docomo with対象の2018年冬モデル機種であるGalaxy Feel2 SC-02Lについて、購入したためにそちらのレビューを行いたいと思います。
人気の高かった初代Galaxy Feelとは異なり今回のモデルは大画面サイズでの登場となっています。画面サイズは約1インチほど拡大して5.6インチとなっています。
指紋認証も背面配置がされるなど同じGalaxy Feelといった機種名にしては結構変更点が多いモデルとなっています。
海外モデルがベースですが防水やおサイフケータイを中心に日本向け機能がしっかりと用意されており、使いやすさでは優れたスマホとなるでしょう。
docomo withによる料金関連の特徴的な安さといったところも得られるミドルレンジスマホとして、その特徴を色々とレビューしていこうと思います。
ドコモオンラインショップ:Galaxy Feel2 SC-02L
Galaxy Feel2 SC-02Lのスペック
OS | Android 8.1 |
---|---|
SoC | Exynos 7885 |
RAM | 4GB |
ROM | 32GB/外部SD512GB対応 |
ディスプレイ | 5.6インチ/有機EL HD+(720×1480) |
サイズ | 149×70×8.4 mm |
重量 | 168g |
バッテリー | 3000mAh |
カメラ | リアカメラ:1600万画素 インカメラ:1600万画素 |
その他機能 | 最大受信速度500Mbps 防水・防塵 おサイフケータイ対応 ワンセグ ハイレゾ対応 顔認証・指紋認証 |
性能の基幹となるSoCはサムスンのExynosを利用しています。自社製のSoCを採用することによってコストを抑えながら高い性能を得ることができています。
ミドルレンジのスマホながらRAMは4GBとかなり余裕があります。解像度がフルHDではないために、RAMの負担も少なくなっておりAQUOS senseで見られたようなRAM不足のような問題とは無縁の機種になるでしょう。
メモリではRAMには余裕がありますが、ROMには余裕がそこまでないためにmicroSDカードは必須です。
RAMは大体2GBぐらいは余っていて操作中にRAM不足を感じることは無いのですが、ROMに関しては購入直度で約21GBほどしか容量が空いておらず、アプリのインストールや写真や動画などを保存していったらすぐにカツカツになってしまう容量しか残されていません。
幸いmicroSDXCに対応して512GBまで外部記憶容量を増やせるため、本格的に運用していくのならばこちらをセットで購入しておくといいでしょう。
Antutuのベンチマークは12.3万点!これはdocomo withの中でも抜け出たスコアです。後述しておきますがdocomo with内の他のスマホと比べた時に一つだけレベルの違う性能を見せてきています。
性能面では4万円台のスマホで1,500円も割引が付く機種とは思えないものになっており、そのコストパフォーマンスへの満足度は非常に高いものを実現してます。
動作の快適さというのも前モデルのGalaxy Feelやdocomo with全体の中でも際立っており、使いやすさという点で大きく向上しているのが感じられます。
GeekBenchのベンチスコアはこちら。こっちもミドルレンジのスマホとしては高い数字を見せています。同時期発売のAQUOS sense2なんかと比べると、相当に差があります(後述の表参照のこと)。
解像度はHD+。海外モデルはフルHD+というスペックだった中で、ここは劣化しているものになっています。コスト削減と動作の快適度アップのために犠牲にされたポイントとなるでしょうか。
防水やおサイフケータイ機能といった日本向け機能が揃い、本体にはストラップホールもついているために使いやすいものになっています(またドコモオンラインショップの早期購入特典でストラップも付属しています)。
全体的なスペックの高さといったところはとても優れたモデルであるのを感じます。
Galaxy Feel2 SC-02L実機レビュー簡易まとめ
これからGalaxy Feel2のレビューに入るわけですが、まずは簡易的なまとめとして良い所と悪い所を挙げておきます。
各ポイントの詳細について気になるところがあれば、以下に続くレビュー内容に目を通してもらえればと思います。
良いところ
- 安っぽさを感じさせない外観ボディ
- ベンチマークや性能が高くて不満を感じない動作の良さ
- docomo withの割引が効いて一括4.2万円というコスパの良さ
- スリープ時でもバッテリーが減らず、発熱も非常に少ない
