ドコモが11月に入ってから2016年の夏モデルを中心に全体的な値下げを実施しています。
その中にはMNPはもちろんですが機種変更でも非常に安価になって契約しやすい価格のものが含まれているため、これからドコモでスマホを契約しようという方には最新モデルと同じぐらい注目する価値のある値下げになっています。
この11月からの値下げ機種についてこの記事でまとめてみようと思います。
月々サポート増額で旧機種が値下げ
11月1日より主に2016年夏モデルや15年の冬モデルを中心に、月々サポートの増額が行われています。
主に新規と機種変更での月々サポートの増額が行われ、5,000円~30,000円近い増額がされているのを確認できます。
まずはこちらの料金表で新しい価格を確認してください。
機種 | 11月からの実質価格 |
---|---|
Xperia Z5 SO-01H | 15,552円 |
Xperia Z5 Compact SO-02H | 15,552円 |
Xperia Z5 Premium SO-03H | 25,920円 |
Xperia X Performance SO-04H | 20,736円(冬のおとりかえ割込み) |
Galaxy S7 edge SC-02H | 43,416(冬のおとりかえ割込み) |
AQUOS ZETA SH-04H | 25,920円(冬のおとりかえ割込み) |
arrows NX F-02H(MNP含む) | 15,552円 |
Xperiaシリーズが一段とお買い得に
この中で特にお買い得となっているのがXperiaシリーズの3機種です。
まず一つ目がXperia Z5 compactが機種変更実質価格が15,552円となっています。これまでの販売価格よりも1万円以上割引が増額していることになります。
ドコモにおいて15,552円という価格は648円、10,368円という現状最安に近い価格帯に次ぐ安さの販売価格となるため、そういった価格で人気のXperia Z5 compactが購入できるのは嬉しい内容です。
ドコモのコンパクトモデルではAQUOS Compactがこれまで最安でしたが、それと並ぶ価格にいよいよXperiaも落ちてきました。
ちょうどXperia X compactの発売と重なりますが、Z5cはSnapdragon 810とCPU面で、XcはRAM3GBとメモリ容量の面でそれぞれスペックが上がっています。どちらの性能を優先するかは悩ましいところですが、ゲームや動画を楽しみたい場合はZ5cのほうが快適になる場面がアプリや動画ファイルによっては出てくるでしょうか。
あとはカラーリングやデザインの面でコンパクトモデルはXc以外にも安く契約できるスマホの選択肢が増えたと捉えられます。
このXperia Z5 compactに5,184円プラスすることで、Xperia X Performanceも機種変更で安く契約できるようになっています。月々サポートの増額と冬のおとりかえ割が適用されることによって、こちらも機種変更価格としては通常のAndroidスマホの中でも安く販売されることになりました。
最新モデルのXperia XZと比べると画面サイズが小さくバッテリー容量も少なくなってしまっていますが、それ以外では特にスペック面での見劣るところは少なく、デザイン面や型落ち扱いが気にならなければこちらでも十分に代用可能でしょう。
発売からまだ半年ほどのハイスペック機種ですので、最新モデルとの比較を考えない単体で見ると、この機種変更価格の下がり方はかなりお買い得な内容であることは確かでしょう。最新モデル提供のサイクルが早すぎて、夏モデルなのに型落ち扱いがされてしまいますが、そこさえ目をつぶればハイスペックな格安機種変更モデルとして在庫の多さ含めて魅力的な機種です。
そしてこのXperia X Performanceに更に5,184円をプラスすると機種変更できるようになるのが、Xperia Z5 Premiumです。
発売時にはほとんど月々サポートが付かず、実質価格も7万円近くしていたこの機種も、ついに機種変更で25,920円と比較的に安価で手の出しやすい価格になりました。この価格単体では決して安いとは素直には言えないものの、これまでのXperia Z5 Premiumの価格の高さとその価格の推移を考えると大分安くなったと言える状態です。
1年ほど前の機種にはなるものの、一部コンテンツで4K表示が可能など最新のモデルにもない機能を有したプレミアムモデルとなっているので、前々から欲しかったけど実質価格の高さから手が出せなかったという方には在庫的にもラストチャンスとなるでしょう。
価格は高めですが最初で最後っぽいこの安売りは見逃せない内容です。
その他の特価機種ではNexus 5xやタブレットのdtab Compactが狙い目
というわけで上記のスマホがこの11月に値下げされた機種になります。Xperiaシリーズをはじめとして1年以内に発売されたスマホがどれも機種変更や新規契約がしやすくなっています。
またこの値下げとは関係なく、特価スマホがまた別に用意されているのでこれから安いスマホへの機種変更を考えていた方はチェックしてみると良いでしょう。
まず同じ機種変更ではドコモ最安の実質価格となる648円をつけるスマホとして、Nexus 5xの在庫がまだある状況です。スペックの高さに比べると価格設定が驚くほど安くなっています。
一括では9万円を超えるため、2年間の利用を前提にした割引込みでの運用をしないといけませんが、2年間使えば実質648円で済むというのは頻繁にスマホを変えるような使い方をしない方にとっては良い契約内容でしょう。防水やおサイフケータイなどの機能がないシンプルなハイエンド級スマホですが、コストパフォーマンスは非常に優れています。
もう一つ特価機種化しているのはデータプランで2台目以降に追加できるdtab Compactです。
こちらは実質0円どころか実質マイナス2万円という金額で売られています。一括でも10,368円と端末購入サポート込みながら非常に安いものになっているので、販売価格も毎月の割引も非常にお買い得な内容になっています。
タブレットということで追加での新規契約という形にはなりますが、今回値下げされたコンパクト機をカバーする形で大画面端末を追加するというのも運用としては面白いかもしれません。
以上のように今回値下げされた機種やこれまでも安かった機種含めて、ドコモで契約しやすいスマホが増加していますので、機種変更を考えていたユーザーはこちらの契約もチェックしてみてください。
ドコモでは今回の値下げで生まれた特価機種含めて、ここでは紹介していないF-03HやDM-02Hなどの機種を「お買い得機種」としてまとめて特設ページを設けています。こちらも安い機種の確認に役立つので、ぜひ目を通しておいてください。
なお機種変更の際にはドコモオンラインショップを相変わらずおすすめしています。