格安SIMのUQモバイルについて、どのような評価ができるのか・良い所や悪い所といったポイントを2014年頃から観測している経験則込みでまとめてみたいと思います。
まずこの記事においてはUQモバイルの特徴を良い所悪い所含めて挙げていっているために長くなってしまっているため、結論から先に書いておきます。
結論から言わしてもらうと、UQモバイルは数多くの格安SIMの中でもトップ3に入る事業者の回線なので、このUQモバイルについて興味を持って調べようとこうした記事にたどり着いた人は見る目がある、と言えます。
UQモバイルについて興味を持ってこうした記事を確認してきているという時点でその人は格安SIMの正解を引き当てたと言ってもいいです。
それぐらいにUQモバイルは格安SIM全体の中でも飛びぬけた品質を持った回線となっており、契約後に「後悔をしない」という格安SIMの中では稀有な存在になっています。
初めて格安SIMを使う、キャリアからのりかえをしてくる初心者にはもちろん、多くの格安SIMを使ってきたような上級者にとってもあらゆる面において他の格安SIMと比べて使いやすい回線なので、興味を持ってここにやってきた人に自信を持って「買って良し」とおすすめすることができます。
この後に各詳細を説明していきますが、UQモバイルが良さそうだと感じて調べてこうした記事にたどり着いた人はその直感を信じて契約をしてしまっても構わないレベルになっており、UQモバイルは他の格安SIMよりも圧倒的な実力をもっています。
その辺りのUQモバイルの凄さというものをこの記事ではまとめています。評価と共に評判や口コミといったところも用意しているので、ぜひUQモバイルの凄さについて知ってもらえればと思います。
UQモバイルの特徴簡易まとめ
まずUQモバイルに関して色々と説明していく前に大まかにどんな特徴があるのかということをまとめていきます。
こちらに挙げているような内容がUQモバイルの格安SIMには用意されているために、他の格安SIMと比べても使いやすくなっています。
- 通信速度が遅くなりにくく、多くの格安SIMが苦しむ昼時でも常時高速なまま
- 規制時も通信速度が300kbpsを上限としているためストレスを感じにくい
- 高速と低速を切り替えることができるため、SNSや軽いWebサイト閲覧中心の時に無駄に通信量を使わない
- スマホプランがプラン内容の割に安い
- スマホセットでも端末価格が抑えられているため安い
- 家族で複数台持つと毎月550円の割引
- Appleの正規品iPhoneを取り扱える
- iOSでのテザリングが可能(こちらは現在他の格安SIMも対応)
- SIMのみ契約にキャッシュバックがあるため表示されているプランよりも実際は安い
- メールアドレスはdocomoのPC向け迷惑メールフィルターに引っかからない
パッと挙げただけでもこのような特徴がUQモバイルにはあります。
主にメリットとなる部分が中心ですが、こうした特徴は他のMVNOにはないものばかりとなっているので、少しでも気になる内容があるようなら普通の格安SIMを選ぶよりもUQモバイルを選んだほうが圧倒的に使いやすくなります。
こうした他にはない特徴を持っているのがUQモバイルです。
以下ではこれらの特徴をより詳しく説明していくので、真に後悔しない格安SIMを選びたいという方はそちらにも目を通してもらってUQモバイルの特徴が持つ魅力というのを理解してもらえればと思います。
UQモバイルは通信速度が遅くならない!常時安定した高速回線として利用できる稀有な格安SIM
UQモバイルをおすすめしている最大の理由は、UQモバイルの通信速度が遅くならないからです。
通常、MVNOの格安SIMは通信速度が極端に遅くなってしまう時間帯というのがあります。
お昼12時以降の時間帯や通勤・帰宅ラッシュの時間帯、それに夜間の時間帯を中心に格安SIM事業者がキャリアから借りている帯域以上の通信量が出てしまうと、その帯域が輻湊してしまって通信速度が遅くなってしまいます。
このため各MVNOでは帯域を定期的に増量させて時間帯によって遅くならないようにしているのですが、これらの時間帯はユーザーの集中が激しいためにほぼどの格安SIMも効果が出ておらず、時間帯による極端な低速化というのは格安SIMを使う上では覚悟しなければいけないものになっています。
そうした中でUQモバイルは通信速度が全く遅くなりません。
過去の計測を見てもその速度の安定感はかなり優れたものになっています。一番輻輳しやすい12時台の過去の速度計測結果というのを他のMVNOと比較してみましょう。
12時25分~速度比較 | UQモバイル | IIJmio | mineo |
