今回は前回の504SH内の記事でも触れた、Y!mobileで今一番熱いスマホ契約についてを紹介しようと思います。
今回紹介する内容は、
- 格安SIMを検討している
- 毎月のスマホ代を節約したい
- 音声を付帯させて1台持ち回線を持ちたい
といった目的を持った方々にベストに近い契約が可能となっているため、今後数ヶ月はおすすめの契約として紹介を続けられるものになるかと思います。
取り上げるのはY!mobileのスマートフォン契約で、対象は新規とMNPです。そのためこれから格安SIMや格安スマホを使おうとしている方にとっては、契約方法として合致するのではないでしょうか。
あんまりコスパ・コスパでせっかくの大事なスマホ契約を選んでも仕方ないのですが、本当に「コスパの良いスマホ契約」になっているのがこのY!mobileの契約ですので、「節約」「格安」といった要素を次のスマホ契約では優先したい方は今回紹介する内容をぜひ確認してみてください。
DIGNO C 404KCは料金の安さで格安スマホ以上のコスパ
今回紹介するY!mobileの案件はDIGNO C 404KCです。このスマホの契約が実に高いコストパフォーマンスを見せるため、割と無条件に人におすすめ出来る内容になっています。
DIGNO C 404KCがなぜピンポイントでおすすめな契約なのかと言いますと、このスマホの契約は新規とMNPの2つの契約に「月額割引」という料金割引が適用されています。これによって端末がいずれも実質0円以上の安さ、一括で端末を買った場合でも月額割引が継続となるため、ただでさえ基本料金が安いY!mobileの料金プランが更に安くなる仕組みが出来上がっています。
MNPはもちろんのこと、新規でも割引が同額効くため、子供向けや中高年層のはじめてのスマホとしても契約に適しています。MNPはSoftBankグループからは割引対象外ですが、それ以外ならMVNOからでも契約が出来るため、格安SIMに変えたは良いものの結局通話料で料金がかさんで大して節約効果が得られていないという方にもおすすめできます。
最安1,922円から
それでは具体的に「月額割引」を使った料金の内訳やプランの特性についてを書いていきましょう。
DIGNO C 404KCには月額割引が適用されますが、スマホプランS/M/Lでそれぞれ割引額は異なります。スマホプランSでは端末代と同額で実質0円となっていますが、スマホプランM以降は端末代を超える割引が適用されて、実質価格はマイナスとなっています。
通常キャリアの実質0円では、料金プランが高めのため機種変更以外は恩恵を感じにくいものですが、そもそもの基本料金が安いY!mobileが行うとかなり効果的になっており、スマホも一緒の契約にも関わらず毎月の料金が3,000円台で済むものになります。
実際にスマホプランS/M/LでDIGNO C 404KCを新規契約した場合の料金プランの内訳をみてみましょう。
DIGNO C 404KC | スマホプランS | スマホプランM | スマホプランL |
---|---|---|---|
基本料金 | 3218 | 4298 | 6458 |
月額割引 | ▲1296 | ▲1836 | ▲2916 |
合計(一括時) | 1922円 | 2462円 | 3542円 |
DIGNO C分割24回 | 1296 | ||
合計(分割時) | 3218円 | 3758円 | 4838円 |
元々税込みで3,218円というスマホプランSですが、端末代が実質0円化しているために、スマートフォンを分割支払いの契約にしても3,218円という料金は変わりません。しかも一括で購入した場合は分割の支払い負担が減り、月額割引も維持されるために月額の料金は更に低下します。
最も安いプランSではなんと1,922円/月で使えるものになっています。
端末込み3,218円~、一括なら1,922円~という月額ならば、スマホの料金節約を目指している方々に文句なしで合う契約内容かと思います。
しかも音声定額付帯&おすすめはMNP6GBプラン
しかもY!mobileの場合、各プランに対して最初から音声通話の準定額プランが組み込まれています(毎月300回まで、1回あたり10分間の通話が無料)。このため、基本料金が格安SIMの平均的な音声付帯プランとほぼ変わらない金額にも関わらず、通話料分を考えた場合には格安SIMでは足元に及ばないほどの節約効果・コストパフォーマンスを見せます。
唯一難点なのはデータ通信量が一番安いプランだと1GBしかないことでしょう。ネット利用が激しい方にとっては、最安プランでは物足りないはずです。これに関してはもう3GB以上使えるスマホプランM以降を契約してもらうしかありません。スマホプランMを契約したとしても、毎月の料金は月額割引増額もあって500円ほどしかスマホプランSの料金から変化はありません。分割契約でも3,758円と4,000円以下ですから、節約目的の契約からは離れていません。
個人的にはスマホプランSでの最安運用よりも、500円ほど負担を増やしてでもスマホプランMでデータ容量に余裕を持ったプランでの運用をおすすめしたいです。特にMNPの場合は、現在データ容量を契約後に2倍に増やしてくれるキャンペーンを行っていますので、スマホプランMならなんと毎月6GBも使えて3,758円or2,462円という料金で運用出来るお得さを秘めています。
