12月9日より一括648円で販売されるdocomoのオリジナルスマートフォン『MONO MO-01J』。
こちらのスマホは端末購入サポートによる14ヶ月縛りこそあるものの、特にそれ以外は難しい購入条件もないので、多くのユーザーが一括648円という低価格で機種変更等の契約が出来るということで話題になっています。
648円スマホのMONO MO-01J、価格の仕組みと同価格のNexus 5Xとの違い
1,000円以下での販売、dポイントを使えばもしかしたら実際に支払うのはワンコイン以下だったり一括0円購入も可能になってくる安さで購入できるこのスマホについて、今回は価格と共に気になる情報である維持費についてまとめてみたいと思います。
実際にMONO MO-01Jを一括648円で購入した後に、運用費としてどれくらいの料金がかかるのかをまとめています。そしてそれらの料金を安くする方法についても少しだけですが考えているので、MONO MO-01Jを購入する方・購入した方はぜひ実践してもらって運用コストを下げてみてください。
MONO MO-01J維持費
それでは早速MONO MO-01Jの維持費についてひとまとめに紹介したいと思います。
まず今回のMONO MO-01Jは月々サポートの適用が0円ですし、端末の分割支払いも発生しないため、非常にシンプルな料金プランになっています。
構成されるのはいわゆるHPやパンフレットなどにでているような「見本」の料金プランと同じ形で、
- 基本料:(カケホ2916円orカケホライト1836円)
- ISP料金:(spモード324円)
- データパック:(540円~)
という3つの項目の料金の組み合わせがMONO MO-01Jの維持費の基本形になります。ここに更に追加でオプションを契約するようなら料金はあがりますが、基本はこの形だけで済みます。
この料金の項目をそれぞれの基本料とデータパックで契約した場合の維持費について、下記の表にまとめておきました。
MO-01J | シェアOP | データS | データM | ウルトラL | ウルトラLL | シェア5 | シェア10 | シェア15 | シェア50 | シェア100 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カケホライト (1,836円) |
2,700円 | ― | 7,560円 | 8,640円 | 10,800円 | 9,180円 | 12,420円 | 15,660円 | 19,440円 | 29,160円 |
カケホ (2,916円) |
3,780円 | 7,020円 | 8,640円 | 9,720円 | 11,880円 | 10,260円 | 13,500円 | 16,740円 | 20,520円 | 30,240円 |
維持費としてはこのような数字が並びます。
最安プランとなるのはシェアオプション契約が当てはまります。家族が別にドコモのシェアパックを契約している代表回線を持っていることが条件になりますが、それさえあれば2,700円という維持費も安い運用がMONO MO-01Jでは可能になっています。
シェアオプション以外になると最安プランの料金は7,020円からとなっており、あとは契約の組み合わせによって料金が上がっていく仕組みになっています。
一括648円で契約できるMONO MO-01Jの維持費は、ご覧のようになっています。
dカード GOLDで料金の10%をポイント還元すべし
月々サポートの適用が行われないため、プランによっては高く感じてしまう維持費が出てくるのがMONO MO-01Jの良くないところになってしまいますが、この料金をうまく安くする方法もあるので今回はそちらについても触れておきます。
MONO MO-01Jの維持費を上記の料金以上に安くする方法として一つ利用できるのは、「dカード GOLD」を使うという方法です。
dカード GOLDには特典の一つとして、ドコモの通信料の10%をdポイントとして還元してくれるという特典があります。こちらを使うことでMONO MO-01Jの契約で発生する少し高めな料金も、実質的に10%オフで運用できることになります。
特に今回のMONO MO-01Jの契約においては、端末価格で分割支払いが発生しない、月々サポートの適用によって料金が割引されないというdカード GOLDに非常に適した状態での契約が可能になっているため、現状最もdカード GOLDの特典を効率的に活用できるようになっています。