---|---|---|---|
10月 | 5.6Mbps | 0.60Mbps | 1.2Mbps |
11月 | 9.6Mbps | 0.45Mbps | 0.0Mbps |
12月 | 6.3Mbps | 0.45Mbps | 0.7Mbps |
1月 | 10.5Mbps | 0.52Mbps | 0.75Mbps |
7月 | 16.2Mbps | 0.35Mbps | 0.62Mbps |
8月 | 9.5Mbps | 0.4Mbps | 0.35Mbps |
12月 | 11.7Mbps | 0.65Mbps | 0.30Mbps |
一番格安SIMが遅い時間帯においてもこの圧倒的な速度記録です。これが夜も含めた他の時間帯でも継続していくため、通信速度としては他社がその比にはならないものになっています。
UQモバイルを使えば格安SIMの一番のデメリットである時間帯によっての速度低下といったものとは無縁の通信環境を作ることができるのです。
まずこの通信速度が他の格安SIMと比べて非常に高速でどの時間帯も安定しているというのがUQモバイルの大きな特徴の一つです。この特徴を持っているのは後はY!mobileぐらいしかないため、速度比較においてはUQモバイルとY!mobile以外の格安SIMはお呼びでない状態になっています。
高速の理由はKDDIグループだから帯域購入が優遇されている?他社の格安SIMが白旗をあげるぐらいの高速さ
この速度に関してなぜこれほどまでにUQモバイルが他の格安SIMと異なっているのかということを説明しておくと、よりUQモバイルの凄さがわかってもらえるかと思います。
UQモバイルの通信速度は現在他社のMVNOから大きな不満を持たれ抗議されています。
その理由が
「UQモバイルがこんなに高速な回線こんなに安い料金で出されたら他の格安SIMは商売ができない」
というような実質的な白旗宣言です。
この白旗宣言はmineoやIIJmioといったMVNOが総務省の有識者会議において出しており、「UQモバイルの通信速度の高速さを取り締まってほしい」と言い出している始末です。
実際の資料はこちら↓。
内容を要約すると
- UQモバイルの通信速度は普通の格安SIMでは到底敵わないレベルの高速さ
- それでいて安い料金で使えてしまうから賢いユーザーがUQモバイルを選んでしまい競争が全くできない
- 競争できないのは健全じゃないから総務省が規制してUQモバイルの通信速度を遅くしてほしい
といった内容です。
他社のMVNOからもはや競争が成り立たないレベルで安いのに高速回線である、とお墨付きを得ているのがUQモバイルなのです。総務省に泣きつくという白旗宣言もされており、UQモバイルの凄さというのが非常にわかりやすいかと思います。
なぜこれほどまでにUQモバイルの通信速度が良いのかというと、その主だった理由としてはUQがKDDIの子会社・グループ扱いになっていることが大きな要因です。
この特徴のために速度を決定づける通信帯域に対してKDDIから優遇に近い処遇がなされています。
昔はこの優遇の仕方が露骨で、UQ回線がほぼau回線と同じ通信経路を辿っているという仕組みになっており完全にキャリア回線を安いままに使えていました。
現在はそうした方法をとると総務省なんかから強い注意を受けるために、UQモバイルが自社設備で帯域を持つWiMAXを貸し出す料金の設定を、KDDIのMVNO向け帯域を多く借りても赤字がでない形にバランスよく設定することで、大量の帯域を所有しながら安い料金で使えるという反則的な仕様を実現しています。
このように子会社・グループ会社ゆえにUQのWiMAX帯域を高額で買い取ってもらい、そのお金を使ってKDDIから大量の帯域を借りるという形で格安SIMにはなしえないほどの通信帯域を確保し、それゆえに高速回線を実現しているのがUQモバイルです。
キャリアからの間接的な優遇に近い処遇がされているという特殊性があるために、他の格安SIMでは到底太刀打ちできない回線品質を実現しています。
速度に関する口コミや評判は格安SIMとは思えないぐらいに良好
実際にこの速度に関する口コミをTwitter上のものを適当にピックアップしてみました。
格安SIMでは速度に関して非常に辛口なコメントが多いのですが、UQモバイルの場合は真逆で好意的なコメントに溢れています。
やっぱ速いわUQモバイル#TryUQだぞっ #WiMAX https://t.co/jXsp3TsEKO
— もこたん (@papaya552020) 2019年3月14日
はい( ´ ▽ ` )ノ
UQモバイル使ってます????
