今回は最近解約金の改定が入ったSoftBankのプリモバイルについて紹介したいとおもいます。
プリモバイルとプリスマは月額料金が不要な、プリペイド式ケータイ電話・スマートフォンです。プリペイド式なので使わない時の月額料金などはかからない仕様となっています。
今回はこのプリモバイルとプリスマに関してMNP弾として利用した際の費用について計算してみたいとおもいます。
今回は9月28日に改訂された解約金の金額と期間を想定したプリモバイル/プリスマMNP弾について考えてありますので、参考にしてみてください。
購入費用は安いが・・・
まずプリモバイル/プリスマを契約するため費用についてご紹介します。まずはプリモバイルからです。プリモバイルは新規での購入時に3000円分のチャージが必要です。さらに本体代金がここに上乗せされます。
一番安い740SCだと本体代金が2000円ほどで、購入費用は以下のようになります。
- 約2079 : 740SC本体代
- 3000 : チャージ代
- 0 : 契約事務手数料(キャンペーン中で無料)
- 5079円 : 合計
現在、契約事務手数料は無料キャンペーン中なので3150円が0円になっています。そうなると、チャージ代と本体代だけが契約に必要な費用になるので5,079円となります。一部のお店では、この本体代金が980円になっており、3980円で購入することもできます。ですが、これはヤマダ電機や一部のお店でしかやっていません。
1年以内のMNP弾には高額な解約金が
次は円で購入したプリモバイルをMNP弾として利用する方法です。MNP弾として使う場合、1年以内の解約には解約金がかかります。また3ヶ月以内のMNP転出の際は転出事務手数料が2倍以上の5250円になります。9月28日以降の解約金で購入直後にMNP弾として利用した場合を計算したのが以下のようになります。
- 20790 : 解約金
- 5250 : MNP転出事務手数料
- 26040円 : 合計
ここに先ほどの契約費用がかかるため、総費用はなんと31119円となってしまいます。これではMNP弾としては高すぎるため、利用しない方が得策と言えるでしょう。
一方で1年間寝かせれば、プリモバイルの解約金はかかりません。そうすると以下のようになります。
- 0 : 解約金
- 2100 : MNP転出事務手数料
- 2100円 : 合計
ということで1年後には2100円で使えるMNP弾となります。1年間待つというのは大変根気のいる作業ですが、メインのMNP弾をスマホ電話SIMにしておき、プリモバイルを寝かしておくというやり方がいいでしょう。
9月28日以降、プリモバイル/プリスマのMNP弾としての有効性はかなり低くなってしまいましたが、家族名義で契約し、地道に解約金がかからない期間まで寝かしておくという方法はまだ使えますので、そうした方法ならば活用のチャンスはまだあるとおもいます。SoftBankのオンラインショップでプリモバイルを購入すれば、家族名義でも簡単に買えることでしょう。1年間じっくり寝かせて、欲しい機種が安くなったタイミングで家族と一緒に携帯電話を買いに行きましょう。