UQモバイルの格安スマホ契約において2018年の本命機種、HUAWEI P20 liteの発売が6月15日より開始されます。
P20 liteは2017年のSIMフリースマホの中で最も人気の高かったP10 liteの後継機で、性能やデザイン面での向上が図られています。
今モデルは前作の人気の高さが認められ、各MVNOでの取り扱いはもちろんのこと、キャリアであるauでの発売も行われるスマホです。
多くのMNO/MVNOで発売・セット契約が可能なこのP20 liteですが、特にUQモバイルでの契約が回線の使いやすさや端末価格の安さという点において他の契約よりも優れたものになっているので、今回はUQモバイル版の価格や料金といった情報や回線の特徴といったものを説明しながら、UQモバイルでP20 liteを契約する魅力を伝えていこうと思います。
UQモバイルP20 liteの価格:キャッシュバックで2万円台に
※10月12日からマンスリー割の増額によってプランSの契約が値下げとなりました。
UQモバイル版のP20 liteの価格についてをまずは以下の表から。
P20 lite | プランS | プランM | プランL |
---|---|---|---|
価格 | 31,212円(1,296円×24回) | ||
マンスリー割 | ▲1,296円 | ||
実質価格 | 0円 | ||
キャッシュバック金額 | 10,000円 | 11,000円 | 13,000円 |
※2月21日からマンスリー割が増額による値下げ開始。これによって実質価格が0円になりました。
UQモバイルではぴったりプラン・おしゃべりプランで契約する場合はマンスリー割が適用されるため、実質価格での契約というものも可能になります。
維持費が割引ゼロでも安い回線となっているのがUQモバイルですが、このマンスリー割によってさらに安くなる可能性を持っています。
また表にもあるようにUQモバイルではキャッシュバックを現在実施しているために、こちらを利用することによって1万円以上の値引き相当が得られると考えることが出来ます。
そうすると一括では21,212円以下に、実質価格でも0円に近い金額での購入が出来るということになります。
P20 liteレベルのスマホが一括21,212円というのはかなりお買い得でしょう。しかもそれに加えてマンスリー割による割引などが問題なく適用されるため、さらに安い契約内容というのを実現できます。
キャッシュバックは条件が簡単なのですが、申し込みページが限られている特殊性のためにちょっと注意が必要なので、詳しくは以下の記事で確認してもらえればと思います。
UQモバイルで当サイト限定キャッシュバックを得る方法とおすすめの格安スマホ3選
キャッシュバックページはこちら
P20 liteの維持費
価格情報を元に次は実際の維持費についてもまとめておきましょう。
一括
プランS | プランM | プランL | |
1年目 | 842円 | 1,922円 | 4,082円 |
2年目 | 1,922円 | 3,002円 | 5,162円 |
2年間平均 | 1,382円 | 2,462円 | 4,622円 |
分割
プランS | プランM | プランL | |
1年目 | 2,138円 | 3,218円 | 5,378円 |
2年目 | 3,218円 | 4,298円 | 6,458円 |
2年間平均 | 2,678円 | 3,758円 | 5,918円 |
維持費は極端に低いわけではありませんが、それでも1,382円と結構な安さになっています。2月の値下げによってさらに割引が高くなり、遂に1,000円を割る842円で使えるようになっています。
ただコスパが良いのはプランMの2年平均2,462円維持でしょうか。9GBのデータ通信量に無料通話が付いてこの料金ならばスマホの月額料金としてお買い得だと考えられる内容ではないでしょうか。
一括購入前提の維持費ではありますが、一括価格もキャッシュバックがあることで21,212円以下にすることが可能なのでそこまで負担はないでしょう。
購入価格と音声通話付きでこの維持費の安さというのは魅力の多い契約かと思います。
家族でUQを持つと540円引きも
またUQモバイルにはUQ家族割という割引が用意されており、こちらを利用すれば毎月540円の割引をずっと継続して受けることができ、さらに維持費が安くなります。
割引を受けられるのは2回線目以降の回線すべてとなっており、一つの回線のみ割引対象には入らないので注意してください。
家族でP20 liteに限らずUQモバイルのぴったりプラン・おしゃべりプランを運用していくことで、もっと安く回線を使っていくことが出来ます。
Y!mobile版よりも一括は安い、ROM容量はau版より少ない
UQモバイルのP20 liteの契約について他の事業者と比較をしてみましょう。
同じサブブランドのY!mobileで販売されているモデルと少し差があります。
この違いについて少しまとめておきます。
Y!mobile版との違いは価格内容でしょう。Y!mobile版との価格差は一括時に1万円ほど存在していますが、割引額が高くなっていることにより実質価格自体は同額です。ただしここにキャッシュバックも含めると一括時は2万円、実質時には1万円ぐらい価格が異なります。
UQモバイル | Y!mobile | |
一括価格 | 31,212円 | |
実質価格(プランS) | ||
