今年度は総務省のお叱りの話題やdocomoの方針転換があったことで、iPhone 6もしくは6 plusのMNP一括0円は遅くなるのではないかと言われてきました。事実過去には12月の年末あたりからちょくちょく安くなりはじめていたiPhoneも、今回の6において安くなる気配というのは例年に比べて低く感じました。
年度末となる1月〜3月の間に一括0円にならないと、4月以降は一旦値上がりする傾向があるため、この期間の内にiPhone 6のMNP一括0円が始まらないと来月以降も安くならないと心配していたのですが、ようやく3月になってから「無条件ではないものの」一括0円での販売が広く確認できるようになりました。
注意してもらいたいのが、このMNP一括0円は無条件で何処でも行われているわけではありません。よほど特殊な「当たり」の店でもない限り、無条件で0円の契約というの一般的ではありません。
今iPhone 6を一括0円で契約出来るのは、よほどのことがない限りは条件がついてきます。ただこの条件もキツいお店から緩いお店まで千差万別あるため、一概に「0円の条件はコレだ!」とは言えません。
複数の条件の中でそのお店の利益率などを合わせて、どのレベルまで内容を落として行くかというのは店に依ります。
そのため個別のiPhone 6のMNP一括0円の条件は分かりませんが、お店が条件として挙げやすいものならそれぞれ列挙することは出来ます。
この記事では「条件付きiPhone 6一括0円」の中で、条件にされやすいキャンペーンの適用や施策の内容をそれぞれ解説してみようと思います。
これを参考にしてもらって、自分が適用出来る施策について把握することで、それを条件としている店舗を探してiPhone 6を0円で契約したり、あるいは近くの店で適用可能なキャンペーンを申告して交渉するというのが出来るでしょう。
3月も残り少なくなってしまいましたがこれからiPhone 6のMNP一括0円を探そうとしている人は、ぜひこちらの記事から適用可能なものを把握しておいて、店側とのスムーズな意思疎通から契約に臨めるようにしておきましょう。
キャリアによって異なるMNP一括0円
MNP一括0円、そしてその契約の条件について、その内容は販売キャリアによってそれぞれ異なっています。
条件の少なさでいうと、SoftBankやauは結構MNP一括0円の条件は緩めと言えます。適当に入った家電量販店や携帯ショップで、好条件での一括0円契約がしやすくなっています。
対するdocomoはかなり条件に幅があります。あちらの店では緩くてもこちらの店では厳しい、なんていうのは普通に起こり得ます。店舗によって大きく契約に関する条件が違うのがdocomoの特徴です。
しかしその一方でiPhone 6の一括0円がMNPに限らず新規でも可能な場合があります。新規でも一括0円というのはSoftBankとauではまず見当たりませんが、docomoにおいては条件次第では可能になっています。
契約のしやすさはSoftBankとauに軍配があがりますが、新規というハードルの低い契約も可能なdocomoは、MNP不要という大きなメリットが存在する契約方法になるでしょう。
ただこちらの場合は0円を探すと途方も無いため、一括2~3万円でも良しとしないと契約するタイミングを逃してしまうかもしれません。
SoftBank
それではここからそれぞれのiPhone 6、MNP一括0円の契約に関わる各種のキャンペーン施策や条件について解説をしていきましょう。
一応ですが今回は契約しやすい順、で紹介するキャリアを並べています。
もしもキャリアを問わないMNPで安くiPhoneを契約したい人は、
SoftBank>au>docomoという優先度で探していけば、iPhoneのMNP一括0円は契約しやすくなるでしょう。
例えばMNP弾としてMVNOの音声プランをMNP用の踏み台にする予定ならば、SoftBankとauを重点的に探せば、苦労せず契約が可能になるかと思います。
最初の条件解説はSoftBankから始めたいと思います。
一括購入割引
- 条件:MNP一括契約
Softbankでは公式サイトやオンラインショップで発表はしていませんが、実店舗の携帯ショップの中では「一括購入割引」をiPhone 6,6 Plusに適用させています。
iPhone 6とiPhone 6 Plusに適用されている一括購入割引では、Androidに適用されていたものと少し趣が違っており、月月割の減額というのが起こりません(iPhone 5sには発生)。
そのため高額なMNP向けの月月割を受けられるため、維持費用が高騰するような心配はありません。