通信速度も速いしおススメです(*˙︶˙*)ノ— ari (@ari13161174) 2019年3月14日
YモバはMNOですね、自前の設備あるので。私はUQモバイル使ってるんですが、お昼でも結構速いですし、データ3GB+通話プランで月額1817円で済んでるので満足してます(*´ω`*)
— MID(ミッド) (@ros_hare) 2019年3月12日
モノクロの格安SIM特集読んだけど、UQの速度最強。
親のauも速いけどそう変わらない。
料金もデフォルトではマイネオやLINE、OCN有利やけどキャンペーン割引とか入れたらそう差はない。
格安SIM選ぶならdocomoはなくauかSoftbankとなり、UQかYモバとなる。#誰向け発信やねん
— 周瑜しゅうゆ@S.G.G.K若林源三です (@D4Csuperdragoon) 2019年3月11日
スマホのキャリアをUQモバイルに変えてみて
メリット
①通信速度が速い
②大手より料金が6000円ほど安くなる
③サポート体制が充実してるデメリット
①2年縛りがある
②他の格安より少し割高総合的にみて大手キャリアから変えてだいぶ良かったです!
ただ、格安では少し割高なのが気になります— 投資家ぺけ (@UAzpONark76o29l) 2019年3月8日
速度に関するより詳しいメリットについてはこちら
[blogcard url=”https://smaho-dictionary.net/uqmobile-merit-speed/”]
規制後もストレスにならない通信速度!最大300kbpsの通信が可能に
UQモバイルの通信速度周りではデータ容量を使いきった後やターボOFFの際の「規制時の通信速度」も非常に良いものになっているため、そうした側面でもUQモバイルは使いやすい格安SIMです。
UQモバイルは規制時の速度・データ容量を使わないモードでの速度というのが300kbpsという比較的速い速度に設定されています(ぴったりプラン/おしゃべりプランの場合)。
この300kbpsというのは、キャリア回線やY!mobile回線の規制速度である128kbpsや格安SIMの一般的な規制速度の200kbpsよりも速いものになっています。
128kbpsと300kbpsの体感としてはかなり違うものになっていて、128kbpsだと規制されるとTwitterの読み込みやYahoo!のトップページですらもかなり遅く感じて時間がかかるのですが、300kbpsだとTwitterは画像の読み込みが遅いぐらいで文章は比較的サクッと読み込めて、Yahoo!のトップページもストレスの感じないレベルで読み込みをしてくれます。
128kbpsだと生活に支障が出てしまうレベルで遅いですが、300kbpsならばなんとかなるレベルの速度となっているので、速度規制後の使いやすさが段違いで良いものになっているのがUQモバイルです。
元々キャンペーンで2年間3GB/9GB/21GB使えるのがUQモバイルの契約のため、まず速度規制にかかるほどデータ容量は使わないと思いますが、速度規制がかかったとしても300kbpsという比較的余裕のある通信速度で利用できるというのは格安SIM全体と比較しても使いやすさを強く感じる内容といえます。
通信速度の切り替えもアプリで一瞬!無駄にデータ通信量を使わない仕様
またこうした規制時の使いやすい低速速度への切り替え・ターボモードの切り替えというのも簡単にできるようになっており、データ通信量を消費しにくいという特徴も持っています。
UQモバイルではアプリでワンタッチに高速と低速を切り替えることが出来るようになっており、こちらを活用することによってあまり速度を必要としない場面において高速データ容量というのを消費せずにネットを利用することが出来ます。
低速時でも300kbpsの速度が出るため、月末近くに通信量を節約したいという使い方にも簡単に対応することができます。
電車の中でTwitterぐらいしか見ない、というような場面では通信量を節約できるターボモードをOn/Offで切り替えるといいでしょう。
通話+データセットプランが非常に優秀な内容!大容量高速データが使えて安い
UQモバイルはこうした通信速度周りに対して他の格安SIMを圧倒するほどの良さを持っている回線なのですが、そうした高速回線を持っていながら安い料金で使える、という特徴的なプランの存在も高く評価することができます。