当サイト限定キャッシュバック | 10,000円 | 0円 |
※10月5日よりY!mobileのP20 liteも値下げとなり、一括価格も実質価格もUQモバイルと大差なくなりました。
割引額がY!mobileの方が大きいため、一括契約時の維持費はY!mobileの方が安くなっています。Y!mobile契約の維持費の最安は1,382円となるため、月額の負担はY!mobileの方が安いので魅力的となります。※値下げによって維持費はほぼ同額になっています。
ただキャッシュバック込みで考えた時の一括価格が2万円差というのはMVNO/SIM回線選択に結構影響を与えてくるかと思います。購入のしやすさではやはりUQモバイルの方が魅力的に映ります。
またUQモバイル版がデュアルSIMに対応、Y!mobile版がシングルSIMのみに対応となっていますが、こちらについては片方のSIMスロットがGSMのみの対応となっており、デュアルSIMスタンバイを活かせるわけではありません。データプラン運用でSIMの切り替えをするなら問題ありませんが、音声込みでデュアルSIMを活かす仕組みにはなっていないので注意してください。
基本どちらもシングルSIM+MicroSDの組み合わせでの運用と考えたほうが無難かもしれません。
回線の違いだと以下の3つの点が異なります。
UQモバイル | Y!mobile | |
通話時間 | 5分または月数十分間の無料通話 | 1回10分無料通話 |
規制時速度 | 300kbps | 128kbps |
LINE年齢認証 | 不可 | 可能 |
通話を長くすることがあるならY!mobile、それにLINEの年齢確認が行えてID検索が利用できる点は魅力的です。
一方でネットを中心に使う場合にはUQモバイルのほうがいいでしょう。規制されても速度が300kbps出せるというのは、ある程度の軽さのサイトならばそこまでストレスを感じずに読み込むことができるため、速度規制が起きてもある程度利用がしやすくなっています。
またauからもP20 liteは発売されますが、こちらもY!mobileと似たような違いがあった上で32GBではなく64GBにROM容量が増えています。
auピタットプランやフラットプランを契約するのに適した端末となりますが、毎月割を受けれないのは弱点になるでしょうか。
UQモバイル回線の良さ
P20 liteの契約は上記のY!mobile以外にも多くのMVNOで実施していますが、こちらとの比較についてはあまり意味を成さないかもしれません。
その理由としてはサブブランド以外のMVNOにおいてはそもそもの回線品質といったところがUQモバイルとは比較にならないぐらいに悪いものが多いからです。
今回UQモバイル版のP20 liteをおすすめしている理由としては、キャッシュバックによる価格の安さというのもありますが、UQモバイルの回線が格安SIMにも関わらず通信速度が非常に高速であるということも理由の一つになっています。
UQモバイルはKDDIのサブブランドという特性を持っており、その影響からか通信速度が並の格安SIMなんかでは比較にならないレベルの高速さを見せています。特にお昼や帰宅時間といったトラフィックが増えて普通の格安SIMなら通信速度が極端に遅くなる時間帯において、ほとんど速度低下せずに快適でストレスの無い高速通信を実現しています。
これについてはmineoやIIJなんかがKDDIとUQがインチキをしている・KDDIがUQだけを優遇している、と文句を言っており、mineoなんかはUQの速度には対抗なんて不可能だという実質的な「白旗宣言」を出すに至っています。
MVNO格安SIMを提供する大手のmineoが白旗を上げるほどに高速で使えるのがUQモバイルの回線の大きな特徴であり、この特徴こそがP20 liteの他のMVNOのセット契約についてが比較にならない理由でもあります。
格安SIM・格安スマホの一番のネックは通信速度の不安定さであり遅さであるわけですが、UQモバイルの回線であればその速度の問題でストレスをほぼ感じずに使い続けることが出来ます。
そのため回線とセットでP20 liteを契約しようと考えた時には、普通のMVNOでは太刀打ちできない通信速度を見せるサブブランドであるUQモバイルがおすすめというわけです。
キャッシュバック、回線速度の利点を生かしたコスパの良さは類をみないP20 lite契約
UQモバイルのP20 lite契約は、MVNO全体のP20 lite契約の中でも上位に入るコストパフォーマンスの良さかと思います。
キャッシュバックを前提とするものの一括2万円台での購入が可能、維持費も音声+データ付きで一括時には2,000円~、端末の性能、回線の異質なほどの通信速度といった各ポイントで、MVNOや他のサブブランド回線を上回るクオリティを見せている点はUQモバイル契約の大きな強みです。
安くて使い勝手の良い回線・端末を得られるという事で、格安スマホの中でも悪い所がないレベルのスマホ契約となっていると思います。
P20 liteの契約を検討している方や格安スマホである程度スペックをしっかり持ったスマホを安く購入したいという方には、UQモバイルのセット契約は一つおすすめの契約方法になります。
キャッシュバックの適用される申し込みページが限られているという注意点こそありますが、そこさえしっかりと確認して契約を行えば非常にお得な内容となることは間違いありません。