- カメラもdocomo withの中では明るいために夜景も軽快に撮りやすい
悪いところ
- ディスプレイは有機ELの品質や解像度が若干気になる、ただしdocomo with機としては上位レベル
- 重いゲームはやっぱり重く、対応はできない
ミドルレンジのスマホという前提で各要素を見ていったときに、かなりポジティブな要素が多いのがGalaxy Feel2かと思います。
価格の安さや割引の高さといったところを考慮した時の使いやすさというのが際立っており、コストパフォーマンスではかなり上位に入るスマホとなっているのを感じます。
ボディデザインは安っぽさは感じず持ちやすくて便利な点が多い
まずはデザイン周りについてみていきたいですが、Galaxy Feel2はミドルレンジのスマホ・廉価モデルのスマホとしては端末の見た目や持った時の感触といったところで安っぽさというのがありません。
背面がガラス素材に近く、樹脂素材のボディに比べても持った時や見た目の高級感というものが違います。
ベゼルが太くて野暮ったい印象もありません。
18:9のワイドディスプレイのために5.6インチという画面サイズながら、横幅が70mmと持ちやすさを実現している点も高く評価することが出来ます。
利便性という意味では他にもイヤホンジャックやストラップホールも用意されているため、使いやすいデザインとなっています。
AntutuはiPhone 6s級に!動作も軽快さが目立つ
性能面ではすでに触れているようにAntutuのベンチマークスコアで12万点を記録しています。
docomo withのスマホの中ではこれまでiPhone 6sのみが10万点を超える数値を出していましたが、AndroidスマホではこちらのGalaxy Feel2が初の10万点超えの機種となります。
同時期に発売となるAQUOS sense2と比較してもそのベンチマークスコアというのは高くなっています。
現在発売中のdocomo withモデルと比較してみるとベンチマークスコアはAndroidスマホの中では突出しているのがわかります。
Antutu | Geekbenchマルチスコア | |
Galaxy Feel2 SC-02L | 123560 | 4356 |
iPhone 6s 32GB | 141253 | ― |
AQUOS sense2 SH-01L | 73366 | 3712 |
arrows Be F-04K | 71446 | 3891 |
LG Style L-03K | 65216 | 3689 |
Galaxy Feel SC-04J | 62453 | 3701 |
最近の評価の高いarrows BeやLG Style、AQUOS sense2といった機種と比較してもAntutuでは4万点以上上の数値を記録しており、iPhone 6sに並ぶスコアの高さを見せつけています。
このスコアの通り、Galaxy Feel2の実際の動作・操作感といったものは前モデルのGalaxy Feelよりも大きく向上しているのを実感します。
標準の文字入力アプリ利用時や、最初のアプリ展開で若干もたつく印象のあった初代Galaxy Feelに比べてもこの辺りの動作がスムーズになっており、動作の重さやもたつきといったものが感じられにくくなっています。
動きの快適さといったところではその価格の安さを考えた時にかなり満足のいくレベルが実現しています。
スクロールやフリックが滑らかになっていて、4万円台前半のスマホと言ってもストレスが極めて少ない操作のしやすさです。
ベンチマークスコアが性能の全てではないもののこれだけのスコア差があると動作には如実に反映されてきており、動きの快適さというのは初期のdocomo with機種とは段違いのレベルになっています。
ゲームは軽いものなら 重いゲームはやっぱり重い
ゲームも軽いものであれば比較的サクサクこなせます。パズドラとかのレベルであれば演出過剰なシーンを除けばほぼ問題なく操作することが出来ます。
一方で3Dゲームの類は普通に動くシーンも多いものの、安定感といった点では低い評価をせざるを得ないレベルでシーンによって動きが異なります。
そうした重いゲームをしたいという場合には素直にフラグシップモデルを購入したほうが良いでしょう。
発熱の少なさと電池持ちの良さは優秀!放置状態でも電池が減らないdocomo with機
使っていて快適さというものを動作以外の点でも高めているのは、その電池持ちの良さと発熱の少なさといった点が挙げられます。
Galaxy Feel2のバッテリー性能の良さと発熱の少なさはかなり良く、個人的には非常に満足しています。