UQモバイルのメインのプランである「スマホプラン」は、契データ容量の多さと通信費の安さといったところで他の格安SIMよりもコスパが良いものになっており、キャリア回線から初めて格安SIMに乗り換えるというユーザーにとっても使いやすい契約内容になっています。
この「スマホプラン」についてまとめてみましょう。
スマホプランは音声とデータ通信が一緒になったプランで、それが以下のような内容です。
- 音声通話付帯
- かけ放題オプション(770円/月):1回10分以内の通話ならば何回でも無料
- 通話パックオプション(550円/月):毎月60分まで無料通話範囲
- データ通信は大容量
- プランSは3GB・プランMは15GB・プランLは25GBも使える
- 通信費は音声とデータ容量がセットになった料金
- 維持費は通話とデータ通信がセットになった一体型
- 解約金は0円
解約金は0円。2年縛りはありません。
この料金内にはすでに説明している通り、「通話」と「高速通信可能な大容量のデータ通信」というのが含まれています。
これらが含まれていながら4,000円以下から利用できるというのはかなりお買い得であるといえます。
UQ学割で638円引き
こうした比較的安い基本料以外にも、UQモバイルの通信費というのを安くしてくれる割引が用意されています。
主だったものとしては2つあり、以下のそれぞれの割引です。
- UQ学割:638円引き/月
ギガMAX月割:330円引き/月
といった割引です。
UQ学割は18歳以下の家族がUQモバイルを利用する際に適用される割引で、その名義で利用しするUQモバイル回線を毎月638円も料金を割り引いてくれます。
UQモバイルの料金を考えたら結構高額な割引が毎月適用されるという施策です。
ギガMAX月割はWiMAX回線とのセット割になっています。自宅に固定回線・光回線をひけないという状況であれば、WiMAXを固定代替のようにして使えるためそちらとセットにすることによって月額を安く済ますことができます。
※ギガMAX月割は新プランでは利用できないため注意してください。
WiMAXとUQモバイルの組み合わせを維持したままauスマートバリューも適用できるため、複数回線運用している家族であればさらに活用することができる割引です。
iPhoneは正規品 他社MVNOのようにApple Careに加入済み問題も発生しない
料金や通信品質といったところのメリットだけでなく端末周りのUQモバイルにおけるメリットというものもあるのでそちらを消化していきましょう。
UQモバイルやY!mobileのサブブランドと呼ばれる回線で契約できるiPhoneは、どれも正規品という特徴があります。
通常正規品は日本の場合3キャリアと公式のSIMフリーモデルしか用意されていませんが、Y!mobileとUQモバイルというキャリアの息のかかったサブブランドでも取り扱いがされています。
他のMVNOではこのiPhoneに関しては、整備品や市場の白ロムの流用といった形になっておりAppleから直接卸して契約できるようにしているわけではありません。
別にどちらも正規のiPhoneであることは変わりませんが、UQモバイルのような公式からの正規品販売であればmineoで起きたApple Careが登録済みで保証期間が短くなる・あるいは利用できないというような問題を避けることができます。
中古品が嫌だという方にも安心して新品の正規品を購入することができるようになっているため、他のMVNOにはないUQモバイルのメリットとしてこのiPhoneの正規品が扱えるという点は良いポイントになるでしょう。
iOSで構成プロファイル不要かつテザリング対応(※テザリングは他社auMVNOも対応に)
iPhoneの正規品がApple社から卸される形で取り扱えるということで、UQモバイル(とY!mobile)は格安SIMにも関わらずiOS端末において構成プロファイルをインストールしなくてもすぐに利用できるようになっています。
他の格安SIM・MVNOだとまずiPhoneをWi-Fiなどに繋いでAPN設定の入った構成プロファイルをインストールしないと利用できないのですが、公式で正規品を取り扱えているUQモバイルとY!mobileの回線だけは、iOSのバージョンが新しければ構成プロファイル不要でSIMを入れればすぐに通信が開始されます。
