iPhone X、iPhone 8の発売に向けて各キャリアiPhone 7の安売りを始めています。
機種変更ではドコモやauといったところが1万円台の安価な価格で販売し始めていますが、今回はMNPでの安売り状況というものを確認してみたいと思います。
MNPで現在iPhone 7の契約に関する内容が各キャリアどうなっているのかを見ていきましょう。
3キャリアのiPhone 7のMNP価格
まずは3キャリアのMNP価格から。
ドコモ | au | SoftBank | ||
iPhone 7 | 32GB | 15,552円 | 10,800円 (実質・一括) |
10,800円 (実質・一括) |
128GB | 21,816円 (クーポン利用) |
22,320円 (実質・一括) |
22,320円 (実質・一括) |
|
256GB | 23,760円 (クーポン利用) |
???円 | 29,760円 (実質・一括) |
|
iPhone 7 Plus | 32GB | 23,760円 (クーポン利用) |
24,480円 (実質・一括) |
24,480円 (実質・一括) |
128GB | 35,424円 (クーポン利用) |
36,240円 (実質・一括) |
36,360円 (実質・一括) |
|
256GB | 37,368円 (クーポン利用) |
37,440円 (実質・一括) |
43,800円 (実質・一括) |
価格は一応オンラインショップ準拠です。
ドコモ、auとSoftBankの3キャリアともサポート付きで一括購入が可能になっています。ただauとSoftBankはサポートなしでの契約もすることができ、au、SoftBankのオンラインショップではサポートなしの実質価格での契約が用意されています。どのキャリアのMNPも1万円台からの価格で販売となっています。
ドコモの販売価格については当サイトで配布しているクーポンを適用させた価格となっているので、もしこちらの価格で契約しようという場合にはお使いください。
ドコモのiPhone 7、そして新型にも使えるかもしれない当サイト限定割引クーポンを配布中 | スマホ辞典
また一部では32GBもしくは256GBの販売を在庫限り・終了しているキャリアもあるので注意してください。
以下ではそれぞれのキャリアの特長についても紹介していきます。
ドコモのiPhone 7 MNPは14ヶ月の縛り
ドコモのiPhone 7 MNP契約は端末購入サポートが付けられての一括化となっています。
この契約では安く一括で購入できる代わりに、短期的な契約解除料が発生してしまいます。
今回の一括価格でMNPした場合には12ヶ月(カウント開始・終了月の関係上実質14ヶ月)の間だけ解約金が増額されてしまい、期間内に解約はおろか機種変更や100日以内のSIMロック解除を行った場合でもペナルティが課せられます。
このペナルティの金額が選んだモデルにもよりますが約3.5万円という解除料がかかってしまうので、短期間でMNPを繰り返したりしようと計画している場合には適さない契約になっています。
このペナルティとなる解約金・契約解除料は、回線の契約解除料10,260円とはまた別に発生してしまうので、この縛りが残っている間に解約やMNPなんてことをしてしまうと高額な負担が生じてしまうので注意してください。
iPhone 8の価格、それにiPhone Xの価格が高めの中で、iPhone 7はMNP/機種変更ともに安い価格をつけているため、現在ほとんどの在庫が取り寄せ必要な状態ですが、まだ入荷予約をすれば手に入るので、端末購入サポートに注意しながら安いうちの購入をしてみて下さい。
auのiPhone 7 MNPは12ヶ月縛りの短期解約金あり
auはオンラインショップだと実質価格で2年間の利用を前提とした価格が反映されています。
一方で店頭のショップなどでは実質価格での契約の他に一括での契約をすることが出来ます。こちらはMNPau購入サポートという割引が効いての一括化がされています。
ほぼ形式としてはドコモの端末購入サポートと同じです。
一括で安くする代わりに12ヶ月間は短期契約解除料が設定されて解約などの契約変更にペナルティが課せられます。
公式ではまだMNPau購入サポートの解除料などは公表されていませんが、約2万~3.5万円という金額で見ていけば問題ないでしょう。
ドコモの端末購入サポートと違うのは、auの場合毎月解除料が減っていくため、仮に12ヶ月経たずに解約したとしても多少は負担が減ります。
一括での販売は店舗での契約が中心です。その際にキャッシュバックなどが貰える可能性があるため、auのMNPの契約は店舗のほうが良いでしょう。
SoftBankのiPhone 7 MNPは24ヶ月の縛り期間
SoftBankもauと同じくオンラインショップだと実質価格、店舗では一括購入割引が適用されての契約という形になっています。
一括購入割引は短期契約解除料がかかる期間が2年間と、もはや全然短期ではない期間縛られることになります。このためSoftBankのiPhone 7へと一括購入割引を付けた状態でMNPした場合には、2年間継続して運用していくことが必要になってきます。
短期契約解除料もSoftBankの場合非常に高額で、モデルにもよるものの6~7万円が発生してきます。毎月2,000円台後半から3,000円ほど解除料が減っていきますが、それでも1年以上は高額な解除料が継続し続けてしまうので、2年間解約しない運用というものが求められます。
なお一応サポートの発言では一括購入割引中も機種変更は問題ないとのことなので、この点では動かしやすいようにはなっています。
3キャリアの中で縛りとしては一番厳しいものになっているので、長く使う予定があるかどうかをしっかりと考えながら契約する必要があります。
SoftBankでも一部代理店でキャッシュバックを実施しているので、au同様にMNPで契約するなら一括購入割引の短期契約解除料があったとしてもそちらで契約したほうがいいかもしれません。
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長期運用が前提の安さ
今のMNPで安くなっている機種というのは、昔のMNPのイメージで契約するとちょっと融通の利かない契約というものになってしまいます。
どれも数ヶ月後に再度MNP出来るようなものではなく、最低でも1年の長期利用が前提となる契約ばかりが一括購入時にはかかってしまいます。
そのため安く手に入れるには長期での運用をあらかじめ考えておかないといけません。
安く買って安く寝かしたりといった使い方はドコモのシンプルプラン+シェアオプションぐらいしかないので、基本的には安く買ってそこそこ高い維持費で長く使う、というのがこのiPhone 7 MNPの各キャリアの案件となります。auやSoftBankの場合はキャッシュバックがあるので、それ込みで考えると維持費も実質的に安くはなるのですが。
というわけでiPhone 8、iPhone Xが控えるなかで始まっているiPhone 7のMNP価格・値下げについての情報をまとめてみました。契約の際には解約金とはまた違う高額な短期契約解除料の縛りについて注意しながら契約するようにしてください。