MNP可能ならこれは本当に文句なしの料金でしょう。
DIGNO C 404KCについて
次はDIGNO C 404KCについて軽く触れておきたいと思います。
DIGNO C 404KCは京セラ製の防水・防塵スマートフォンで、価格が31,104円となります。月額割引が24回払い分と同額以上発生するため、実質価格は0円以下です。
スペックは2万円ほどのSIMフリースマホと同じぐらいでしょうか。RAM:1GB、S410なので悪くなく使いやすさも感じられるであろう性能です。これに防水・防塵・耐衝撃機能や国内メーカーの保証が含まれているので、3万円ほどの価格でも決して高いと感じさせません。
Y!mobileのSIMカードはAPNが公開されているため、別にこのDIGNO C 404KCを絶対に使わなければいけないわけではありません。SIMフリー機やSIMロック解除をしたドコモスマホなどでも利用が可能です。ですのであえてDIGNO Cに関しては予備機として使うという持ち方で、回線をメインに考えて割引を適用させ他端末で安く使ってもいいでしょう(404KCを売ってもいいですがそこは自己判断で)。
格安スマホと比較して
試しにこの契約と格安スマホの契約を比較してみましょう。比較対象はメジャーなIIJmioのSIMとそれをP8 Liteとセットにしたものです。
プランはIIJmioもY!mobile DIGNO Cも、データ容量で合わせて3GBプランの音声付帯回線で比較してみました。
DIGNO C | IIJmio+P8lite | |
---|---|---|
3GB+音声基本料 | 2462円 | 1728円 |
端末代 | 1296円 | 1382円 |
2年間総額 | 90192円 | 74640円 |
通話料 | 10分超過または 300回/月超過で30秒/20円 |
30秒/20円 ただしプレフィックスアプリで30秒/10円にすることも可能 |
料金自体ははっきり言ってIIJmioのほうが安上がりです。ですが料金以外にも目を向ければY!mobile側の回線にもメリット(そしてデメリット)があるので、そちらも踏まえて考えなければなりません。
Y!mobileのメリットは
- 準通話定額
- MVNOと違って速度の低下が時間に依らない
- Y!mobileショップでの店頭サポート
- MNPなら通信量2倍
デメリットは
- 2年縛り
- docomo網よりも通信エリアが心許ない
という感じです。
通話をするなら基本料が高くても確実にY!mobileのほうが良いですし、快適なネット通信をしたい場合にもY!mobile回線ならば時間帯によらず一定の速度を維持してくれます。また問題があったときに助けてくれる店頭サポートが期待できるのも何気に大きい要素でしょう。
一方で2年縛りアレルギーの方にはY!mobileの契約は魅力薄に見えるでしょう。MVNOの音声プランにも縛りはありますが、大体が1年ほどかつ更新されないタイプのもので縛りはきつくありません。またエリアはdocomo網と比べると若干劣るのは仕方ありません。郊外や地下施設へ頻繁に行かない限りは実感することは無いと思いますが、この点もデメリットに含まれるでしょう。
こうしたメリット・デメリットを踏まえ、1,000円ほど料金を上積みして払う価値があるかどうかを自分の使い方と照らし合わせて考えてみましょう。個人的には1,000円/月・2年総額で15,000円ほどの料金差で通話・通信に快適さをもたらしてくれるならばその価値がある、と思うのですがいかがでしょうか。
今ならキャンペーンで1,000円引きまたは1万円キャッシュバック、またタイムセールも
以上がこのDIGNO C 404KCの契約内容のお得さ、ということになるのですが、MNPならば更に「お得」な点が増えます。
既に触れているMNPならデータ容量2倍キャンペーンもそのお得さの一つですが、この他にもあと2つほど新規契約よりも更に安くお得になってしまうキャンペーンが実施中です。
まず一つのキャンペーンが「MNP特別割引」です。
このキャンペーンは期間不明ながらもDIGNO C 404KCに対して実施されているもので、12ヶ月間だけ基本料金からの割引が1,080円(税込み)増額するというものが実施されています。スマホプランLでもSでもどれでも一律1,080円引きです。
ただでさえ通信量比で安さの目立つMNP契約ですが、最初の1年間はそれを更に超える驚異的な金額での利用も可能です。また通信料の割引ではなく1万円のキャッシュバックを選ぶことも出来ます。
もう一つのキャンペーンとしてはオンラインショップのタイムセールも活用できるでしょう。
オンラインショップのタイムセールは午後9時頃から不定期で行われている特価販売施策であり、確実にDIGNO C 404KCがタイムセールの対象になるわけではありませんが、12月から3月ごろまでは何かしらのセールとして一括特価販売は出てくるかと思われます。一括特価に対してのりかえサポートや一括購入割引のような追加の縛りが発生する可能性もなくはないためタイムセール狙いの場合はそちらに気を付けましょう。
というわけでMNPならばここまで説明してきたサービス内容の充実さと料金の安さというものがさらにパワーアップした状態で契約することが出来ますので、恐らくそろそろ数も増えたであろうMVNO格安SIMにしたものの速度や通話料に不満を持った方々に考えてもらいたい契約内容になっています。