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2018年モデルスマホレビュー

HUAWEI P20 Pro HW-01K 実機レビュー スマホ機能を中心に評価・評判・デメリットについて

「高級コンデジスマホ」HUAWEI P20 Pro HW-01Kを長期間使ってみたのでそちらのレビューをまとめたいと思います。

HUAWEI P20 Pro スマートフォン | 携帯電話 | HUAWEI Japan

カメラの良さは発売前から様々な媒体やSNSでの評判から文句なしの機種となっており、このP20 Proはそのカメラの良さだけでも購入に値すると思います。

ただ一応はスマホ扱いになるため、スマホとしての使いやすさについてを重点的に今回のレビューでは探っています。

販売価格は10万を超えるものになりますが、カメラの性能だけで5,6万は見ていいレベルですので、SNSなんかの利用で写真を撮る機会が多い方は決して高い買い物ではないかと思います。

ドコモオンラインショップ

HUAWEI P20 Proのスペック&デザイン

p20gaikan
HUAWEI P20 Pro
OS Android 8.1
CPU Kirin 970
RAM 6GB
ディスプレイ 6.1インチ
フルHD+(1,080 × 2,240)
ROM 128GB
バッテリー 3900mAh
サイズ 74×155×7.9mm
重量 180g
カメラ カラーセンサー:4000万画素
モノクロセンサー:2000万画素
ズームレンズ:800万画素
インカメラ:2400万画素
その他機能 最大受信速度988Mbps
IPX7防水、IP6X防塵
指紋・顔認証
ハイレゾ

SoCにはKirin 970を採用。Snapdragon 845が主流の夏モデルの中で自社グループのSoCを使っています。

RAMは6GBとXperia XZ2 PremiumとGalaxy S9+に匹敵するものに。アプリの多重展開で動作が重くなるなんていうこととは無縁のハイスペックモデルとなるでしょう。

解像度はフルHD+と6.1インチのディスプレイサイズのことを考えるとギリギリの解像度でしょうか。大きなネガティブさはないですが、細かい表示の多いゲームアプリとかだとちょっと粗さを感じることがあります。

防水・防塵に加えてFeliCaに対応しおサイフケータイやGoogle Payなんかも利用できるので、従来のSIMフリー版のHUAWEI機種と比べても使い勝手が良くなっています。

p20puraミッドナイトブルー 光源下で撮影したため明るい色になっているものの、実際はもっと濃くて暗いシックな色合い

ノッチは画面上部にあるものの、ノッチ隠し機能ですっきりと隠すことができ、上下にバランスの良い表示が可能になっています。切り欠き表示もそこまで不格好ではないためにすぐに慣れるでしょう。

p20pnochiノッチ隠し機能 隠した方が上下のバランスは良くなるが好みの問題か

カメラこそ出っ張ったものにはなっていますが、薄さもありシンプルで使いやすいデザインとなっています。

p20pcamera
p20pdengenカメラの段差は結構ある。
電源ボタンのデザインなど細部で高級感が

イヤホンジャックがないのでここは惜しいところでしょうか。

 

操作は快適も845機種のが細かな動きは上か

まずは動作周りのレビューから。

価格帯が10万円という事もあり動作面では価格相応のサクサクとした動きを実現しています。まずストレスを感じるようなレスポンスの遅さというものはないので、カメラ以外のスマホの機能も十分な実力を持っているのは確かです。

ただ夏モデルのような吸い付くようなスクロール追随性といったものは足りず、スクロール時のヌルヌルさというものはSnapdragon 845を使ったスマホには劣っています(といっても本当に微々たる差しかない細かなところですが)。

RAM6GBも相まって引っかかったりカクついたりという動作とは無縁で、多くのアプリや長時間利用し続けた状態であっても快適さを維持したまま使えるようになっています。

動きを悪く感じるユーザーというものはまず出てこないレベルに安定しています。

p20antutu

なおベンチマークスコアはSnapdragon 835相当。25万点を超える数値が平均的なハイエンド夏モデルの中で、去年の夏冬モデル辺りのAntutuベンチマークスコアで落ち着いています

20万点でも十分に高く、ベンチマークアプリに最適化されていないなどの問題もあるでしょうから大して問題はないものの、同じ夏モデルと比較すると数値が低いことに注意してください。