iOSと格安SIMの関係は特に問題が多く、OSアップデートによって使えなくなってしまう問題なんかも過去には多発したため、Apple公式において構成プロファイル不要で通信できるキャリアの一つとして組み入れられているUQモバイルの安心感は、他の格安SIMと比べても大きなものがあります。
またUQモバイルはau系のMVNOで唯一iOS端末でのテザリングが利用できるため、その点でも使いやすさというのが高い回線となっています。
※こちらのiOSテザリングに関してはその他のMVNOでも利用できるようになったため、UQモバイルの特性からは外れる形になっています。
このように特にiOS端末において、UQモバイルは正規品を取り扱っているためにトラブルに見舞われることが少なく、SIMを入れるだけで使えるようになるということで扱いのしやすさが他の格安SIMと比べても段違いに良くなっています。
こうした端末周りでの他社との違い・特徴というものがUQモバイルにはあります。このようなメリットに近い特徴もUQモバイルを使いやすくしてくれるものになっているのは間違いありません。
メールアドレスはMVNOとして唯一ドコモの迷惑メール防止フィルターに引っかからないPCメールアドレスに
その他のUQモバイルの特徴としてはメールアドレスの扱いが他社キャリアにおいて特例的なものになっている点が挙げられます。
通常格安SIMでは「キャリアメール」といったものが用意されておらず、Gmailや格安SIM事業者の独自ドメインのメールアドレスを利用することになります。
このGmailや独自ドメインのメールでも通常の利用シーンにおいて問題になることは少ないのですが、相手がキャリアメールの場合「PCメールは拒否」状態になっていると、GmailやMVNOの独自ドメインメールが受信されない状態になってしまいます。
そのため他の格安SIMでは相手のキャリアメールがPCメール拒否している場合、メール以外の方法で連絡を取り合う必要が出てきてしまいます。
LINEなどを知っていればいいですが、LINEをしていなかったりそこまで親しい間柄ではないという場合には、連絡手段が限られてしまうことになります。
そうした中で、UQモバイルの独自ドメインメールである「@uqmobile.jp」はドコモのキャリアメール宛に送る際に、「PCメール拒否」を設定していても特別にそのフィルターに引っかからない設定をドコモ側が行っているため、メールをお互いの環境で送受信することができるようになっています。
このため連絡先が変わったことなども知らせることがメールから出来、UQモバイルに変えたことによって連絡手段が途切れるということがありません。
なぜUQモバイルのメールアドレスだけが特別な扱いを受けているのかはわかりませんが、UQモバイルサービス開始直後の時にauの通信経路に近いものを利用していた点、@uqmobile.jpのバックボーンが@ezwebだという噂などから、ドコモ側で「UQモバイルはただのMVNOや格安SIMではない」という判断が働いたのかもしれません。
なぜ唯一格安SIM系のメールアドレスの中で迷惑メールフィルターから除外されているのか、その理由についてはわからないところもありますが、とにかくドコモのキャリアメール相手にもメールを送れるという点は強いポイントとなっています。
契約にはキャッシュバックもついてくる
メリット周りに関して最後はもう一度契約に関連するところを紹介しておきましょう。
契約において必ず適用されるわけではありませんが、少なくとも当サイト限定の紹介ページから申し込んでもらえればUQモバイルの契約にキャッシュバックを適用して契約することができます。
公式オンラインショップで普通に契約するだけではキャッシュバックなどは適用されず、普通の契約しかできないわけですが、当サイト限定のキャッシュバックページから申し込んでもらえれば全くデメリットや追加の条件などなしにキャッシュバックを追加させることができます。
申し込むページが違うだけで、普通に契約するよりも圧倒的にお得な形で契約できるようになっているため、こちらのキャッシュバックをUQモバイルを契約する上で必須と言えます。
キャッシュバックはプランSからでも5,000円と高額で、SIMのみ契約でもスマホセット契約でも適用できます。
