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SoftBank

プレミアリーグが全試合生中継!スポナビライブが今年はJスポーツの代わりになるかも

サッカーファンには残念なお知らせがつい最近届きました。

これまでプレミアリーグを全試合放送、内ライブ放送を毎節4試合ほど中継していたJ sportsですが、今年度はなんと毎節5試合の放送、しかもライブ中継は2試合だけというこれまでの視聴環境から大きく内容が劣化した放送スケジュールを発表しています。

プレミアリーグの中継はこれまで日本人所属のクラブチームはもちろん世界的にも人気の高いクラブが複数あるため、今回の放送数の削減によって週によっては人気チームの試合が一切見れなくなる可能性も高くなっています。

現在発表されているJ sportsの放送スケジュールでも、序盤に人気・強豪クラブ同士の対戦があるためまだマシですが、後半になるにつれ人気チームの試合が放映されない節というのが毎節生まれてしまっています。

第1節(8/13~)
LIVE
ハル vs レスター
アーセナル vs リヴァプール
録画
ボーンマス vs マンチェスターU
マンチェスターC vs サンダランド
チェルシー vs ウェストハム

第2節(8/20~)
LIVE
ワトフォード vs チェルシー
レスター vs アーセナル
録画
バーンリー vs リヴァプール
マンチェスターU vs サウサンプト
ストーク vs マンチェスターC

第3節(8/27~)
LIVE
ハル vs マンチェスターU
マンチェスターC vs ウェストハム
録画
トッテナム vs リヴァプール
ワトフォード vs アーセナル
レスター vs スウォンジー

これまでの視聴環境と比べると大幅に劣化してしまった今シーズンのプレミアリーグのテレビ放送ですが、2016-17シーズンは一応ネットのライブストリーミングを利用することで全試合をスマホ/タブレットで視聴することが出来ます。

ネットではスカパーオンデマンドが従来は最も安定したサービスでしたが、こちらも今回放映権料を取得することが出来ておらず、ネットで全試合を観戦できるのはSoftBankの『スポナビライブ』のみとなっています。



500円または3,000円から視聴可能なスポナビライブ

『スポナビライブ』はSoftBankが提供するスポーツコンテンツで、各種のスポーツをタブレットやスマートフォンで見ることが出来ます。

サービス開始時から相撲のネット中継、NPBのネット中継等を行ってきており、スポーツ好きには非常に魅力的なコンテンツを揃えています。サッカーではこれまでなでしこリーグとユーロ2016の一部のみが中継対象になっていましたが、ヨーロッパのサッカーシーズン開幕に伴い、今月からイングランドのプレミアリーグとスペインのリーガエスパニョーラがライブ配信および1週間のオンデマンド配信を視聴することが出来ます。

J sportsのライブ中継は少なくなってしまいましたが、スポナビライブがそれに取って代わる存在になっているわけです。

 

月額はSoftBankユーザーならば500円/月、非SoftBankユーザーの場合は3,000円/月で視聴可能です。SoftBankユーザーだとちょっとこの価格で見れるのが驚異的なぐらいに安くなっています。

サッカーコンテンツはプレミアとリーガ、それになでしこのみになってはいますが、相撲や野球、バスケにテニスとその他のスポーツに触れることができる環境ではあるので、非SoftBankユーザーの3,000円でもかなり安い部類かと思います。スカパーオンデマンドはサッカーだけで3,980円でしたし。

追記:DAZN for docomoに対抗してフルHDに対応&値下げ!!

スポナビライブは2017年3月16日よりフルHDに対応し、そのフルHD版の月額料金を1480円に値下げすると発表しました。更にフルHD版はSoftBankもしくはY!mobile、あるいはヤフープレミアム会員であれば月額980円で利用できるようにしました。

フルHD版はより高画質での視聴はもちろん、ついにAmazon Fire TVとAndroid TVにも対応してのテレビ視聴が可能になり、最大で4台の異なるデバイスでの同時視聴も可能になるなど機能面が大きくアップする予定です。

なおこの一般価格1480円は値下げになりますが、SoftBankユーザーの980円は値上げになります。ですがフルHD版ではなくHD版を3月15日までに契約すれば、SoftBankユーザーは毎月500円でHD版のスポナビライブを3月以降も継続的に視聴することが出来ます。500円で使いたい場合は3月15日までに申し込みを、高画質で見たい場合には3月16日から980円となりますがフルHD版に変更が可能です。

2月15日からJリーグやブンデスリーガ、セリエAのライブストリーミング視聴が可能なDAZNがdocomoと連携したコンテンツサービスを980円から開始するということで、それに対抗する形で値下げを実施してきました。

スポナビライブがこれでより契約しやすい価格になったのではないでしょうか。

 

問題はアプリからの視聴のみに対応=PCからの視聴ができない

料金、視聴できるスポーツの数ではかなり有能なコンテンツサービスとなっているスポナビライブですが、問題はこのサービスがAndroidおよびiOSのアプリ経由でしか視聴できない=PCやTVでの視聴が確立されていないという問題があります。