特にdocomo with機種の場合、スリープ時でも電池を少しづつではあるものの消耗していく機種が多く、これまでのモデルでスリープ時でしっかり電池が残っており使わない時でも安心して放置できていたのはLG Styleぐらいでした。
これが今回Galaxy Feel2ではスリープ時でもバッテリーを食わない仕様になっていることで、放置時に充電をし忘れても安心して使いづけられるスマホという立ち位置を手に入れています。
一応スリープ時に電池が減らない機種としてはGalaxy Feel2がdocomo withの中では2機種目、AQUOS sense2もこの点は優秀なので3機種目ということになります。
また操作を長時間続けていく中でもバッテリー持ちの良さというのは高いため、スリープ時・操作時どちらも電池の持ちが非常に良いためにこのバッテリー性能の高さはとても満足度の高いものになっています。
発熱に関してもポジティブな評価をすることができます。
負荷の強いAntutuベンチマークアプリを連続で回した場合の発熱状況についてが以下のようになります。
- 1回目 バッテリー:28.9℃・CPU:36℃
- 2回目 バッテリー:31.2℃・CPU:40.7℃
- 3回目 バッテリー:36.7℃・CPU:42.5℃
3回目でも温度が高いと感じる状態にはなっていません。かなり発熱に関しては抑えられているというのが印象として持ちます。
こちらもバッテリー持ちの良さ同様に使いやすさを向上させてくれる一要素になるでしょう。発熱によるバッテリーへの影響というのがないため、長く使う上で非常に安心して利用できるスマホとなっています。
流石にゲームの長時間プレイをすると指紋認証センサーの下あたりが熱を持ってきてしまいますが、現状それ以外の使い方で熱を持ったという場面がないほどに発熱への耐性は強い機種となっているので、この点は高く評価できると思います。
ディスプレイ表示は荒さよりも発色周りが気になる
Galaxy Feel2に関して若干ネガティブなポイントとしてあるのがディスプレイ周りでしょうか。
ディスプレイは18:9のワイドディスプレイを採用し、縦長の5.6インチ・解像度はHD+となっていて有機ELパネルを利用しています。
ディスプレイで気になる点は2つあります。
まず一つは解像度です。ベースとなった海外モデルではフルHD+の解像度でしたが、今回docomo with機種となることでコストダウンのためかHD+の解像度に落とされています。
5インチを超えてくるとHDの解像度では若干厳しさを感じるものになりがちです。
実機ではそこまで解像度の低さ、文字の荒さなんてものはそこまで強くないものの、Webサイトによっては細かい注意書きの文字が潰れがちに見えてしまうことはたまにあります。この画面の大きさであれば解像度はフルHDであってほしかったのが実際のところです。
ただその解像度よりも気になるもう一つの点としてあるのが有機ELディスプレイの品質です。
Galaxy Feel2に採用されている有機ELのディスプレイ品質といったものがあまり良くないものになっており、本来発色が正確で綺麗なはずの有機ELですがGalaxy Feel2のディスプレイ表示はそこの評価は低めになってしまっています。
正面から見た時はそこそこ改善しますが、この画像にもあるように真っ黒の壁紙を使いながらもGalaxy Feel2は他の2つの有機ELスマホに比べてパネルの色というものが浮かんでしまっています。
また高コントラストが魅力の有機ELパネルですが、Galaxy Feel2の場合色の濃さと明るさの調節が激しくなっているため、若干目が痛くなるようなキツさがあります。明るさは調節できるのである程度解決はできるのですが、自動調整が効くたびに目にはキツめのディスプレイ環境になってしまうのはあまり好ましいものではありません。
解像度とディスプレイ品質・明るさや発色周りの調整といったところは価格設定を考えると、調整力が足りていないという内容になってしまうでしょうか。発色に関しては濃い色が好きな方にはくっきりしていていいかもしれませんが、ちょっと色を主張しすぎている印象はあります。
ディスプレイに関してはGalaxy Feel2の評価において、バランスがあまり良くないといった点からそこまで高くないというのが感じるところです。
ただしこれらの評価についてはハイエンドモデルの有機EL採用機種との比較になるため、docomo with全体との比較をしてみると発色の強さや綺麗さという点で優れているという評価はできます。有機ELスマホとして見るとちょっと粗が目立ちますが、docomo withスマホのパネルの中では普通に上位クラスの発色の確かさというのを持っています(それでも黒い画面に白い文字なんかの環境では文字が明るすぎる調整にはなります)。