その他のベンチマークも載せておきますがSnapdragon 845機種と比べるとどれも若干低いため、完全なハイエンドモデルというわけではありません。

bench

ただこの点数の差が動作に大きく影響することはないので安心して利用できるでしょう。

ゲームをしてみても動作の部分では不満に思う所はほとんどありません。SD845機種の方がヌルヌル動くシーンというのも多少ありますが、そこまでプレイや鑑賞に影響のない動きの差なので問題はないでしょう。

後述する発熱の問題があるためにゲーム向けとは言えませんが、ストレージも128GBあるため気軽にいろんなゲームをインストールすることができます。SoCのKirinとゲームアプリの相性問題も過去の非対応アプリの多さに比べれば見当たらなくなってきてますが、ゲームをする上では常に問題になりかねないという点は意識しておく必要があります。

スコアを求めたり長時間プレイしたい場合には後述の発熱の問題のために勧められませんが、息抜きぐらいの意識で遊ぶならどんなゲームアプリでも満足度高く遊べるでしょう。

 

全画面表示はAQUOS R2より対応アプリが豊富で誘導が分かりやすい

P20 Proはディスプレイの比率が19:9というワイドディスプレイを採用しています。この影響により一部のアプリがAQUOS R2同様にアプリの下側に黒い帯が出てしまっています。

AQUOS R2だとこの黒い帯を全画面モードで消すことが出来ないアプリが多く、2画面化してから戻すことで非対応のアプリの一部がようやく全画面モードになるという面倒な方法をとらないといけませんでしたが、P20 Proであればそんなことをする必要もなく全画面モードへの変更が出来るようになっているので便利です。

全画面p20proフルスクリーン化がほとんどのアプリで簡単対応

AQUOS R2では全画面モード・フルスクリーンモードへの変更ナビが出てこなかったアプリでも、P20 Proでは確認できる範囲で問題なくどのアプリでも移行へのナビが出てくるため、表示が足らない場合でもワンタッチでワイドディスプレイに対応させることが出来ます

ただ一部のゲームアプリ(デレステ)はプレイモードでは16:9比率に強制的に戻ったりするため、アプリ側の対応を待つしかないものもあります。

なおこの全画面モードの影響か、ほんの一部アプリでのタッチ精度というのが全画面モード時に微妙にずれる時というのがあります。ストレスを感じるほどまでにはいかないものの、気になるぐらいには実感として感じるところなので、タッチ精度が大事なゲームを遊ぶスマホとしては向いていないかもしれません。

それと全画面とは関係ないですが、音ゲーなんかではタッチ音と実際のタッチ反映がズレることがあり、こちらもゲームをする上で気になります。酷い音ズレではないですし今後のアプデに期待しておきたいところですが、やはりゲームユーザーが選ぶスマホとしてはまだ様子見しておいた方がいいでしょう。

 

便利なホームボタンのナビキー化

ジェスチャーp20p異なるジェスチャーでわかりやすい操作

普段の操作の中で使っていて便利に感じたのは指紋センサー・ホームボタンがナビキー化することができ、画面上のナビゲーションキーを隠してより全面にコンテンツを表示することが可能になっています。

19:9、6.1インチの大画面ゆえにナビキー分のスペースを消せるのは非常に嬉しいポイントです。

ホームボタンのナビキージェスチャーも非常にわかりやすく使いやすいのも評価の高い点です。

  • 戻るキー:ワンタッチ
  • ホームキー:長押し
  • 履歴キー:ホームキーをなぞる

ジェスチャーの内容がはっきりと各方法異なる操作になっているためわかりやすいです。AQUOS R2のように似たようなジェスチャーで操作が混乱してしまうこともないため、利用中は常時画面上のナビキーを隠してこのホームボタンにナビキーを割り当てて使っているほどの快適度です。

画面上の情報量が増えるため、P20 Proを使っていく上ではこちらのホームボタンで使えるナビキージェスチャーには慣れておいた方がいいでしょう。

前面指紋認証+顔認証でロック解除はスピーディ

ロック解除には指紋認証と顔認証が利用できます。

特に指紋認証は画面前面にホームボタン兼指紋センサーが付いているので、机などに置いた状態でも即座に画面をアクティブ化できるのは便利です。

精度がどちらも高く、センサー配置場所も良いということですぐに使いたい時に使えます。精度の悪さや変なセンサー位置によってロック解除までのストレスといったものを感じなくていいのは長く使っていく上で魅力です。

 