実質的にどの契約であってもキャッシュバックページからの申し込みであれば5,000円分確実に安くなるようになっているため、本当にお得な契約をすることができます。
キャッシュバックは4ヶ月後に口座振替という形で行われるため、キャッシュバック確定までの期間というのも短くなっています。
またキャッシュバックを知らせるメールも登録アドレスは自由になっており、お知らせメールがMVNOの独自ドメインに限定されている他の事業者のキャッシュバックキャンペーンに比べても良心的です。
口座振り込みもキャッシュバック確定後の登録作業から最短1日で振り込まれるため、かなり他の格安SIMのキャッシュバック条件と比べても緩くてスピード感のある対応が行われます。
キャッシュバックを適用することで3,000円以上お得に契約することができるので、UQモバイルを契約する際には必ずキャッシュバックを利用するようにしてください。
※キャッシュバックは終了、現在は直接端末価格を割り引く方式に変更
現在UQモバイルではキャッシュバックが終了しています(SIMのみキャッシュバックは期間限定で復活)。
分離プランの導入、総務省によるキャッシュバック規制の影響によって大きな効果が期待できないものになっているため、キャッシュバックも縮小の傾向にありましたが2019年12月に遂に終了となってしまいました。
これは一見ユーザーにとってはデメリットかと感じられると思いますが、現在UQモバイルではキャッシュバックが無くなった代わりに非常に大きな端末値引きを用意するようになっています。
これによって従来一括7万円前後したiPhone 7が3万円台前半で購入できるようになったり、他キャリアで2万円台前半だったGalaxy A20がもっと安い1万円台前半で買えるようになっています。
この値引きの効果によってUQモバイルはキャッシュバックが終了したといってもまだまだスマホを安く契約できるようになっています。むしろ一括での価格の安さはこれまでのUQモバイルのスマホ販売価格から大幅に安くなっており、単純に安くスマホを契約したいということであればキャッシュバック終了後のUQモバイルのスマホ契約の方がお得になっています。
気になるUQモバイルのデメリットは?
ここまでは主にUQモバイルのメリット的なところを見ていきましたが、次はデメリットについても確かめておきましょう。
格安SIMを選ぶ上ではメリットよりもデメリットを知っておくことが必要になりますが、UQモバイルの場合はキャリアのサブブランドということでそのデメリットをしっかり潰してきています。
そのために格安SIMのデメリットになりがちな速度の遅さなどがないために主だったデメリットというのは存在していません。
ただそうした中でもデメリット的なところというのは間違いなく存在しているため、そちらについてUQモバイルを安心して契約してもらうためにも紹介していこうと思います。
1年で終わるイチキュッパ割、これはキャッシュバックで対応を
※追記:こちらはスマホプランでは用意されなくなったため、デメリットとして考えなくて良い内容になりました。
UQモバイルのデメリット的要素としてはイチキュッパ割が1年しか継続しない点があります。
UQモバイルの回線は2年縛りでマンスリー割も2年間の適用を前提としている中で、1年間の割引だけでは2年間利用する際の維持費が1年目2年目で大きく変わってきます。
しかも割引は1,100円という高額な金額になっているため、この割引が1年しか続かないというのは見た目の金額というものに強い影響を与えます。
このデメリットについてはUQモバイルの料金の考え方を2年平均で考えることによって一応の解決策となるでしょう。
1年目の料金の安さに比べて2年目は高く感じられてしまいますが、2年平均で見るとキャリアと比べた時に間違いなく安い料金となっています。
また今回当サイト限定のキャンペーンとしてキャッシュバックを用意していますが、こちらを維持費に充てるという考え方もあります。
プランSのキャッシュバックが10,000円ですが、こちらは1ヶ月分の割引として考えると333円という事になります。そうするとワンキュッパ割を1ヶ月辺りの割引として考えた時の500円という料金と比較しても200円程度の差になり、キャッシュバックがあることで実質的には約20ヶ月間はイチキュッパ割同等の割引が受けられると考えることが出来ます。
