auのキャリア回線の品質を格安SIMの料金で提供していて同業他社から疎まれ、一方でユーザーからは高い評価を受けているUQ mobileが、資本力(?)を活かしたお得な格安スマホセットの販売を実施しています。
今回UQ mobileがセットに入れたのは、SIMフリースマホ市場でほぼトップの座に位置しているHuaweiから新たに発売された『P10 lite』です。
この機種が普通のMVNOのセットよりもお買い得さの高い契約でUQ mobileにおいて用意されています。
P10 liteのお得な契約を探していた方、また安くても高品質なスマホ・高品質な回線を求めていた方なんかにはぜひ確認してもらいたい契約となっています。
UQ mobileでHuawei P10 liteが実質0円
UQ mobileでは数多くのSIMフリースマホと回線契約をセットにした「格安スマホ」を提供していますが、このHuawei P10 liteのセットは最新のスマホセットの一つになります。
UQ mobileではスマホセットでの販売機種の一部において、指定プランで契約した際に2年間の特別な通信料割引をつけて格安に持てるようにしてある機種があります。高額なSIMフリースマホの時には付けられないことが多いのですが、このHuawei P10 Liteではちゃんと付けられており、スマホセットで契約すると2年間の割引が付いてくるようになります。
割引の付く指定プランはおしゃべりプラン/ぴったりプランの音声定額付きの料金プランとのセット契約時です。この契約を行った際に、プランS/M/Lそれぞれに対応した割引が行われるようになります。
プランS | プランM | プランL | |
一括価格 | 33,804円 | ||
マンスリー割 | ▲864円 | ▲1,404円 | ▲1,404円 |
実質価格 | 12,960円 | 0円 | 0円 |
プランSでは割引が少なくなっているため、実質価格では12,960円となっています。ですがプランM以降では実質価格は0円という安さになっています。一応最初に頭金の108円が発生するものの、こちらについてはほとんど考えなくても良い安さなので問題ないでしょう。
MVNOの事業者にも関わらず、3.3万円近くする端末代と同等の割引を通常のプランに適用してくれるため、格安スマホの中では破格なレベルの価格設定となっています。
元々のプランの安いMVNOということもあり、実質0円契約は印象としてかなり割安に感じさせてくれるでしょう。
プランMの契約がキャンペーン込みでおすすめしたい内容
このHuawei P10 liteの契約をUQ mobileで行う場合、個人的におすすめしたい契約プランとしてプランMを推したいと思います。
その理由は
- 割引が効いて実質0円
- 一括で買えば維持費は1,814円
- 価格の割に高性能なスマホなので、データ通信量(いわゆる「ギガ」)が多い契約と相性が良い
- キャンペーンで1年間割引、データ通信量も2倍(プランMなら2年間6GB/月)というメリットあり
これらの要素が契約に含まれているからです。
まずは維持費ですが、プランMの場合そこそこ高い金額になってしまうものの、今ならキャンペーンで1年間は1,080円の割引が効いてますし、2年間はデータ通信量が2倍になってくれるので、比較的割安な維持費での運用が出来ます。
たっぷり/ぴったりプラン | 1年目プランM | 2年目プランM |
---|---|---|
プランM基本料 | 4,298 | |
イチキュッパ割 | ▲1,080 | ― |
マンスリー割 | ▲1,404 | |
P10 lite24回払い | 1,404円×24回 | |
合計 | 3,218円 | 4,298円 |
1年目は3,218円でなんと6GBの通信量を利用することが出来ます。通話定額プランが最初から使えるので、1回5分または1ヶ月合計120分の無料通話がついた状態で3,218円なので、コストパフォーマンスはかなり優れています。2年目の料金は流石に高いと感じてしまうため、2年平均で考えた時は約3,713円で毎月使うと捉えておいたほうが良いでしょう。
なおこの維持費は端末代が含まれているという所に注目してください。33,804円の端末代を含めても4,298円にしかならないということを考えると、やはりこのUQ mobileのセット契約の安さは目を引くでしょう。
もしも端末代を一括で支払った場合にはこの維持費がさらに負担の少ないものに変ります。今回のHuawei P10 liteの価格も一括で支払いやすい価格かと思いますので、もしも一括で支払ってしまえば総額自体は一緒ですが毎月の維持費は気持ち的にも楽になる料金になってくれます。
1年目プランM | 2年目プランM | |
P10 lite一括価格 | 33,804円 | |
プランM基本料 | 4,298 | |
イチキュッパ割 | ▲1,080 | ― |
マンスリー割 | ▲1404 | |
合計 | 1,814円 | 2,894円 |
一括なら維持費は1,814円からということで、スマホに支払う料金としてはかなり格安になってくれます。
この料金で通話定額+6GBの高速通信量となれば、文句のない契約でしょう。端末もP10 Liteレベルの使いやすくて性能に不満の少ないミドルレンジ帯のスマホが付いてくるわけですから、幅広い層の世代の方にとって節約を意識したスマホ契約をすることが出来るでしょう。
UQ mobileは通信速度がキャリア級、その他でもMVNOが対抗できないところが多い
UQ mobile+Huawei P10 Liteのセットをおすすめする理由は上記の料金・価格の安さはもちろんありますが、それだけではありません。
あえてUQ mobileとセットで契約することをおすすめしている理由は、UQ mobileが数ある多くのMVNOの中でも極めて優秀なMVNOだからです。
UQ mobileはmineoやIIJmioといったその他のMVNOが総務省のパブリックコメント内でクレームをつけられています。その理由はUQ mobileの実態がKDDI、つまりキャリアの運営するMVNO事業者であるために割引施策や店舗展開のスピード、それに回線品質の高さなどに対抗できない、というものだからです。
UQ mobileはKDDIの出資するUQ コミュニケーションズが運営するということもあり、auとの繋がりが他のMVNOとはレベルが違います。そのため回線速度などの通信品質に関わるものがMVNOとは段違いに良いものになっています。具体的な数字は以下の記事などで確認してください。
MVNO格安SIMの速度比較まとめとオススメSIMの考察 | スマホ辞典
わかりやすい例として通信速度を見てみても、同じau系MVNOのmineoの不安定な速度と比べてUQ mobileは安定かつ高速な通信回線を実現しており、より快適な利用をMVNO回線ながらすることが出来ます。
また実店舗展開もものすごい勢いで行われており、単独のUQ mobileショップの他にauショップとの併設店舗の展開などが成されており、普通のMVNOに比べても実店舗によるサポートなどが期待できるMVNOになっています。
こうしたキャリアの息のかかったMVNOという隠れた特性があるのがUQ mobileであるため、下手に独立系のMVNOを契約して不安定な通信品質かつサポート体制もできていない状態の格安SIM/格安スマホを使うよりも、UQ mobileのセットで契約したほうが準キャリア契約としてMVNOや格安スマホが初めてという方にも安心できる要素が強いように思えます。
SIMフリースマホとセットでMVNO契約を行える組み合わせは多々ありますが、その中でもUQ mobileの実質0円契約が可能なスマホセットはお得度や使い勝手の良さのレベルが段違いです。
格安スマホ契約に移ろうと考えている方にとっては、今回のHuawei P10 liteの性能であればキャリアスマホの廉価モデル以上に個々の動作で良いところが感じられるでしょうし、通信速度もキャリア相当の高速な回線を得ることが出来るようになっています。
安いにも関わらず多方面において品質の良いスマホというものを契約できるようになっているので、格安スマホ・MVNO・SIMフリースマホといったものに興味のある方へ最初の一歩として一つおすすめと言えそうです。
⇒UQ mobileオンラインショップ:Huawei P10 lite