本体スピーカーが優秀、迫力があり大音量でもノイズが少ない

大画面かつ有機ELディスプレイの美しさを持つため、動画なんかを見るのにも発熱に気を付ければ適したスマホとなるのがP20 Proです。

この動画視聴の際に気に入ったポイントとして、その画面の大きさはもちろんのことスピーカーの品質の高さというのが挙げられます。

Dolby Atmosに対応し、端末上下から迫力のあり立体感のある音響効果を見せてくれます。大音量でもノイズや音割れがしにくく、没入感の強い体験を得ることができます。

DAZNやdビデオなど端末の大きさを活かせる動画コンテンツをドコモは多く持っているため、そうしたサービスを活かせるスマホの一つと言えるでしょう。

 

高負荷時の発熱は強くはっきりと熱を持つ、ただ冷めるのは早め

はつねつ

P20 Proについては使っていて動作やアプリの挙動については不満点を感じなかったのですが、強く気になる部分として発熱という問題を挙げることができます。

Webサイトの閲覧ぐらいなら何とか耐えますが、ゲームやちょっと高画質な動画なんかを始めると熱が広がっていくのがわかります。

ゲームではPUBGモバイルを25分プレイしてみたところ背面上部を中心に発熱があり、それも結構高温に感じられるレベルになっています。

一応アプリによる熱計測だとCPU温度が28℃~48℃まで、バッテリー温度が27℃~46℃まで上がっているのを確認しました。

温度としては前回レビューしたAQUOS R2と同じような数値なのですが、体感としてはAQUOS R2をさわっている時よりも熱くなるため、放熱処理といったものがこちらのP20 Proではうまくいっていないのを感じます。

さらにAntutuを2回連続で行った場合には発熱の影響で途中でアプリが強制終了するという、最近のスマホではあまり見なかった表示が出てきます。

レビュー時の6月中旬は関東では雨もあり気温はそこまで高くない状態だったわけですが、その中でこの発熱具合というのは結構気になるポイントです。

夏場はさらに気温が高くなり発熱しやすくなるため、観光地なんかではカメラをこまめにスリープさせて発熱で使えなくなるのを防ぎましょう。

一応これだけの発熱はあっても本体の材質のためか冷めるのは早いため、ちょっと休ませれば普通に使えるようになるという点では良く出来ています。

冷めるは早いですが、発熱の高さ自体はP20 Proを使う上でデメリットに入るポイントでしょう。

 

写真の美しさはスマホレベルを超えている、機能も揃う

P20 Proの魅力の大部分を占めるのはカメラです。

3つのレンズを搭載し、スマホながら高級コンデジレベルの写真を撮影することが出来ます。

4,000万画素のカラーセンサー、2,000万画素のモノクロセンサーの2つのカメラで同時撮影しそれを合成して画作りを行っています。3つめのカメラは800万画素のズーム専用のレンズとなっており、5倍までのズームならば画質が劣化せずに撮影することが出来ます。

インカメラも2,400万画素の高画質でセルフィーの美しさも追及しています。

オート撮影でもAIによって撮影モードをアシストしてくれる機能を標準装備しています。カメラ評価サイト「DxOMARK」でも109点という過去最高得点を記録しており、非常に評価が高いカメラ性能を有しています。

 

このスペック紹介だけでもワクワクするカメラ性能となっており、まあ実際この高スペックに見合った写真をスマホなのに撮ることが出来ます。

P20 Proカメラレビュー

シーン別に強いところ及び弱いところを確認しながらカメラの良さについてをレビューしていきます。

P20 Proのカメラは先にも書きましたが3つのレンズの内2つのセンサーを利用しカラーバランスやコントラスト差をしっかりと捉え、それを合成することによってよりはっきりとした色合いや暗所のディティールといったものを表現していきます。

こうしたこれまでにないカメラ機能の特徴を、具体的な作例からP20 Proのカメラ性能を確かめていきましょう。

夜景:夜景撮影は2018年夏モデルの中でも格別!光の白飛びが抑えられて細部がはっきりと確認できる

いくつかの写真を撮ってきた中で、P20 Proのカメラ性能が最も発揮されるのは夜景を前にした時だと感じられました。

2018年の夏モデルの中ではこのP20 Proの夜景対処力というのは断トツであると言えます。Galaxy S9も凄かったですが、それ以上に明暗差をしっかりと捉えることができて夜景の細部を事細かに記録できます。

特に強いのは光源周りの描写と夜空のコントラスト差をはっきりと捉えることができるという点です。

他のスマホのカメラでは、光源周りの描写において白飛びをしてしまうことが多々あり、明るいところのディティールがはっきりと写らないことが多いのですが、P20 Proでは光源周りの白飛びがかなり抑えられており、光の明るさをしっかりと表現しながらも光源近くのものもくっきりと形を残しています。

