iPhone5sと5cの発売で世間は盛り上がっているようですが、携帯の契約に詳しい方の間ではiPhone5のほうが実はiPhone5s以上に盛り上がっています。なぜ1年前に発売されたiPhone5がこの時期に盛り上がっているかというと、とんでもない投げ売りがされているからです。
現在iPhone5を取り巻く状況は常軌を逸しているといって過言ではないでしょう。これまでは6万円近くしていたiPhone5ですが、ここ数ヶ月で何度も値下げをしており、非常に安くなってしまいました。スマートフォンや携帯電話は、基本的に機種変更では安く手に入らないものですが、今回のiPhone5の投げ売りでは機種変更でも安く手に入ります。そしてMNPで契約すると、もはやお金を払うことなく、というかお金が貰えてしまうおかしな状況になっているのです。
ここではその様子を紹介しましょう。
機種変更でも40230円
iPhone5を扱っているキャリアはauとSoftBankです。この2社が9月よりiPhone5を同じ定価にしてきました。どちらも40230円です。この価格、スマートフォンとしては非常に安い部類に入る定価と言えるでしょう。定価、ということで機種変更でもこの価格で売られているということです。
auもSoftBankも4万円で購入できるスマートフォンというのは、まず揃っていません。特にこれだけの性能を見せるスマートフォンで4万円というのは破格と言っていい安さでしょう。
時たまスマートフォンの安さがニュースになることがありますが、それは大抵MNPでの話。機種変更では7万円だ8万円だと言われて、安売りの話題の中では蚊帳の外でした。ですが、このiPhone5の4万円という値段は安いといっていい部類のはずです。ぜひともauやSoftBankの古いスマートフォンを使っている人は、この安くなったiPhone5へあえて機種変更するのもいいかとおもいます。
MNPなら0円にキャッシュバック
今回のメインの話題です。今iPhone5はMNPで契約すると、一括0円という残債なしのタダで購入できるだけでなく、キャッシュバックとして現金が貰えてしまう事態になっています。
しかもその現金の額がなんと平均3万円です。これはあくまで平均なので、お店のセールによっては5万円以上の現金が貰えてしまう場合もあります。
特にau側のキャッシュバックは凄みを感じます。3万円のキャッシュバックは最低ラインといったところで、4万円以上を狙わないっともったいないという状況になっています(SoftBankは3万あれば十分です)。
iPhoneがタダで貰えてしまい、さらには現金のキャッシュバックまで貰えてしまうという、とんでもない投げ売り状況が作られているのです。こうした状況に、いわゆる携帯古事記と呼ばれる人たちは、MNP弾という踏み台の回線を用意して、auやSoftBankへMNPしていきiPhone5とキャッシュバックを手に入れていきます。この状況がそれだけお得であるということです。
これはほんの一例ですが、携帯ショップのキャッシュバック情報です。
【 #au 】★タイムセール★1台のみ!! iphone5 MNP 16GB 一括0円 +40000円CB 条件→auOP!!コンテンツ2個 コンテンツなしは35000円キャッシュバック!! ☆0448339480☆ #一括 #溝の口 #CB #iPhone 5
— PPP_mizonokuchi (@PPP_mizonokuchi) September 23, 2013
もし現在、iPhone5sや5cへのMNPを考えている場合で、特に本体の性能とか気にせずとりあえずiPhoneが欲しいという軽い気持ちならば、私は5sや5cではなく5へのMNPをオススメしたいとおもいます。今回のiPhone5sも5cも、それほどiPhone5と性能は変化していません。ですので、特に最新の性能を求めていない場合は、あえてiPhone5へMNPし端末をタダでもらってキャッシュバックも数万円単位でもらったほうがはるかにお得だとおもいます。