ゲームや動画などの強めの発色と合うコンテンツなんかだと格安機とは思えないぐらいの綺麗さは持っています。
比較の仕方によっては良い見方も出来ますが、個人的には明るさの加減などがあまり好みではなかったために厳しめの評価をしています。
対策はディスプレイ設定から画面モードを「標準」にすることで大きく改善
追記となりますがしばらく触っていて上記の発色の強さ、明るすぎる調整というのがやはり強く気になっていたのですが、設定を変えることによって大分目に優しくなって使いやすいものに変わりました。
その設定の変更とはディスプレイ設定で画面モードを「標準」にすること、です。
購入直後は「表示を最適化」といったところにチェックが入っていて、それによって画面がまぶしいほどに明るすぎたり発色が強くてビビットになってしまったりしていたのですが、「標準」の項目にチェックを入れることによって大分画面全体が落ち着いたものになって見ていて刺激の少ない画面状態になります。
Galaxy Feel2においてはこのディスプレイの状態に対して結構な不満を持っていたのですが、設定を変えることによってデメリットと呼べる部分が大きく解消されているため、利用をする際にはこちらの設定を行うことで満足度が上がるかと思います。
上記のポイントは不満点としてGalaxy Feel2のネガティブな要素でしたが、こうした設定変更によって解消するためにそこまで気にしなくて良い、という評価が最新のものになります。
おサイフケータイ・防水・高速通信などの機能が豊富なのは長期利用向け
Galaxy Feel2については機能の豊富さが魅力の一つです。
docomo with初期には機能性については十分に満たされていない機種が多かったですが、2018年モデルから価格の安さがありながら機能性という所でも充実した機種が出てきています。
このGalaxy Feel2もその機能性に富んだdocomo withスマホの一つとなっており、便利に利用できる各種機能が揃っています。
Galaxy Feel2 機能 | 機能概要 |
---|---|
防水・防塵 | IPX5/IPX8・IP6X |
おサイフケータイ対応 | 〇 |
ワンセグ/フルセグ | 〇/×(要ケーブル) |
生体認証 | 顔認証/指紋認証(ログイン/決済対応) |
ハイレゾ対応 | 〇 |
急速充電 | 〇 |
受信最大速度 | 500Mbps(PREMIUM 4G) |
Wi-Fi | 5GHz対応、テザリング10台+4台対応 |
スマホ諸機能 | 高齢者向けホーム画面「かんたんモード」対応 ブルーライトカット機能 Smart Switch |
パッと挙げることが出来る機能だけでもこれだけしっかりと用意されています。
足りないと感じる部分は本当にわずかなものしかないでしょう。
同じdocomo with機でarrows BeとLG Styleが備える耐久性の高さを表すMIL規格の準拠がない点、あとは有機ELスマホでは最近標準で用意されているはずのAlways On Display機能、USB出力のMHLに非対応といったところが物足りなさを感じるでしょうか。
Always On Displayなんかは対応していればdocomo withの中でも特徴的なスマホになったかもしれないため残念ですが、その他の機能に関しては必須とは言えないものも多いために、これだけの機能が用意されていれば十分といえるでしょう。
特に通信周りの充実っぷりは初期の頃のdocomo with機と比較してもかなり向上しているため、ストレスのない通信速度でのスマホ運用というのを可能になっているのは間違いありません。
日本向けの機能も防水やおサイフケータイといったものに対応しており、長期的に利用することを考えた時にこれらの機能の多さは非常に便利となってくるはずです。
指紋認証も顔認証も精度は十分
生体認証の精度についてはどちらもこれといって特筆すべき点はないですが、どちらも実用に十分に耐えうる精度となっています。
Note8やS8シリーズのセンサーではどちらも認証精度はあまり高くありませんでしたが、Galaxy Feel2のセンサーはそれらよりも精度の向上したセンサーを載せているようで、ストレスはほぼなくロック解除することができます。
顔認証の登録がちょっと適当さを感じさせる高速登録ではありますが、実用において支障はないので問題はないでしょう。