電飾で飾られた看板の文字なんかも明るさを表現しながらはっきりと読めるようになり、この点は単眼レンズの他のスマホでは真似できない表現力となっています。

また夜空についても他のスマホだと露出の関係で黒つぶれしてしまうことがあるのですが、こちらもしっかりとコントラスト差が認識できる描写表現が行われており、夜空のわずかな色の違いもはっきりと写し出しています。

以下にXperia XZ2 compactとの比較写真を用意したので確認してみてください。

p20xz2c左がP20 Pro、右がXperia XZ2 compact
P20 Proの方が光が飛ばない
夜空夜空の色もただ黒くならず諧調が見られる
食事:AI撮影の食事モードはちょっと色が抜けている印象があり、美味しそうに感じるかというと疑問

続いては食事の撮影について。

これについては個人の印象にはなるものの、全体的に色合いが淡い感じになってしまうものが多く、食事の写真として美味しそうかというとちょっと微妙な感じの色付けが目立ちます。

AI撮影で設定はオートになっていますが、同じ食事モードならGalaxy辺りの暖色を強めたような画作りのほうが好みです。

正直なところあまりおいしそうには見えない感じではあるので、ちょっとこうした用途にはAIオートでの撮影は不向きでしょうか。

p20食事
風景:AI撮影では青空や緑が強調されすぎる印象に。ビビッドであるが自然ではないので注意

最後は明るい場面での風景シーンを。

こちらも通常撮影にあたるAI撮影オートで撮りました。良い部分としては陰になっている部分もはっきりと色や形がわかるようになっており、コントラスト差で真っ黒にならないという良さがあります。他のカメラで陰になっている部分をはっきりと写そうとしたら露出の関係で空の青色が白く飛んでしまうのですが、P20 Proは空も青いままに陰の部分を表現できており、風景撮影は夜景撮影並みに強さを見せています。

一方でAIオート撮影時に気になった点として、青空や木々の緑といったものが不自然なほどに強調されてしまう写真というのがチラホラ撮影されてしまいました。ちょっと自然とは感じられにくい青さ、緑の明るさというビビッドな表現がされており、こちらは自然な風景の景色を記録に残したいというよりもSNS向けに明るさを強調させたい、という使い方に適しているように見えます。

ちょっと人によっては自然さが感じられないという悪い評価をされる可能性がある画作りをしてしまうことがあるため、そうした心配をしたくないときにはAI撮影ではなくて普通のマニュアル撮影に切り替えるようにしましょう。

青空ちょっと強調しすぎる青空の風景写真例
逆光化では自然な感じの写真が多いが、たまにこうした不自然な写真がAIオートだと生まれる
p20xz2c2左がP20 Pro、右がXperia XZ2 compact
白飛びしがちな空をはっきりと映しているのがわかる

 

カメラについては簡単ながら以上のようにレビューしてみました。

得意で強いのは夜景の細部のディティールを残すことで、ちょっとこれは単眼レンズのスマホでは対抗できないものになっています。光源近くの文字やデザインをしっかり読み取れるのは一眼レフカメラでも難しい中で、2眼レンズの強みを最大限に生かしています。

一方で食事シーンはちょっと食欲のそそられる色使いには遠く、風景も強調する部分が強すぎる印象があります。

ただ全体的にみても暗いところと明るいところが同時にあってもどちらも黒つぶれも白飛びもなく表現できているために、他のスマホのカメラ性能では真似できないディティール表現が可能という良さは写真撮影が好きな方には見逃せないものになるでしょう。

多少AI撮影の精度が良くありませんが、それ以外の撮影能力ではdocomoの2018年夏モデルの中では最高のものであるのは間違いありません。

P20 Proカメラ機能

AIアシスト
AIアシスト

AIアシストはHUAWEI曰く「プロ写真家の1億枚の写真を元に撮影シーンを判別」し、その撮影シーンを元に設定が自動で最適化されるという機能です。

人物や動物だと美肌効果や絞りを開放して背景をボケやすくしています。

料理だとホワイトバランスや明度を調整しよりあざやかで美味しそうに撮影できます。

夜景ではAIによる手振れ補正や絞りやISOを調節して明るさを最適にして三脚なしでも撮影できるようにしています。

AIによるシーン判定はたまにガバガバな時もありますが、ある程度被写体がはっきりしていれば正確に判定してくれるため、普段のオート撮影時には常時オンにしておくのが良いでしょう。

