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UQモバイルのデメリット 契約前に確認しておきたいポイント

雑誌媒体はもちろん、当サイトでもおすすめ度の高い格安SIMとして紹介しているUQモバイルについて、今回はあえてデメリットについてをまとめてみようと思います。

個人的にも強くおすすめしており、選んで後悔することはまずない格安SIMではあると感じているのですが、実際に契約するにあたってはUQモバイルは褒められてばかりで利用するにおいて肝心の悪いところ・デメリットというものについて触れられていないから不安だ、と感じる方もいるかと思われます。

UQモバイルの場合その性質上、格安SIM全般に見られるデメリットといったものが当てはまらないことがその強みなわけですが、細かいデメリットといったものは確かに存在するため、今回はそちらの気になる点をデメリットとして総ざらいにしてみたいと思います。

ぜひ契約前に確認してもらってUQモバイルへの不安といったものを解消してもらえればと思います。

UQモバイル:キャッシュバック適用専用ページ

UQモバイルのデメリット 簡易まとめ

UQモバイルは他の格安SIMと比べてもデメリットは少なく、そういったものを気にしないでも快適に使える格安SIMですが、良い格安SIMだからこそ安心して契約してもらうためにもデメリットと考えられる点についてあえてしっかりと把握していこうと思います。

まずはどのようなデメリットがあるのかということを簡易的にまとめておきます。

  • 基本プランは2年縛り
  • 1年目はワンキュッパ割が効いて安いが2年目はそれが終了する
  • 通話定額の無料時間がY!mobileより短い
  • データプランも選べるが3GBのみ
  • 他のMVNOから攻撃されており、総務省の判断次第ではメリットが消滅しかねない
  • auの周波数に合うSIMフリースマホは多くない

こうした点がUQモバイルを使う上ではデメリットとして挙げることができてしまいます。いわゆる普通の格安SIMにおいて確認できるデメリットである通信速度に関する項目はほぼなく、契約面でのデメリットと呼べるポイントが見受けられてしまいます。

他の格安SIMや他のサブブランド回線と比較したときに、縛りの強さや契約できるプランの内容・多様性という点で劣るところがあるのは事実です。

 

この辺りの詳しい説明は以下のそれぞれの項目で行うので目を通してみてください。

 

2年契約が前提で1年目と2年目で料金が違う、2年後はY!mobile等へのMNPが理想

UQモバイルにおいて主にデメリットとなってしまうのは料金面における割引適用期間の短さや縛りの長さといったところでしょう。

UQモバイルの主流となる料金プランであるたっぷりプラン/おしゃべりプランは、マンスリー割が適用できて強力な割引などが適用できる一方で、

  • 2年縛り
  • 格安維持費を実現するワンキュッパ割が1年しか適用されない

というデメリットがあります。

他のMVNOでは音声プランであっても縛りが1年ほどしかない、あるいはMNPをしなければ解除料がかからないというようなキャリアとは異なる自由度を持った縛り・契約解除料発生条件となっているのですが、UQモバイルはキャリアのサブブランド回線ということもあってかこの辺りは格安SIM寄りではなくキャリア寄りの2年縛りという動きにくい内容になってしまっています。

また他のMVNOでは縛りの期間を過ぎたらその縛りが解けていつでも解約やMNPが無料でできるわけですが、UQモバイルの場合には2年契約が更新されて解約月を逃すとまた2年縛りが発生してしまいます。その期間に解約やMNPをしようとすると10,268円の契約解除料がかかってしまいます。

格安SIM全般の音声プランが従来のキャリアよりも縛りが緩い中で、UQモバイルの縛りはキャリアと変わらないものになってしまっています。

 

またUQモバイルのメインのプランに該当するたっぷりプラン/おしゃべりプランには新規契約によって自動的に「ワンキュッパ割(1,080円/月引き)」が適用されることになり、これにより最も安価なプランで2,138円という料金が実現されます。

この料金内に通話定額と3GBのデータ通信量が含まれるために、キャリア回線に比べても非常に安くて節約効果を発揮するプランとなっているわけですが、こちらのワンキュッパ割が約1年(13ヶ月)しか適用されないというデメリットがあります。

そのため2年縛りがなくなる期間まで運用しようとすると、1年間はワンキュッパ割の適用された料金で使えるものの、もう1年はワンキュッパ割のない1,080円値上がった料金で使い続けることになります。

1年目と2年目でかかってくる料金差というのが生まれてしまうため、安く使えると思ってもそれが1年だけなんて場合もあり2年間の平均料金を見ていく必要があるのがUQモバイルの料金体系です。

 

UQモバイルの回線は他のMVNOとは異なるキャリア寄りの回線品質の高さがメリットとしてあるわけですが、運用についてもキャリア寄りなところがありメインのプランでは更新型の2年縛り契約が必要となっています。

