SoftBankは4月24日よりプリペイド式契約「シンプルスタイル」に、4G LTE対応のスマートフォン端末「Blade Q+」を対象ラインナップに加え入れました。
従来契約出来た201HWでは4G LTE通信は塞がれていましたが、今回の「Blade Q+」ではようやくのシンプルスタイル対象端末で初の4G LTE対応機となります。
「Blade Q+」販売価格は
- 10000円のチャージ料込みで税込み22140円です。
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基本料は無料、無料利用期間が2日間、チャージに選択した日数分だけチャージ料を消費します。
初回のこの10000円分の無料チャージは利用開始の翌日から120日間の利用期間が定められています。
利用有効期間が過ぎた場合にはチャージ金額が無効になってしまいます。チャージ金額の残高無効期間を過ぎたら、360日間の電話番号有効期間に入ります。
電話番号有効期間の間は、着信のみが可能です。基本料はもちろんかからないので、着信のみのケータイ電話として約1年間番号を保有することが出来ます。
再チャージすることで利用有効期間の復活と電話番号有効期間の延長が可能なため、チャージをうまく使えば少ない出費で着信専用スマホを持つことが出来ます。
その他シンプルスタイルの内容については以下で説明しています。
「シンプルスタイル」をSoftBankが発表、プリモバイル・プリスマに変わるプリペイドプランとして | スマホ辞典
Blade Q+ スペック
Blade Q+はこれまで販売されてきたプリモバイル/シンプルスタイル対応のスマートフォンに比べると、かなりスペック的に「普通に使える」レベルまで上がってきています。
LTE通信はもとよりWi-Fi運用も可能であるため、サブ的なポジションで着信&Wi-Fi向けの2台目以降スマホとして持つのに使えるかもしれません。
Blade Q+ | |
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Android OS | 4.4.4 |
CPU | MSM8916 Snapdragon410 |
端末サイズ | 67×132×10 mm |
重量 | 139g |
ディスプレイ | 4.5inch |
解像度 | 854×480 FWVGA |
RAM | 1GB |
ROM | 8GB |
LTE対応Band | B1,3,8,41? |
バッテリー | 2000mAh |
連続通話時間 | 760分 |
メインカメラ画素数 | 500万画素 |
フロントカメラ画素数 | 200万画素 |
ワンセグ/フルセグ | ×/× |
外部メモリ | microSDXC 32GB |
何気にS410、RAM:1GBと性能に関わる部分のスペックがミドルレンジのそこそこな格安スマホと同等になっているため、個別の不具合さえなければある程度の動作を期待できるでしょう。
シンプルスタイルでは機種変更も可能なため、旧来のシンプルスタイル対応のシングルコアスマホなどを利用しているようでしたら、こちらへと切り替えるのもいいかもしれません。
コスパは高いものの、用途には優れる・・・かも
そこそこの性能のあるスマートフォンですが、かといってSIMフリーモデルでもないため、決してコストパフォーマンスは良くありません。
10000円分のチャージ料付きといっても、期限が来ると失効してしまうため、オトクさもそれほどありません。
*追記:公式のSIMロック解除対応端末の中に、Blade Q+が含まれていました。これによってSIMロック解除をすることで対応周波数自体は少ないものの、他社のLTE通信網などを利用することが出来ます。プリペイドチャージ額がなくなった後は、再びチャージをするかSIMロック解除を行って他社スマホで利用するか、という方法をこのスマホでは採ることが出来ます。
ただSoftBankのMVNOが登場してこない中で、契約として大きな縛りのない形(MNP用に解約をしてしまうと19800円の解約金あり)でSoftBankと気軽に契約できる唯一の方法なので、SoftBankの4G LTE回線をサブなり予備なりで持っておきたい方にはもしかしたらいい契約内容かもしれません。
着信専用の回線としては301Zなどと比べて高めなので、今使っているシンプルスタイルの機種変更用以外では、なんとなくおもちゃが欲しいという方向けでしょうか。