一方で一括購入割引の契約解除料というものはAndroidのものよりも上がっています。
iPhone 6,6 Plusは一括購入割引で2万1600円の値引きが公式的に発生しますが、月月割が下がらない分短期的な契約解除料は3万2400円に上がります。
短期的な契約解除料は発生してしまいますが、そもそも解約やフラットプラン外しを行わなければ気にしなくてもいいため、普通に使う方にとっては契約するだけで割引が発生する助かるキャンペーンになっています。
iPhone with music
- 条件:iPhone契約
つい最近始まったキャンペーンです。
MNPに限らず新規や機種変更でも適用できるキャンペーンで、iPhone契約によってSoftbank限定モデルのイヤホンかもしくは割引が受けられるというキャンペーンです。
機種変更ですとurBeatsインイヤーヘッドフォンかiTunes Card5000円分ですが、新規もしくはMNPになるとイヤホンかもしくは1万800円分の通信料割引、あるいは直接の一括値引きかを選べます。
一括契約の金額から直接の値引きを受けることでMNP一括0円に近づけているショップもありますが、このキャンペーン無しでも一括0円にしているショップもあるため、その場合には通信料割引を選択して毎月の維持費用を安くすることも可能です。
可能ならばこのキャンペーンを使わずにMNP一括0円をしてくれているところを探して、通信料の節約が出来るようにしたいところです。
のりかえ下取りプログラム
- 条件:移転元のケータイを下取り
去年はあまり重要視されてきませんでしたが、今年は各キャリアとも「下取り」の活用が維持費用や一括価格を下げるためには絶対に活用しておかないといけないキャンペーンになっています。
Softbankの場合は購入価格には関係なく、通信料の値引きに利用されます。
一番安い下取りでも1万800円分、24回に分けられるので1ヶ月あたり450円が維持費から引かれていきます。
うまい活用方法としては型落ちしたガラケーを提出して割引を受けることです。指定端末以外のスマートフォンやガラケーは1万800円の割引が受けられるのですが、スマホの場合は端末によっては白ロムとして売ったほうが高値になる可能性があります。
ですがガラケーだと白ロムの売却金額として1万円以上つくことは珍しいので、下取りに出すことで普通に中古として売るよりも得をすることが可能性としてあります。
auの下取り項目でも書きますが、場合によっては審査を突破できるジャンクケータイを買ってきてそれを下取り用に提出することで、購入金額以上の割引を受け取るというやり方もあります。
家族まるごとスマホキャンペーン
- 条件:2台同時契約
こちらはいわゆる「2台同時」契約に関するキャンペーンです。
公式的には2種類の内一つの特典を選ぶことが出来ます。通信料金からの複数回にわたる割引か、Tポイントをキャッシュバック的な扱いにして一括付与されて利用できるという内容です。
25歳以下の方が2台以上同時特典の組み合わせに入ると、1台につき最大1万800円分の割引を受けることが出来ます。
この公式的な2台同時による割引キャンペーンのほかに、特に名前はついていませんが単純にキャッシュバック=値引きを増やしているショップもあります。
これはauやdocomoでも同じように行われていますが、Softbankの場合には特に名前はついてないかと思われます。
割引の金額は大体1台につき1万円分の増額となります。2台同時になると格段にiPhone 6の16GBでしたら他のキャンペーンと併用でMNP一括0円が期待できる内容です。
のりかえ割
- 条件:MNP契約
こちらも特典内容的には家族まるごとスマホキャンペーンに似ています。通信料の割引かTポイントの付与が選べます。
スマ放題に比べるとホワイトプランのほうが特典的には豪華なものを選べます。
スマ放題は約1万円分、ホワイトプランは約2万円分の特典を割引かTポイントの付与から選べます。
Tポイントの付与をキャッシュバック特典のようにみなすことも出来ますが、基本はこの特典関係なくMNP一括0円で契約できる場合が大半です。副次的な特典として考えることが出来るでしょう。
Softbankのまとめ
SoftbankはMNP一括0円に直結するようなキャンペーンというものは少ないながらも、現時点でMNP一括0円を家電量販店などを中心に確認することが出来ます。
MNPするだけで値引きされるキャッシュバック的要素の力が強いため、数個のキャンペーンが適用できれば0円での契約だけでなく、毎月の維持費用もおどろくほど安くなります。
ホワイトプラン | 1008 |
---|---|