視聴できるのが今のところスマホかタブレットのみとなっているため、大画面テレビ/PCで世界のサッカーを楽しみたい、という方法がとれなくなっています。

タブレットを持っている方なら比較的大画面で見ることはできますが、スマホしか持っていない方は視聴環境が大きく劣ってしまうことになります。

スポナビライブでより快適なスポーツ視聴を楽しみたい場合には、10インチ以上のタブレット端末を購入したほうが良いかもしれません。

SoftBankユーザーはWi-Fiタブレットでも視聴可能に

前回相撲のネット中継が可能な時にもこのスポナビライブのサービスについて紹介させてもらいましたが、その時にはWi-Fiタブレットでの視聴ができませんでした。SoftBankの回線認証のみしか対応しておらず、SoftBankのSIMカードを差したスマホかタブレットでないと見れないという問題が生じていました。

[blogcard url=”https://smaho-dictionary.net/2016/03/sponavilive/”]

この問題ですが非SoftBankユーザーにもサービスが解放されたことによって、SoftBankユーザーの利用の幅が広がっています。

非SoftBankユーザーの場合はスポナビライブのログインIDを使えばスマホやタブレットの好きな機種に視聴できるようになっていますが、SoftBankユーザーの場合でもこれと同じような扱いになり、My SoftBankの認証を実施することでWi-Fi経由で他社のスマホやSIMスロットを持たないタブレットでもSoftBank契約があれば利用できるようになりました。

これによって今までは出来なかったWi-Fiタブレットでの視聴がSoftBankユーザーにも開放されていますので、わざわざSIMスロットのついたタブレットを用意しなくてもWi-Fiのみの安いタブレットでも大画面視聴が可能になっています。

spnavilive

また他社のスマホ、回線であってもWi-Fi経由なら以下のように視聴ができるようになっています(auのGalaxy S7 edgeでの利用)。

SCV33sponavi

IMEI制限も心配いらなくなったのは地味に大きな改善です。

PCへの出力はAirPlayなどで可能らしいが・・・

テレビおよびPCモニターへの出力をiPhone・Android経由で可能となればタブレットを買わずとも大画面で見ることが出来るのですが、これら方法はまだ十分な確認がとれていません。AirPlayで飛ばすことも可能らしいのですが、その環境が当方にはないので確認できていません。

他にもAndroidのPC出力サービスやアプリなどを利用してみましたが、動画部分が満足にミラーリング・シェアリングというものができないため、視聴には厳しいものになっています。

もしもPCやテレビでスポナビライブを利用している方がいれば情報等いただければと思います。

追記:テレビ出力が可能に

別記事でまとめていますが、MHL変換ケーブルをりようすることでスポナビライブをテレビの大画面で利用することが出来ました。

これで視聴環境としてはかなりマトモナものになっているので、スマホの画面ではちょっと楽しめない・・・と思っていた方でも比較的快適な環境で利用できるようになるかと思います。

[blogcard url=”https://smaho-dictionary.net/2016/08/sponavi-tv-mhl/”]

追記:公式にテレビとPCでの視聴に対応!!いよいよ便利な動画配信サービスに

さて上記のような視聴のしづらい環境が続いていたスポナビライブですが、いよいよ公式にパソコンでの視聴とテレビでの視聴に対応してくれることになりました。

パソコンでの視聴は専用のスポナビライブ配信サイトへログインしてみる形になります。

テレビでの視聴はクロームキャストなどを用いてGoogle Castのスポナビライブライブアプリを利用し、そちらで視聴をする形になります。

これによってこれまで以上に大画面の環境でプレミアリーグとリーガエスパニョーラの全試合をライブ中継で視聴できるようになりました。

視聴方法の幅の狭さで不満が出ていたスポナビライブですが、この対応によってほとんど弱点は解消されたのではないでしょうか。しかも今なら2017年3月までの料金が1,500円と半額で契約しやすい月額となっているので、プレミアリーグをより気軽に楽しめるようになっています。

ようやくのPC/テレビ対応が始まっているので、いよいよJスポーツは解約をしてもいいかもしれません。

[blogcard url=”https://smaho-dictionary.net/2016/10/sponavilive-pc-tv/”]

 

以上のように今シーズンから放送対象試合が大幅に減ってしまったプレミアリーグですが、ネットライブ配信のスポナビライブであれば全試合をライブ・録画で見ることが可能になっています。

現状国内ではJスポの5試合かこのスポナビライブの独占ネット配信しか中継を見る手段はないので、海外サッカー好きは本意ではなくても加入しておかないと注目試合を見逃してしまうことになります。

セリエAやブンデスリーガ、そしてJリーグのネット配信に関しては今夏からサービスが始まるDAZN(ダ・ゾーン)が扱う可能性が濃厚なため、こちらが揃えばスカパーのJリーグパックや欧州海外サッカーパックからの移行が加速していくかもしれません。

 

ちなみにDAZNはFire TVやPS4などで配信予定でテレビでも見れるわけですが、スポナビライブもそちらに対応してくれないものでしょうか・・・。

追記:3月16日以降、フルHD版においてAmazonのFire TVやAndroid TVに対応することになります。



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