背面にセンサーが設置されたことで机に置いている時に一々スマホを持たないとロック解除できないのが難点ではありますが、それ以外で生体認証に関して不満を感じることはまずなく、品質は良いものになっています。
データ移行が簡単な仕様に
Galaxy Feel2の同梱品にはGalaxy Note9なんかでも用意されていたSmart Switchに対応しています。
これは古いGalaxy端末やAndroid端末のデータを写真などはもちろん一部の設定もそのままGalaxy Feel2へと簡単に移行できる機能になっています。
ワイヤレスでもデータ移行は可能ですが、付属されているコードを使うと数十GBのデータも簡単に移していくことが可能になっています。
Galaxy Feel2の場合元々のROM容量が少なめのため、データ移行の際は移行先に注意が必要ですが、簡単に前のスマホから必要なデータを引き継ぐことが出来るというのは使いやすい機能となっています。
カメラはdocomo with機の中では暗闇での撮影も動作が軽快、ただあくまでも価格相応の性能
docomo with機に関してはあまりカメラ性能というのは期待しにくいものなわけですが、一応こちらについてもいくつか写真を撮ってみたので確認してもらえればと思います。
そこそこ全体的にきれいには撮れますが、拡大してしまうと粗が目立ってしまうのは避けられず、あくまでもスマホの中や気軽なSNSで楽しむべきカメラ性能になっている印象があります。
写真に残すとしても2L判サイズまででしょうか。
夜景に関してはカメラが暗所でも動作が重くならないため、他のdocomo with機と比較しても軽快に撮影することが出来ます。
その一方でぶれやすく白飛びもしやすいためにあくまでも廉価機種に付属するカメラであるというのは否めない所があります。また撮影される画像の割にファイル容量が大きく、ROMの少なさに対して結構負担がかかります。
それでも明るい所での撮影はある程度のクオリティを見せており、夜景も光が密集してなければ十分な写真は撮れています。
露出調節をして白飛びしすぎない、黒く潰れすぎないようして撮れば十分に常用も可能なカメラなので、使っていきながら感触を確かめて慣れていけば不満はそこまで感じないでしょう。
Galaxy Feel2+docomo withの契約=最安280円運用
Galaxy Feel2はdocomo withの契約ということで、その契約自体も大きなメリットとして考えることができるので紹介しておきましょう。
Galaxy Feel2 SC-02Lはdocomo withの対象スマホになっているために、一括価格が安い上に高額な割引が常時適用されるという特徴を持っています。
価格としては以下の通り。
販売価格 | 42,120円 |
---|---|
docomo with割引 | ▲1,620円 |
実質価格(1年目) | 22,680円 |
実質価格(2年目) | 3,240円 |
実質価格(3年目) | マイナス16,200円 |
一括価格は42,120円。これはdocomo withスマホの中ではiPhone 6sに次ぐ高額ながら、ドコモのスマホ全体の中では半額以下の価格設定となっています。スペックの高さが他のdocomo with機種とは違うため、この価格設定自体は妥当でしょう。
docomo withによる割引が毎月1,500円(税込みで1,620円)。docomo withの特殊性から割引が2年に限らず継続的に適用されるため、実質価格は2年のみならず3年後や4年後にも適用され、長く使えば使うほど実質価格はマイナスになっていきます。
まず一括価格の安さは目を惹くでしょう。ハイエンドスマホが9万円や10万円といった金額をつける中で、Galaxy Feel2は42,120円と全体の価格の中では明らかに安い価格を実現しています。
docomo with全体の中では高いですが、その分しっかりと長く使えるだけの機能と性能を併せ持った機種であることはここまでのレビューで書いた通りです。機能が足りない、性能が物足りないスマホが多かったdocomo withの中で、多くのユーザーが求める水準の性能・機能を満たした万能感のある機種となっているため、docomo withの中で高いと言ってもそれも妥当な内容だと感じさせます。
docomo withの中でも比較的高性能なAQUOS sense2やarrows Beといった機種と比較して5,000円~1万円ほど高額になりますが、その程度の価格差で高機能・高スペックdocomo with機種を購入できるというのはコストパフォーマンスの良さを感じさせます。