S!ベーシックパック | 324 |
パケットし放題フラット for 4G LTE | 5616 |
月月割 | ▲2920 |
のりかえ割 | ▲1008 |
家族まるごと(10ヶ月間) | ▲1080 |
iPhone with music(10ヶ月間) | ▲1080 |
下取り | ▲450 |
合計 | 410円 |
試しにホワイトプランでの料金を計算してみました。家族の学割を使える場合はのりかえ割が消えますが同等の割引が入ります。下取りは最低限の割引で計算しています。家族まるごとスマホ割は10ヶ月間の期間限定です。光回線と組み合わせたスマート値引きは考慮していません。iPhone with musicキャンペーン非適用で一括0円の契約を拾えた場合を想定しています。
そうすると一例ではあるものの、410円で使える(10ヶ月間限定)可能性もSoftBankの場合は出てきます。
au
続いてはauです。
auでもほぼSoftBankに近いキャンペーンや施策が行われており、MNPならば一括0円を緩い条件で契約することもできます。
通信料割引系のキャンペーンが少ないため、SoftBankに比べると毎月の支払は高くなりがちです。
下取りプログラム
- 条件:移転元のケータイを下取り
auでも下取りをおこなっているのですが、auの場合はこの下取りがMNP一括0円に近くなるようにするためには非常に重要な役割を果たします。
というのもauの場合は、auショップ等でその場で下取りがされて、それを直接本体代の割引にその場で適用させることが出来ます。そのため下取りを利用すればMNP一括0円になるというショップも多く存在します。
そのため一部では下取り用にdocomoやSoftBankのガラケーの白ロムをあえて購入することで、この下取りによる値引きの増額を活用しようとしている動きもあるようです。
a○ 下取りプログラム(乗りかえ)専用端末 として「docomoのガラケー」「SoftBankのガラケー」数十台準備しました。見て確認してからお願いします <(_ _)>
— モバイルヘッド (@mobileheadakiba) 2015, 3月 14
ガラケーの下取りは3月31日まで最大1万800円まで下取り金額が付きますので、これを数千円あるいは数百円で買った白ロムを提出することで特典を利用しようとしているようです。
対応している店舗ならその場で即時反映されるため、一括価格を小さくしたい場合には活用を意識しておきたいキャンペーンです。
家族auスマホセット割&家族スマ得キャンペーン
- 条件:2台同時契約
auの「2台同時」向けのキャンペーンは2種類あります。
ほぼSoftBankと同じような、というよりもSoftBankが模倣したのですが、2台同時契約によって1台につき1万円(時期によっては更に増額)のキャッシュバック増額や値引きを増やしてくれる家族auスマホセット割。
そして公式的なキャッシュバックキャンペーンとして、au walletに1台につき最大1万800円のチャージをしてくれるU25 家族スマ得キャンペーンがあります。
U25 家族スマ得キャンペーンはMNP一括0円には直接関係してきません。後日au walletにチャージされるためです。
直接関係してくるのは2台同時の家族auスマホセット割と下取り、あとはベースとなるMNPキャッシュバックor値引きがいくらぐらいかというのが、MNP一括0円で契約できるかどうかを左右する施策でしょう。
探しやすいのは2台同時の契約内容ですので、家族の回線やMVNOの音声回線などを用意しておいたほうが確実かもしれません。
2台同時かつAndroidとの組み合わせになると簡単にiPhone 6はMNP一括0円になります。更にAndroid端末も0円ですし、キャッシュバックも付いてくるでしょう。ただその代わりAndroid端末の維持費は高くなってしまうので注意が必要です。
auにかえる割Plus
- 条件:MNP契約
直接の値引きではありませんが、通信料からの割引かもしくは公式キャッシュバックが得られるMNP特典もあります。
auにかえる割Plusは基本料934円のLTEプラン契約時には2年間基本料を無料に、通話料が定額のカケホとデジラを契約時にはau walletに1万円のチャージバックが行われます。
au wallet クレジットカード
- 条件:申し込み
これは一部特殊な契約の一つですが、オプションとしてau wallet クレジットカードへ登録することによって、その成果報酬を値引きの一部として反映させる携帯ショップがあるようです。
どの程度が割引金額として反映されるかはちょっとよく掴めていませんが、単独でMNP一括0円契約を出しているauショップで見られる契約条件になっています。