どういうことかというと、dカード GOLDのドコモの通信料から10%還元特典は、端末の分割支払いには適用されず、料金からの適用も月々サポートを引いた金額からというちょっと意地悪な条件があるため、
実質0円契約(月々サポート2,000円)で支払いが8,000円(税別)の契約と
一括0円契約で支払いが8,000円(税別) の契約だと
月々サポートの適用がされている実質0円契約では8,000円の料金からではなく6,000円の料金からがdポイント還元の対象料金になるという問題があり、対して同じ料金のはずの一括0円契約ではちゃんと8,000円の料金からdポイントの還元が行われるという内容になります。
要は月々サポートの適用がされている契約だとdカード GOLDの10%特典は実際に支払っている金額よりも安い料金からの還元になってしまう一方、月々サポートの適用がされていない契約かつ一括で支払いが済んでいる契約であればほぼ支払額と同額の料金から10%還元が行われるということになります。
MONO MO-01Jは販売の性質的に後者に属しており、端末価格も648円と余裕で一括支払いできるものになっていますから、支払う料金の税別時の金額によるものの大体600ポイント以上を毎月還元されることになります。
プランによっては毎月1,000ポイント以上がdカードゴールドによって還元されることになるため、MONO MO-01Jを利用していこうとお考えの際はdカード GOLDを一緒に持っておくのが賢いやり方の一つになるかと思われます。
dカード・dカードゴールドでドコモの通信費をよりお得に活用しよう iPhone 7契約でも役立つカード
長期契約者なら自動的にずっとドコモ割が適用
4年以上 | 8年以上 | 10年以上 | 15年以上 | |
---|---|---|---|---|
ウルトラシェアパック100 | ▲1000円/月 | ▲1200円/月 | ▲1800円/月 | ▲2500円/月 |
ウルトラシェアパック50 | ▲800円/月 | ▲1000円/月 | ▲1200円/月 | ▲1800円/月 |
シェアパック15 | ▲600円/月 | ▲800円/月 | ▲1000円/月 | ▲1200円/月 |
シェアパック10 | ▲400円/月 | ▲600円/月 | ▲800円/月 | ▲1000円/月 |
シェアパック5 | ▲100円/月 | ▲200円/月 | ▲600円/月 | ▲800円/月 |
ウルトラデータLLプラン | ▲200円/月 | ▲400円/月 | ▲600円/月 | ▲800円/月 |
ウルトラデータLプラン | ▲100円/月 | ▲200円/月 | ▲600円/月 | ▲800円/月 |
データMプラン | ▲100円/月 | ▲200円/月 | ▲600円/月 | ▲800円/月 |
データSプラン | ▲600円/月 | |||
らくらくパック | ▲600円/月 |
これ以外に料金を安くできる方法としては、4年以上の契約をドコモとしていることで適用される『ずっとドコモ割』を利用することが挙げられます。
ずっとドコモは長期契約者優遇特典の一つです。4年以上/8年以上/10年以上/15年以上という契約期間で分けて、それぞれの契約年数と契約プランに応じて割引が毎月適用されるものになっています。
終了期間は決まっておらず、現状4年以上契約していて対象のデータプランを契約していればそのまま毎月割引が続いていくという特典です。
こちら次第ではMONO MO-01Jの料金を少しではありますが安くすることが出来ます。
なおこのずっとドコモ割は子回線は対象外で代表回線のみが適用可能です。そして先ほどのdカードゴールドの10%還元の判定は割引適用後の料金からになります。
以上がドコモの格安スマホとして販売されるMONO MO-01Jの維持費と、その維持費を少しですが安くする方法になります。
MONO MO-01Jを契約する際にはこれらの割引やdカードのサービスなどを活用してみて下さい。
また購入価格を抑えたい場合はドコモオンラインショップでの機種変更などを利用すると、頭金などの諸費用が0円になるのでこちらもお得です。
ドコモオンラインショップでの機種変更のススメ 3つの大きなメリットと契約手順について