ワイドアパーチャ効果機能
ワイドアパーチャ上が奥のアジサイにピントを合わせた元画像
下が手前のアジサイにピントを調整、絞りも開放してボケを強調したもの

ワイドアパーチャ効果は撮影後でも写真のフォーカス位置やボケみを調整することが可能な機能です。

撮影後にもピントを手前や奥にずらしたり、絞りを開放したりして背景のボケの強弱を付けれるために、とりあえず無難に撮影して後から微調整、といった使い方が出来る機能です。

あまり撮影に使える時間がないときには写真を確認して微調整からの撮り直しというのもできないでしょうから、とりあえず撮るだけ撮って後から微調整出来るこの機能は役立つでしょう。

被写体の位置によってはピント調節はそこまで効果はありませんが、絞り値の調節は十分に効いてくれます。

0.3秒撮影のウルトラスナップショット

ウルトラスナップショットは瞬時にカメラを使いたい時に活かせる機能です。

音量ボタンのダウンキーを2度素早く押し込むことで、画面がスリープ状態でも写真を0.3秒の速度で撮影することが出来ます。

ピントもある程度距離のある被写体ならば合うので、結構便利な機能になるかと思います。流石に遠近で対象物がある場合には正確な欲しいピントは合わせられないと思いますが、それでもこの瞬時に撮影できるというのはスマホのカメラはもちろんコンデジにもない魅力になるでしょう。

5倍ズーム
5倍ズーム

3つのレンズの内1つは800万画素のズーム専用レンズとなっており、5倍のズームまでは画質の劣化が無く撮影することが出来ます。

スマホでの撮影の弱点がこのズームによる劣化なわけですが、そちらを克服しているのがP20 Proというわけです。

ズームの威力も結構なものになっているため、撮影シーン次第では非常に役立ってくれるはずです。

高い次元でバランスのよいスマホ、カメラ目的にはあり、ゲーム目的には発熱や相性に注意

HUAWEI P20 Pro HW-01Kはかなり満足度の高いスマホであるのは間違いありません。

最上級のスペックというわけではないものの、十分に高いスペックと不満のない動作、デザインもこの夏モデルの中ではシンプルで高級感もあるものになっているため、万人に契約しやすいスマホかと思います。

価格は10万と非常に高額ですが、カメラとスマホを1台にまとめた機種として考えるとコスパは決して悪くありません。カメラ性能が本当に高いのでコンデジレベルなら持ち歩かなくてもP20 Proに任すことができるレベルです。これにスマホとしての機能もついてくるのですから、それなら10万円という価格も付加価値の良さを考えた時には妥当でしょう。

カメラ目的はもちろん、大画面の高性能スマホ、デザイン性重視で長く使う目的としての契約は本当に強くおすすめ出来るスマホになっています。

一方で発熱がしやすく高温を感じやすい弱点があり、また独自SoCということで一部アプリとの相性が悪い場合がある、なんて問題もあるためにゲームなんかをする目的には合わないかもしれません。これから夏場を迎える中ではちょっとこの発熱するデメリットは高負荷操作をするユーザーとは相性が悪いです。

スマホ側の性能・機能については弱い所が多少あるものの、よほど重いアプリや操作をしない限りは不満を感じないレベルとなっています。後はカメラを使う頻度がどれだけあるかによってP20 Proが買いか否かが決まるでしょう。

SNSへ撮って出しですぐに高品質な写真をアップすることが出来る点はこれまでのスマホにはない特徴であり、そちらを利用する方にとっては10万円でも安いスマホでしょう。

ドコモオンラインショップ:HUAWEI P20 Pro HW-01K

MNPは一つおすすめ、下取り次第では実質0円級も

販売価格が10万円を超えるということで、P20 Proの購入にはかなりのハードルが存在しているのは間違いありません。

年末にはある程度値下げ施策の対象に入る可能性を持ってはいると思いますが、しばらくはこの価格の高さというものは維持されていくでしょう。

そんな10万円を超える価格を付けるP20 Proですが、契約方法を工夫することで2年間利用した時の実質価格というものが安くなるため、通常よりも契約しやすい価格・料金での契約を行うことが出来ます。

それがMNPでの契約です。

MNPでは月々サポートが大幅に増額されて月3,375円の割引が発生し、実質価格を22,680円まで下げることができるようになっています(6月15日時点での価格)。

