購入時の注意すべきところやポイントを紹介しようとおもいます。
・主回線が必要
この15円回線には、ペアとなる主回線が必要です。15円回線はあくまでこの主回線とセットで契約できる小回線という扱いです。
また、この小回線の契約には、主回線を「新規」で契約する必要があります。機種変更や、すでに持っているウィルコムの回線に追加でつける、ということはできません。
そして、主回線を解約した場合、小回線の契約は継続でますが、15円では持てなくなってしまいます。
・分割、一括共に料金は一緒。基本料無料特典はつかない
では、15円回線を契約するために、主回線をいくらで契約しておかなければいけないのでしょう。
音声通話端末で考えた場合、大体分割では980円になります。ここに誰とでも定額が必須になるので、もう980円がかかります。そして割引が効くため、980円マイナスにされます。そして基本料金1450円がかかります。合計2430円です。
この15円回線の主回線にしようとすると、基本料金無料キャンペーンが適用されません。ですので、1450円という基本料はかならずかかります。そして980円の誰とでも定額も必須になります。
一括でも料金は変わりません。基本料1450円と、誰とでも定額の980円、あわせて2430円です。分割金がなくなりますが、その分割引も発生しないので、分割と同じ値段になります。
・一括5000円以下の契約内容を探すべき
ですが、同じ料金と言っても、解約した時の金額には分割と一括では差があります。必ず一括で購入しましょう。
分割だと本体代を完済するまで3年かかります。その間に解約すると、残りの本体代金が発生してしまいます。一括ならばそのような心配はありません。分割は3年間使うなら一括より安いですが、途中で解約予定の場合は一括の方が断然オトクです。
現在、ヨドバシカメラでは一括でウィルコムの音声端末が1円とかで販売されています。これに15円回線をくっつけるのが一番正しいやり方だとおもいます。
・PORTUSは対象外
一括で安いウィルコムの端末として、PORTUSがありますが、残念ながらこれは15円回線の主回線にできません。オンラインショップを見て、これが安いからと探しに行っても、この端末ではセット販売ができないのです。PORTUS以外の端末で、一括で安い端末を探しましょう。
・15円回線に解約金はない
このキャンペーンが話題になっているのは、15円回線が解約金がかからないからです。
ですので、MNP弾としては、とても安いMNP弾になります。さらに、主回線も2014年10月からMNPに対応できます。毎月2430円で、3つのMNP弾が手に入ることになります。
・15円回線は1GB
15円回線は接続が一定量になると、速度制限がされます。速度制限なしで使えるのは、15円回線では1GBの接続量です。それ以降は回線速度が低速になります。
1GBまではSoftBankの4G回線の高速通信を利用できます。
・15円回線は3つまで、ただし優遇は2つまで
この小回線の契約は、主回線1回線に最大3つまでつけられます。ですので、45円で3つのネットし放題回線が持てるのです。もちろんSTREAMは一括0円でついてくるので、3台ただでもらえます。
ですが、3つのうち2つまでは解約金が無料で、契約手数料もむりょうですが、3つ目は、解約金がかかり、契約手数料が3150円かかってしまいます。ですので、不要ならば、2回線までで抑えておくのもいいかもしれないです。通常2台までしかSTREAMはつけられませんが、解約金有りのプランで通すと、3台目が開通するようです。
このような内容になります。もしウィルコムのこの15円回線を契約するときは、これらの内容に注意して契約してみてください。