ドコモで短期間の内に70万件以上の契約者数を集めている「ドコモの格安スマホ」サービス『docomo with』に待望の追加機種が投入されます。
追加機種は3機種で、今回はその中で比較的スペックが高くて発売も11月中とされている「AQUOS sense SH-01K」についての内容をまとめてみたいと思います。
価格の安さ、維持費の安さを実現しているにも関わらず、多機能性に特徴のあるスマホになっています。
AQUOS sense SH-01Kの価格と実質0円までにかかる期間
まずはAQUOS sense SH-01Kの価格について表で出しておきましょう。
AQUOS sense SH-01K | |
販売価格 | 30,456円 |
docomo with | ▲1,620円 |
実質0円までの期間 | 19ヶ月 |
価格は一括での購入が前提として考えられる安さになっています。一括価格で30,456円と通常のドコモスマホでは見られない価格を付けています。
デザイン面やS430搭載・RAM3GBかつフルHD IGZOパネル、おサイフケータイに防水・防塵機能という充実した機能を含みながら、3万円という価格の安さは廉価モデルにしても安すぎる価格設定に感じます。
しかもの価格で購入できるにも関わらずdocomo withの対象ということで毎月1,620円のdocomo withの割引が継続して適用されるという条件の良さを見せます。
docomo withは月々サポートのように24ヶ月限定の割引ではなく、次に機種変更するまで割引が継続する仕組みになっているので、長く使えば3年4年と割引が続くようになっています。
そのため通常月々サポートで計算される2年間利用の実質価格というものも、割引が3年目以降も続くために使えば使うほどマイナスの金額に寄っていくことになります。
また2年限定で考えたとしても、19ヶ月目には実質0円以下の金額になるほどに端末価格の安さと割引の高額さが揃っているので、AQUOS sense SH-01Kは非常にお買い得なスマホとなっています。
docomo withスマホの維持費
価格が安く、割引も高額なAQUOS sense SH-01K。
次は実際に契約してみた際にどういった維持費で持てるのかということを具体的に確認してみましょう。なお維持費は端末代を一括で支払ったものとして考えています。
プラン構成
- 基本プラン
- spモード
- パケットパック
- ▲docomo with
docomo with維持費
子回線 プラン構成例 |
シンプルプラン + シェアオプション |
カケホライト + シェアオプション |
カケホーダイ + シェアオプション |
代表回線 プラン構成例 |
カケホライト + データM |
カケホライト + シェアパック10 |
カケホライト + ウルトラシェアパック30 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
維持費 | 302円 | 1,080円 | 2,160円 | 5,940円 | 10,800円 | 15,120円 |
シンプルプラン+シェアパックの組み合わせでもdocomo withの契約が出来るため、維持費の最安値は302円(税抜き280円)という金額になっています。一括30,456円で購入できた上にこの維持費が実現できるのはドコモで低価格・低維持スマホを求めていた方にとって非常に魅力的でしょう。
しかもこの維持費は2年で終了ということもなく、docomo withを契約している限りはずっと続くためずっと302円で使うことも可能になってきます。
これだけの安い維持費が長期間実現できる契約がdocomo withの契約になります。短期間で70万契約というのも十分に理解できる安さかと思います。
一括30,456円、維持費最安302円の契約がこのAQUOS sense SH-01Kというわけです。ドコモのスマホ代を非常に安価な形にすることが出来ます。
docomo withの更なる説明については以下の記事にあります。
[blogcard url=”https://smaho-dictionary.net/about-docomo-with/”]
機能性は充分もスペックは最新モデルに劣るミドルレンジであることに注意
この価格にこの維持費ならば購入に前向きな気持ちになると思いますが、このAQUOS sense SH-01Kの契約について一つ注意点としてあるのが、このスマホ自体のスペックがそこまで高くないというポイントがあります。
RAMが3GB、フルHDのIGZOパネル、おサイフケータイに防水・防塵機能、指紋認証に対応といったところのスペックや機能性は優れているものの、利用しているCPUがSnapdragon 430とそこまで処理能力の高くないものになっています。
そのため価格の高い最新モデルと比較するとゲームアプリを中心とした負荷の強いアプリ動作が重くなるなど、一部快適な動作といったものが期待できなくなります。こうした点から特に若い人へ向けたスマホとしてはおすすめしにくいものになっています。
またいろいろなアプリを試す傾向にある方にとっても、CPUの処理能力の関係で今後2年ぐらいしたら使えないアプリといったものも出てきてしまう可能性があり、そちらにも積極的にはおすすめできません。
価格も維持費も安いスマホではあるものの、その分スペック面であくまでもミドルレンジ帯のモデルであるというのがAQUOS sense SH-01Kに対する評価において正しいものになります。
なのでこちらの契約を行う場合には、スマホのスペックが低くても困らない使い方をする方でないと、価格/維持費/性能のすべての面で満足できる買い物にはならないかもしれません。
ゲームや高画質な動画を見ないということであれば十分に満足できると思いますが、長時間スマホを触る機会が多かったりゲームなどのコンテンツ系サービスをスマホで楽しんでいるという方には向いていないスマホの性能です。
この点を理解した上でAQUOS sense SH-01Kは契約する必要があります。維持費も価格も安いという魅力はあるものの、使う人を選ぶ抑えられたスペックとなっているというわけです。
もしもある程度のスペックを求めたいのならば、6,000円ほど値上がりするものの同じdocomo withのGalaxy Feel SC-04Jを買ったほうがいいでしょう。
[blogcard url=”https://smaho-dictionary.net/galaxy-feel-sc-04j-review/”]
ただ維持費の安さは本当に魅力的、ドコモのスマホ代を安くしたいなら機種変更の価値はあり
スペックはあまり高くないものの、そこを許容できるようならばこの一括価格の安さと維持費の安さはドコモの契約の中でも特筆すべきものです。
特に家族でドコモの回線を所有しシェアを組んでいるならば、あまりスマホを活用しない中高年世代以降の家族も1人か2人ぐらいいるでしょうし、そうしたユーザーの回線をこちらのdocomo withの契約にしてしまえば、シェアオプションで最安302円のままずっと使えることになります。
スマホの性能的に万人におすすめできるものではありませんが、節約力の強い契約がdocomo withによってできるのは間違いないので、利用用途が合うユーザーが契約すればスマホ代の節約に大きく役立ってくれます。
AQUOS sense SH-01Kはそうした節約目的の利用方法と合うスマホです。
[blogcard url=”https://smaho-dictionary.net/docomo-onlineshop/”]