auのまとめ
下取りの効果が高いため、手元にあるかもしくは下取り用に不要なガラケーを用意してMNPすることでかなりiPhone 6のMNP一括0円は契約しやすくなるのではないでしょうか。
恐らく4月以降は下取りの基準金額が減額されることになるでしょうから、活用する場合には3月中がベストのような気がします。
Softbank同様にMNPするだけで値引きが大きく発生するため、各キャンペーンを使わなくても一括2万円ぐらいで契約できます。どのキャンペーンも当てはまらなくても適度な金額で一括契約することが出来るキャリアです。
LTEプラン | 1008 |
---|---|
LTEネット | 324 |
LTEフラット | 5616 |
毎月割 | ▲3015 |
auにかえる割 Plus | ▲1008 |
合計 | 2925円 |
料金プランはLTEプランでの契約にしてみました。固定回線と連動するauスマートバリューは適用させていません。
docomo
最後はdocomoです。
最初のほうでも触れましたが、docomoは緩い条件で一括0円で契約できたりする店がある一方、大体は厳しい条件が0円の契約には必要となりやすいです。
また新規一括0円も出てきていますが、これも条件は厳しくなりがちです。
基本は2台以上同時契約でないとMNP一括0円は厳しく、パケットパックの指定もあるため、家族全員で乗り換えることを前提としたほうが良いかもしれません。
iPhoneデビュー割
- 条件:新規・MNP契約
前回機種変更でiPhoneが安く買えてしまうという記事でも主要な割引として紹介したiPhoneデビュー割は、MNPや新規でも同じように重要なキャンペーンになっています。
新規とMNPの場合はそもそも機種変更の3ヶ月規制など関係無いため、自動で適用されます。
iPhone 6,6 Plusをdocomoが「機種変更」で公式大特価販売中 iPhoneデビュー割で | スマホ辞典
このキャンペーンによって実質的にdocomoにおけるiPhoneの定価はiPhone 6も6 Plusも16GBで60912円~ということになります。
家族まとめて割
- 条件:2台同時契約
docomoの「2台同時」キャンペーンになります。
2つの特典が用意されており、一つは本体からの直接的な値引き、もう一つは通信料からの割引です。適用には月々サポートがついた端末がペアにならないといけません。
本体価格からの値引きは、MNPの場合は1台につき2万1600円というかなり高額な金額が割り引かれます。2台以上が確実に絡むキャンペーンですので、1台だけでの契約と比べると単純に4万3200円も特典に差が生まれるということになります。
値引きの金額が金額ですので、MNP一括0円の契約には適用がほぼ必須のキャンペーンです。
値引き以外にも条件を満たした場合には追加で通信料に割引が入ります。
シェアパック15以上を継続して契約した場合、シェアグループの代表回線から1万800円が割引されます。
シェアパック15は後述するように契約条件としても出されやすいプランなので、この割引の適用は副次的についてくるものかと思われます。
おかえりボーナス
- 条件:移転元の番号が過去docomoに登録されていること
一時期は転出超過に悩まされたdocomoですが、そうした一度離れたdocomoユーザー向けに行っているのがおかえりボーナスというキャンペーンです。
過去にdocomoでの利用履歴のある回線で再びMNPで戻ってくることによって、1万800円分の値引きが行われます。
前々からMNPで安い時ごとに契約していた方には使いやすいキャンペーンになるでしょう。
ここまでの公式的な値引きの適用を受けた場合、MNPでiPhone 6 16GBは一括3万円まで購入金額を下げることが出来ます。
MVNOのdocomo回線の場合は適用されません。
下取りプログラム
- 条件:移転元のiPhoneを下取り
docomoも下取りを行っているのですが、他社ケータイはiPhoneであることが指定されています。
SoftBankやauのようにガラケーを捧げて1万円引きという比較的簡単なやり方は許してくれません。
iPhone 4S〜3GS辺りだと良質なジャンク品がゲオやブックオフにあったため、それらを下取り金額以下で購入してポイント用に提出するというやり方もあるようですが、めぼしい良コンディションの端末は数少なくなってきています。
iPhone 5以上だと中古白ロムの取扱店での買取のほうが高くなる場合のほうが多いので、普通に使う方にとって活用性は低いかもしれません。