そしてもう一つdocomo withの割引というのもGalaxy Feel2の契約においては外せない魅力的なポイントです。
docomo withの割引は毎月1,500円(税込み1,620円)行われます。一括42,120円だけでもお買い得な価格設定ですが、それに割引まで適用されています。
しかもdocomo withの割引は月々サポートの割引とは異なる特徴を持っており、2年に限らず次に機種変更するまでは割引がずっと継続するという特徴を持っています。
ずっと割引が継続してくれるというのは購入理由として非常に大きなポイントになるでしょう。一度このdocomo withスマホを契約してしまえば割引によって長期間同じ料金で利用し続けることが出来ます。
スマホ代を安くしたい方、あまりスマホを買い替えない傾向にある方、特に中高年世代以上になるとスマホを買い替える機会が少なく、求める性能もそこまで高くなくて良いという使い方が多くなると思いますが、そうした同じ機種を長く使う方なんかは今回のGalaxy Feel2を契約すると料金の安さというものが契約期間中はずっと続くために非常にお得です。
具体的に今回のdocomo withの割引を使うとどのような料金になるのかを確認してみてもらうと、その安さ・お得さというのがわかりやすいと思います。
子回線 | シェアオプション |
---|---|
シンプルプラン | 302円 |
カケホライト | 1,080円 |
カケホーダイ | 2,160円 |
代表回線 (家族シェア親回線) |
ベーシックシェア (~5GB) |
ベーシックシェア (~10GB) |
---|---|---|
シンプルプラン | 6,782円 | 9,482円 |
カケホライト | 7,560円 | 10,260円 |
カケホーダイ | 8,640円 | 11,340円 |
個人回線 | ベーシック (~1GB) |
ベーシック (~5GB) |
---|---|---|
シンプルプラン | 2,894円 | 5,162円 |
カケホライト | 3,672円 | 5,940円 |
カケホーダイ | 4,752円 | 7,020円 |
通話定額ではないシンプルプランと家族でパケットをシェアするシェアオプションを組み合わせた契約になると、なんと毎月の維持費は280円(税込み302円)でずっと使えてしまいます。これだけの維持費の安さで使うことが出来れば、スマホ代の負担としてはかなり軽いものになりますから、家族でドコモのスマホを契約している内の1台か2台はこのdocomo with契約にしておくと大きく毎月の負担を減らすことが出来ます。
今回レビューしてきたスマホとしての実力の高さやスペックの良さというものに加えて、契約に関しても価格・維持費共に安いという非常に大きな魅力を持ったスマホがGalaxy Feel2という機種になります。
[blogcard url=”https://smaho-dictionary.net/about-docomo-with-2/”]
性能・機能・バッテリー、長く使えるdocomo withスマホとして確かな存在に
Galaxy Feel2についてはディスプレイの品質が個人的な基準であまり好きではないという点以外、満足度の高いスマホと確実に言えます。
性能の高さ、動作の軽さといったところはdocomo withの従来機に比べても実力があり、iPhone 6sに匹敵するベンチスコアの高さというところも安心材料の一つです。
機能も日本向けの生活に役立つ機能や高速通信に対応、長くメインで使い続けることのできるスマホとなっています。
バッテリーも優秀なのでdocomo withの割引を活かした長期利用という点で非常に適したスマホであるのを感じます。
これまでのdocomo withのおすすめモデルの中ではarrows Be F-04KやLG Style L-03K同様にとてもおすすめ出来るスマホとなっています。
価格はその安定感ゆえに税込みで4万円を超えてしまうものの、割引を含めればその価値以上のものを十二分に持ったスマホと言えるでしょう。
ドコモオンラインショップ:Galaxy Feel2 SC-02L
その他docomo with機種についてはこちらを参照してください。
[blogcard url=”https://smaho-dictionary.net/aquossense2-review/”]
[blogcard url=”https://smaho-dictionary.net/arrows-be-f-04k-review/”]
