Xperia XZ Premiumを手に入れて、ある程度のレビューを実施しました。
Xperia XZ Premium実機レビュー(SO-04J) 評判・評価を知りたいなら
基本的にこのXperia XZ PremiumはこれまでのXperiaに比べて、発熱がほとんど感じられないレベルに進化し、それによって電池持ちも大きく改善、動作全般もS820機種から大きな進歩を感じられるサクサクっぷりとなっていて、非常に満足感の得られるスマートフォンだ、と評価しました。
ただ使っていく中でXperia XZ Premiumの不満点として感じたところに、ディスプレイ表示において文字やアイコンなどが全体的に大きすぎる、というものがあります。せっかくの5.5インチの大画面なのに関わらずアイコンのサイズや各種アプリや画面の文字までが大きくなり画面全体を占めてしまい、大画面のメリットである情報量の多さなどが得られない状態になっています。
こちらはXperia XZ Premiumを使っていて不満に思う方が多いのではないかと思うので、このポイントの改善方法なんかをこの記事でまとめてみようと思います。
アイコンのサイズ、アプリ配置のグリッド変更
まず最初にXperia XZ Premiumを触ってみて感じるのは、「大画面だけどアプリアイコン大きすぎ。開放感とか余裕がない窮屈なホーム画面だな」という点かと思います。(というか自分はこの点が特に気になってしまいました。)
Xperia XZ Premiumはせっかくの大画面、せっかくの端末の作りこみや高級感といったものがあるにも関わらず、デフォルトのホーム画面はかなりダサい、野暮ったい見た目になってしまっています。
同じ春モデルの目玉であるGalaxy S8+と並べてみても、画面サイズのみならずホーム画面のスッキリとした感じでもアイコンやらアプリ間の幅が狭すぎて負けているのを感じられます。
このホーム画面の野暮ったさはせっかく性能も良くなって高級感もあり、10万円近くの価格を支払って購入したスマホにあるまじき姿かと思うので、この野暮ったさをまずは解消しましょう。
アプリアイコンの大きさを小さく
アプリアイコンの変更はホームボタンの何もないところを長押しし、そこに出てくる設定という項目をタッチして変遷した設定画面より、アイコンサイズを【小】にすることで変更することが出来ます。
これを行うだけでホーム画面がかなりスッキリすることになると思いますので、だいぶ見た目が高級機らしいものに変わります。
アプリのグリッドも変更して余裕のあるホーム画面に
またこのXperia XZ Premiumから(?)は、グリッドの指定も自由にできるようになり、デフォルトの4×5のアプリ配置の他にも5×5というアプリ配置に余裕のあるグリッド幅を選択することが出来るようになっています。
先ほどと同じくホーム画面を長押しすると設定する項目が出てくるので、そちらから変更することが出来ます。
こちらも変更することでより野暮ったさというものが弱まるので、個人的にはXperia XZ Premiumを購入後に変更してもらいたい項目となっています。
画面サイズは開発者オプションからの変更で更に小さく
そして本レビューのところでも触れましたが、この表示を更に小さくしてくれてアプリ内やサイト表示の1画面内に多くの情報量を得られる設定項目があります。
それが設定項目の画面設定内にある表示サイズという部分です。こちらをもっとも小さいものにすることで、表示される情報がホーム画面のみならず、各種アプリ内でもっと多くなることになります。
画像の見本のように右側3つの表示サイズが元々用意されており、おすすめしている【小】サイズにすれば多少文字は小さくなるものの表示される情報全般が増えるので、大画面スマホの特性を大いに活かすことが出来ます。
ただ個人的にはこの【小】でもまだ情報量が少ないと感じているため、ここから更に表示サイズを小さくする設定を行っています。それがレビューの本記事でも書いた開発者オプションからの表示サイズの更なる縮小化です。
端末情報からビルド番号を複数回タッチして呼び出せる開発者オプションの項目の中に、【最小幅】という項目があるのですが、そちらを大体480~530ぐらいの値を入力することによって、より表示サイズが小さくなり疑似的なXperia Z Ultra的な表示になったXperia XZ Premiumを手に入れることが出来ます。
これによってXperia XZ Premiumの大画面は多くの情報を1画面に表示することのできるスマホへと生まれ変わります。
ホーム画面の野暮ったさというものがなくなるため、Xperia XZ Premiumを購入して貰ったらまず変えてみてほしい設定項目です。