シェアパック15
- 条件:特になし
割引が発生するというわけでは無いのですが、契約条件として多く見られるのが、パケットパックの契約をシェアパック15にする、というものがあります。
恐らくはお店側のインセンティブ関連の事情が強い契約条件であり、どれぐらいこのシェアパック15の契約で割引されるかは不明です。ですがMNP一括0円〜1万円ぐらいのお店はほぼこのシェアパック15(またはシェアオプション)というのが条件としては必須化しているため、この分の出費まで考えた上で契約を決めるようにしましょう。
docomoのまとめ
docomoでもベースになるキャッシュバックは行われていますが、金額は大きくなく1万円ほどあるかどうかというのが大半の店舗での状況です。
そのためMNPで一括2万円ほどで契約するにしても2台同時契約向けのキャンペーンを適用させるのが必須と言えます。
こうした中で一部ベースのキャッシュバックが高い店舗では一括0円が時々あるという程度なので、ただ単に0円のiPhoneが欲しいという場合には向いていないキャリアかもしれません。
カケホーダイ | 2916 | |
---|---|---|
spモード | 324 | |
シェアパック15/シェアオプション | 13500 | 540 |
月々サポート | ▲3078 | |
合計 | 13662円 | 702円 |
維持費用の計算にはシェアパック15の代表回線とシェアオプションの子回線という形で2台iPhone 6 16GBを契約した場合を考えて組んでみました。U25関連の特典を付けるともっと安くなるものの、普通の契約者向けに残されているのはこの持ち方ぐらいです。
もっと大量にiPhone 6をデータプランで契約することで、余った月々サポートを代表回線からの割引に充てることも出来ますが、それはちょっと普通の方には管理が大変になってくるかと思うので、ここでは省略させていただきます。
共通:光回線契約/25歳以下(学割)/クーポン
この他には3キャリア共通で(やっているお店はau以外は少ないですが)光回線の契約で値引きを増額するところもあります。
また同じく25歳以下を対象にした学割系キャンペーンを適用可能な場合には通信費からの割引はもちろん、値引きを発生させてくれるところもあります。
ただその具体的な値引きの発生金額というものがイマイチ各キャリアで掴めないでいるため、具体的な金額についてを出すことが出来ませんでした。
この光回線と25歳以下の条件というのも、個別に紹介できるぐらいに重要なMNP一括0円を契約するのに必要な条件ではありますが、具体的な数字を出せないためにまとめての紹介にさせてもらいました。
この他に主にdocomoやauではクーポンを利用して本体代から値引きするという方法も使えます。
docomoの場合は最近だと学生へ向けて路上でクーポン付きの宣伝パンフレットを配っています。
auだとケーブルテレビから送られてくることもあります。
またどちらもオークションサイトで値引額よりも安い金額で販売されていることもあるので、そちらを利用すればクーポンを利用してMNP一括0円に近づける契約をすることができるかと思います。
クーポン自体は条件にされる事がそもそも少ないので、上記のMNP一括0円契約の各種条件を満たすことが出来ない時に、補助的に利用するのが良いかと思われます。
注意点としては3月31日期限のクーポンが中にはあるので、そこは利用前に確認しておきましょう。
一応これらのiPhone 6でMNP一括0円の実現を助ける契約条件、あるいはキャンペーン期間は3月31日までとなっています。
3月ももう終わろうかというところでの特集で申し訳ないですが、あと一回土日もありますし契約にはまだ多少の余裕があるかと思われます。
4月以降については全くわかりませんが、予想としては下取り金額の大幅ダウンや一部キャンペーンの終了などで、一括0円を含め低価格での契約は難しくなってくるのではないかと思われます。3月中の契約をある程度意識して動いたほうがいいでしょう。
※2015年7月および8月におけるiPhone 6のMNP一括0円について追記しておきます。
上記の内容は2015年3月時点のものですが、2015年7月になってから各社再びiPhone 6のMNP一括0円がより契約しやすくなっています。主に必要な条件は上記に書いてあるものとそんなに基本は変わらないのですが、必要な条件自体は少なくなっており、最低限必要な条件さえ満たせば契約できるようになっているキャリアも出てきていますので、ここで確認してみたいと思います。
docomoの場合
- 家族まとめて割(2台同時)
- おかえりボーナス