[blogcard url=”https://smaho-dictionary.net/lg-style-l-03k-review/”]
[blogcard url=”https://smaho-dictionary.net/docomo-with-iphone6s/”]
Galaxy Feel2 ユーザー口コミまとめ
想像以上にFeel2普通に使えるしwithすげえなってなってる
— まつたか???? (@mazutaka) 2018年12月26日
feel2ぱねぇ
カバネリ乱 デレステ ポケGO マギレコ
をいれても余裕を持てるこの素晴らしい— すず@聲の形 (@sio_litchi) 2018年12月24日
親にfeel2買わせたけど普通にええなこれ
— ばっぷる?@1/5名古屋 (@mikunano) 2018年12月8日
機種変更なら頭金のないオンラインショップで、長期利用ならdカード GOLDもおすすめ
なお今回もしも契約をするならドコモオンラインショップを利用することをおすすめします。なぜならオンラインショップでは場合によっては12,000円以上お得に契約することが出来るからです。
また待ち時間や契約時間といったものにも悩まされず契約できるので、ショップ店頭を使うよりもお得になっています。
なぜドコモオンラインショップを利用すると安くなるのかというと以下の5つのメリットが用意されているからです。
- 頭金が端末にかからない
- 事務手数料が0円
- 待ち時間がなく契約完了まで5分程度
- 自宅への配達やドコモショップへ配達してくれて無料で初期設定
- チャットサポート完備でプラン相談などが可能
こうしたメリットがあるためにドコモオンラインショップでの契約というものを勧めています。
頭金と事務手数料は特にドコモオンラインショップのメリットとなるポイントです。頭金は5,000円ほど、事務手数料は最低でも2,000円かかる支払いですが、そうした支払いがオンラインショップでは無料になるため、そこは本当に大きなメリットとなっています。
他にもオンラインショップでは手続き全般がネット上で冗談ではなく2,3分で終わらせることが出来るようになっていて、時間的な浪費というのがかなり少なくなっています。どこからでも申し込み可能でありながら、時間が全くかからず契約できるのはオンラインの大きな魅力です。
さらに最近ではチャットサポートも実施することによって相談窓口というのも設置することが出来ており、オンライン契約の不安点であるプランや端末の疑問点が解決できない、という問題が解消しています。
オンラインショップではそのメリットとして頭金と事務手数料分お得に契約できるという特徴を持っています。そしてそれ以外にも時間をかけず(メンテナンス時間以外は)24時間いつでも申し込みをすることができる簡単さというのもありますし、サポートも充実しだしたという良さもあります。
こうした理由からオンラインショップは契約をするのにおすすめすることが出来るわけです。
せっかく安いスマホを契約するのですから、安いままの料金で契約するようにした方がお得になるのは間違いないため、特に機種変更のような頭金の付けられやすい契約はオンラインショップで契約したほうがお得になります。
またdocomo withという長期的な利用を前提としている契約になるため、同じく長期的な利用において効果を発揮してくれるdカード GOLD特典を利用できるようにしておくのもいいでしょう。
280円運用以外の場合、特に家族のシェア回線で代表回線を契約している場合だと、dカード GOLDの持つ通信費からの10%dポイント還元特典をうまく利用することが出来ます。
例えば維持費の支払いが8,000円あれば毎月800dポイントが、毎月10,000円かかってくるようであれば1,000dポイントが毎月還元されることになります。
毎月の還元額自体は決して大きくないものの、この還元はドコモを契約している限りは続くために特に長期契約を前提としているdocomo withを利用して長くドコモを使うつもりならば適用しておきたいものになっています。
1年間この10%還元特典を継続すれば、場合によって1万dポイントに近い還元を得ることが出来ますし、dカード GOLD自体のその他の特典というのも活かすことが出来ます。
維持費から10%も還元してくれるスマホ向けの継続的な特典というのは他に存在しないため、長く同じキャリア=ドコモを使うつもりであればこの特典を適用した状態でdocomo with契約を続けておきたいところです。
ドコモのiPhone XS契約前に『dカード GOLD』のメリットを再確認しておこう