このようにイチキュッパ割の短さはデメリットではあるのですが、特典などを受けることによって実質的に同額に近い割引を2年間受けられると考えることもできるため、デメリットではありますがそこまで深刻なものにはなっていません。
もしも割引の短さが気になるのであればこうした考えをしてみて下さい。
2年で特典が減少、基本的には新規契約しなおしかY!mobileと2年ごとのMNPを繰り返すのをおすすめ
※追記:スマホプランではこちらのデメリットは無くなっています。
もう一つUQモバイルのデメリットとしては、2年満期で契約した後に特典が減ってしまうという点があります。
先ほどのワンキュッパ割関連の特典が減るだけでなく、2年満期後はデータ通信量の増量特典がなくなってしまいます。
最初の2年は無料であるデータ通信量増量特典が、3年目からはオプション代として500円が発生してしまいます。
その他基本料の割引は引き継がれますが、このオプション代500円値上げによって3年目からの維持費は同じように使おうと思った時に高くなってしまいます。
この問題に対して現時点での解決策というのはこれといって特にありません。
UQモバイルを続ける場合、もしも電話番号が変わっても良いのならば新たに新規で契約をしたほうが良いですし、もしも電話番号を利用し続けたいのであれば同じ料金プラン体系であるサブブランド回線のY!mobileへとMNPし、UQモバイルとY!mobileを交互に行き来する使い方というのが無難な方法になります。
UQモバイルは3年目以降も継続して利用し続けると特典が減ってしまうため、2年ごとに契約を切り替える方法がベストになるでしょう。
※ただしUQモバイルでは2年更新の前にユーザーに対して電話で3年目以降において適用できる1,080円を通信料から値引く特別な割引を案内しています。
そのため2年でY!mobileに飛ばなくても、そのまま大した料金の値上げもなく(あったとしても500円程度)UQモバイルを使い続けることが3年目以降も続けることが出来ます。
こちらに関しては2年満期の直前にかかってくるという報告も出ていたり、2年目の更新月にMNPしようと予約番号を発行してもらおうとした際に提案されることがあります。
現状2年満期ユーザーを引き止めるメリットというのが薄いUQモバイルにおいて、こうした隠れた引き止めキャンペーンといったものは継続して行われるものになるでしょう。
あらゆるお得さ・使いやすさを持った格安SIMがUQモバイル
- UQモバイルは通信速度が遅くなりにくいキャリアのサブブランド回線
- 高速通信が快適なのはもちろん、低速通信も300kbpsという比較的ストレスが少ない速度
- 他社のMVNOが白旗宣言をしてしまうほどに回線品質は高い
- 通信料は通話とデータ回線が含まれたわかりやすい形
- 最安プランでも3GBから利用できてデータ量に不足を感じにくい
- 家族割も用意
- iPhone 7などのセットスマホが他MVNOと比べても安い
- iPhoneが正規の卸ルートで販売しているため、補償オプションに加入できる
ここまでの説明のようにUQモバイルは格安SIMの中でも「正解」と言っていいほどに優れた格安回線となっています。
回線品質の高さといったところは他のMVNOでは到底対抗できないものになっており、UQモバイルの通信速度の良さというのは長く一つの回線を使っていく上で非常に大きなアドバンテージになるでしょう。
それでいて料金はSIMのみでも端末セットでも安く、MVNOとして高い節約効果を期待できるのは間違いありません。
このようにUQモバイルは安い料金で使えるにも関わらず、キャリア回線並みの通信速度で使えるという最強クラスの格安SIMということがこれまでの説明でわかってもらえるかと思います。
格安SIMの中では群を抜いた使いやすさ・お得度というものを持っているため、このUQモバイルを乗り換える格安SIMの候補にしているようであれば、その他の候補を考える必要もなく選んで良い回線といえます。
UQモバイルは格安SIMの中でも特におすすめです。
少しでもUQモバイルに興味を持っている、格安SIMに乗り換えてスマホ代を節約したいと考えているのならばこのUQモバイルは確かな満足度を得ることが出来るMVNOです。