- 中古iPhone下取り
- シェアパック15以上
- 週末
docomoの場合には週末にここ最近ほぼ毎週入る家族まとめて割の増額、おかえりボーナスの増額を活用する必要があります。この2つで割引が42300円と非常に高額な値引きが発生し、残りを古いiPhoneの下取りとシェアパック15以上への加入によって補い、一括0円にするという方法がとれます。問題なのは2台以上同時契約して、そのどちらもおかえりボーナスが必要ということで、普通の人がMNPで0円契約するのに一番ハードルは高くなっています。それでも3月とほぼ同じかつ条件的にはdocomo光などが抜けたため、契約はし易いです。
auの場合
- 週末
- 2台同時
auの場合は週末を狙えば2台同時での契約でMNP一括0円が簡単に狙えるようになっています。docomoみたいに複数の条件を満たす必要はほぼありません。週末のセール時を狙えば、2台同時で割引が増額することによってiPhone 6を2台両方共MNP一括0円で契約できます。お店によってはキャッシュバックも出てきているので、今iPhoneを契約するならばこのauが一番いいでしょう。特にクーポンが使えればAndroidに負けないぐらいのキャッシュバックが得られます。
2台同時契約が難しい場合でも、MNP弾としてU-mobileなどを使うことで、簡単に2台同時MNPの条件は満たせることでしょう。
SoftBankの場合
- 週末
- 2台同時
- 店によって副商材
SoftBankについてもほぼauと同じ状況です。3月の条件・キャンペーンとして上記に書いたものはほとんど使えなくなってしまっており、維持費は計算した金額にはならないものの、その分本体代金が安くなっており一括0円が契約可能です。こちらも2台同時が条件ですが、それ以外では条件的に厳しいことは求められません。ただし店舗によって、例えばヤマダ電機などだと、副商材としてみまもりケータイやガラケー、体重計などの別契約が必要になってくる可能性もありますので注意して下さい。
いつもありがとうございます。
早速docomoで6Plusを3台購入して、合計4台所有として 来月から2台目Plusに契約変更をし、
先ずは夫婦のスマホ維持費を下げて、暫く様子を見たいと思います。
此れからもよろしくお願い申し上げます‼️
ちょうどソフトバンクかドコモでiPhone6を検討していた私にとって素晴らしい記事でした。ありがとうございます。
一つ質問なのですがドコモでシェアオプション15とシェアオプションが条件の場合、すぐにデータSパックとシェアオプションに変更するとなんらかの罰則や問題などがあるでしょうか?
田舎なのでドコモがいいんですが、12500円は高いです…
iPhoneに関してはパケットの変更に対しては今のところ制限はないため問題はないです。
ただお店側の条件として3ヶ月維持などを要求されている場合には守ったほうがいいとは思いますが。
非常に参考になりました
販売店の店頭でsoftbank維持費1500円などと宣伝していた内訳が分かったような気がします
docomoですが、Z3やZ3Cなど購入サポート付で大幅に端末価格を下げている機種とiPhoneの抱き合わせで一括0円になっている案件が多いですね
当方も先週末、64GBx2、16Gx1、Z3x1の4台を一括0円で契約できました
家族まとめて割x4、おかえりボーナスx4、iPhoneデビュー割x3、端末購入サポートx1、U25スマホ&タブ割x1が適用です
凄い契約内容ですね。
端末購入サポートの抱き合わせでも、おかえりとU25が4台全てに付けば負担は軽そうですね。
現在、ソフトバンクでアイフォンとガラケーを、
YモバイルでPHS3台契約しています。
₍合計ソフトバンクグループで5回線₎
ドコモ回線1つとYモバイルPHS1つをソフトバンクのアイフォン6に
MNPしたいのですが、
Yモバイルからソフトバンクの契約はMNPになりますか。
また、個人が持てる回線には限度があるとのこと
現在ソフトバンクグループで5回線持っていることになりますが
私の場合契約ができるでしょうか。
YmobileからSoftbankへのMNP自体は出来ますが、MNPの特典を受けることが出来ないかと思います。多分一括0円は無理だと思います。
またSoftbankグループの回線上限数も私の周りで正確な法則が掴めていないので不明です。
auの月額料金ですが、スマートバリューを適用しない場合は、LTEフラットスタート割(i)が適用されて-500円(税込-540円)になると思います
ありがとうございます。Softbankのほうで反映させてたのに忘れてました。
料金のほう直しておきました。