何やらガラケーのニュースでパナソニックのガラケーが好調という記事を目にしたのでそれに便乗する話題を。
【ビジネスの裏側】なかなか絶滅しないガラケー…首位パナが次々新機能、スマホより優位に立つ?(1/4ページ) – 産経WEST
ドコモのガラケーとしてP-01Hが人気だそうです。上の記事やドコモオンラインショップでの販売ランキングを見ると、スマホのキャンペーンなどが無いときには安定して5位以内にランクインすることのある人気のガラケー機種になっています。
このP-01Hについて、価格や毎月かかってくる料金なんかをこの記事では紹介していこうと思います。
※追記:P-01Hの上位機種であるXiガラケーが販売開始
こちらのP-01HについてはFOMAガラケーとしては最後の機種として登場したことになりそうです。今後はXiケータイと呼ばれる2段階制のデータプランとカケホーダイ系のプランを契約できるガラケーが主流となってくるでしょう。
そしてこのXiガラケーはFOMAガラケーに比べて各機能を比較すると上位機種という位置づけになってきています。SH-01JとP-01Jという機種はどちらもWi-Fiにもおサイフケータイにも、そしてVoLTEや新プランに対応しています。
このためこの記事を読んでいて特にP-01Hが特別欲しいというわけでなければ、こちらのXiガラケーの契約を個人的にはおすすしたいと思っています。今契約するならそちらの方がよりお得で便利になっています。
詳しくは以下の記事にまとめていますので、より最新のガラケーを購入したい場合はこちらをチェックしてみて下さい。
[blogcard url=”https://smaho-dictionary.net/2016/10/sh01j/”]
https://smaho-dictionary.net/2016/10/sh01j/
P-01Hの価格と月々サポート、実質価格
ドコモケータイP-01Hは比較的購入しやすい価格です。
P-01H | 機種変更 | 新規 | MNP |
---|---|---|---|
一括価格 | 31,104円 | ||
月々サポート | ▲486円 | ▲864円 | ▲1,296円 |
実質価格 | 19,440円 | 10,368円 | 0円 |
一括価格でも31,104円、2年間の利用を前提としてた実質価格でも19,440円と契約がしやすい価格になっています。
特に一括が安いので多少初期の出費がかかったとしても一括で購入すると良いでしょう。そうすると維持費がほとんどかかってこないので、2年間の毎月のケータイ代をほとんど心配しなくて良い運用が可能です。
P-01Hの維持費
P-01Hの維持費については機種変更とMNPで計算しています。
先ほど勧めた一括購入を基本にして維持費をだしています。
機種変更
P-01H | タイプシンプルバリュー | タイプSSバリュー | タイプSバリュー | カケホのみ | カケホ+パケット |
---|---|---|---|---|---|
基本料 | 802 | 1008 | 1620 | 2376 | 2376 |
パケ+ISP | 324(iモード+シンプルパケ) | 725(iモード+2段階パケ) | 725(iモード+2段階パケ) | 0(メールなし) | 4104(iモード+データS) |
月々サポート | ▲486 | 適用不可 | ▲486 | ||
維持費 | 640円 | 1247円 | 1859円 | 2376円 | 5994円 |
端末分割分 | (1296円×24回) |
MNP
P-01H | タイプシンプルバリュー | タイプSSバリュー | タイプSバリュー | カケホのみ | カケホ+パケット |
---|---|---|---|---|---|
プラン | プラン構成同一、月々サポート▲1296 | ||||
維持費 | 0円 | 437円 | 1049円 | 2376円 | 5184円 |
端末分割分 | (1296円×24回) |
料金プランは5つです。
FOMAの料金プラン3つは一応メールも使うことを前提にISPサービスへ加入し、2段階からのパケット定額プランを保険で加入しています。もしもメールがいらない場合は324円+401円からの合計725円を節約することが出来ます。
もしもメールが不要ならばこのマイナス分を各料金表に反映させてみて下さい。一部契約プランでは最低維持費である0円またはユニバーサル料の3円での利用が可能になります。
タイプシンプルバリューは待ち受け向けの一番安いプランで、パケット定額プランは0円からのスタートです。
タイプSSバリューは無料通話が1,000円分(約25分相当)ついたプランです。
タイプSバリューは無料通話が2,000円分(約55分相当)ついたプランです。
カケホーダイは2種類で、一つはメールもしない通話のみ、もう一つはメールやパケット通信を想定したプランです。メールをしないプランではパケット定額プランを契約していませんが、こちらだと月々サポートが適用されないので注意してください。
カケホーダイは家族でドコモ使っている場合にはシェアオプションでもっと安く出来ます。
P-01Hは何ができる?
P-01Hのガラケーとしての機能についても触れておきましょう。
P-01Hは3.4インチの大画面に1000mAhのバッテリー(連続待ち受け750時間)、防水/防塵機能を備えた2016年発売の最新モデルです。カメラも510万画素あるため、写真を現像しても耐えうる画質になるでしょう。
その他おサイフケータイや赤外線、ワンセグなどを備えています。
ここ最近同価格帯のガラケーが若干安っぽいデザインになっていたのに対して、このP-01Hではそうした安っぽさや子供っぽさが消えており、その辺りでも満足度の高い製品になっています。
スマホからの機種変更に注意、基本はガラケーからの交換
なおこのP-01Hの実質価格や維持費といったものは、現状ガラケーからの機種変更や他社からのMNPに限られているので注意してください。
スマートフォンからの機種変更は一旦FOMA契約へと持ち込み機種変更で戻した上で、端末購入を伴う機種変更をする必要があります。しかも持ち込み機種変更の段階で一回機種変更の手続きが入ったという扱いになり、そこから6ヶ月間待たないと月々サポートが適用されないという問題が生じてしまいます。
これはP-01Hをスマホから機種変更で契約しようとすると必ず引っかかる問題なので、6ヶ月待つか他社ガラケーへMNPするか、この問題に引っかからないF-07Fを契約するかしかありません。
スマホからの機種変更を考えている方は注意してください。
詳しい内容や回避方法は以下の記事で。
[blogcard url=”https://smaho-dictionary.net/2015/09/sh07f-tukisapo/”]
代替案としては以下を。
[blogcard url=”https://smaho-dictionary.net/2016/04/garamnp-2dai/”]
というわけで実質19,440円で契約できるのはガラケー回線(もしくはFOMAスマホ契約回線)からという注意点こそあるものの、デザイン性にも優れたしっかりとした性能を持つ最新ガラケーとして端末切替の価値が十分ある機種かと思われます。
2016年夏モデルではガラケー新機種の追加がありませんでしたが、それもP-01Hの見た目や価格、機能などが完成形に近いからという見方もできるでしょう。
ガラケーを新調するのに適した機種かと思います。
なおMNPや新規ですと店頭ショップで割引がある可能性がありますが、機種変更の場合ならばかねてからオススメしている通りオンラインショップの利用がお得です。