そして2年縛りのプランにおいて、安く運用できる割引の適用期間が1年しかないというのも2年通して料金を考えたい場合には残念なポイントです。

この縛り期間の長さと安い料金は割引期間が短く限定的といったところはUQモバイルにおいてデメリットと感じる所と言えます。

[blogcard url=”https://smaho-dictionary.net/uqmobile-demerit-1980/”]

 

音声通話定額はY!mobileに比べると1回あたりの無料通話時間が短い

プラン周りでもう一つデメリットとなる部分が同じサブブランドのY!mobileと比較した時に挙げることができます。

それが音声通話定額の内容がY!mobileと比べると良くない、という点です。

 

UQモバイルはたっぷりプラン/おしゃべりプランという2種類の異なる通話定額が用意されています。

たっぷりプランは毎月の無料通話分の合計金額が決まっている通話定額タイプのプラン

おしゃべりプランは1回の無料通話時間が5分と決まっている通話定額タイプのプランです。

この2種類の通話定額から選べるという点はY!mobileと比べるとメリットにはなるのですが、人気の高い1回の通話ごとに無料通話時間が用意されているプランにおいては、Y!mobileの1回10分と比べると見劣りを感じます。

2種類選べる点は良いのですが実際に使うのは1つのプランとなるわけで、そのプランの無料通話時間に5分と10分という結構な差が生じているのは同じサブブランド回線でありながらUQモバイルの弱い部分であると言えます。

通話をよく利用する方にとっては通話定額が最初から利用できるというのはメリットではありますが、同じ料金のY!mobileと比較した時には2倍も無料通話時間に差があるというのはデメリットと言えます。

 

縛りのないプランはプラン選択が少ない

UQモバイルの基本的なプランにおいては2年縛りというデメリットが発生してしまいますが、2年縛りのないデータプランや通話定額のない音声プランというのも用意されており、そちらを選べば縛り期間は短くなります。

データプランのみでの運用は契約解除料が設定されていないためいつでも解約が可能ですし、通話定額のない音声プランなら縛り期間は12ヶ月のみで以降は自動更新もなくいつでも無料で解約やMNPができます。

こちらのプランの存在はY!mobileよりもデータ容量が多かったりしてサブブランド回線としてはメリットに挙げることができます。

ただUQモバイル的にはこちらのプランの方に力はどうやら入れていないようで、選択肢の幅が狭いというデメリットがあります。

データプランは

  • 容量3GBか上限500kbpsの速度の無制限プラン

しか選べません。

 

音声プランは

  • 無料通話のない音声プラン

だけしか用意されておらず通話料が無料になるオプションなどが一切用意されていません。

データプランだけで使いたいユーザー、通話定額なしで使いたいユーザーの需要に合わせたプランを用意しているのは評価できるのですが、選択肢の幅がほぼなく他の格安SIMと比べて選べるプランが少ないというのはデメリットであると感じられます。

 

総務省の規制次第では強みがなくなる

UQモバイルはサブブランド回線として機能しており、その影響によって通信速度がキャリア並みに速くて安定しているという他の格安SIMにはないメリットがあるわけですが、これについて今他社のMVNOが総務省に文句を言い続けており、もしも総務省がMVNO各社の抗議を聞き入れた場合にUQモバイルの良さというものが消えてしまう可能性があります。

UQモバイルはこれまで何度も総務省有識者会議において他社MVNOのやり玉に挙げられています。

UQモバイルが他社から刺され続けている理由は、

UQモバイルの通信速度が格安SIMなのに高速すぎる、そしてその高速の理由はグループ会社・親会社扱いのKDDIが何らかの優遇をされているからだ

という疑いがあるからです。

具体的にその抗議の資料は以下のものです。

mineo資料
mineo資料2
mineo資料3

要約すると、

UQモバイルは料金が安いのに通信速度も高速だから普通のMVNOじゃ到底太刀打ちできない!だから総務省は優遇が疑われるサブブランドを規制してくれ

というものです。

実際今でこそ違いますが出始めの頃のUQモバイル回線はauの回線と同じ通信経路を辿っていた記録があり、その通信速度の良さというものがauの純正回線と同等の質だったためにUQモバイルの回線に対する評価というものが高まりました。

UQ mobileの回線速度で気になる兆候 IP変更でLTE NETから離れて「普通のMVNO」に?