  • P20 Proの価格
HUAWEI P20 Pro HW-01K 新規 MNP 機種変更
価格 103,680円(4,320円×24回)
月々サポート ▲1,944円 ▲3,375円 ▲1,944円
実質価格 57,024円 22,680円 57,024円

加えて機種変更よりも緩い下取りプログラムや6月30日までですがMNP向けの限定クーポンなどが利用できるので、それらを利用することによって実質価格は0円に近づけることも可能になっています。

今のドコモだとiPhone 6s辺りまでなら1万円分以上の還元が得られるため、実質0円相当までの値下げにはそこまで苦労しないはずです。MNPの場合下取り対象機種を白ロムから持ってくることで補うこともできるため、安くて下取り価格の高い良品をうまく手に入れることが出来れば、仕入れ値がかかっても還元金額の分黒字でP20 Proを手に入れることが出来ます。

※追記:機種変更も新規もMNPも大幅値下げ!月3,672円も割引が適用される強烈な値下げ価格に

これまでMNPでしか安くなってなかったP20 Proの実質価格ですが、これが2019年1月18日に大幅に値下げされたことによって、MNPが安いのはもちろん新規や機種変更でも大幅に安くなって割引額がドコモスマホの中でも最高レベルに増額、実質価格も驚くほどの安さに進化しました。

まず実質価格はすべての契約において15,552円という驚異の4万円引き、しかもドコモオンラインショップでは追加の割引が限定特典として5,184円分適用されるため、なんとさらに値下がって10,368円で契約できるようになっています。

およそ4.5万円引きが実現するという非常に安い実質価格・非常に高額な月々サポートを適用しながら契約を行うことができます。

月々サポートは毎月3,672円という金額なので、一括購入時には0円または0円に近い運用というのも簡単に行えるようになっているのが特徴的です。実質価格の安さ・月々サポートの高さというのはどのような契約においてもP20 Proを購入しやすいものにしてくれるため、これから購入するユーザーには非常に助かるものになっています。

実質10,368円というのはそのP20 Proのカメラ性能を考えれば本当にお得でコスパが良すぎるものになっているため、今契約するのをおすすめしたいスマホとなっています。

 

 

  • P20 Proの維持費

個人回線

HUAWEI P20 Pro シンプルプラン カケホライト カケホ
基本料 1058 1836 2916
spモード 324
ベーシックパック 3132~7560
月々サポート ▲3,672
合計(HW-01K一括購入時) 842円~5,270円 1,620~6,048円 2,700円~7,128円
HW-01K24回払い 4,104円×24回
合計(HW-01K分割購入時) 4,946円~9,374円 5,724円~10,152円 6,804円~11,232円

※ベーシックパックは5GBまでの利用なら5,400円となるため、通信量を抑えれば最大値としている20GBまでの利用の7,560円の料金から約2,000円ほど維持費を下げることができます

代表回線

HUAWEI P20 Pro シンプルプラン カケホライト カケホ
基本料 1058 1836 2916
spモード 324
ベーシックシェアパック 5832~16200
月々サポート ▲3,672
合計(HW-01K一括購入時) 3,542円~13,910円 4,320円~14,688円 5,400円~15,768円
HW-01K24回払い 4,104円×24回
合計(HW-01K分割購入時) 7,646円~18,014円 8,424円~18,792円 9,504円~19,872円

※ベーシックパックは通信量の使用量が1GB/3GB/5GB/20GBで料金変動、ベーシックシェアパックは5GB/10GB/15GB/30GBで料金変動

子回線

HUAWEI P20 Pro シンプルプラン カケホライト カケホ
基本料 1058 1836 2916
spモード 324
シェアオプション 540
月々サポート ▲3,672
合計(HW-01K一括購入時) 0円(▲1750円) 0円(▲972円) 102円
HW-01K24回払い 4,104円×24回
合計(HW-01K分割購入時) 4,104円(▲1750円) 4,104円(▲972円) 4,206円

最安では0円運用というのができるので値下げ後の契約は本当にお得な契約方法になります。

また買取価格が高いうちは月サポ回線目的に買って本体を売るというのも・・・。

契約はオンラインショップで

契約する際、機種変更ならば頭金のかからないオンラインショップをおすすめします。

良い条件を探す時間と気力がある方は店頭ショップ、ある程度の条件での契約で納得できるならオンラインショップといったところでしょうか。

頭金や事務手数料、時間をかけたくない方はオンラインショップにしましょう。

ドコモオンラインショップ

その他夏モデルのレビューはこちら↓
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