その後はauの回線経路とは異なる独自の経路で通信をしていたため、一時期お昼時に速度が落ちる「普通のMVNO」のようになりましたが、SoftBankのサブブランド回線であるY!mobileの勢いが増したことでKDDIグループにおいてUQモバイルはその対抗的な位置づけを任され、再び高速なMVNOとしてお昼も速度が落ちない格安SIMになっているという経緯があります。

 

このように過去に優遇と捉えられかねない扱いを受け、現在も通信速度が高速な状態なままでY!mobile対抗という大きな役割を与えられているために、何らかの優遇がKDDIから行われているのでは、という疑いが入るのも無理はありません。

一応UQモバイルは正規の接続料を支払ってauから帯域を買っている、と説明していますが、今後総務省が他社のMVNOの意見に耳を傾けてサブブランド回線への規制等を強めた場合、UQモバイルの大きなメリットの一つである「時間帯によって遅くならない常時高速回線」というものが失われてしまう可能性があります。

まだこの総務省の有識者会議においてUQの処遇というのはそこまで大きな議題になっておらず心配しすぎる必要はないのですが、もしも総務省が規制に動いた場合に他社MVNOから足を引っ張られる形でUQモバイルのメリットである回線品質といったものが劣化してしまう可能性があります。

こちらは潜在的なものですがデメリットとして今後生まれてしまうかもしれない問題です。

 

周波数の合うSIMフリースマホは決して多くない

UQモバイルはauの通信網を利用した回線を提供していますが、このauの通信網で使われる周波数帯が海外メーカーの多いSIMフリースマホでは対応していないことが多く、通信エリアをフルで使えるSIMフリースマホの選択肢というのがドコモ系やSoftBank系のMVNOと比べても少ないのが現状です。

最近でこそ日本市場に力を入れているメーカーなんかは特別にVoLTE対応、Band11や28なんかを取り入れてau回線でも使いやすくしていますが、それでもまだau通信網に最適化されたスマホというのは多くない状態です。

UQモバイルでセット販売されているスマホを選べばこの問題は解消されるものの、そこまで数が多いわけでないために選択肢の幅広さという点において、他のドコモ系MVNOなんかと比べると物足りなさは感じてしまいます。

選択肢が狭くなってしまう他、相性の悪いスマホと組み合わせるとちょっとした小旅行なんかで僻地に行くと電波の入りづらいデメリットが生まれてしまう可能性があるため、このau回線網の周波数とSIMフリースマホの相性が悪い問題というのはデメリットに挙げられてしまいます。

 

割引周りのデメリットはキャッシュバックで相殺、その他の点はメリットの方に目を向けるべきか

UQモバイルのデメリットとしてはこのような各ポイントを挙げることができます。

速度がほぼ落ちず、マンスリー割などの影響で非常に安い維持費で使えるためにコストパフォーマンスが抜群の存在であるのがUQモバイルですが、デメリットというものをあえて強調するのであればこうした点があります。

これらのデメリットに関しては直接的な解決というのが難しいものが多いものの、割引の減少に関するデメリットにはキャッシュバック付きの契約を行うことである程度対処をすることが可能です。おしゃべり/たっぷりプランでの契約ならば10,000円以上のキャッシュバックが手に入るため、1年で終了するワンキュッパ割を実質22ヶ月程度延長することに充てたり、1年で解約しても解約金に充てるという使い方ができるようになっています。

また他のデメリットもメリットの方にも目を向ければバランス自体は取れています。Y!mobileよりも通話定額の時間は減ってしまいますが、規制時の速度の方を比較するとY!mobileが128kbpsしかでないのに対してUQモバイルは300kbpsとSNSにも余裕がある通信速度で利用できます。データオンリーのプランもY!mobileは1GBしか通信量がないため、そちらと比較するとUQモバイルは3GBと選べるプランは少ないものの内容自体は充実しています。

流石にSIMフリースマホで相性が良い機種が少ないという点はデメリットとしては大きいですが、そちらに関してもUQモバイルが公式でセット販売している機種なら問題はほぼないため機種にこだわりが無ければセット機種から選ぶようにすればある程度解消されます。

 

このように契約の縛りや割引関連、それに契約周りに関するところでデメリットというのはあります。

ただ他の格安SIMにも似たようなデメリットが多い上、ここに通信速度が時間帯によって遅くなるというデメリットが加わってしまうために他のMVNOと比べてもUQモバイルの場合はデメリット以上にメリットのほうが上回っているのを感じさせます。

今回の内容はデメリットであることは確かですが、UQモバイルのメリットの前には十分な許容範囲となる内容ではないでしょうか。

UQモバイルの契約を検討している場合にはこうしたデメリットがあることを確認してもらった上で、それ以上のメリットがあるために他の格安SIMよりも便利で快適に利用できる、というところは把握してもらえればと思います。

UQモバイル:キャッシュバック適用専用ページ

 

 

UQモバイルを契約する際のキャッシュバックについてはこちら。

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回線速度の良さがなぜ生まれているかはこちら。

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UQモバイル対応端末のレビューや料金はこちら。

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